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第9章 使、命
第359話 夢か現実か
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泰誠が医療所に出向くと、その男は簡易的な寝台の上に腰掛けて、手を挙げて応じた。
「おかえり、ごくろうさん」
近づいて労えば彼、隆蒼はいつもの乏しい表情で頷いた。
「待ってた」
愁傷な事を言うではないかと、思ったら彼は徐に立ち上がる。
確か脚を怪我していると聞いていたが、大丈夫なのか? と身構えるが、意外にも安定した様子に驚いた。
その彼の左手に杖代わりの棒があるのを見とめて納得する。
「今すぐここを出る手続きをしてくれ、こんな所に長く居たらそれこそ病になりそうだ」
心底うんざりしたように言われて、泰誠は苦笑する。
「もう動いて大丈夫なのか?」
「大丈夫だ、もう熱も下がった」
憮然と答える彼は、大した事ないという顔でそう言って、寝台に下げられている用紙を見せてよこす。
患者の治療過程が書かれているそれには、医師の欄には『脚を酷使しなければ、上官の判断にて』と書いてある。
泰誠が来るのを見越して医師に書かせたのだろう。用意周到な奴だ。
「どうせ書類仕事もあるのだろう? そのくらいはやれる。ここで腐っているよりマシだ」
「そりゃぁありがたい」
苦笑して、その用紙を受け取る。
「少し待ってろ」
そう言って医師のもとへ向かう。
結局、帰りは見舞いに行ったはずの怪我人を伴って戻る事になった。
今朝になり紫瑞側から和平交渉を持ちかけられ、現在我が軍はそれをのらくらと引き伸ばしている。
その間にも、物資の補給は怠る事はできないし、なんなら今まで戦に注視して後回しになっていた書類が溜まっている。
特務隊のものも例外でなく、決済担当者の奥方は現在安静中のため、まだ手がつけられていないのが実情だ。
このままどんどん溜まっていくと、安静が明けた頃には酷いことになりそうだ……。そう思いつつも泰誠自身、自身の総大将直轄部隊と、今まで翠玉が担っていた全軍の武器や兵糧などの物資の取りまとめの決済で手一杯で手が回らない。
早めに手を打たねばと思っていた所の隆蒼の申し出は、まさに渡りに船だった。
医師からは、日に一回の消毒には必ず出向く事と、立ち歩く事なく座ってできる仕事に従事する事を条件に医療所を出る事を許された。
ここまで戻るのにも自身の馬に乗って戻って来たというし、まぁ、大丈夫だろう。
「翠玉様はどうしておられる?」
杖を使いながら、ゆっくりと階段を上がる彼に付き合っていると、彼は現在の主の事を知りたがった。
「お元気だよ、お子も無事だ。念のため、安静指示が出ているから華南がついている」
「そうか……良かった。」
安心したらしく、頬を緩めた隆蒼だったが。少し物憂げな表情になる。
「華南に気持ちを伝えた。毒矢だったからもうダメかと思ってさ」
「は? えぇ!?」
彼の口から出てきた言葉に、驚愕した。
もう十数年、それこそ彼女が結婚しようとしても気持ちを伝える事の無かった男が……
「嘘だろ? 本当に!? ついにか!? で……返事は?」
焦って聞いてしまって、しまった! と思った。彼の浮かない表情で察するに、答えは……
「受け入れてもらえたよ……信じられん」
「そりゃぁ、残ね……え!?」
思いもかけない言葉に一瞬頭の整理が追いつかなかった。
なんだかんだで、最後は隆蒼の粘り勝ちでいつかはくっつくのだろうとは思ってはいたのだが、泰誠の予想ではお互いもっと熟年になってからと、勝手に思っていたのだ。
「良かったな……おめでとう」
そう言うと、彼は「あぁ」と頷いて……それでも表情は浮かない。
「多分結婚するって話にまでなったと思うのだが、熱で記憶が曖昧で、あまりに都合の良い話すぎて……実はあれ自体が夢だったのじゃないかと」
怖くなってきた……と言われて泰誠は頭を抱えたくなった。
「今度はお前達かよ」
ようやく一つ片付いたのに! と呟くと
「記憶が曖昧だなんて言えば、華南はすごく怒るだろうし……夢だったら気持ち悪いと思われかねない……」
「そうだな……」
まぁ気持ち悪いに関しては、昔から彼の気持ちは華南にバレバレだし、行く先々について回っているのだから今さらだとも思うのだが……。
「華南に、ちょっと探りを入れたらいいのか」
「頼む、すまないな」
申し訳ないと、愁傷に言われて。
もう少し医療所に顔を見にいくのを待っていた方が良かったと後悔した。
しかしそんな後悔も。階段を登り、本部に到着するまでの杞憂に過ぎなかった。
「あら、泰誠おかえりなさい。あら? 隆蒼、あんた医療所出てきたの?」
「隆蒼! もういいのか?」
本部に入れば、そこには卓に座って書類に囲まれる冬隼と、彼に茶を入れる華南の2人きりだった。
2人とも、隆蒼の姿を見て、大丈夫なのか? と眉を下げた。
「杖が有れば生活できますから。書類仕事くらいやれます。医療所で寝てるよりマシです」
そう隆蒼が説明すれば、2人とも「なるほど、まぁそうだよな」と納得している。
隆蒼が書類が山のように積み上げられた特務隊の卓に向かい、ため息を吐く。
「とりあえず、特務の書類を選別して、申請するものは申請書を作る。決済は翠玉様じゃなきゃ無理だからまとめて後日見てもらうとして……」
「あ、どこかに纏めておいてくれたら、持って行って決済してもらうわ。翠玉様も安静生活にうんざりし始めてるし、何かしている方が悪阻も楽みたいだから」
華南の言葉に、いいのか? と主人を見る。
「俺にも何か、やる事をくれって言ってたな……寝台から出ないなら、決済くらいならいいだろう」
どうやら、すでに強請られていたらしい。
仕方ない、と言う様子でため息をついていた。
「とりあえず華南は引き続き翠玉の警護と世話を頼む。隆蒼は特務の書類整理してくれ、無理はするなよ。護衛復帰は追々考える」
指示を出した主に2人が頷く。
華南が4人分の茶を盆に乗せて、それぞれの場所に置いて、自身は適当な椅子を引っ張り出して座った。
「あ、殿下ちょうどいいので言っときます。私と隆蒼、結婚するんで戻ったら家探したりしたいんですけど」
脚を組んだ彼女の口から事もなげに出てきた言葉に、泰誠と隆蒼は固まった。
「あぁ……翠玉から聞いている。めでたい事だ。今日の午後、都に定時連絡を送るからついでに家の者に良さそうな屋敷を手するよう指示しておこう」
「助かります」
主と華南は淡々としたもので、どんどん話が進んでいく。
隆蒼と視線を合わせると……彼はほっとしたらしく、口角を上げて頷いた。
「それで、私たちの今後なんですけど……ちょっとご相談させていただいてもよろしいですか?」
その後に続いた華南の言葉に、その場にいた男性全員が首を傾けた。
「おかえり、ごくろうさん」
近づいて労えば彼、隆蒼はいつもの乏しい表情で頷いた。
「待ってた」
愁傷な事を言うではないかと、思ったら彼は徐に立ち上がる。
確か脚を怪我していると聞いていたが、大丈夫なのか? と身構えるが、意外にも安定した様子に驚いた。
その彼の左手に杖代わりの棒があるのを見とめて納得する。
「今すぐここを出る手続きをしてくれ、こんな所に長く居たらそれこそ病になりそうだ」
心底うんざりしたように言われて、泰誠は苦笑する。
「もう動いて大丈夫なのか?」
「大丈夫だ、もう熱も下がった」
憮然と答える彼は、大した事ないという顔でそう言って、寝台に下げられている用紙を見せてよこす。
患者の治療過程が書かれているそれには、医師の欄には『脚を酷使しなければ、上官の判断にて』と書いてある。
泰誠が来るのを見越して医師に書かせたのだろう。用意周到な奴だ。
「どうせ書類仕事もあるのだろう? そのくらいはやれる。ここで腐っているよりマシだ」
「そりゃぁありがたい」
苦笑して、その用紙を受け取る。
「少し待ってろ」
そう言って医師のもとへ向かう。
結局、帰りは見舞いに行ったはずの怪我人を伴って戻る事になった。
今朝になり紫瑞側から和平交渉を持ちかけられ、現在我が軍はそれをのらくらと引き伸ばしている。
その間にも、物資の補給は怠る事はできないし、なんなら今まで戦に注視して後回しになっていた書類が溜まっている。
特務隊のものも例外でなく、決済担当者の奥方は現在安静中のため、まだ手がつけられていないのが実情だ。
このままどんどん溜まっていくと、安静が明けた頃には酷いことになりそうだ……。そう思いつつも泰誠自身、自身の総大将直轄部隊と、今まで翠玉が担っていた全軍の武器や兵糧などの物資の取りまとめの決済で手一杯で手が回らない。
早めに手を打たねばと思っていた所の隆蒼の申し出は、まさに渡りに船だった。
医師からは、日に一回の消毒には必ず出向く事と、立ち歩く事なく座ってできる仕事に従事する事を条件に医療所を出る事を許された。
ここまで戻るのにも自身の馬に乗って戻って来たというし、まぁ、大丈夫だろう。
「翠玉様はどうしておられる?」
杖を使いながら、ゆっくりと階段を上がる彼に付き合っていると、彼は現在の主の事を知りたがった。
「お元気だよ、お子も無事だ。念のため、安静指示が出ているから華南がついている」
「そうか……良かった。」
安心したらしく、頬を緩めた隆蒼だったが。少し物憂げな表情になる。
「華南に気持ちを伝えた。毒矢だったからもうダメかと思ってさ」
「は? えぇ!?」
彼の口から出てきた言葉に、驚愕した。
もう十数年、それこそ彼女が結婚しようとしても気持ちを伝える事の無かった男が……
「嘘だろ? 本当に!? ついにか!? で……返事は?」
焦って聞いてしまって、しまった! と思った。彼の浮かない表情で察するに、答えは……
「受け入れてもらえたよ……信じられん」
「そりゃぁ、残ね……え!?」
思いもかけない言葉に一瞬頭の整理が追いつかなかった。
なんだかんだで、最後は隆蒼の粘り勝ちでいつかはくっつくのだろうとは思ってはいたのだが、泰誠の予想ではお互いもっと熟年になってからと、勝手に思っていたのだ。
「良かったな……おめでとう」
そう言うと、彼は「あぁ」と頷いて……それでも表情は浮かない。
「多分結婚するって話にまでなったと思うのだが、熱で記憶が曖昧で、あまりに都合の良い話すぎて……実はあれ自体が夢だったのじゃないかと」
怖くなってきた……と言われて泰誠は頭を抱えたくなった。
「今度はお前達かよ」
ようやく一つ片付いたのに! と呟くと
「記憶が曖昧だなんて言えば、華南はすごく怒るだろうし……夢だったら気持ち悪いと思われかねない……」
「そうだな……」
まぁ気持ち悪いに関しては、昔から彼の気持ちは華南にバレバレだし、行く先々について回っているのだから今さらだとも思うのだが……。
「華南に、ちょっと探りを入れたらいいのか」
「頼む、すまないな」
申し訳ないと、愁傷に言われて。
もう少し医療所に顔を見にいくのを待っていた方が良かったと後悔した。
しかしそんな後悔も。階段を登り、本部に到着するまでの杞憂に過ぎなかった。
「あら、泰誠おかえりなさい。あら? 隆蒼、あんた医療所出てきたの?」
「隆蒼! もういいのか?」
本部に入れば、そこには卓に座って書類に囲まれる冬隼と、彼に茶を入れる華南の2人きりだった。
2人とも、隆蒼の姿を見て、大丈夫なのか? と眉を下げた。
「杖が有れば生活できますから。書類仕事くらいやれます。医療所で寝てるよりマシです」
そう隆蒼が説明すれば、2人とも「なるほど、まぁそうだよな」と納得している。
隆蒼が書類が山のように積み上げられた特務隊の卓に向かい、ため息を吐く。
「とりあえず、特務の書類を選別して、申請するものは申請書を作る。決済は翠玉様じゃなきゃ無理だからまとめて後日見てもらうとして……」
「あ、どこかに纏めておいてくれたら、持って行って決済してもらうわ。翠玉様も安静生活にうんざりし始めてるし、何かしている方が悪阻も楽みたいだから」
華南の言葉に、いいのか? と主人を見る。
「俺にも何か、やる事をくれって言ってたな……寝台から出ないなら、決済くらいならいいだろう」
どうやら、すでに強請られていたらしい。
仕方ない、と言う様子でため息をついていた。
「とりあえず華南は引き続き翠玉の警護と世話を頼む。隆蒼は特務の書類整理してくれ、無理はするなよ。護衛復帰は追々考える」
指示を出した主に2人が頷く。
華南が4人分の茶を盆に乗せて、それぞれの場所に置いて、自身は適当な椅子を引っ張り出して座った。
「あ、殿下ちょうどいいので言っときます。私と隆蒼、結婚するんで戻ったら家探したりしたいんですけど」
脚を組んだ彼女の口から事もなげに出てきた言葉に、泰誠と隆蒼は固まった。
「あぁ……翠玉から聞いている。めでたい事だ。今日の午後、都に定時連絡を送るからついでに家の者に良さそうな屋敷を手するよう指示しておこう」
「助かります」
主と華南は淡々としたもので、どんどん話が進んでいく。
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