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第一話
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第一話
「お嬢様!またそんなことを!」
スカートをたくしあげ脚立にのぼって窓掃除をしていた私を、メイドのリースが呆れ顔で見つめている。
「リース、そこの乾いた雑巾取って。」
伸ばした手にリースはしぶしぶ雑巾を乗せる。ガラス窓は水拭きしたあと、乾拭きをしないと水滴の跡が残る。そんなことを知ってる公爵令嬢はきっと私くらいだろうな。
「お嬢様。掃除は私がやりますから。」
「リースは食事の支度で忙しいでしょ?ジョセフは腰が痛いって言ってるし。掃除は私がやるから大丈夫よ。」
リースはこの屋敷にいる唯一の侍女だ。くすんだ金髪と濃紺の瞳はこの国ではあまり喜ばれない色だけど、キリッとした顔立ちは凛としていてすごく美人だと思う。私の基準では、だけど。
そしてこの屋敷唯一の執事であるジョセフはそろそろ還暦。腰痛持ちで掃除をするのは辛そうだ。いくら小さいとはいえ、屋敷ひとつをメイドと執事の二人だけで維持するのは大変。
「ふぅ!これで良し!」
脚立を降りるとピカピカになった窓を見上げた。曇りひとつない窓にキラキラと陽が射しこんでいる。私としては前世の掃除スキルが役に立ってとても嬉しい。
「こんなに完璧に掃除をこなすご令嬢は、リコリス様くらいですよ。」
「でしょう?いつでもメイドとして働けるわ。」
やれやれという顔をしてリースはキッチンに戻っていった。彼女は呆れているけど、私は本気だ。この家を追い出されたら、どこかの屋敷のメイドでもいいから働きたい。
* * *
私には、前世の記憶がある。そのことを知っていたのは二年前に亡くなったお祖母様だけだった。前世の私は日本という国でOLとして働き、趣味は読書と映画鑑賞、そして家事をすること。言葉にしただけでなんの変哲もないことが分かってしまう人生だった。
25歳であっさりと交通事故で死んだ私は、なぜかそんな記憶を持ったまま今こうして生きている。
「その記憶のことは誰にも言わないほうがいい。心から信頼できる人が現れるまではね。」
そんなお祖母様の言いつけを守りながら、お祖母様以上に信頼できる人なんてきっと現れないだろうなと思っていた。
「お嬢様!お嬢様ー!」
突然、執事のジョセフが玄関から駆け込んできた。腰痛はもう大丈夫なのかしら。
「ジョセフ?どうしたの、そんなに慌てて?」
「蛮族です!蛮族が首都に攻めこんでいるのです!まもなく王城も占拠されそうなのです!」
驚いた。思っていたよりずっと早く彼等はここまで来てしまったようだ。
「早いわね!まだ上陸して1ヶ月なのに。」
「感心している場合ではございません!逃げなくては!」
腰を押さえながら老執事はアタフタと行ったり来たりしている。
「ジョセフ?一体どこに逃げるっていうの?この国に逃げ場なんてないわよ。」
このアスタリオ島国に侵略者の影が見え始めたのは、およそ一ヶ月前。島国であるこの国へは一番近い大陸からでも船で三時間はかかる。その距離を物ともせず侵略者たちは攻めてきた。
侵略者の名はドラガニア皇国。広大な草原をもつその国の民をアスタリオ人は蛮族と呼んでいた。真赤な髪と褐色の肌が特徴のドラガニア人と、アスタリオ人は昔から仲が悪い。アスタリオ島国はわざわざドラガニアを迂回して、その隣国としか貿易をしていないほどだ。
でもそれはずっとずっと昔からだ。今さらどうして侵略なんてしてくるんだろう。
我がアスタリオ島国が西洋風な国だとしたら、ドラガニア皇国は中華風な国らしい。らしいというのは正確な情報がほとんどないんだからしょうがない。
我が国の本にはドラガニアは野蛮な国で、暴力で人を支配しているだの、いまだに物々交換しているだの。本当なのか怪しいことしか書かれていないのだ。
一つだけ確かなことは、なよなよした我が国の男たちに比べ、ガッチリ筋肉質なドラガニアの人たちは戦闘力がすこぶる高いということ。
船や馬、さまざまな乗り物を操りドラガニア人は島国の海岸線からじわりじわりと前線を押し上げていた。
我が国は島国であるため他国と戦争した経験が乏しく、軍備も心許ない。正直いつ王城が侵略されてもおかしくないと私は思っている。ここの貴族、ちょっと腐ってるし。
そうなれば、貴族なんてすぐに解体される。この家のお荷物でしかない私なんてどうなるか分からなかった。この令嬢としては役に立たない家事スキルで、なんとか手に職をつけなければ。
まぁその方が、ここからも出られるし。私としては良いんだよねぇ。
リコリスとして生まれて、もうすぐ十八年。この屋敷から出たのは両手で数えられる程度しかなかった。そんな生活から解放されるなら、敗戦も悪くない。そんなことを思っている時点で私は罰当たりかもしれない。
王城まで占拠されてしまえば、この国はもう負けたも同然。問題はそのあとだ。
彼らはどうしてこのアスタリオ島国に攻めて来たのだろう。その目的がまだはっきりと分かっていなかった。
この国の豊かな資源か、人材か。はたまた虐殺か?虐殺だけは止めてほしい。もしそうならすぐに逃げよう。逃げ場なんてないって言ったばかりだけど。全速力で走ろう。
「私たちは大人しく待ってるしかないわ。要求があるなら、すぐに伝えられるでしょう。」
「うぅ…お嬢様。お嬢様だけは私がお守りします!」
「ありがとう。でもまずは落ち着いて?そのままじゃ何かある前に倒れちゃうわ。」
予想通りその日のうちに王城は占拠され、次の日には全国民に敗戦が告げられた。全ての資源はドラガニア皇国に徴収されることになったが、どうやら虐殺はされないようなので、とりあえず全速力で逃げる必要はなくなった。
しかし、その後ドラガニア皇国から告げられた要求に貴族たち、そして娘を持つ国民たちは皆震え上がった。
「この国で一番美しい娘を将軍に捧げよ。」
この要求になんの反応もしなかったのは、きっと私だけだっただろう。だって私はこの国一番のブスなのだから。
「お嬢様!またそんなことを!」
スカートをたくしあげ脚立にのぼって窓掃除をしていた私を、メイドのリースが呆れ顔で見つめている。
「リース、そこの乾いた雑巾取って。」
伸ばした手にリースはしぶしぶ雑巾を乗せる。ガラス窓は水拭きしたあと、乾拭きをしないと水滴の跡が残る。そんなことを知ってる公爵令嬢はきっと私くらいだろうな。
「お嬢様。掃除は私がやりますから。」
「リースは食事の支度で忙しいでしょ?ジョセフは腰が痛いって言ってるし。掃除は私がやるから大丈夫よ。」
リースはこの屋敷にいる唯一の侍女だ。くすんだ金髪と濃紺の瞳はこの国ではあまり喜ばれない色だけど、キリッとした顔立ちは凛としていてすごく美人だと思う。私の基準では、だけど。
そしてこの屋敷唯一の執事であるジョセフはそろそろ還暦。腰痛持ちで掃除をするのは辛そうだ。いくら小さいとはいえ、屋敷ひとつをメイドと執事の二人だけで維持するのは大変。
「ふぅ!これで良し!」
脚立を降りるとピカピカになった窓を見上げた。曇りひとつない窓にキラキラと陽が射しこんでいる。私としては前世の掃除スキルが役に立ってとても嬉しい。
「こんなに完璧に掃除をこなすご令嬢は、リコリス様くらいですよ。」
「でしょう?いつでもメイドとして働けるわ。」
やれやれという顔をしてリースはキッチンに戻っていった。彼女は呆れているけど、私は本気だ。この家を追い出されたら、どこかの屋敷のメイドでもいいから働きたい。
* * *
私には、前世の記憶がある。そのことを知っていたのは二年前に亡くなったお祖母様だけだった。前世の私は日本という国でOLとして働き、趣味は読書と映画鑑賞、そして家事をすること。言葉にしただけでなんの変哲もないことが分かってしまう人生だった。
25歳であっさりと交通事故で死んだ私は、なぜかそんな記憶を持ったまま今こうして生きている。
「その記憶のことは誰にも言わないほうがいい。心から信頼できる人が現れるまではね。」
そんなお祖母様の言いつけを守りながら、お祖母様以上に信頼できる人なんてきっと現れないだろうなと思っていた。
「お嬢様!お嬢様ー!」
突然、執事のジョセフが玄関から駆け込んできた。腰痛はもう大丈夫なのかしら。
「ジョセフ?どうしたの、そんなに慌てて?」
「蛮族です!蛮族が首都に攻めこんでいるのです!まもなく王城も占拠されそうなのです!」
驚いた。思っていたよりずっと早く彼等はここまで来てしまったようだ。
「早いわね!まだ上陸して1ヶ月なのに。」
「感心している場合ではございません!逃げなくては!」
腰を押さえながら老執事はアタフタと行ったり来たりしている。
「ジョセフ?一体どこに逃げるっていうの?この国に逃げ場なんてないわよ。」
このアスタリオ島国に侵略者の影が見え始めたのは、およそ一ヶ月前。島国であるこの国へは一番近い大陸からでも船で三時間はかかる。その距離を物ともせず侵略者たちは攻めてきた。
侵略者の名はドラガニア皇国。広大な草原をもつその国の民をアスタリオ人は蛮族と呼んでいた。真赤な髪と褐色の肌が特徴のドラガニア人と、アスタリオ人は昔から仲が悪い。アスタリオ島国はわざわざドラガニアを迂回して、その隣国としか貿易をしていないほどだ。
でもそれはずっとずっと昔からだ。今さらどうして侵略なんてしてくるんだろう。
我がアスタリオ島国が西洋風な国だとしたら、ドラガニア皇国は中華風な国らしい。らしいというのは正確な情報がほとんどないんだからしょうがない。
我が国の本にはドラガニアは野蛮な国で、暴力で人を支配しているだの、いまだに物々交換しているだの。本当なのか怪しいことしか書かれていないのだ。
一つだけ確かなことは、なよなよした我が国の男たちに比べ、ガッチリ筋肉質なドラガニアの人たちは戦闘力がすこぶる高いということ。
船や馬、さまざまな乗り物を操りドラガニア人は島国の海岸線からじわりじわりと前線を押し上げていた。
我が国は島国であるため他国と戦争した経験が乏しく、軍備も心許ない。正直いつ王城が侵略されてもおかしくないと私は思っている。ここの貴族、ちょっと腐ってるし。
そうなれば、貴族なんてすぐに解体される。この家のお荷物でしかない私なんてどうなるか分からなかった。この令嬢としては役に立たない家事スキルで、なんとか手に職をつけなければ。
まぁその方が、ここからも出られるし。私としては良いんだよねぇ。
リコリスとして生まれて、もうすぐ十八年。この屋敷から出たのは両手で数えられる程度しかなかった。そんな生活から解放されるなら、敗戦も悪くない。そんなことを思っている時点で私は罰当たりかもしれない。
王城まで占拠されてしまえば、この国はもう負けたも同然。問題はそのあとだ。
彼らはどうしてこのアスタリオ島国に攻めて来たのだろう。その目的がまだはっきりと分かっていなかった。
この国の豊かな資源か、人材か。はたまた虐殺か?虐殺だけは止めてほしい。もしそうならすぐに逃げよう。逃げ場なんてないって言ったばかりだけど。全速力で走ろう。
「私たちは大人しく待ってるしかないわ。要求があるなら、すぐに伝えられるでしょう。」
「うぅ…お嬢様。お嬢様だけは私がお守りします!」
「ありがとう。でもまずは落ち着いて?そのままじゃ何かある前に倒れちゃうわ。」
予想通りその日のうちに王城は占拠され、次の日には全国民に敗戦が告げられた。全ての資源はドラガニア皇国に徴収されることになったが、どうやら虐殺はされないようなので、とりあえず全速力で逃げる必要はなくなった。
しかし、その後ドラガニア皇国から告げられた要求に貴族たち、そして娘を持つ国民たちは皆震え上がった。
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