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第二話
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第二話
「嫌よ!行きたくないわ!」
バーミリオン公爵家の屋敷。その当主の執務室で姉のリリアナは泣き崩れていた。
私の暮らす小さな屋敷はこの本家の敷地内、裏山と呼ばれる場所にポツンと隠されるように建っている。そこから歩いて十分ほどでこの公爵の屋敷に来られるが、雑草の生えた山道を徒歩で歩かないといけないし、もちろん付き人などもいない。
「蛮族のお嫁さんになんてなりたくない!」
その美しい金髪を振り乱し泣き崩れる姉を、父と兄は必死になだめている。部屋の隅に立たされた私はそれをただ見つめていた。
この屋敷に呼ばれるなんて一体何年ぶりだろう。
「リリアナ…可哀想な私の娘。大丈夫さ。まだ決まったわけじゃないんだ。」
「嘘よ…!この国で一番美しいのは私だもの!私が選ばれるに決まってるわ!」
すっごい自信…。美人な母の遺伝子を継ぎ、蝶よ花よと育てられた姉は、自分がドラガニアの将軍に選ばれることを疑ってもいないみたいだ。
いま王城には国中の貴族令嬢たちが集められている。その中から将軍へ捧げられる者が選ばれるはずだ。社交界の華と謳われる姉リリアナが第一候補であることは間違いない。
「それに…どうしてあの子と一緒に行かないといけないの!」
リリアナの細い指が壁際に立つ私を指差した。水仕事などしたこともない美しい手。
「貴族令嬢は皆行かないといけないんだ…。」
「あんなのと一緒に行きたくないわ!せっかく今まで隠してきたのに!?」
この国では18歳で成人とみなされる。1年前リリアナが成人した際のデビュータントパーティーはそれはそれは盛大なものだった…らしい。私は出席していないのでよく知らないけど。
バーミリオン公爵家次女として私が表舞台に出たことは一度もない。私は陽の光に当たれない不治の病で、人前に出ることができない。王族も貴族たちもそう思っている。
もちろん嘘だ。私のデビュータントパーティーが開かれることもきっとない。いや、絶対にない。
敗戦国となったいま、ドラガニアの要求は絶対だ。病気だからといって例外はない。
「おい、ブス!お前はフードでも被って顔を隠していけよ?リリアナのためにも、公爵家のためにもな!」
兄のリチャードはまるで虫でも見るかのような眼で私を睨みつける。
「わかりました…。」
いまさら公爵家のためと言われても。貴族として今までどおり生きていけるかも分からないのに。
「リリアナが選ばれそうになったら、コイツが妹だと言えばやめてくれるかもしれないと思わないか?父さん。」
「たしかに!おい、リコリス!美しいリリアナと姉妹だと今日だけは名乗ることを許してやる!」
「嫌よ!蛮族にまで同情されたくないわ!」
わぁっとまた泣き出したリリアナを父と兄はまた宥め始めた。
こんな人たちは私の家族ではない。私の家族は死んだお祖母様だけ。そして今は小さな屋敷の使用人だけだ。
* * *
「ゎぁ……。」
屋敷から出るのは2年ぶり。祖母が亡くなったときの葬儀以来だ。馬車からの景色すら物珍しく、フードの下からキョロキョロと町並みを眺めた。私と姉のリリアナは馬車に乗り込み、首都の中央にあるアスタリオ王城へと向かっていた。
ドラガニア人と思われる鎧を着た戦士たちが首都のあちこちに立ち、街の人たちは俯きがちに早足で歩いている。
「ちょっと!窓から顔なんて見せないで!」
リリアナのイライラした様子に私は窓のカーテンを閉めた。
「嫌、絶対嫌よ。蛮族なんて…。私は王太子殿下と……。」
リリアナにはアスタリオ島国の王太子との縁談が持ち上がっていた。リリアナはずっと王子様に憧れていたし、王族との繋がりができることに父も兄も喜んでいた。
国が侵略されて、王も王子もどうなるか分からないのに縁談なんてしてる場合じゃないと思うけど。
「貴女がそんなだから!縁談も慎重に進めなきゃいけなかったのよ?!貴女が私みたいに美しかったら、私はすでに王族だったのに!」
すでに王族だったら真っ先に殺されてたかもしれないな。
「………。」
こういうとき、何を言ってもダメなことはこの生活の中で学んできた。ごめんなさいと言えば、そんな言葉で済むと思うなと言われる。
反論なんてもってのほかだ。食事の席なら皿やフォークが飛んでくる。小さい頃はよく兄と姉から石を投げつけられたっけ。
「本当に気持ち悪い子!あんたなんかいない方がいいのに!」
2年前までこういうときはいつも祖母が慰めてくれた。頭を撫で、リコリスは可愛い子だよ。いらない子なんかじゃない。そう言って笑ってくれた。今ものすごく祖母の手が恋しい。
「お嬢様。到着いたしました。」
御者からの声に私はフードをギュッと目深に被り、涙が滲んだ顔を隠した。
王城に入るのは初めてだ。リリアナは何度か来たことがあるのか堂々と前を進んでいく。
高い天井と美しい天井画。ふわふわ…だったであろう赤い絨毯はボロボロに引き裂かれ、無残な姿になっている。窓は割られ、柱には剣で付けられたであろう傷がある。
「バーミリオン公爵家。リリアナ・バーミリオン。リコリス・バーミリオン。」
大きな声で名が呼ばれ、私の背丈の倍以上もある扉が開いた。
そこには大勢の令嬢たちが不安げな様子で集まっていた。私たちの到着にザワザワしていた空気がピタっと止む。
皆が見つめているのは、姉のリリアナなのかフード姿の私なのか。それは判断ができなかった。
その時一段高い場所にあるボロボロになった玉座に一人の大男が現れた。
「ドラガニア皇国よりこの戦を任されたシュウ・リーチェン様である。頭を下げよ。」
大勢の令嬢が一斉に膝をついた。隣のリリアナは少し震えている。
「頭をあげろ。」
顔をあげた先に座っていたのは、それはそれは強そうな人だった。
将軍なんて呼ばれているからもっとオジサンだと思っていた。目の前にいるのはどう見ても20代の青年だ。赤い髪は片側だけ刈り上げられ、褐色の肌は傷だらけ。鋭い漆黒の眼で私たちを睨みつけている顔は思っていたよりも怖くない。むしろちょっとカッコイイ。
身につけた鎧はボロボロで血塗れだ。玉座の横に無造作に置かれた大剣も血で汚れている。
「名を呼ばれた者から前へ。」
将軍の隣に立つ人もまた赤い髪と褐色の肌、長い髪を一つに束ねている。この人も筋骨隆々だ。
「リリアナ・バーミリオン。前へ。」
低い声に姉の肩がピクリと震えた。しかし姉はスッと立ち上がりゆっくりと歩み出た。自然と周りの令嬢たちが道を開ける。
「この国で一番の美貌だと噂されている令嬢です。」
付き人のような人の説明に、リリアナを見つめながら将軍は眉をひそめた。
「噂は、噂でしかない。ということですかねぇ。」
……?なんだか思っていた感じと違うな。いつもならもっとわぁってなるのに。性格は置いといて、姉のリリアナは美人なのに。
付き人さんもなんかガッカリしてるし。リリアナはタイプじゃなかったのかな?
「あぁ、妹がいるようですね。リコリス・バーミリオン。前へ。」
ぼーっと考え事をしている間に、突然声がかかった。
「は、はい………。」
姉のために開いていた道を俯きながら歩いた。ザワザワと令嬢たちの囁きが聞こえる。
「顔を…見せろ。」
将軍の一際低い声が大広間に響き渡った瞬間、その場が静寂に包まれた。
「フードを取りなさい。」
あぁ、とうとうこの瞬間が来てしまった。もう何年も家族と使用人以外に顔を見せていないのに。
フードを外すと、パサリと黒い髪が肩に落ちた。
「……!」
「…な………!」
静かだった令嬢たちのざわめく声がする。
「…なんていうことなの。黒髪よ。」
「見てあの瞳。まるで血のように赤いわ。」
「リリアナ様の妹はご病気なのではなくて?」
はぁ……だから嫌なのに。もともと日本で暮らしていた記憶をもつ私には黒髪への違和感はない。赤い目も慣れてしまえば結構綺麗な瞳だと思うんだけどな。
「もう…よろしいでしょうか?」
「…ダメだ…。」
突然将軍が立ち上がりツカツカと私の前に歩み出た。近くで見ると驚くほど背が高い。
「いや…だめ…です。」
どうして突然敬語なの?なにがなにやら分からないまま将軍と目があった。
私の身長は日本人の頃と変わらないくらいなので多分155センチくらい?そんな私より頭2個分くらい背が高い。190センチか2メートルくらいありそう。
「あの…」
「…綺麗だ。」
いまなんて?いきなり私の目の前に跪く将軍。
「…名を…。」
なぜか顔を赤らめる将軍。これなにが起こってるの?
「リコリス・バーミリオンと…申します。」
さっきお付きの人が言ってたよ。聞いてなかった?
「リコリス…様。どうか、俺の妻になっていただきたい。」
…………え…?
「嫌よ!行きたくないわ!」
バーミリオン公爵家の屋敷。その当主の執務室で姉のリリアナは泣き崩れていた。
私の暮らす小さな屋敷はこの本家の敷地内、裏山と呼ばれる場所にポツンと隠されるように建っている。そこから歩いて十分ほどでこの公爵の屋敷に来られるが、雑草の生えた山道を徒歩で歩かないといけないし、もちろん付き人などもいない。
「蛮族のお嫁さんになんてなりたくない!」
その美しい金髪を振り乱し泣き崩れる姉を、父と兄は必死になだめている。部屋の隅に立たされた私はそれをただ見つめていた。
この屋敷に呼ばれるなんて一体何年ぶりだろう。
「リリアナ…可哀想な私の娘。大丈夫さ。まだ決まったわけじゃないんだ。」
「嘘よ…!この国で一番美しいのは私だもの!私が選ばれるに決まってるわ!」
すっごい自信…。美人な母の遺伝子を継ぎ、蝶よ花よと育てられた姉は、自分がドラガニアの将軍に選ばれることを疑ってもいないみたいだ。
いま王城には国中の貴族令嬢たちが集められている。その中から将軍へ捧げられる者が選ばれるはずだ。社交界の華と謳われる姉リリアナが第一候補であることは間違いない。
「それに…どうしてあの子と一緒に行かないといけないの!」
リリアナの細い指が壁際に立つ私を指差した。水仕事などしたこともない美しい手。
「貴族令嬢は皆行かないといけないんだ…。」
「あんなのと一緒に行きたくないわ!せっかく今まで隠してきたのに!?」
この国では18歳で成人とみなされる。1年前リリアナが成人した際のデビュータントパーティーはそれはそれは盛大なものだった…らしい。私は出席していないのでよく知らないけど。
バーミリオン公爵家次女として私が表舞台に出たことは一度もない。私は陽の光に当たれない不治の病で、人前に出ることができない。王族も貴族たちもそう思っている。
もちろん嘘だ。私のデビュータントパーティーが開かれることもきっとない。いや、絶対にない。
敗戦国となったいま、ドラガニアの要求は絶対だ。病気だからといって例外はない。
「おい、ブス!お前はフードでも被って顔を隠していけよ?リリアナのためにも、公爵家のためにもな!」
兄のリチャードはまるで虫でも見るかのような眼で私を睨みつける。
「わかりました…。」
いまさら公爵家のためと言われても。貴族として今までどおり生きていけるかも分からないのに。
「リリアナが選ばれそうになったら、コイツが妹だと言えばやめてくれるかもしれないと思わないか?父さん。」
「たしかに!おい、リコリス!美しいリリアナと姉妹だと今日だけは名乗ることを許してやる!」
「嫌よ!蛮族にまで同情されたくないわ!」
わぁっとまた泣き出したリリアナを父と兄はまた宥め始めた。
こんな人たちは私の家族ではない。私の家族は死んだお祖母様だけ。そして今は小さな屋敷の使用人だけだ。
* * *
「ゎぁ……。」
屋敷から出るのは2年ぶり。祖母が亡くなったときの葬儀以来だ。馬車からの景色すら物珍しく、フードの下からキョロキョロと町並みを眺めた。私と姉のリリアナは馬車に乗り込み、首都の中央にあるアスタリオ王城へと向かっていた。
ドラガニア人と思われる鎧を着た戦士たちが首都のあちこちに立ち、街の人たちは俯きがちに早足で歩いている。
「ちょっと!窓から顔なんて見せないで!」
リリアナのイライラした様子に私は窓のカーテンを閉めた。
「嫌、絶対嫌よ。蛮族なんて…。私は王太子殿下と……。」
リリアナにはアスタリオ島国の王太子との縁談が持ち上がっていた。リリアナはずっと王子様に憧れていたし、王族との繋がりができることに父も兄も喜んでいた。
国が侵略されて、王も王子もどうなるか分からないのに縁談なんてしてる場合じゃないと思うけど。
「貴女がそんなだから!縁談も慎重に進めなきゃいけなかったのよ?!貴女が私みたいに美しかったら、私はすでに王族だったのに!」
すでに王族だったら真っ先に殺されてたかもしれないな。
「………。」
こういうとき、何を言ってもダメなことはこの生活の中で学んできた。ごめんなさいと言えば、そんな言葉で済むと思うなと言われる。
反論なんてもってのほかだ。食事の席なら皿やフォークが飛んでくる。小さい頃はよく兄と姉から石を投げつけられたっけ。
「本当に気持ち悪い子!あんたなんかいない方がいいのに!」
2年前までこういうときはいつも祖母が慰めてくれた。頭を撫で、リコリスは可愛い子だよ。いらない子なんかじゃない。そう言って笑ってくれた。今ものすごく祖母の手が恋しい。
「お嬢様。到着いたしました。」
御者からの声に私はフードをギュッと目深に被り、涙が滲んだ顔を隠した。
王城に入るのは初めてだ。リリアナは何度か来たことがあるのか堂々と前を進んでいく。
高い天井と美しい天井画。ふわふわ…だったであろう赤い絨毯はボロボロに引き裂かれ、無残な姿になっている。窓は割られ、柱には剣で付けられたであろう傷がある。
「バーミリオン公爵家。リリアナ・バーミリオン。リコリス・バーミリオン。」
大きな声で名が呼ばれ、私の背丈の倍以上もある扉が開いた。
そこには大勢の令嬢たちが不安げな様子で集まっていた。私たちの到着にザワザワしていた空気がピタっと止む。
皆が見つめているのは、姉のリリアナなのかフード姿の私なのか。それは判断ができなかった。
その時一段高い場所にあるボロボロになった玉座に一人の大男が現れた。
「ドラガニア皇国よりこの戦を任されたシュウ・リーチェン様である。頭を下げよ。」
大勢の令嬢が一斉に膝をついた。隣のリリアナは少し震えている。
「頭をあげろ。」
顔をあげた先に座っていたのは、それはそれは強そうな人だった。
将軍なんて呼ばれているからもっとオジサンだと思っていた。目の前にいるのはどう見ても20代の青年だ。赤い髪は片側だけ刈り上げられ、褐色の肌は傷だらけ。鋭い漆黒の眼で私たちを睨みつけている顔は思っていたよりも怖くない。むしろちょっとカッコイイ。
身につけた鎧はボロボロで血塗れだ。玉座の横に無造作に置かれた大剣も血で汚れている。
「名を呼ばれた者から前へ。」
将軍の隣に立つ人もまた赤い髪と褐色の肌、長い髪を一つに束ねている。この人も筋骨隆々だ。
「リリアナ・バーミリオン。前へ。」
低い声に姉の肩がピクリと震えた。しかし姉はスッと立ち上がりゆっくりと歩み出た。自然と周りの令嬢たちが道を開ける。
「この国で一番の美貌だと噂されている令嬢です。」
付き人のような人の説明に、リリアナを見つめながら将軍は眉をひそめた。
「噂は、噂でしかない。ということですかねぇ。」
……?なんだか思っていた感じと違うな。いつもならもっとわぁってなるのに。性格は置いといて、姉のリリアナは美人なのに。
付き人さんもなんかガッカリしてるし。リリアナはタイプじゃなかったのかな?
「あぁ、妹がいるようですね。リコリス・バーミリオン。前へ。」
ぼーっと考え事をしている間に、突然声がかかった。
「は、はい………。」
姉のために開いていた道を俯きながら歩いた。ザワザワと令嬢たちの囁きが聞こえる。
「顔を…見せろ。」
将軍の一際低い声が大広間に響き渡った瞬間、その場が静寂に包まれた。
「フードを取りなさい。」
あぁ、とうとうこの瞬間が来てしまった。もう何年も家族と使用人以外に顔を見せていないのに。
フードを外すと、パサリと黒い髪が肩に落ちた。
「……!」
「…な………!」
静かだった令嬢たちのざわめく声がする。
「…なんていうことなの。黒髪よ。」
「見てあの瞳。まるで血のように赤いわ。」
「リリアナ様の妹はご病気なのではなくて?」
はぁ……だから嫌なのに。もともと日本で暮らしていた記憶をもつ私には黒髪への違和感はない。赤い目も慣れてしまえば結構綺麗な瞳だと思うんだけどな。
「もう…よろしいでしょうか?」
「…ダメだ…。」
突然将軍が立ち上がりツカツカと私の前に歩み出た。近くで見ると驚くほど背が高い。
「いや…だめ…です。」
どうして突然敬語なの?なにがなにやら分からないまま将軍と目があった。
私の身長は日本人の頃と変わらないくらいなので多分155センチくらい?そんな私より頭2個分くらい背が高い。190センチか2メートルくらいありそう。
「あの…」
「…綺麗だ。」
いまなんて?いきなり私の目の前に跪く将軍。
「…名を…。」
なぜか顔を赤らめる将軍。これなにが起こってるの?
「リコリス・バーミリオンと…申します。」
さっきお付きの人が言ってたよ。聞いてなかった?
「リコリス…様。どうか、俺の妻になっていただきたい。」
…………え…?
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