15 / 26
転職・アクセサリー職人
第十五話 買い出し
しおりを挟む
翌日――十一時。
サンジュウシは街中を駆け回っていた。
「次は……ミル農場で酸化アルコールか」
メモを見ながら走るサンジュウシは、疲れは感じていないものの息切れをしながら街の南側に向かっていた。
遡ること一時間前。
新しく始まる仕事に意気揚々と加工屋を訪れたサンジュウシが店に入ると、昨日よりも増えた依頼物に驚きながら、すでに作業を始めていたゴウジュに近寄って行くとメモを手渡された。
「悪い、出来るだけ急ぎでここに書かれている物を買ってきてくれ」そう言うと作業をしながら傍らに置いてあった財布をサンジュウシに向かって投げた。「金はそこに入っている」
「了解」サンジュウシはメモに視線を落として片眉を上げた。「……じゃあ、行ってくる」
店を出たサンジュウシはまず雑貨屋へと向かった。
知っての通り、大抵の物は雑貨屋で揃うし、何よりも都合が良い。この街ではサンジュウシが元ウエイターということを知っている者も多いが、それよりも前にSランクハンターであったことを知っている者は少ない。故になのか、雑貨屋の店主は雑談以外に核心を突くような質問をしてこない。
「書かれていた三つ以外は用意できたぞ」
「どうも」返されたメモを見ながら金を払って渡された商品を収納したサンジュウシは首を傾げた。「どれが無かったんだ?」
「ドクマダラトカゲの肝と酸化アルコール、それと雲丹血石だ」
「どれも持ってない物だから仕入れないとダメだな。売ってる場所わかるか?」
「ドクマダラトカゲの肝は数年漬け込んで発酵させることで珍味になるから肉屋に売ってるんじゃないか? 酸化アルコールはミル農場で作っていると思ったが……雲丹血石はわからねぇな」
「じゃあ、とりあえずはトカゲの肝だな。ありがとう、助かった」
「いんや、またのお越しを」
雑貨屋を出たサンジュウシは中心街にある商店通りへと足を踏み入れた。
このエリアはキャニオンビレッジと同じようにゲーム上では存在していなかった場所だ。ウエイターをしていたときは安い食材を大量に仕入れるため決まった農場で買い込んでいたが、街に住む住人たちは基本的にこの商店通りで買い物をしている。
八百屋、魚屋と立ち並ぶ店の中で肉屋に入ったサンジュウシはガラスケースに並んでいる牛や豚や鶏、そしてモンスターの肉を眺めながら眉を顰めた。
「トカゲの肉はあるが――店主、ドクマダラトカゲの肝はあるか?」
「ドクマの肝ぉ? ありゃあ火を通してもひとかじりで死ぬ猛毒だぞ? 一般人が扱える代物じゃあない」
「一般人じゃない。使うのは加工屋だ」
「ああ……そういうことか。ちょっと待ってろ」そう言って奥に引っ込んだ店主は厳重に密閉されたバケツ型の容器を持ってきた。「いつもなら珍味酒場に売るか捨てるかしてるんだが加工屋なら問題ないな。どこの加工屋だ?」
「あ~……店の名前? ゴウジュの店だ」
「あそこか。なら安心だな。どうせ捨てるもんだ。持ってきな」
「まぁ廃品回収だな。丸ごとでいいのか?」
「ああ、構わん。ちなみにあと二つ同じ容器がある。いるか?」
「いや、とりあえず一つで大丈夫だ。じゃあ、また来るよ」
そして、ドクマダラトカゲの肝が入った容器を収納して肉屋を出たサンジュウシは中心街から南側にある職人街の農場に向かうためスラム街を駆けていた。
「意外とっ――遠いんだよ、なっ――」
息も絶え絶えだがさすがは高ランク装備を着込んでいるだけあって走る速度は速い。そのせいかスラム街の不良たちもサンジュウシを一瞥はするが追って来ようとまではしない。
そうして農場に辿り着くと、息を整えながら肩を上下をさせつつ周囲に視線を向けた。
「はぁ、はぁ……ふぅ。ミル農場ってたしか葡萄園だったよな」思い出しながら見回していると、連なる農場の中に紫の果実を見付けた。「あそこか」
小走りで葡萄園の向かうと『mill』と書かれた看板を見つけて安心したように息を吐いた。
人の気配を感じる倉庫のほうへ向かい、開いていた入口から中を覗き込むと大樽の脇に掛けた梯子に登って作業をしている男がいた。
「すみません、酸化アルコールが欲しいんですが」
声を掛けると、振り返った男が梯子を飛び降りて近寄ってきた。
「酸化アルコール? 何に使うんだ?」
「なんですかね? 加工屋のゴウジュが必要らしくて」
「ああ、加工屋か。じゃあ、いつものだな。ちょっと待っていてくれ」そう言って並んだ大樽の一つから掬い上げた液体を容器に流し込んで戻ってきた。「はいよ」
「あ、どうも」
酸化アルコールを受け取り代金を支払ったサンジュウシは軽く会釈をして倉庫を後にした。
思いの外にゴウジュの顔が広く雑貨屋で買えなかった物も意外と容易く手に入ったが、問題は最後の一つ。
「雲丹血石? そんなにレアアイテムでも無かった気もするが……どこだったかな」
レアでは無い故にサンジュウシの背嚢には入っておらず、高価なものでもないから金を貯めている過程でわざわざ探して手に入れる物でも無い。
「ん~……」呼び起こすのは攻略サイトの記憶だ。「あ、たしか南東の採掘場で採れるんだったか」
思い出したサンジュウシが農場から東側に進むと切り立った崖に開いた洞窟が見えてきた。
この採掘場はゲーム内にもあったが、基本的には初期の頃に訪れて武器や防具、売って金を作るために様々な鉱石を採る場所で、慣れてきたプレイヤーはダンジョン内にある採掘場で鉱石を採るから訪れることも少なくなる。当然、サンジュウシのように覚えていない者も多い。
「ひっさびさだな……」
サンジュウシは背嚢から取り出したつるはしを手に、出入り自由の洞窟を進んでいく。
ゲームの時はどこでつるはしを振るおうともランダムに鉱石が採取できるが、目の前には種類の違う鉱石の埋まる壁がある。
「雲丹……雲丹……これか」血のように赤く、雲丹のような形状で埋まっている鉱石を見付け、つるはしを振り下ろすと削り落ちた雲丹血石を手に取った。「よし。少し時間は掛かったがこれで揃ったな」
雲丹血石を収納して加工屋へと駆け出したサンジュウシだったが、心の中では一つある疑念を思い浮かべていた。
――現状やっている仕事は辞めたはずの商人の仕入れそのものではないか? と。それも間違ってはいない。むしろ正しくこの仕事に名前を付けるのならば――仲介業者、と言うべきだろう。
サンジュウシは街中を駆け回っていた。
「次は……ミル農場で酸化アルコールか」
メモを見ながら走るサンジュウシは、疲れは感じていないものの息切れをしながら街の南側に向かっていた。
遡ること一時間前。
新しく始まる仕事に意気揚々と加工屋を訪れたサンジュウシが店に入ると、昨日よりも増えた依頼物に驚きながら、すでに作業を始めていたゴウジュに近寄って行くとメモを手渡された。
「悪い、出来るだけ急ぎでここに書かれている物を買ってきてくれ」そう言うと作業をしながら傍らに置いてあった財布をサンジュウシに向かって投げた。「金はそこに入っている」
「了解」サンジュウシはメモに視線を落として片眉を上げた。「……じゃあ、行ってくる」
店を出たサンジュウシはまず雑貨屋へと向かった。
知っての通り、大抵の物は雑貨屋で揃うし、何よりも都合が良い。この街ではサンジュウシが元ウエイターということを知っている者も多いが、それよりも前にSランクハンターであったことを知っている者は少ない。故になのか、雑貨屋の店主は雑談以外に核心を突くような質問をしてこない。
「書かれていた三つ以外は用意できたぞ」
「どうも」返されたメモを見ながら金を払って渡された商品を収納したサンジュウシは首を傾げた。「どれが無かったんだ?」
「ドクマダラトカゲの肝と酸化アルコール、それと雲丹血石だ」
「どれも持ってない物だから仕入れないとダメだな。売ってる場所わかるか?」
「ドクマダラトカゲの肝は数年漬け込んで発酵させることで珍味になるから肉屋に売ってるんじゃないか? 酸化アルコールはミル農場で作っていると思ったが……雲丹血石はわからねぇな」
「じゃあ、とりあえずはトカゲの肝だな。ありがとう、助かった」
「いんや、またのお越しを」
雑貨屋を出たサンジュウシは中心街にある商店通りへと足を踏み入れた。
このエリアはキャニオンビレッジと同じようにゲーム上では存在していなかった場所だ。ウエイターをしていたときは安い食材を大量に仕入れるため決まった農場で買い込んでいたが、街に住む住人たちは基本的にこの商店通りで買い物をしている。
八百屋、魚屋と立ち並ぶ店の中で肉屋に入ったサンジュウシはガラスケースに並んでいる牛や豚や鶏、そしてモンスターの肉を眺めながら眉を顰めた。
「トカゲの肉はあるが――店主、ドクマダラトカゲの肝はあるか?」
「ドクマの肝ぉ? ありゃあ火を通してもひとかじりで死ぬ猛毒だぞ? 一般人が扱える代物じゃあない」
「一般人じゃない。使うのは加工屋だ」
「ああ……そういうことか。ちょっと待ってろ」そう言って奥に引っ込んだ店主は厳重に密閉されたバケツ型の容器を持ってきた。「いつもなら珍味酒場に売るか捨てるかしてるんだが加工屋なら問題ないな。どこの加工屋だ?」
「あ~……店の名前? ゴウジュの店だ」
「あそこか。なら安心だな。どうせ捨てるもんだ。持ってきな」
「まぁ廃品回収だな。丸ごとでいいのか?」
「ああ、構わん。ちなみにあと二つ同じ容器がある。いるか?」
「いや、とりあえず一つで大丈夫だ。じゃあ、また来るよ」
そして、ドクマダラトカゲの肝が入った容器を収納して肉屋を出たサンジュウシは中心街から南側にある職人街の農場に向かうためスラム街を駆けていた。
「意外とっ――遠いんだよ、なっ――」
息も絶え絶えだがさすがは高ランク装備を着込んでいるだけあって走る速度は速い。そのせいかスラム街の不良たちもサンジュウシを一瞥はするが追って来ようとまではしない。
そうして農場に辿り着くと、息を整えながら肩を上下をさせつつ周囲に視線を向けた。
「はぁ、はぁ……ふぅ。ミル農場ってたしか葡萄園だったよな」思い出しながら見回していると、連なる農場の中に紫の果実を見付けた。「あそこか」
小走りで葡萄園の向かうと『mill』と書かれた看板を見つけて安心したように息を吐いた。
人の気配を感じる倉庫のほうへ向かい、開いていた入口から中を覗き込むと大樽の脇に掛けた梯子に登って作業をしている男がいた。
「すみません、酸化アルコールが欲しいんですが」
声を掛けると、振り返った男が梯子を飛び降りて近寄ってきた。
「酸化アルコール? 何に使うんだ?」
「なんですかね? 加工屋のゴウジュが必要らしくて」
「ああ、加工屋か。じゃあ、いつものだな。ちょっと待っていてくれ」そう言って並んだ大樽の一つから掬い上げた液体を容器に流し込んで戻ってきた。「はいよ」
「あ、どうも」
酸化アルコールを受け取り代金を支払ったサンジュウシは軽く会釈をして倉庫を後にした。
思いの外にゴウジュの顔が広く雑貨屋で買えなかった物も意外と容易く手に入ったが、問題は最後の一つ。
「雲丹血石? そんなにレアアイテムでも無かった気もするが……どこだったかな」
レアでは無い故にサンジュウシの背嚢には入っておらず、高価なものでもないから金を貯めている過程でわざわざ探して手に入れる物でも無い。
「ん~……」呼び起こすのは攻略サイトの記憶だ。「あ、たしか南東の採掘場で採れるんだったか」
思い出したサンジュウシが農場から東側に進むと切り立った崖に開いた洞窟が見えてきた。
この採掘場はゲーム内にもあったが、基本的には初期の頃に訪れて武器や防具、売って金を作るために様々な鉱石を採る場所で、慣れてきたプレイヤーはダンジョン内にある採掘場で鉱石を採るから訪れることも少なくなる。当然、サンジュウシのように覚えていない者も多い。
「ひっさびさだな……」
サンジュウシは背嚢から取り出したつるはしを手に、出入り自由の洞窟を進んでいく。
ゲームの時はどこでつるはしを振るおうともランダムに鉱石が採取できるが、目の前には種類の違う鉱石の埋まる壁がある。
「雲丹……雲丹……これか」血のように赤く、雲丹のような形状で埋まっている鉱石を見付け、つるはしを振り下ろすと削り落ちた雲丹血石を手に取った。「よし。少し時間は掛かったがこれで揃ったな」
雲丹血石を収納して加工屋へと駆け出したサンジュウシだったが、心の中では一つある疑念を思い浮かべていた。
――現状やっている仕事は辞めたはずの商人の仕入れそのものではないか? と。それも間違ってはいない。むしろ正しくこの仕事に名前を付けるのならば――仲介業者、と言うべきだろう。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
魔法使いの国で無能だった少年は、魔物使いとして世界を救う旅に出る
ムーン
ファンタジー
完結しました!
魔法使いの国に生まれた少年には、魔法を扱う才能がなかった。
無能と蔑まれ、両親にも愛されず、優秀な兄を頼りに何年も引きこもっていた。
そんなある日、国が魔物の襲撃を受け、少年の魔物を操る能力も目覚める。
能力に呼応し現れた狼は少年だけを助けた。狼は少年を息子のように愛し、少年も狼を母のように慕った。
滅びた故郷を去り、一人と一匹は様々な国を渡り歩く。
悪魔の家畜として扱われる人間、退廃的な生活を送る天使、人との共存を望む悪魔、地の底に封印された堕天使──残酷な呪いを知り、凄惨な日常を知り、少年は自らの能力を平和のために使うと決意する。
悪魔との契約や邪神との接触により少年は人間から離れていく。対価のように精神がすり減り、壊れかけた少年に狼は寄り添い続けた。次第に一人と一匹の絆は親子のようなものから夫婦のようなものに変化する。
狂いかけた少年の精神は狼によって繋ぎ止められる。
やがて少年は数多の天使を取り込んで上位存在へと変転し、出生も狼との出会いもこれまでの旅路も……全てを仕組んだ邪神と対決する。
『ミッドナイトマート 〜異世界コンビニ、ただいま営業中〜』
KAORUwithAI
ファンタジー
深夜0時——街角の小さなコンビニ「ミッドナイトマート」は、異世界と繋がる扉を開く。
日中は普通の客でにぎわう店も、深夜を回ると鎧を着た騎士、魔族の姫、ドラゴンの化身、空飛ぶ商人など、“この世界の住人ではない者たち”が静かにレジへと並び始める。
アルバイト店員・斉藤レンは、バイト先が異世界と繋がっていることに戸惑いながらも、今日もレジに立つ。
「袋いりますか?」「ポイントカードお持ちですか?」——そう、それは異世界相手でも変わらない日常業務。
貯まるのは「ミッドナイトポイントカード(通称ナイポ)」。
集まるのは、どこか訳ありで、ちょっと不器用な異世界の住人たち。
そして、商品一つひとつに込められる、ささやかで温かな物語。
これは、世界の境界を越えて心を繋ぐ、コンビニ接客ファンタジー。
今夜は、どんなお客様が来店されるのでしょう?
※異世界食堂や異世界居酒屋「のぶ」とは
似て非なる物として見て下さい
社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ
のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。
目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる