17 / 72
第一世界 ロージェン(さあ、魔王討伐だ!)
第十五話 勇者たちの実力
しおりを挟む
俺は目の前の熟れた果実に焦点を合わせて鑑定した。
□名前:ソフィ=ブラガ
□種別:人間
□年齢:18歳
□職業:大司教(統一教)
□レベル:50
□HP:1180/1180
□MP:2550/2550
□筋力:205
□敏捷:310
□魔法:聖魔法(大)
□スキル:太陽神の加護(中)、薬草学中級(4/10)、範囲自動回復(小)、鑑定(2)、聖属性(大)、闇耐性(大)、年齢詐称(大)、肩凝りの呪い(小)
信じられん。レベル50だと……。英雄レベルじゃないか。しかも、MPが異世界チートな俺とほぼ同じだ。レベル差はあるとはいえこれは尋常じゃない。うちのエルフのルシアでさえMPがまだ310だというのに。
しかもシスターじゃなくて大司教様だったのか。ただ統一教ってネーミングになにか怪しげな雰囲気を感じるな。それと……。年齢詐称のレベルが高すぎだろ! 見た目は凄く若いんだけどな。実年齢はいくつなのだろうか。怖くて聞けない。
そして範囲自動回復のスキル持ちだった。ああ、なるほど。
「見ているだけで癒されるのは本当だったのか」
やはり双丘をガン見するのは健康に良いことなのだ。うむ、全身が癒されていく。
「見なくても回復されます!」
ソフィは胸を両手で覆い隠し、潤んだ瞳で俺を睨みつける。全然隠せてないけどね。むしろ圧迫されてすごいことになっている。
そうそう、呪いはいわずもがなだ。やっぱり大きいと大変なんですね。お揉みした方がいいのかもしれない。俺は手をワキワキとさせる。
「ひぃっ!?」
「お前は変態か!?」
ソフィーを庇うように俺の前にたったのは赤髪の女。殺意の籠った目で睨みつけてくるこの女の名前はなんていったけか。えーと……。
「ああ、そうだ。リーナか」
「アンジェリーナよ!!」
あれ、そうだっけか?
□名前:アンジェリーナ=ハインツ
□種別:人間
□年齢:19歳
□職業:魔道王
□レベル:54
□HP:1105/1105
□MP:3830/3830
□筋力:166
□敏捷:442
□魔法:全属性魔法
□スキル:魔法神の加護(中)、杖術上級(8/20)、MP自動回復(中)、魔法同時発動(中)、全魔法属性(中)、魔法耐性(中)、肩凝り知らず
「まじかよ。なんだよそのMPは……」
さらに上がいたよ。俺より遥かにMPが高かった。しかもよく見るとソフィもこいつも後衛なのにHPが高いな。うちの筋肉馬鹿を超えているぞ。
「あら、あなた鑑定が使えるのね」
「まあな」
「私達の強さにびびっちゃったかしら。今更へこへこしても遅いんだからね」
「うるさい貧乳が」
「なっ!?」
顔まで真っ赤に染めるアンジェリーナ。ん? ハインツ? 赤?
「ケチャップかよ」
「ぶーっ!?」
「ちょ、ユーキっち、汚い!?」
あ、隣で勇者が吹いた。さてはあいつ同じ事を考えたことがあるな。勇者の噴き出した唾を猫耳少女が一瞬で回避する。
そして、いつのまに俺の前にいた。まさかこいつも……。恐る恐る幼女を鑑定する。
□名前:ララ=ガータ
□種別:獣人(猫)
□年齢:38歳
□職業:拳闘鬼
□レベル:51
□HP:4360/4360
□MP:166/166
□筋力:1860
□敏捷:778
□魔法:なし
□スキル:拳闘神の加護(中)、格闘術上級(10/20)、投擲術中級(10/10)、暗器術中級(8/10)、毒精製(中)、隠れ身(中)、鑑定(2)、物理耐性(中)、魔法耐性(小)、危険察知(中)、罠開錠(中)、幼女化の呪い
「幼女じゃなかったのかよ!?」
まず驚いたのはそこだった。熟女でしたよ。まさかの最年長。いや、ソフィーが年齢不詳だからなんともいえないか。そして、いつの間にか筋力が鑑定できるようになっていました。なんてご都合主義なんでしょう。ちなみに俺の今の筋力は1100だ。素早さは400。完全に負けていた。
しかもなんだよこの保有スキル。物騒過ぎだろ。
「みぃ~たぁ~なぁ~」
ガキンガキンと拳を打ち合わせて嗤う猫耳幼女もとい熟女。ちょっと! キラリと光る牙が口から出てますよ!
「見てません見てません。俺は何も見てません!」
偽幼女のあまりの迫力に俺は勇者を前に押し出す。
「ちょ!? カイト、僕を壁にしないでよ! ララも! 拳から火花を散らすの止めて!」
しかしやばいな。全員が英雄レベルだった。おそらく装備品もかなりの代物でステータスをさらに底上げしていることだろう。タイマンなら負ける気はしないが、三人で束になられたら勝てる気がしない。
そして、最後に勇者を鑑定してみました。正直したくなかった。でも、しないと駄目だよね。
□名前:ユーキ=タクマ
□種別:人間
□年齢:17歳
□職業:勇者《???》 □レベル:36
□HP:10490/10490
□MP:2150/2150
□筋力:1103
□敏捷:494
□魔法:勇者魔法
□スキル:異世界言語、限定転移、???、剣術上級(4/20)、体術上級(6/20)、聖属性(大)、闇耐性(大)、???、隠蔽(4)、鑑定(3)、聖剣の使い手、???、不屈の闘志、MP自動回復(中)、HP自動回復(中)、???、???
全てのパラメータが俺とほぼ同レベルでした。さすが異世界人といえばいいのか。これで確実だな。勇者パーティを敵に回したら今の俺は完全に屠られる。そう考えると、さすがに背筋に冷たいものが走った。
しかもスキルで一部鑑定できないところがあった。もしかしたら勇者の隠蔽のレベルがある程度高いからなのかもしれない。勇者の隣は《異世界人》もしくは《高校生》ってところかな。スキルはこれだとちょっとよくわからないな。
「ねえ、カイト?」
「ん?」
ユーキが俺の耳に顔を近づけてきた。
「僕のステータスって全て見れたの?」
ぼそぼとと耳打ちしてきた。
「いや、俺の鑑定のレベルじゃ一部しか見れなかったぞ」
「そうなんだ」
俺の返事を聞いたユーキはどこか安心した顔を浮かべていた。なんだよ恥ずかしいスキルでも持っているのか。あ、もしかして《ハーレム属性》か。若い美少女たち…見た目だけかもしれないが…に囲まれやがって! 羨ましいな、畜生。
あれ? 待てよ――。
「なあ、ユーキ?」
「なんだい?」
「お前らって一度魔王に負けたんだよな?」
「えっ――。ああ、うん。そうだね……」
ユーキは俯くと悔しそうに拳を握り締めた。マジかよ。この面子で負けたのか。おいおいおい、魔王ってどんだけ強いんだよ。
ため息をついて俺は天を見上げる。鬱蒼とした木々の枝葉が視界を遮っていた……。いやいや、ここは澄みわたった空を見上げるシーンだろ! 台無しじゃないか。
はぁだめだ……。なんか魂を取り戻せる自信がなくなってきた。どうしよう。
□名前:ソフィ=ブラガ
□種別:人間
□年齢:18歳
□職業:大司教(統一教)
□レベル:50
□HP:1180/1180
□MP:2550/2550
□筋力:205
□敏捷:310
□魔法:聖魔法(大)
□スキル:太陽神の加護(中)、薬草学中級(4/10)、範囲自動回復(小)、鑑定(2)、聖属性(大)、闇耐性(大)、年齢詐称(大)、肩凝りの呪い(小)
信じられん。レベル50だと……。英雄レベルじゃないか。しかも、MPが異世界チートな俺とほぼ同じだ。レベル差はあるとはいえこれは尋常じゃない。うちのエルフのルシアでさえMPがまだ310だというのに。
しかもシスターじゃなくて大司教様だったのか。ただ統一教ってネーミングになにか怪しげな雰囲気を感じるな。それと……。年齢詐称のレベルが高すぎだろ! 見た目は凄く若いんだけどな。実年齢はいくつなのだろうか。怖くて聞けない。
そして範囲自動回復のスキル持ちだった。ああ、なるほど。
「見ているだけで癒されるのは本当だったのか」
やはり双丘をガン見するのは健康に良いことなのだ。うむ、全身が癒されていく。
「見なくても回復されます!」
ソフィは胸を両手で覆い隠し、潤んだ瞳で俺を睨みつける。全然隠せてないけどね。むしろ圧迫されてすごいことになっている。
そうそう、呪いはいわずもがなだ。やっぱり大きいと大変なんですね。お揉みした方がいいのかもしれない。俺は手をワキワキとさせる。
「ひぃっ!?」
「お前は変態か!?」
ソフィーを庇うように俺の前にたったのは赤髪の女。殺意の籠った目で睨みつけてくるこの女の名前はなんていったけか。えーと……。
「ああ、そうだ。リーナか」
「アンジェリーナよ!!」
あれ、そうだっけか?
□名前:アンジェリーナ=ハインツ
□種別:人間
□年齢:19歳
□職業:魔道王
□レベル:54
□HP:1105/1105
□MP:3830/3830
□筋力:166
□敏捷:442
□魔法:全属性魔法
□スキル:魔法神の加護(中)、杖術上級(8/20)、MP自動回復(中)、魔法同時発動(中)、全魔法属性(中)、魔法耐性(中)、肩凝り知らず
「まじかよ。なんだよそのMPは……」
さらに上がいたよ。俺より遥かにMPが高かった。しかもよく見るとソフィもこいつも後衛なのにHPが高いな。うちの筋肉馬鹿を超えているぞ。
「あら、あなた鑑定が使えるのね」
「まあな」
「私達の強さにびびっちゃったかしら。今更へこへこしても遅いんだからね」
「うるさい貧乳が」
「なっ!?」
顔まで真っ赤に染めるアンジェリーナ。ん? ハインツ? 赤?
「ケチャップかよ」
「ぶーっ!?」
「ちょ、ユーキっち、汚い!?」
あ、隣で勇者が吹いた。さてはあいつ同じ事を考えたことがあるな。勇者の噴き出した唾を猫耳少女が一瞬で回避する。
そして、いつのまに俺の前にいた。まさかこいつも……。恐る恐る幼女を鑑定する。
□名前:ララ=ガータ
□種別:獣人(猫)
□年齢:38歳
□職業:拳闘鬼
□レベル:51
□HP:4360/4360
□MP:166/166
□筋力:1860
□敏捷:778
□魔法:なし
□スキル:拳闘神の加護(中)、格闘術上級(10/20)、投擲術中級(10/10)、暗器術中級(8/10)、毒精製(中)、隠れ身(中)、鑑定(2)、物理耐性(中)、魔法耐性(小)、危険察知(中)、罠開錠(中)、幼女化の呪い
「幼女じゃなかったのかよ!?」
まず驚いたのはそこだった。熟女でしたよ。まさかの最年長。いや、ソフィーが年齢不詳だからなんともいえないか。そして、いつの間にか筋力が鑑定できるようになっていました。なんてご都合主義なんでしょう。ちなみに俺の今の筋力は1100だ。素早さは400。完全に負けていた。
しかもなんだよこの保有スキル。物騒過ぎだろ。
「みぃ~たぁ~なぁ~」
ガキンガキンと拳を打ち合わせて嗤う猫耳幼女もとい熟女。ちょっと! キラリと光る牙が口から出てますよ!
「見てません見てません。俺は何も見てません!」
偽幼女のあまりの迫力に俺は勇者を前に押し出す。
「ちょ!? カイト、僕を壁にしないでよ! ララも! 拳から火花を散らすの止めて!」
しかしやばいな。全員が英雄レベルだった。おそらく装備品もかなりの代物でステータスをさらに底上げしていることだろう。タイマンなら負ける気はしないが、三人で束になられたら勝てる気がしない。
そして、最後に勇者を鑑定してみました。正直したくなかった。でも、しないと駄目だよね。
□名前:ユーキ=タクマ
□種別:人間
□年齢:17歳
□職業:勇者《???》 □レベル:36
□HP:10490/10490
□MP:2150/2150
□筋力:1103
□敏捷:494
□魔法:勇者魔法
□スキル:異世界言語、限定転移、???、剣術上級(4/20)、体術上級(6/20)、聖属性(大)、闇耐性(大)、???、隠蔽(4)、鑑定(3)、聖剣の使い手、???、不屈の闘志、MP自動回復(中)、HP自動回復(中)、???、???
全てのパラメータが俺とほぼ同レベルでした。さすが異世界人といえばいいのか。これで確実だな。勇者パーティを敵に回したら今の俺は完全に屠られる。そう考えると、さすがに背筋に冷たいものが走った。
しかもスキルで一部鑑定できないところがあった。もしかしたら勇者の隠蔽のレベルがある程度高いからなのかもしれない。勇者の隣は《異世界人》もしくは《高校生》ってところかな。スキルはこれだとちょっとよくわからないな。
「ねえ、カイト?」
「ん?」
ユーキが俺の耳に顔を近づけてきた。
「僕のステータスって全て見れたの?」
ぼそぼとと耳打ちしてきた。
「いや、俺の鑑定のレベルじゃ一部しか見れなかったぞ」
「そうなんだ」
俺の返事を聞いたユーキはどこか安心した顔を浮かべていた。なんだよ恥ずかしいスキルでも持っているのか。あ、もしかして《ハーレム属性》か。若い美少女たち…見た目だけかもしれないが…に囲まれやがって! 羨ましいな、畜生。
あれ? 待てよ――。
「なあ、ユーキ?」
「なんだい?」
「お前らって一度魔王に負けたんだよな?」
「えっ――。ああ、うん。そうだね……」
ユーキは俯くと悔しそうに拳を握り締めた。マジかよ。この面子で負けたのか。おいおいおい、魔王ってどんだけ強いんだよ。
ため息をついて俺は天を見上げる。鬱蒼とした木々の枝葉が視界を遮っていた……。いやいや、ここは澄みわたった空を見上げるシーンだろ! 台無しじゃないか。
はぁだめだ……。なんか魂を取り戻せる自信がなくなってきた。どうしよう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
魔力ゼロの俺だけが、呪いの装備を『代償なし』で使い放題 ~命を削る魔剣も、俺が持てば『ただのよく切れる剣』~
仙道
ファンタジー
現代日本で天才研究者だった相模登(さがみ のぼる)は、ある日突然、異世界へ転移した。 そこは『スキル』と『魔力』が全てを決める世界。
しかし登には、ステータス画面もなければ、魔力も、スキルも一切存在しなかった。
ただの一般人として迷宮に放り出された彼は、瀕死の女騎士と出会う。彼女の前には、使う者の命を瞬時に吸い尽くす『呪いの魔剣』が落ちていた。
武器はそれしかない。女騎士は絶望していたが、登は平然と魔剣を握りしめる。 「なぜ……生きていられるの?」 登には、剣が対価として要求する魔力は存在しない。故に、魔剣はデメリットなしの『ただのよく切れる剣』として機能した。
これは、世界で唯一「対価」を支払う必要がない登が、呪われた武具を次々と使いこなし、その副作用に苦しむ女騎士やエルフ、聖女を救い出し、無自覚に溺愛されていく物語。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる