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【第11章 災禍は未だ予兆に過ぎず】
第1節 震える世界
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1ヶ月後……
アーロンドは椅子に座って資料を読んでいた。
(ふむ……ここ最近、魔獣の被害が増加している。)
「《王》の復活が近いのか?」
天垣が目の前に現れる。
「おそらくそうでしょう。ロビン君が産まれてから21年経ちますからね。」
「興味深い話を持ってきたぞ。」
天垣は写真を見せる。
「これはサハラ砂漠で撮影したものだ。魔獣が集まっている。写真外にも大量の魔獣が見受けられた。」
アーロンドは写真を手にとって観察する。
「グリフォンにデュラハン、上級が群れを成すとは……この魔獣達……どこに向かっているのですか?」
アーロンドは天垣に聞く。
「遺跡だ。」
「遺跡?」
「あぁ。最近サハラ砂漠で見つかった謎の遺跡だ。場所の関係で調査が全く進んでいないらしい。」
天垣は腕を組んで話す。アーロンドは地図を取り出す。
「どの辺りですか?」
「ここだ。」
天垣は砂漠の左側を指差す。
「そこですか。厄介なことになりそうですね。」
「何かあるのか?」
「実はその付近で人狼の姿が確認されているですよ。ロビン君たちの報告によると、名前はコンパルゴだったはずです。」
「大量の魔獣に加えて人狼まで……」
アーロンドは窓の前に立つ。
「よって………総力をえて制圧しにかかります。」
「ロビンはどうする?椿の言ったことを忘れているわけではないだろう?」
「ロビン君には本部で待機してもらいます。数名の魔道士と共にね。」
天垣は部屋から立ち去ろうとする。
「あなたには前線に立ってもらいます。」
バンッ!
天垣はアーロンドのもとに戻ると机を叩く。
「椿の言ったことを忘れたのか!ロビンが《王》に乗っ取られるのはわかっていることだろ!俺があいつの側にいるのが最も安全なはずだ!」
「あなたこそ、目の前のことに囚われ過ぎではないですか?」
「なんだと……」
2人は互いを睨み合う。
「ロビンが乗っ取られたら、取り返しのつかないことになるかもしれないんだぞ!椿もあいつが《王》を討伐する鍵だと言っていただろ!」
「ではあなたに聞きます。椿はロビンを"守れ"と言いましたか?」
「ッ!!……言っていない。」
「そうでしょう?私たちは目の前の脅威に対抗するだけです。今はまだ……」
天垣は悟ったような顔をして部屋を出る。
「彼が理解してくれたことを願いますかね。」
チュー
「サハラ砂漠に総力で向かうらしいな。俺は待機だけど。」
「お前何飲んでんだ?」
「これ飲むと目がギンギンにキマるぜ。」
チュー
「だからといってストローで飲む必要があるのか?!それ缶だろ!」
「炭酸だからな。ゆっくり飲むならこれがいいんだよ。」
ロビンのテンションが妙に高かった。目の下にはくまができている。
「お前徹夜したな?」
「徹夜してやったよ。だが任務に支障はねえ!俺は待機だからな!」
「そんな自慢気に言うんじゃねえぇ!とっとと寝ろぉ!」
玖羽はロビンをベッドに放り投げる。
「なんでこいつを守らなきゃいけねえんだ?」
「そういう命令だから仕方ないでしょ。文句言わない。」
美桜は玖羽を落ち着かせる。
「しっかしサハラ砂漠に魔獣の大群とはな、その上コンパルゴまでいるのか。変なことにならないといいが……」
玖羽はイヤホンを取り出して音楽を聴き始める。
(始まった……)
「♪~♪♪~」
玖羽は鼻歌を歌っている。
(小さいけど地味にうるさいのよね。)
「何も起こらないといいけど……」
ザッ……
「ん?来たな、魔道士どもめ。」
コンパルゴは地面にあぐらをかいて座っていた。
「全勢力をもってここに来たって感じだな。それはこちらも同じだが。」
コンパルゴの後ろから1人の男が現れる。
「お前がアーロンドか。私はディファラス。会えて嬉しいな。」
「ちっ、ようやく出てきましたか。」
アーロンドは肌で感じた。ディファラスの圧倒的な威圧感を。
「ふむ。太陽の人はいないのか。彼がいたら平和的に終わらせるつもりだったが……」
アーロンド達は武器を構える。
「仕方ない。魔獣共、皆殺しだ。」
ディファラスの掛け声で魔獣の大群が一斉に襲いかかる。
「皆さん、今こそ己の持てる力の全てを発揮するときです!」
アーロンドが団員を鼓舞する。
「「うおぉぉぉ!」」
団員たちは魔獣と交戦を始める。
「俺の狙いは………お前だ!ディファラス!」
天垣はディファラスのもとに一直線で向かう。
ガッ!
天垣の大剣をシアンが止める。
「お前の相手は私だ。早く決着をつけるぞ。」
「望むところだ!かかってこい!」
2人のぶつかり合いは、周辺に大きな衝撃を与える。
「なんだあれ?水と光がぶつかってるのか?」
「そんなことを言っている暇があったら体を動かしたらどうだ?白兎。」
「はいはいそうですね、隊長!」
ドンッ!
白兎は大剣を上空から振り下ろして、辺りの魔獣を一掃する。
「おお!流石は伊馬真木副隊長。」
「さてと……私も動くか。」
新沙は戦斧を手にとると、魔獣の群れの真ん中に飛び込む。
「この数…………こいつの腹を満たすのには充分だな。」
新沙は戦斧を地面に立てる。
「出番よ。出てきなさい。」
戦斧から蛇のような体に口だけがある奇怪な生物が出てくる。
「野槌!魔獣共を食らいつくせ!」
野槌に魔獣かぶりつくとそのまま丸呑みにする。
「これで負担が減ればいいけど。」
ザンッ!
誰かが新沙の後ろから襲いかかってきた魔獣を倒す。
「油断するな。」
「早世兄弟の兄のほうか。すまんな。」
「一回目はいい。次はかまってる暇はないぞ。」
2人は互いに背中を預ける。
ドンッ!ドンッ!ドォォォン!
「後方部隊の攻撃か。しかし相変わらずの結界だな。」
純連は後方部隊を覆うほどの巨大な結界を維持している。
「それにしてもすごい結界だ。一体どれほどの魔力を使っているんだ?」
「聞いた話によると、緻密な魔力操作で普通の結界と消費量は変わらないらしい。」
「流石は天級の魔道士。次元が違うな。」
「………。」
(そうかな?緻密な操作とは言っても、そんなに難しくはないよ。やっぱり慣れなのかな?)
「そういえば、樫茂のほうは?」
「ヒィィ~!こんなに凶暴な上級の魔獣、見たことないぞ?!」
複数の団員が上級の魔獣を相手にしている。
ズバッ!
樫茂が魔獣の尻尾を切る。
「村崎様!」
「キメラか。君たち、立てるか?」
団員たちは立ち上がる。
「よし、問題ないね。僕に着いて来て。あの魔獣を倒す。そして……」
樫茂は刀を掲げる。
「僕たちの手で、世界に安寧をもたらすんだ!」
「「うおぉぉ!」」
団員たちは樫茂に続く。
「ふふっ。盛り上がってきましたね。さてと……あちらの様子はどうなってるのでしょう?」
アーロンドは上空から団員たちの様子をみていた。視線の先にはディファラスのもとへ向かうガーネットの姿があった。
「ここまで来れるとはな。」
「私のことを憶えているかしら?」
「ふむ、誰だったか……あぁ、あの時の子供か。」
ガーネットは槍を突き出す。
「おっと。お前の相手は、こいつだ。」
ディファラスは手が触れる直前まで伸ばす。ガーネットはどこかに飛ばされる。
「あれ?さっきまであいつの前に……」
ドンッ!
ガーネットは上から飛び降りてきたコンパルゴを避ける。
「お前の相手は俺だ。あの人には手出しさせねえ。」
「コンパルゴ……またあんたか。」
「本来はあの太陽の野郎がよかったが……お前にも散々やられたからな、丁度いい機会だ。ボコボコにしてやるよ!」
コンパルゴは半獣化する。最初から本気だ。
「私がそう簡単にやられると思ってる?」
ガーネットは魔力を解き放つ。
「因縁の対決ですか。運命とは偶然の巡り合わせ。これもまた、運命なのでしょう。」
「天垣の様子でも見ますか。」
「だあぁぁぁあっ!」
「はあぁぁぁあっ!」
ドンッッッ!
2人がぶつかるたびに凄まじい衝撃波が辺りに走る。
「おやおや………この砂漠は保つんでしょうか?」
ガンッッ!
天垣はシアンから突き飛ばされる。
「これで……死ね!」
「伏せろ、天垣!」
ドゴンッ!
天垣の上を飛び越えてガレジストがシアンに攻撃をする。
「お前か……格下ごときに何ができる?」
「少なくとも、お前の隙を作ることぐらいはできる。」
2人はシアンの攻撃に備える。
「人間風情が………調子に乗るな!」
シアンが叫ぶと、地面から無数の水流が現れる。
「歴戦の猛者同士の戦い……これはとんでもない見ものですね。」
アーロンドは遺跡の方を見る。
「この間に遺跡を調べておきましょう。おそらくディファラスも、同じことを考えているはず。衝突は避けられない。」
アーロンドは腹をくくる。
「私も………本気を出す時がきましたか。」
アーロンドは遺跡へと向かう。
アーロンドは椅子に座って資料を読んでいた。
(ふむ……ここ最近、魔獣の被害が増加している。)
「《王》の復活が近いのか?」
天垣が目の前に現れる。
「おそらくそうでしょう。ロビン君が産まれてから21年経ちますからね。」
「興味深い話を持ってきたぞ。」
天垣は写真を見せる。
「これはサハラ砂漠で撮影したものだ。魔獣が集まっている。写真外にも大量の魔獣が見受けられた。」
アーロンドは写真を手にとって観察する。
「グリフォンにデュラハン、上級が群れを成すとは……この魔獣達……どこに向かっているのですか?」
アーロンドは天垣に聞く。
「遺跡だ。」
「遺跡?」
「あぁ。最近サハラ砂漠で見つかった謎の遺跡だ。場所の関係で調査が全く進んでいないらしい。」
天垣は腕を組んで話す。アーロンドは地図を取り出す。
「どの辺りですか?」
「ここだ。」
天垣は砂漠の左側を指差す。
「そこですか。厄介なことになりそうですね。」
「何かあるのか?」
「実はその付近で人狼の姿が確認されているですよ。ロビン君たちの報告によると、名前はコンパルゴだったはずです。」
「大量の魔獣に加えて人狼まで……」
アーロンドは窓の前に立つ。
「よって………総力をえて制圧しにかかります。」
「ロビンはどうする?椿の言ったことを忘れているわけではないだろう?」
「ロビン君には本部で待機してもらいます。数名の魔道士と共にね。」
天垣は部屋から立ち去ろうとする。
「あなたには前線に立ってもらいます。」
バンッ!
天垣はアーロンドのもとに戻ると机を叩く。
「椿の言ったことを忘れたのか!ロビンが《王》に乗っ取られるのはわかっていることだろ!俺があいつの側にいるのが最も安全なはずだ!」
「あなたこそ、目の前のことに囚われ過ぎではないですか?」
「なんだと……」
2人は互いを睨み合う。
「ロビンが乗っ取られたら、取り返しのつかないことになるかもしれないんだぞ!椿もあいつが《王》を討伐する鍵だと言っていただろ!」
「ではあなたに聞きます。椿はロビンを"守れ"と言いましたか?」
「ッ!!……言っていない。」
「そうでしょう?私たちは目の前の脅威に対抗するだけです。今はまだ……」
天垣は悟ったような顔をして部屋を出る。
「彼が理解してくれたことを願いますかね。」
チュー
「サハラ砂漠に総力で向かうらしいな。俺は待機だけど。」
「お前何飲んでんだ?」
「これ飲むと目がギンギンにキマるぜ。」
チュー
「だからといってストローで飲む必要があるのか?!それ缶だろ!」
「炭酸だからな。ゆっくり飲むならこれがいいんだよ。」
ロビンのテンションが妙に高かった。目の下にはくまができている。
「お前徹夜したな?」
「徹夜してやったよ。だが任務に支障はねえ!俺は待機だからな!」
「そんな自慢気に言うんじゃねえぇ!とっとと寝ろぉ!」
玖羽はロビンをベッドに放り投げる。
「なんでこいつを守らなきゃいけねえんだ?」
「そういう命令だから仕方ないでしょ。文句言わない。」
美桜は玖羽を落ち着かせる。
「しっかしサハラ砂漠に魔獣の大群とはな、その上コンパルゴまでいるのか。変なことにならないといいが……」
玖羽はイヤホンを取り出して音楽を聴き始める。
(始まった……)
「♪~♪♪~」
玖羽は鼻歌を歌っている。
(小さいけど地味にうるさいのよね。)
「何も起こらないといいけど……」
ザッ……
「ん?来たな、魔道士どもめ。」
コンパルゴは地面にあぐらをかいて座っていた。
「全勢力をもってここに来たって感じだな。それはこちらも同じだが。」
コンパルゴの後ろから1人の男が現れる。
「お前がアーロンドか。私はディファラス。会えて嬉しいな。」
「ちっ、ようやく出てきましたか。」
アーロンドは肌で感じた。ディファラスの圧倒的な威圧感を。
「ふむ。太陽の人はいないのか。彼がいたら平和的に終わらせるつもりだったが……」
アーロンド達は武器を構える。
「仕方ない。魔獣共、皆殺しだ。」
ディファラスの掛け声で魔獣の大群が一斉に襲いかかる。
「皆さん、今こそ己の持てる力の全てを発揮するときです!」
アーロンドが団員を鼓舞する。
「「うおぉぉぉ!」」
団員たちは魔獣と交戦を始める。
「俺の狙いは………お前だ!ディファラス!」
天垣はディファラスのもとに一直線で向かう。
ガッ!
天垣の大剣をシアンが止める。
「お前の相手は私だ。早く決着をつけるぞ。」
「望むところだ!かかってこい!」
2人のぶつかり合いは、周辺に大きな衝撃を与える。
「なんだあれ?水と光がぶつかってるのか?」
「そんなことを言っている暇があったら体を動かしたらどうだ?白兎。」
「はいはいそうですね、隊長!」
ドンッ!
白兎は大剣を上空から振り下ろして、辺りの魔獣を一掃する。
「おお!流石は伊馬真木副隊長。」
「さてと……私も動くか。」
新沙は戦斧を手にとると、魔獣の群れの真ん中に飛び込む。
「この数…………こいつの腹を満たすのには充分だな。」
新沙は戦斧を地面に立てる。
「出番よ。出てきなさい。」
戦斧から蛇のような体に口だけがある奇怪な生物が出てくる。
「野槌!魔獣共を食らいつくせ!」
野槌に魔獣かぶりつくとそのまま丸呑みにする。
「これで負担が減ればいいけど。」
ザンッ!
誰かが新沙の後ろから襲いかかってきた魔獣を倒す。
「油断するな。」
「早世兄弟の兄のほうか。すまんな。」
「一回目はいい。次はかまってる暇はないぞ。」
2人は互いに背中を預ける。
ドンッ!ドンッ!ドォォォン!
「後方部隊の攻撃か。しかし相変わらずの結界だな。」
純連は後方部隊を覆うほどの巨大な結界を維持している。
「それにしてもすごい結界だ。一体どれほどの魔力を使っているんだ?」
「聞いた話によると、緻密な魔力操作で普通の結界と消費量は変わらないらしい。」
「流石は天級の魔道士。次元が違うな。」
「………。」
(そうかな?緻密な操作とは言っても、そんなに難しくはないよ。やっぱり慣れなのかな?)
「そういえば、樫茂のほうは?」
「ヒィィ~!こんなに凶暴な上級の魔獣、見たことないぞ?!」
複数の団員が上級の魔獣を相手にしている。
ズバッ!
樫茂が魔獣の尻尾を切る。
「村崎様!」
「キメラか。君たち、立てるか?」
団員たちは立ち上がる。
「よし、問題ないね。僕に着いて来て。あの魔獣を倒す。そして……」
樫茂は刀を掲げる。
「僕たちの手で、世界に安寧をもたらすんだ!」
「「うおぉぉ!」」
団員たちは樫茂に続く。
「ふふっ。盛り上がってきましたね。さてと……あちらの様子はどうなってるのでしょう?」
アーロンドは上空から団員たちの様子をみていた。視線の先にはディファラスのもとへ向かうガーネットの姿があった。
「ここまで来れるとはな。」
「私のことを憶えているかしら?」
「ふむ、誰だったか……あぁ、あの時の子供か。」
ガーネットは槍を突き出す。
「おっと。お前の相手は、こいつだ。」
ディファラスは手が触れる直前まで伸ばす。ガーネットはどこかに飛ばされる。
「あれ?さっきまであいつの前に……」
ドンッ!
ガーネットは上から飛び降りてきたコンパルゴを避ける。
「お前の相手は俺だ。あの人には手出しさせねえ。」
「コンパルゴ……またあんたか。」
「本来はあの太陽の野郎がよかったが……お前にも散々やられたからな、丁度いい機会だ。ボコボコにしてやるよ!」
コンパルゴは半獣化する。最初から本気だ。
「私がそう簡単にやられると思ってる?」
ガーネットは魔力を解き放つ。
「因縁の対決ですか。運命とは偶然の巡り合わせ。これもまた、運命なのでしょう。」
「天垣の様子でも見ますか。」
「だあぁぁぁあっ!」
「はあぁぁぁあっ!」
ドンッッッ!
2人がぶつかるたびに凄まじい衝撃波が辺りに走る。
「おやおや………この砂漠は保つんでしょうか?」
ガンッッ!
天垣はシアンから突き飛ばされる。
「これで……死ね!」
「伏せろ、天垣!」
ドゴンッ!
天垣の上を飛び越えてガレジストがシアンに攻撃をする。
「お前か……格下ごときに何ができる?」
「少なくとも、お前の隙を作ることぐらいはできる。」
2人はシアンの攻撃に備える。
「人間風情が………調子に乗るな!」
シアンが叫ぶと、地面から無数の水流が現れる。
「歴戦の猛者同士の戦い……これはとんでもない見ものですね。」
アーロンドは遺跡の方を見る。
「この間に遺跡を調べておきましょう。おそらくディファラスも、同じことを考えているはず。衝突は避けられない。」
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