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二人の馴れ初め 下
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佳子はゆっくりとお茶を口に含み、一呼吸置いてからごくりと喉仏を動かすと、「ふう」と息を吐く。
それから皆の視線が集まる中、口を開く。
「やっぱり恥ずかしいから、やめときましょう」
カウンター席に座る二人は、肩透かしを食らってガタンと体勢を崩す。
「何やってるの?」
鈴香は、二人同時に行ったその姿があまりにも滑稽で、思わず笑ってしまう。
「いや、だってよ。あの雰囲気は、なあ?」
「そうだ、そうだ。あの佇まいなら、昔の話をしだすって誰だって思うだろうがよ」
正と源は「ガハハ」と笑い、宏は胸を撫で下ろす様に口元をピクリと動かす。
あっ! おじいちゃん恥ずかしそう。
表情の変化に乏しい宏だが、小さい時から近くで見ている鈴香は口元や眉毛の些細な変化ですらその感情を読み取れる。ましてや酒に強い宏は、顔を赤らめることはあっても耳まで赤くなることはほとんど無いため、そこからでも照れてるが分かる。
何だか、おじいちゃん可愛い。
厳しくもあるが無口で優しく、厨房に入れば真摯に料理と向き合う姿しか知らない『おじいちゃん』が不意に見せた一面に、鈴香は愛おしさを感じた。
「おばあちゃんの気持ち、何だか分かる気がする」
宏のことを見ながら小さく漏らした鈴香の一言に、佳子は目を少しだけ見開き、孫へと顔を向ける。それからそっと顔を近づけて、「でしょ?」と、耳打ちをする。
正と源が面白おかしく始めた会話に相槌を打つ宏を見ながら鈴香は、うん、と静かに肯く。
「実はね、おばあちゃんは最初、お見合いに乗り気じゃなかったの」
佳子は囁く声で鈴香に話しかける。
「ホント?」
声に抑揚を付けるが、顔を近付けた佳子にだけ聞こえる声で鈴香も答える。
「内緒よ」
「分かった」
クスクスと笑い合い、二人だけの内緒話が始まる。
「鈴ちゃんは『キャリアウーマン』って言葉知ってる?」
「えー、何それ? 知らない」
「そうよね。今では使われなくなったけれど、おばあちゃんの若い頃は『キャリアウーマン』なんて言葉が持て囃されてね、おばあちゃんも例に漏れずバリバリ働く女性に憧れてたのよ」
「そうなの? 何だか意外」
気立ての良さが分かる、優しい笑顔がチャーミングな定食屋のおばちゃん。といった雰囲気の佳子が若い頃はそんなことを考えていたのかと、鈴香は素直に驚く。考えてみれば毎日しっかりと髪を整えてお店を切り盛りしているので、若い頃は仕事に奔走していても違和感は無い。
「でもね、当時はまだ、女性は若い内に結婚して家庭に入るって考える人が多かったの。だから年頃になると、お見合いの話がちょくちょくあったのよ」
「そうなの? 今だと考えられないね」
「時代よね。おばあちゃんにもお誘いは何度かあって、その度にやんわりと断っていたんだけれど、お世話になっている人からどうしてもってお願いされて半ば無理やりお見合いをセッティングされちゃったの」
「えー、ひどい」
鈴香は残り少なくなったロールケーキを名残惜しそうに食べながら、頬を膨らませる。
「そうよね、当時はおばあちゃんもそう思ったわ。それでね、いざお見合いが始まったら、何も話さない顔の怖い男の人が目の前に座っているの。こっちが話し掛けても言葉数少なく返すだけなのよ。ひどいでしょ?」
佳子は冗談だと分かる口調でそういうと、鈴香に笑い掛ける。
「うん」
冗談だと分かっているので、鈴香は躊躇なく首を縦に振る。
「今となっては、無理して返事をしてたんだなって感謝してます」
「おじいちゃんのことだから、ものすごく頑張ったんだろうね」
二人して厨房の中をチラリと見るが、別の話題となったために安心したのか、宏は楽しそうに正と源の会話を聞いている。
「さっきは嫌われちゃったなんて言ったけれど、あの時はその様子から、おじいちゃんも無理やり連れてこられたんだなって思ってちょっとだけ安心したの。それだから話も盛り上がらなくて、紹介をしてくれた人が気を利かせて『外でも歩いてきたら?』なんて言ってきたの。鈴ちゃんの言ってた『あとは若い二人で』ってやつね」
「それで、それで?」
待ってましたと、鈴香は話の続きを促す。
「このまま二人を部屋に残しても何も始まらないから、庭でも散歩させようなんて魂胆で勧めてきたんだけれど、おばあちゃんはそれも乗り気じゃなかったの。その日は雨が降っていて、靴も濡れちゃうし、お気に入りのスカートも汚れちゃうなって思ってたのよ」
「何だか全然楽しくないお見合いだね」
「本当にそうなのよ」
佳子は眉間に皺を寄せるような、眉尻を下げるような、何とも言えない顔をして笑う。
「おじいちゃんから外に行くのを断ってくれないかな。なんて淡い期待をしつつ、渋々だけど玄関に向かったの」
「おじいちゃんは断らなかったの?」
「おじいちゃんも同じことを考えていたのかもね。靴を履きながら小さな声で『庭を一周だけ回って戻りましょう』って声を掛けてきたの。雨が降ってるから、靴は帰る時にでもどっちみち濡れちゃうでしょ? スカートも庭なら砂利も敷いてあるし、そこを歩けば汚れないと思ったから『そうしましょ』って答えたの。そうしたら、仲を取り持つご夫婦から『傘はひとつにすればどう?』なんて提案をされたの」
「二人で一つの傘だと、雨で濡れちゃうじゃん」
「そうなのよ。相合い傘のつもりで言ったのかもしれないけれど、一応、お見合いだから二人とも一張羅を着てきてるじゃない。これにはおじいちゃんと顔を見合わせて、苦笑いをしちゃったわ」
「相手の顔を立てなきゃいけないから大変だね」
「あら? おませさんね。その通りで、仲を取り持つご夫婦は仕事関係の人だったから断りづらくて困ったわ。でもそのお陰で、一種の友好意識というか同盟関係がおじいちゃんと築けたわね」
「さっきから、まったく恋愛と関係ないじゃん。おじいちゃんといつになったら発展するの?」
「これからよ」
佳子は口を手で隠して「ふふふ」と、照れくさそうに笑う。
「早く帰ってきても変に思われるじゃない? 何も話さずにゆっくりと時間をかけて歩いているのに、なぜだか苦じゃなかったの。不思議でしょ?」
「それって?」
ドキドキ、と鈴香は目を輝かせる。
「残念、不正解」
「何それ、ひっかけ問題ずるい」
「あら、ごめなさい。流石におばあちゃんも、それだけで人を好きにはならないわ」
「もう」
鈴香は話のオチに取っておいた最後のひと口を、腹立たしさに我慢できずに、ぱくりとしてしまう。
「玄関に戻って来て靴を脱いだときに、おじいちゃんのピカピカに磨かれていた靴が泥に汚れていたことに気がついたの。そのことを聞こうかと思っておじいちゃんのことを見ると、体の半分が雨に濡れていることにも気が付いたの」
「うぅん」
鈴香は口をモグモグさせながら、佳子の目をみる。
「そうなの、おじいちゃんて優しいでしょ。そのことを尋ねたら、照れくさそうに頭を掻いただけでそれについては何も答えないの。それどころか、『また会ってくれますか?』なんて言って、笑顔をくれたのよ。その笑顔が、すごく素敵だったの」
佳子の顔が輝いたのを見た鈴香は、ごくりとロールケーキを飲み込み、「きゃーーー」と首を小さく振る。
「ギャップ萌えってやつ?」
「そうなのかもね。その時におばあちゃんは、この人なら私を大切にしてくれるかも、って思ったの」
恥ずかしそう佳子は言った。
「それでお付き合いをすることのなったの?」
「そうよ。でも、何回かデートをしたあとだけどね」
おばあちゃんは湯呑みで口を隠して答える。
「おじいちゃん、やるー」
鈴香は脇を締め、握った両手で口を隠すようにして身をくねらせる。
「おい、すずちゃん。何だって?」
その様子を見た源が、たまらず鈴香に話し掛ける。
それから皆の視線が集まる中、口を開く。
「やっぱり恥ずかしいから、やめときましょう」
カウンター席に座る二人は、肩透かしを食らってガタンと体勢を崩す。
「何やってるの?」
鈴香は、二人同時に行ったその姿があまりにも滑稽で、思わず笑ってしまう。
「いや、だってよ。あの雰囲気は、なあ?」
「そうだ、そうだ。あの佇まいなら、昔の話をしだすって誰だって思うだろうがよ」
正と源は「ガハハ」と笑い、宏は胸を撫で下ろす様に口元をピクリと動かす。
あっ! おじいちゃん恥ずかしそう。
表情の変化に乏しい宏だが、小さい時から近くで見ている鈴香は口元や眉毛の些細な変化ですらその感情を読み取れる。ましてや酒に強い宏は、顔を赤らめることはあっても耳まで赤くなることはほとんど無いため、そこからでも照れてるが分かる。
何だか、おじいちゃん可愛い。
厳しくもあるが無口で優しく、厨房に入れば真摯に料理と向き合う姿しか知らない『おじいちゃん』が不意に見せた一面に、鈴香は愛おしさを感じた。
「おばあちゃんの気持ち、何だか分かる気がする」
宏のことを見ながら小さく漏らした鈴香の一言に、佳子は目を少しだけ見開き、孫へと顔を向ける。それからそっと顔を近づけて、「でしょ?」と、耳打ちをする。
正と源が面白おかしく始めた会話に相槌を打つ宏を見ながら鈴香は、うん、と静かに肯く。
「実はね、おばあちゃんは最初、お見合いに乗り気じゃなかったの」
佳子は囁く声で鈴香に話しかける。
「ホント?」
声に抑揚を付けるが、顔を近付けた佳子にだけ聞こえる声で鈴香も答える。
「内緒よ」
「分かった」
クスクスと笑い合い、二人だけの内緒話が始まる。
「鈴ちゃんは『キャリアウーマン』って言葉知ってる?」
「えー、何それ? 知らない」
「そうよね。今では使われなくなったけれど、おばあちゃんの若い頃は『キャリアウーマン』なんて言葉が持て囃されてね、おばあちゃんも例に漏れずバリバリ働く女性に憧れてたのよ」
「そうなの? 何だか意外」
気立ての良さが分かる、優しい笑顔がチャーミングな定食屋のおばちゃん。といった雰囲気の佳子が若い頃はそんなことを考えていたのかと、鈴香は素直に驚く。考えてみれば毎日しっかりと髪を整えてお店を切り盛りしているので、若い頃は仕事に奔走していても違和感は無い。
「でもね、当時はまだ、女性は若い内に結婚して家庭に入るって考える人が多かったの。だから年頃になると、お見合いの話がちょくちょくあったのよ」
「そうなの? 今だと考えられないね」
「時代よね。おばあちゃんにもお誘いは何度かあって、その度にやんわりと断っていたんだけれど、お世話になっている人からどうしてもってお願いされて半ば無理やりお見合いをセッティングされちゃったの」
「えー、ひどい」
鈴香は残り少なくなったロールケーキを名残惜しそうに食べながら、頬を膨らませる。
「そうよね、当時はおばあちゃんもそう思ったわ。それでね、いざお見合いが始まったら、何も話さない顔の怖い男の人が目の前に座っているの。こっちが話し掛けても言葉数少なく返すだけなのよ。ひどいでしょ?」
佳子は冗談だと分かる口調でそういうと、鈴香に笑い掛ける。
「うん」
冗談だと分かっているので、鈴香は躊躇なく首を縦に振る。
「今となっては、無理して返事をしてたんだなって感謝してます」
「おじいちゃんのことだから、ものすごく頑張ったんだろうね」
二人して厨房の中をチラリと見るが、別の話題となったために安心したのか、宏は楽しそうに正と源の会話を聞いている。
「さっきは嫌われちゃったなんて言ったけれど、あの時はその様子から、おじいちゃんも無理やり連れてこられたんだなって思ってちょっとだけ安心したの。それだから話も盛り上がらなくて、紹介をしてくれた人が気を利かせて『外でも歩いてきたら?』なんて言ってきたの。鈴ちゃんの言ってた『あとは若い二人で』ってやつね」
「それで、それで?」
待ってましたと、鈴香は話の続きを促す。
「このまま二人を部屋に残しても何も始まらないから、庭でも散歩させようなんて魂胆で勧めてきたんだけれど、おばあちゃんはそれも乗り気じゃなかったの。その日は雨が降っていて、靴も濡れちゃうし、お気に入りのスカートも汚れちゃうなって思ってたのよ」
「何だか全然楽しくないお見合いだね」
「本当にそうなのよ」
佳子は眉間に皺を寄せるような、眉尻を下げるような、何とも言えない顔をして笑う。
「おじいちゃんから外に行くのを断ってくれないかな。なんて淡い期待をしつつ、渋々だけど玄関に向かったの」
「おじいちゃんは断らなかったの?」
「おじいちゃんも同じことを考えていたのかもね。靴を履きながら小さな声で『庭を一周だけ回って戻りましょう』って声を掛けてきたの。雨が降ってるから、靴は帰る時にでもどっちみち濡れちゃうでしょ? スカートも庭なら砂利も敷いてあるし、そこを歩けば汚れないと思ったから『そうしましょ』って答えたの。そうしたら、仲を取り持つご夫婦から『傘はひとつにすればどう?』なんて提案をされたの」
「二人で一つの傘だと、雨で濡れちゃうじゃん」
「そうなのよ。相合い傘のつもりで言ったのかもしれないけれど、一応、お見合いだから二人とも一張羅を着てきてるじゃない。これにはおじいちゃんと顔を見合わせて、苦笑いをしちゃったわ」
「相手の顔を立てなきゃいけないから大変だね」
「あら? おませさんね。その通りで、仲を取り持つご夫婦は仕事関係の人だったから断りづらくて困ったわ。でもそのお陰で、一種の友好意識というか同盟関係がおじいちゃんと築けたわね」
「さっきから、まったく恋愛と関係ないじゃん。おじいちゃんといつになったら発展するの?」
「これからよ」
佳子は口を手で隠して「ふふふ」と、照れくさそうに笑う。
「早く帰ってきても変に思われるじゃない? 何も話さずにゆっくりと時間をかけて歩いているのに、なぜだか苦じゃなかったの。不思議でしょ?」
「それって?」
ドキドキ、と鈴香は目を輝かせる。
「残念、不正解」
「何それ、ひっかけ問題ずるい」
「あら、ごめなさい。流石におばあちゃんも、それだけで人を好きにはならないわ」
「もう」
鈴香は話のオチに取っておいた最後のひと口を、腹立たしさに我慢できずに、ぱくりとしてしまう。
「玄関に戻って来て靴を脱いだときに、おじいちゃんのピカピカに磨かれていた靴が泥に汚れていたことに気がついたの。そのことを聞こうかと思っておじいちゃんのことを見ると、体の半分が雨に濡れていることにも気が付いたの」
「うぅん」
鈴香は口をモグモグさせながら、佳子の目をみる。
「そうなの、おじいちゃんて優しいでしょ。そのことを尋ねたら、照れくさそうに頭を掻いただけでそれについては何も答えないの。それどころか、『また会ってくれますか?』なんて言って、笑顔をくれたのよ。その笑顔が、すごく素敵だったの」
佳子の顔が輝いたのを見た鈴香は、ごくりとロールケーキを飲み込み、「きゃーーー」と首を小さく振る。
「ギャップ萌えってやつ?」
「そうなのかもね。その時におばあちゃんは、この人なら私を大切にしてくれるかも、って思ったの」
恥ずかしそう佳子は言った。
「それでお付き合いをすることのなったの?」
「そうよ。でも、何回かデートをしたあとだけどね」
おばあちゃんは湯呑みで口を隠して答える。
「おじいちゃん、やるー」
鈴香は脇を締め、握った両手で口を隠すようにして身をくねらせる。
「おい、すずちゃん。何だって?」
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