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神との邂逅②そして異世界へ
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「話は理解したけど、それで僕は何をすればいい?何か目的がある、とか?」
「特に、無い。だが、其方が望む事があれば極力願いを叶えてやるつもり、だ。何か望みはある、か?」
「願い…か。それはなんでも可能なの?」
「私に出来ることまでの範囲で可能であ、る」
なんでも可能、といっても、この神が出来る範囲までということか。
「なぁ、質問してもいいか?」
「ああ。何が知りた、い?」
「まず、これから行く世界ってのはどういう世界なんだ?」
「うん、そうだな。説明しよ、う」
神は、僕がこれから行く世界の説明をし始めた。
話によると、僕が行く世界は、国が5つしかないらしい。そして多種族が存在するそうだ。僕のような人間が人族。人外として亜人族がいて、最後に魔族がいるらしい。
まったく、ファンタジー、だな。その世界には魔法が存在している。それ以外は特に変わったことはないみたいだった。
「…と、説明は以上、だ。ほかに聞きたいことはある、か?」
「う~ん。とりあえず質問はない、かな」
「そうか。それでは、其方の望みを、聞こう、か」
僕の望み…。何を望めばいいっだろうか、まったく思い浮かばない。
僕はこれから行く世界で何をすればいいのか、何が待っているのかで、かなり望むものが変わってくるんじゃないだろうか。
でも何をするかは自分次第と言っていたし。どうしたものか。考えても仕方ない。
神ができる範囲の最大のことをお願いしよう。そうすれば何とかなるだろう。
とても安直な考えだが、ほかに思いつかなかった。
「では、神が出来る最大の能力と、力と、知識が欲しい、んだが」
「ほう。私に出来る最大限の、か。よかろう。では其方には神の力を付与することにしよう。次の世界であれば、余裕で生きていけるだろ、う」
「ありがとう。感謝する」
「では、そろそろお別れ、だ。其方にとって次の人生、悔いの無いよう、頑張るのだ、ぞ」
「…何とか頑張ってみる」
「では、さらば、だ」
光がだんだんと消えていく。完全に光が消えると、僕は意識を失った。次の世界か…。
「特に、無い。だが、其方が望む事があれば極力願いを叶えてやるつもり、だ。何か望みはある、か?」
「願い…か。それはなんでも可能なの?」
「私に出来ることまでの範囲で可能であ、る」
なんでも可能、といっても、この神が出来る範囲までということか。
「なぁ、質問してもいいか?」
「ああ。何が知りた、い?」
「まず、これから行く世界ってのはどういう世界なんだ?」
「うん、そうだな。説明しよ、う」
神は、僕がこれから行く世界の説明をし始めた。
話によると、僕が行く世界は、国が5つしかないらしい。そして多種族が存在するそうだ。僕のような人間が人族。人外として亜人族がいて、最後に魔族がいるらしい。
まったく、ファンタジー、だな。その世界には魔法が存在している。それ以外は特に変わったことはないみたいだった。
「…と、説明は以上、だ。ほかに聞きたいことはある、か?」
「う~ん。とりあえず質問はない、かな」
「そうか。それでは、其方の望みを、聞こう、か」
僕の望み…。何を望めばいいっだろうか、まったく思い浮かばない。
僕はこれから行く世界で何をすればいいのか、何が待っているのかで、かなり望むものが変わってくるんじゃないだろうか。
でも何をするかは自分次第と言っていたし。どうしたものか。考えても仕方ない。
神ができる範囲の最大のことをお願いしよう。そうすれば何とかなるだろう。
とても安直な考えだが、ほかに思いつかなかった。
「では、神が出来る最大の能力と、力と、知識が欲しい、んだが」
「ほう。私に出来る最大限の、か。よかろう。では其方には神の力を付与することにしよう。次の世界であれば、余裕で生きていけるだろ、う」
「ありがとう。感謝する」
「では、そろそろお別れ、だ。其方にとって次の人生、悔いの無いよう、頑張るのだ、ぞ」
「…何とか頑張ってみる」
「では、さらば、だ」
光がだんだんと消えていく。完全に光が消えると、僕は意識を失った。次の世界か…。
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