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元には戻らないもの(エディー)
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雪の中にいる、女の子を見ていた。
それは、3歳の頃の記憶か、4歳の頃のものか。
まだ何も分からず、守られているだけの小さくて狭くて暖かいだけの世界で、窓に張り付いて、白い息を吐きながら雪をかくその女の子を見ていた。
父に、あの子は誰と尋ねた。
お前が気にかける必要はないと言われた。
関心を向けない父に、さらに言った。
寒い雪の中にいるのはカワイソウだから、家に入れてあげてと。
可哀想だからなどと、何様のつもりだったのか。
でも、父はより冷酷に、放っておきなさいと言った。
ビルソン公爵である父は、勤勉で、真面目で、努力家な人だ。
善か悪かと問われれば、おそらくほとんどの者が善人と呼ぶだろう。
特筆するような派手な成果を挙げることはないが、堅実な手腕は、一定の評価を受けていた。
父は、能力が秀でて高いわけではない代わりに、愚直なまでに努力ができる人だった。
だから、子供にもそれを求めた。
僕も幼い頃から厳しい教育を受けたが、それが父の期待に応えることができていたからなのか、理不尽な暴力を受けるようなことはなかった。
4歳の頃から学び始めた文字はすぐに覚えた。
覚えたてのその頃は、たくさん褒めてもらいたくて、大人達に自分がどれだけできるのか自慢していた。
『さすが、公爵家のご長男』
『聡明な子だ』
褒められれば褒められるほど嬉しくて、調子に乗っていた。
どれだけ文字が書けても、知識も乏しく、小さな世界しか知らないわけで、
『出来損ないの姉とは違う』
だから、その言葉を理解するのは、まだ先のことだった。
僕自身が姉様を追い詰めていた存在であったと知るのも、まだ先のことだった。
そもそも、姉様の死の知らせを聞くまで、自分に10歳年上の姉がいたことを忘れていた。
そして、その訃報を聞いてから、その日のことを思い出していた。
『勉強をしなければならないから、貴方と遊んであげられないの。ごめんなさい』
悲しそうにそう言って、僕を抱き上げてくれた、温かな腕を思い出していた。
僕の温もりを確かめるように、頬を寄せてくれていた。
目の前にある、自分と同じ茶色の髪を握りしめていたけど、その時は、その人が誰かも分からないほど、幼い子供だった。
僕を抱きしめてくれた、唯一の家族だったのに。
そして、姉様の存在を思い出してから、少しずつ、少しずつ、姉様がどういう境遇に置かれていたかを思い出し、そして思い知っていった。
僕達は、恨まれて当然なのだと。
父は、姉様のことを理解してあげられなかった。
何故、努力ができないのかと。
できて当たり前のことができないのは、怠けているからだと。
最初は、姉様の性根を正す目的で、屋敷の下働きをさせていたそうだ。
悔しいのなら、奮起しろと考えて。
でも、姉様は何も変わろうとしなかったから、諦めて、そのまま下働きを続けさせたと聞いた。
父の行いは何もかもが間違っており、愚かな行為だった。
父は、少し前に、教育学者が発表したとある論文を読んでいた。
食い入るように、読んでいた。
その内容は、学習障害を抱える子どもへの学習支援の方法が論じられていた。
姉の墓標の前で、取り返しのつかないことをしてしまったのではないかと、呟いているのを聞いた。
今更何を言ったところで、どうにもならない。
何故ありのままの姉様を認めてあげることができなかったのか。
姉様の努力を。
努力を怠る人が、あんな顔をするはずがない。
御自分を責めて、罰を受け入れるかの様に、どんな事にも恨み言一つ言わずに耐えていた。
無知であったことの罪をどう裁けばいいのか、僕には分からない。
ただ、父が姉様に行った仕打ちは、言い訳の仕様がない虐待だった。
それは、紛れもない、罪だ。
何を言ったところで、後悔したところで、姉様は、もうこの家には戻ってこない。
そして、僕自身も、恨まれて当然の、父と大差ない者なのだ。
『馬鹿な娘を持ってお可哀想』だと、口汚く喋っていた使用人達は、今はほとんど残っていない。
罪悪感に苛まれた父が、顔を見るのがつらいと、順に解雇していった結果だ。
彼、彼女らには、推薦状や紹介状がいっさい渡されなかったから、その後の再就職に苦労したことだろう。
実際、貴族の家に勤めていたのに、それがないということは、暗に問題を起こした者ととらえられる。
それを行ったのが父というのも、複雑なものだった。
最初に罰せられるべき人間は、父のはずなのに。
僕は、どうするべきなのか。
14歳になったその日、そこに向かった。
とある方から、自分の目で確かめてくるといいと教えられたからだ。
書き置き一つで、供も付けずにここまできた。
目的地は誰にも告げていない。
姉様も、この行程を一人歩かされたのだ。
当時は、どれだけ不安で辛く心細かったことか。
屋敷を立つ時に姉様に渡されるはずだったお金は、公爵家に勤めていた家令が自分の懐に入れ、姉様に使われることはなかった。
この危険な旅路を姉様は徒歩で進まざるを得なかった。
姉様が何をしたというのか。
どうして、姉様ばかりが辛い目に遭わなければならなかったのか。
目的地に向かうこの時はまだ、姉様に迷惑をかけることも考えずに、無神経な使命感に駆られていた。
そしてその目的地は畑に囲まれた田舎の町なのに、実際に目にすると思ったよりも随分と綺麗な場所だった。
町の様子を歩いて見て回っていると、背後から足元に衝撃があり、驚いて振り向いた。
視線を下げると、僕の足にぶつかったようで、小さな子が尻餅をついていた。
「大丈夫?気付かずに、ごめんね」
その子に手を差し出すと、小さな手が重ねられた。
「ごめんなさい」
まだ四歳くらいに思える小さな子なのにはっきりとした喋り方で、でも、とても可愛らしい印象を受けた。
フワフワと柔らかそうな黒い髪に、鮮やかな青い瞳をいっぱいに見開いて僕を見ている。
「ごめんなさい、私の子供が。お怪我はありませんか?」
声の方を向くと、さらに小さな子供を抱いた女性が立っていて、息を飲んだ。
誰なのか一目で分かったその人が、僕の姉様だった。
「お母さん」
僕とぶつかった子は、姉様の子供だったのか。
「大丈夫ですか?」
「あ、はい、大丈夫です。ご心配なく」
姉様の若く、綺麗な姿は、何の心労もないように見えた。
慈しむように二人の子供を見つめ、口元の微笑を絶やさない。
小さな家族に向ける一つ一つの仕草に、憧憬の念を抱く。
だから思わず、
「貴女は、今、幸せですか?」
そう尋ねていた。
初対面の会ったばかりの人間に、突然そんな事を聞かれて不審がられてもおかしくはないのに、不思議そうな顔をされただけで、「はい」と、弾けるような笑顔で答えられていた。
肖像画に描かれた母によく似た顔をされて、慈愛に満ちた、そして、幸せあふれる笑顔だった。
姉様が困っているのなら、助けてあげなければと考えていた。
僕が、平民の苦しい生活から姉様を救ってあげるのだと。
でも、それはまた独りよがりなことで、独善的で、手前勝手で、身勝手な考えでしかなかった。
僕が、姉様が手に入れた幸せを、掻き乱していいわけがなかった。
僕にできることは、静かにその幸せを願うことだけだった。
「大丈夫ですか?ごめんなさい、息子が強くぶつかってしまったのですね」
姉様が慌てた様子でハンカチを差し出してくれた。
頬を、一筋の雫が伝っていたからだ。
僕は、無力で、愚かな子供で、そのせいで、一人の大切な家族を永久に失ってしまった。
とうの昔に失っていたことにすら、今になってしか気付かなかった。
「どうか、お元気で」
そう告げて、姉様の眼前から消え去るしかなかった。
それは、3歳の頃の記憶か、4歳の頃のものか。
まだ何も分からず、守られているだけの小さくて狭くて暖かいだけの世界で、窓に張り付いて、白い息を吐きながら雪をかくその女の子を見ていた。
父に、あの子は誰と尋ねた。
お前が気にかける必要はないと言われた。
関心を向けない父に、さらに言った。
寒い雪の中にいるのはカワイソウだから、家に入れてあげてと。
可哀想だからなどと、何様のつもりだったのか。
でも、父はより冷酷に、放っておきなさいと言った。
ビルソン公爵である父は、勤勉で、真面目で、努力家な人だ。
善か悪かと問われれば、おそらくほとんどの者が善人と呼ぶだろう。
特筆するような派手な成果を挙げることはないが、堅実な手腕は、一定の評価を受けていた。
父は、能力が秀でて高いわけではない代わりに、愚直なまでに努力ができる人だった。
だから、子供にもそれを求めた。
僕も幼い頃から厳しい教育を受けたが、それが父の期待に応えることができていたからなのか、理不尽な暴力を受けるようなことはなかった。
4歳の頃から学び始めた文字はすぐに覚えた。
覚えたてのその頃は、たくさん褒めてもらいたくて、大人達に自分がどれだけできるのか自慢していた。
『さすが、公爵家のご長男』
『聡明な子だ』
褒められれば褒められるほど嬉しくて、調子に乗っていた。
どれだけ文字が書けても、知識も乏しく、小さな世界しか知らないわけで、
『出来損ないの姉とは違う』
だから、その言葉を理解するのは、まだ先のことだった。
僕自身が姉様を追い詰めていた存在であったと知るのも、まだ先のことだった。
そもそも、姉様の死の知らせを聞くまで、自分に10歳年上の姉がいたことを忘れていた。
そして、その訃報を聞いてから、その日のことを思い出していた。
『勉強をしなければならないから、貴方と遊んであげられないの。ごめんなさい』
悲しそうにそう言って、僕を抱き上げてくれた、温かな腕を思い出していた。
僕の温もりを確かめるように、頬を寄せてくれていた。
目の前にある、自分と同じ茶色の髪を握りしめていたけど、その時は、その人が誰かも分からないほど、幼い子供だった。
僕を抱きしめてくれた、唯一の家族だったのに。
そして、姉様の存在を思い出してから、少しずつ、少しずつ、姉様がどういう境遇に置かれていたかを思い出し、そして思い知っていった。
僕達は、恨まれて当然なのだと。
父は、姉様のことを理解してあげられなかった。
何故、努力ができないのかと。
できて当たり前のことができないのは、怠けているからだと。
最初は、姉様の性根を正す目的で、屋敷の下働きをさせていたそうだ。
悔しいのなら、奮起しろと考えて。
でも、姉様は何も変わろうとしなかったから、諦めて、そのまま下働きを続けさせたと聞いた。
父の行いは何もかもが間違っており、愚かな行為だった。
父は、少し前に、教育学者が発表したとある論文を読んでいた。
食い入るように、読んでいた。
その内容は、学習障害を抱える子どもへの学習支援の方法が論じられていた。
姉の墓標の前で、取り返しのつかないことをしてしまったのではないかと、呟いているのを聞いた。
今更何を言ったところで、どうにもならない。
何故ありのままの姉様を認めてあげることができなかったのか。
姉様の努力を。
努力を怠る人が、あんな顔をするはずがない。
御自分を責めて、罰を受け入れるかの様に、どんな事にも恨み言一つ言わずに耐えていた。
無知であったことの罪をどう裁けばいいのか、僕には分からない。
ただ、父が姉様に行った仕打ちは、言い訳の仕様がない虐待だった。
それは、紛れもない、罪だ。
何を言ったところで、後悔したところで、姉様は、もうこの家には戻ってこない。
そして、僕自身も、恨まれて当然の、父と大差ない者なのだ。
『馬鹿な娘を持ってお可哀想』だと、口汚く喋っていた使用人達は、今はほとんど残っていない。
罪悪感に苛まれた父が、顔を見るのがつらいと、順に解雇していった結果だ。
彼、彼女らには、推薦状や紹介状がいっさい渡されなかったから、その後の再就職に苦労したことだろう。
実際、貴族の家に勤めていたのに、それがないということは、暗に問題を起こした者ととらえられる。
それを行ったのが父というのも、複雑なものだった。
最初に罰せられるべき人間は、父のはずなのに。
僕は、どうするべきなのか。
14歳になったその日、そこに向かった。
とある方から、自分の目で確かめてくるといいと教えられたからだ。
書き置き一つで、供も付けずにここまできた。
目的地は誰にも告げていない。
姉様も、この行程を一人歩かされたのだ。
当時は、どれだけ不安で辛く心細かったことか。
屋敷を立つ時に姉様に渡されるはずだったお金は、公爵家に勤めていた家令が自分の懐に入れ、姉様に使われることはなかった。
この危険な旅路を姉様は徒歩で進まざるを得なかった。
姉様が何をしたというのか。
どうして、姉様ばかりが辛い目に遭わなければならなかったのか。
目的地に向かうこの時はまだ、姉様に迷惑をかけることも考えずに、無神経な使命感に駆られていた。
そしてその目的地は畑に囲まれた田舎の町なのに、実際に目にすると思ったよりも随分と綺麗な場所だった。
町の様子を歩いて見て回っていると、背後から足元に衝撃があり、驚いて振り向いた。
視線を下げると、僕の足にぶつかったようで、小さな子が尻餅をついていた。
「大丈夫?気付かずに、ごめんね」
その子に手を差し出すと、小さな手が重ねられた。
「ごめんなさい」
まだ四歳くらいに思える小さな子なのにはっきりとした喋り方で、でも、とても可愛らしい印象を受けた。
フワフワと柔らかそうな黒い髪に、鮮やかな青い瞳をいっぱいに見開いて僕を見ている。
「ごめんなさい、私の子供が。お怪我はありませんか?」
声の方を向くと、さらに小さな子供を抱いた女性が立っていて、息を飲んだ。
誰なのか一目で分かったその人が、僕の姉様だった。
「お母さん」
僕とぶつかった子は、姉様の子供だったのか。
「大丈夫ですか?」
「あ、はい、大丈夫です。ご心配なく」
姉様の若く、綺麗な姿は、何の心労もないように見えた。
慈しむように二人の子供を見つめ、口元の微笑を絶やさない。
小さな家族に向ける一つ一つの仕草に、憧憬の念を抱く。
だから思わず、
「貴女は、今、幸せですか?」
そう尋ねていた。
初対面の会ったばかりの人間に、突然そんな事を聞かれて不審がられてもおかしくはないのに、不思議そうな顔をされただけで、「はい」と、弾けるような笑顔で答えられていた。
肖像画に描かれた母によく似た顔をされて、慈愛に満ちた、そして、幸せあふれる笑顔だった。
姉様が困っているのなら、助けてあげなければと考えていた。
僕が、平民の苦しい生活から姉様を救ってあげるのだと。
でも、それはまた独りよがりなことで、独善的で、手前勝手で、身勝手な考えでしかなかった。
僕が、姉様が手に入れた幸せを、掻き乱していいわけがなかった。
僕にできることは、静かにその幸せを願うことだけだった。
「大丈夫ですか?ごめんなさい、息子が強くぶつかってしまったのですね」
姉様が慌てた様子でハンカチを差し出してくれた。
頬を、一筋の雫が伝っていたからだ。
僕は、無力で、愚かな子供で、そのせいで、一人の大切な家族を永久に失ってしまった。
とうの昔に失っていたことにすら、今になってしか気付かなかった。
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