異世界 de ソウルコレクター

白水 翔太

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第三世界 メルカド(金こそ全てだ!)

第五十八話 マイソウルプライス

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「ブーン、冒険者ギルドロンセト支部へようこそ!」
「お、おお……」

「ブーン、本日はどのようなご用件でしょうか?」
「ああ、ギルドへの登録とアイテムの換金ってとこだな」

「ブーン、それではこの番号札をお持ちになってお待ちください。ブ、ブ、ブ、ブブブ――」

 カウンターに置いてあった番号札を俺へと渡そうとする受付嬢。

「いいよいいよ! 俺が持つから!」
「あ、ありがとうブーン。あっ――。いえ、ありがとうございます!」

 受付嬢は小さかった。どれくらい? 俺の親指くらい。だって蜜蜂なんだもん。もはや人型ですらなかったよ……。

 長ソファーに腰かけ順番を待つ。自分の番になると番号札が振動して輝くらしい。なんか、フードコートに来たみたいだな。

 王宮っぽいギルドの中は見た目通りやたらと広かった。歩く歩道やエスカレータさえあった。んー、地球世界でいう空港っぽい作りかな。

 冒険者ギルドは東側の離れにあった。もしかして荒くれ者が多いから離されているのか? 中央はスーツの姿のガマガエル人や猫人が多かった。猫に小判の価値がわかったとは……。

 そして冒険者ギルドの窓口も細分化されていた。さっき俺が訪れたのが総合案内所。それ以外に、ギルド登録・更新、ランク査定、違反処理、クエスト受託、クエスト依頼、治療申請、アイテム換金、入金、引き落とし、アイテム交換、職業斡旋、ギルド仲介、悩み相談、恋愛相談……。

 どんだけあるんだよ!? 恋愛相談とかこんなところでしねーよ!

「ああ……、ヘレンと僕の運命の恋の行方が気になって仕方ない……」

 右後ろからそんなため息が聞こえてきた。マジで相談する奴なんているんだ……。少し気になって後ろを盗み見る。

「僕っ娘かよ!?」

 はい、同性愛者でした。まー、最近は恋愛には性別の垣根はないようだから、俺は何もいわないけどさ。セクシャルマイノリティだよね。

「あれれ? きみ可愛いねー。歳いくつ? 私の好みかも」

 そしてショタ持ちでした。俺は黙って席を立ち壁際に立って待つことにした。うーん、やはり後ろから見渡すと凄い人なのかがよくわかる。おそらくこの冒険者ギルドだけで数百人はいるな。この都市はもしかしたら人口十万人は超えるかもしれんな。世界で一番栄えている街というのはあながち嘘ではないようだ。

 十分ほど立っているとズボンのポケットにいれていた番号札がブルブルと震えた。ちなみにいま着ているのはシンドラー学園の制服だ。肌触りが日本の生地に近くて気に入ってるのだ。

「それではこれに触れてください」

 挨拶もなしに、受付嬢は水晶を差し出してきた。サクサク終わらせたいのだろう。

「登録用紙とか、名前とか書かなくていいのか」
「結構です」

 先端で二つに割れた舌がちろちろと揺れていた。

「あっそう。これに手を載せればいいのね。あっ――」

 パリンと音を立てて、黒い水晶が割れてしまった。

「では、次はこれをお試しください」

 無表情な瞳で新しい水晶を取り出した。今度のは銅色だった。恐る恐る手を翳すが、やはり同じように粉々に割れた。

「おい、どうなっているんだよ」
「では……。これを」

 銀色の水晶だった。触れた瞬間、僅かだが力を奪われるような虚脱感を覚えた。そして水晶は――。

「また、割れたじゃねーかよ。次だ次!」
「これならば……」

 想像通り金色の水晶だった。嫌な予感がひしひしとする。

「い、痛ぇえええ!?」

 全身にびりびりと電気が走った。そして水晶は眩く輝く。冒険者ギルドの広いホールを照らし出すほどの光量だった。

「まさか――」

 無表情な蛇女の眉がピクリと動いた。いや蛇だから眉なんてないんだけどね。眉あたりの所という意味だよ。

「おい! また割れたじゃねーかよ。今のは滅茶苦茶痛かったぞ。はあ、次あたりなら割れなさそうな気がするな。さっさと水晶を出してくれ」

「ございません」

 蛇女は無表情にそう語る。口を開ける度にチロチロと揺れる長い舌先が気になって仕方ない。

「ないの?」
「ええ。先ほどのが最後ですが」

「で? 何なのさっきの水晶は」
「能力を読み取りギルドランクを決める魔道具です」

「普通は割れるものなのか?」
「いいえ。通常は強く輝いた後にランクに応じた色に落ち着きます。白くなった場合は次の水晶に進みます」

「なんだよ。淡々と水晶を出すから能力が高いと割れるもんだと思ってたわ」
「これは古より伝わる神器の一つです。なので割れることなどございません」

「その所為だよ!?」

 頼むから俺に貴重な神器を触らせるな。スキルが無暗に発動するだろうが。そして蛇女さんよ、神器が割れたのに表情変えなさすぎだろ!

「SSSランクです」
「は?」

「あなたのランクです」

「まじかよ!? SSSランクなんて初めて見たぞ!」
「ギルド登録でなった奴なんていねーだろ!」
「まさか嘘だろ! あんな餓鬼が……」
「目が、目がいてぇええよぉおお!?」
「蝙蝠人にはあれはきついよな。俺もまだ少し目がチカチカするぞ」
「あの小さなお尻がたまらないわ」

 外野が凄い騒ぎになっていた。そしてショタよ、いつのまにここに。俺はケツの穴を引き締め、ギルド嬢に問いかける。

「SSSランクだとなんか問題あるか?」

「なに一つございません。魔王が出現した際に先陣を切って突っ込むことのできる権利、国同士が戦争を始めたときに仲裁することのできる権利、ダンジョンから魔物が大量に湧き出した時に真っ先に盾となることのできる権利、天変地異が起きた際に身を挺して止めることのできる権利、王族に挨拶することのできる権利、ギルマスとお茶することのできる権利などなど、特典で一杯でございます」

「そんなもん特典でもなんでもねーじゃん!?」

 いらねーよそんな権利。義務を権利と言い換えているだけじゃねーのか。

「はぁ……。もういいや。それよりも俺はアイテムを換金したいんだけど」
「でしたらあの列にお並びください」

 長蛇の列の方向を指さすギルド嬢。

「SSSランクもフツーに並ぶのかよ! 権利はどこいった!?」

 俺は足を踏み鳴らしながら人混みを掻き分けていく。そしてアイテム換金と書かれたギルドに並ぶ。もの凄い人だった。なんでここは番号札制じゃねーんだよ。

「お待たせしました」
「ああ待ちくたびれたよ!」
「がふっ!?」

 一時間だよ。一時間。おれは待たされるのも並ぶのも嫌なんだ。一人一人がその場でアイテムを並べ、それを係員が鑑定する。傷やへこみなどを丁寧に確認して金額が決まる。査定に時間が掛かり過ぎるのだ。これこそ、もっと効率化しようぜ。

「で、では、ギルドカードを提示してください」
「ほらよ」

「がふっ!? SSSランクなんですか!?」

 ワニ顔のギルド嬢が口を開けて固まっていた。鋭利な牙が光を反射して煌めく。ふむ、良く手入れされているな。じゃなくて物騒だろ。

「ああそうだ。いいから早く口を閉じろ」
「はっ!? す、すみません! いだぁあっ!?」

 カウンターに突っ伏して悶絶する鰐娘。どうやら舌を噛んだらしい。

「何やっているんだ。早くしろよ」
「な、なぜ、あっちのVIP専用の窓口に並ばなかったのですか?」
「え?」

 ワニ嬢が示したのは少し離れた所にあるゴージャスな仕立てのカウンターだった。係員の女性も気品溢れる人族のお姉さんだった。

「あそこでギルドカードを提示して頂ければ直ぐにラウンジへと御案内いたします。そこで品物をお預かりし、査定が終わるまではゆったりとお寛ぎできますが……」

「蛇女! 説明不足だろ!」

 確かに登録カウンターから見ると同じ方角だった。でも初めて来たらそんなのわからねーだろ! 

「もういいからこれを換金してくれ!」

 俺は三枚の鱗を無造作に投げ出す。

「えええっ!? こ、これは――」

 ワニ嬢が鱗を咥えてカウンターの後へとすっ飛んでいった。噛んだら傷物になるだろーが! なんかカウンター裏がざわついていた。

「カ、カイト様。申し訳ございません。査定に時間が掛かってしまいますので、ラウンジの方にてお待ちになって頂けますか」

 査定には三十分もかかった。

「長らくお待たせしまして大変申し訳ございません」

 スーツ姿の女性が深々と頭を下げる。コンシェルジュと呼ばれるVIP対応の女性だ。

「いや、そんなに気にすることはないさ」

「こちらの不手際で一般冒険者の列に並んで頂くなど誠に失礼いたしました」
「だからもういいって」

 ソファーに深く身を沈め、カフェを啜りながら俺はやんわりと応対する。

 ラウンジは最高だった。豆の質も最高級。しかもお代わりの度に豆の種類や焙煎具合を変えてくれるのだ。それ以上に最高のサービス。それは目の前のテーブルで手動ミルを用いて豆を挽いてくれるのだ。美人のメイド服の女性がだ。立派な果実を実らしていた。テーブルで挽くんだから前屈みになるよね? ミルを回す度にプルンプルン揺れるのだ。なにかは言うまでもないよな。

 俺は至福のときを過ごした。イライラなんてすぐに吹っ飛んださ。ずっとここにいてもいいくらいだ。

「鱗の大きさ自体は成竜からすると少し小ぶりでございます。ですが、まさか黒龍の鱗だとは想像だにしませんでした……。ここ百年は新たに出ていない逸品でございます。さすがSSSランカーのシドー様でございます」

 あれ? この世界ではシドーなんだ。前の世界と同じ姿だからブランドかと思ってたよ。いや、ブランドとか言われても誰それって感じなんだけどさ。

「つかぬことを聞くが、駆け出し冒険者が泊まる宿の相場はいくらだ?」

「えっ? そ、そうですね……。おそらく朝食と夕食がついて四千から五千ギルかと。わたくしどものお客様にはそのような方がいらっしゃらないので正確ではないかもしれませんが……」

「いや、大体でいいから別に問題ない」

 とりあえず相場を押さえてから聞きたかったんだ。一ギル、一円として換算しようかな。 

「で? アイテムは幾らになった?」
「一枚五億ギル、三枚で十五億ギルでいかがでしょうか? それ以上の査定をお望みでしたら、改めて上司に相談して参りますが……」

「いやそれで構わない」

 俺はもう驚かないぞ。なんていったってターウォでも金持ちだったもんね。ドデルヘン世界ではすでに大領主になっているしね。人化したときにポロっと落ちたんだよね。おそらく生え変わりだったのだろう。土がついて汚れていたけど、それ位の価値はあるのだろう。そう思おう。

「お支払いはカードにご入金という形でも宜しいでしょうか?」
「ああそれでいいが、念のため百万ギルだけ現金にしてくれ」

「かしこまりました。少々お待ちください」

 コンシェルジュが一旦席を離れる。そして金貨と小さな白い箱のような物を持って戻ってきた。

「では、カードを少々拝借しても宜しいでしょうか?」

 ギルドカードを白い箱の上に乗せると僅かに光を帯びた。どうやら金をチャージする魔道具のようだ。

「んん? あれ?」
「シドー様、いかが致しましたか? 百万ギル引いておりますのでこの金額で間違いないかと存じますが?」

「いや、なんでもない……」

 ギルドカードから白く発光する小さな球が浮かび上がり、ゆっくりと俺の体に吸い込まれたのだ。

□魂の欠片 1,500,000,000ギル/999,999,999,999ギル

 え!? これはどういうことだ? まさか俺の魂って金で買えるの!

 俺の価値はプライスレスじゃないのかよ!
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