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【第3話】消えない痕と「着衣のままの検査」
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学校の硬い木の椅子は、今の私にとって拷問器具そのものだった。
「……っ、う……」
授業中、私は何度も体勢を変え、小さく唸いた。 二日前、久我山先生に刻まれた「70回」の爪痕は、まだ鮮明に私の身体に残っていた。 腫れこそ引いたものの、お尻全体に広がる鈍い熱と、服が擦れるたびに走るヒリヒリとした痛みは消えてくれない。 座面に体重がかかるたび、あの夜の屈辱と、先生の冷たい瞳がフラッシュバックする。
『よく頑張ったね、詩織さん』
最後に見せた、とろけるように甘い笑顔。 痛みと快感が混ざり合ったあの瞬間の記憶が、授業の内容など右から左へと追いやってしまう。
「おい、橘(たちばな)。さっきから何モジモジしてんの?」 「えっ!?」
不意に後ろから声をかけられ、私はビクッと肩を跳ねさせた。 振り返ると、クラスメイトの男子が不思議そうな顔で私を見ている。
「な、なんでもないよ! ちょっと腰が痛くて……」 「ふーん? 変なの」
彼は興味なさそうに視線をそらしたけれど、私の心臓は早鐘を打っていた。 もしバレたらどうしよう。 制服のスカートの下、私の肌が誰にも見せられないような色に染まっているなんて。 これは私と先生だけの秘密。……いいえ、先生が私につけた「所有者としての印」なのだ。
◇
その日の夜。 私の部屋に入ってきた久我山先生は、いつものように完璧な笑顔だった。 けれど、ドアの鍵を閉めた瞬間、その纏う空気が鋭利なものに変わった。
「……学校では大変だったみたいだね?」 「え……?」
先生の第一声に、私は息を呑んだ。 なぜ、私が学校で苦労していたことを知っているの? まさか、どこかで見ていた?
「座り心地が悪そうにしていたって、風の噂で聞いたよ。……まだ痛むかい?」
先生はゆっくりと私に歩み寄り、デスクの端に腰掛けた。 長い脚を組み、私を見下ろす視線は、心配しているようでいて、どこか楽しんでいるようにも見えた。
「は、はい……まだ、少し……」 「そうか。可哀想に。……でも、それは君が僕の言いつけを守っている証拠でもある」
先生の手が伸び、私の頬を優しく撫でた。 その指先が、スッと下へ滑り落ちた。首筋を通り、胸元を掠め、そして——私のスカートの上で止まった。
「痕(あと)、どうなっているか確認しないとね」 「えっ……こ、ここで、ですか?」 「ああ。脱がなくていいよ。……そのまま、こっちへおいで」
先生はデスクに手をつき、自分の股の間に私を立たせた。 脱がなくていい、という言葉に安堵したのも束の間。 先生の手が、チェック柄のプリーツスカートの裾から、音もなく侵入してきた。
「ひゃっ……!」
ストッキング越しの太ももに、先生の大きな手のひらが這う。 布越しではない、直接的な体温。 先生の手はゆっくりと、焦らすように上へと昇ってくる。
「緊張してるね。太もも、こわばってるよ」 「だ、だって……服、着てるのに……」 「着ているからこそ、興奮するんじゃないのかい? ……学校で男子と話している時も、ずっと意識していただろう?」 「っ……!」
図星を突かれ、私は言葉を失った。 先生の手は、ついにショーツのゴムを乗り越え、あの日、徹底的に叩かれた柔らかな膨らみへと到達した。
「……ん、熱いな」
先生が耳元で低く囁く。 指先でお尻の表面をなぞられると、まだ残るヒリつきと、それを上書きするような甘いしびれが腰の奥を駆け抜けた。
「あ、ぅ……んっ……」 「声、我慢しなくていいよ。……ここは誰にも見えない、僕と君だけの場所だ」
先生の手が、わざと痕が残っている部分を優しく、執拗に揉みしだく。 痛い。でも、気持ちいい。 制服を着ているという「日常」の中に、先生の指という「非日常」が入り込んでいる背徳感。 鏡越しに見る自分の姿は、ただ先生の前に立っているだけに見えるのに、スカートの中では完全に手篭めにされている。
「ここ、まだ赤いね。……指で押すと、白くなる」 「み、見ないで……言わないでください……っ」 「可愛いよ、詩織さん。……この痕が消えるまで、君は僕のことだけを考えていればいい」
先生の指が、お尻の谷間からさらに奥、秘められた場所へと不意に触れた。
「ひあぁっ!?」 「おや……。痛がっている割に、こっちは随分と正直だね?」
ビクンと身体が跳ねる。 下着のクロッチ部分は、私の恥ずかしい反応を吸って、じわりと湿り気を帯びていた。
「べ、勉強……勉強しなきゃ、いけないから……っ!」 「そうだね。勉強は大事だ。……でも、こんなに濡れていて、集中できるのかな?」
久我山先生は意地悪く笑うと、ようやくスカートの中から手を引き抜いた。 名残惜しそうに指先を擦り合わせる仕草に、私の顔は沸騰しそうだ。
「今日は座って勉強するのは辛いだろう。……立ったまま授業をしようか。僕がずっと、君の姿勢を後ろから『支えて』あげておくから」
それは、授業中ずっと彼に密着され、監視され続けるという新たな宣告だった。 逃げ場のない密室で、私の「着衣の検査」は終わらない。 痛みと恥辱、そして抗えない快感の檻に、私は確実に閉じ込められていた。
「……っ、う……」
授業中、私は何度も体勢を変え、小さく唸いた。 二日前、久我山先生に刻まれた「70回」の爪痕は、まだ鮮明に私の身体に残っていた。 腫れこそ引いたものの、お尻全体に広がる鈍い熱と、服が擦れるたびに走るヒリヒリとした痛みは消えてくれない。 座面に体重がかかるたび、あの夜の屈辱と、先生の冷たい瞳がフラッシュバックする。
『よく頑張ったね、詩織さん』
最後に見せた、とろけるように甘い笑顔。 痛みと快感が混ざり合ったあの瞬間の記憶が、授業の内容など右から左へと追いやってしまう。
「おい、橘(たちばな)。さっきから何モジモジしてんの?」 「えっ!?」
不意に後ろから声をかけられ、私はビクッと肩を跳ねさせた。 振り返ると、クラスメイトの男子が不思議そうな顔で私を見ている。
「な、なんでもないよ! ちょっと腰が痛くて……」 「ふーん? 変なの」
彼は興味なさそうに視線をそらしたけれど、私の心臓は早鐘を打っていた。 もしバレたらどうしよう。 制服のスカートの下、私の肌が誰にも見せられないような色に染まっているなんて。 これは私と先生だけの秘密。……いいえ、先生が私につけた「所有者としての印」なのだ。
◇
その日の夜。 私の部屋に入ってきた久我山先生は、いつものように完璧な笑顔だった。 けれど、ドアの鍵を閉めた瞬間、その纏う空気が鋭利なものに変わった。
「……学校では大変だったみたいだね?」 「え……?」
先生の第一声に、私は息を呑んだ。 なぜ、私が学校で苦労していたことを知っているの? まさか、どこかで見ていた?
「座り心地が悪そうにしていたって、風の噂で聞いたよ。……まだ痛むかい?」
先生はゆっくりと私に歩み寄り、デスクの端に腰掛けた。 長い脚を組み、私を見下ろす視線は、心配しているようでいて、どこか楽しんでいるようにも見えた。
「は、はい……まだ、少し……」 「そうか。可哀想に。……でも、それは君が僕の言いつけを守っている証拠でもある」
先生の手が伸び、私の頬を優しく撫でた。 その指先が、スッと下へ滑り落ちた。首筋を通り、胸元を掠め、そして——私のスカートの上で止まった。
「痕(あと)、どうなっているか確認しないとね」 「えっ……こ、ここで、ですか?」 「ああ。脱がなくていいよ。……そのまま、こっちへおいで」
先生はデスクに手をつき、自分の股の間に私を立たせた。 脱がなくていい、という言葉に安堵したのも束の間。 先生の手が、チェック柄のプリーツスカートの裾から、音もなく侵入してきた。
「ひゃっ……!」
ストッキング越しの太ももに、先生の大きな手のひらが這う。 布越しではない、直接的な体温。 先生の手はゆっくりと、焦らすように上へと昇ってくる。
「緊張してるね。太もも、こわばってるよ」 「だ、だって……服、着てるのに……」 「着ているからこそ、興奮するんじゃないのかい? ……学校で男子と話している時も、ずっと意識していただろう?」 「っ……!」
図星を突かれ、私は言葉を失った。 先生の手は、ついにショーツのゴムを乗り越え、あの日、徹底的に叩かれた柔らかな膨らみへと到達した。
「……ん、熱いな」
先生が耳元で低く囁く。 指先でお尻の表面をなぞられると、まだ残るヒリつきと、それを上書きするような甘いしびれが腰の奥を駆け抜けた。
「あ、ぅ……んっ……」 「声、我慢しなくていいよ。……ここは誰にも見えない、僕と君だけの場所だ」
先生の手が、わざと痕が残っている部分を優しく、執拗に揉みしだく。 痛い。でも、気持ちいい。 制服を着ているという「日常」の中に、先生の指という「非日常」が入り込んでいる背徳感。 鏡越しに見る自分の姿は、ただ先生の前に立っているだけに見えるのに、スカートの中では完全に手篭めにされている。
「ここ、まだ赤いね。……指で押すと、白くなる」 「み、見ないで……言わないでください……っ」 「可愛いよ、詩織さん。……この痕が消えるまで、君は僕のことだけを考えていればいい」
先生の指が、お尻の谷間からさらに奥、秘められた場所へと不意に触れた。
「ひあぁっ!?」 「おや……。痛がっている割に、こっちは随分と正直だね?」
ビクンと身体が跳ねる。 下着のクロッチ部分は、私の恥ずかしい反応を吸って、じわりと湿り気を帯びていた。
「べ、勉強……勉強しなきゃ、いけないから……っ!」 「そうだね。勉強は大事だ。……でも、こんなに濡れていて、集中できるのかな?」
久我山先生は意地悪く笑うと、ようやくスカートの中から手を引き抜いた。 名残惜しそうに指先を擦り合わせる仕草に、私の顔は沸騰しそうだ。
「今日は座って勉強するのは辛いだろう。……立ったまま授業をしようか。僕がずっと、君の姿勢を後ろから『支えて』あげておくから」
それは、授業中ずっと彼に密着され、監視され続けるという新たな宣告だった。 逃げ場のない密室で、私の「着衣の検査」は終わらない。 痛みと恥辱、そして抗えない快感の檻に、私は確実に閉じ込められていた。
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