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5章:恋人達の過ごし方

3話:子リスの全ては獅子のもの(ディーン)

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 ディーン・ミラード、十八歳。
 帝国騎士団第一師団所属の彼は、今年で入団三年目となる。
 入団当初は一六六センチ前後と小柄で周囲の隊員と比較しても細くひ弱だったが、現在は一七五センチとそこそこの長身となった。それに見合う筋力もしっかりとつき、ゴツくはないが美丈夫と呼ばれる部類にはいる。
 金に近い茶の髪を少し長い肩のラインで切り揃え、普段は首の後ろで一括りにしている。大きく明るい青い瞳にも、自信の輝きが宿っている。
 入団一年目を少し過ぎたくらいではしょっちゅう「抱きたい」と口説かれていたが、今では「抱かれたい」と口説かれるようになった。
 それほど、少年から青年へと美しく羽化を始めたのだ。

 それでも彼の目にはたった一人しか映っていない。身長だって伸びたが、あの人は一九〇センチ近い長身でまだ十センチ以上の開きがある。筋力なんて足元にも及ばない。
 強くなった。それは周囲も認めてくれている。けれど目標はそれよりも早く先に行ってしまう。追いついたと思っても気づいたら更に先。

 もどかしくて、でも諦める気はない。いつかあの背中を掴まえる。それを目標にしている。


 二月も後半。ディーンは一つの決意をして自室へと向かっていた。湯上がりのホクホクとした体はまだしっとりとしている。綺麗に磨き上げてきたのだ。

 部屋には既に寝る前といった様子のドゥーガルドがいる。ベッドの上で手荷物の確認をしたりしている。それを見ると、ズキリと痛かった。
 ドゥーガルドはあと数日もすれば敵地に向かう。冬の森を抜け、他国を二つも跨いで敵国へ行き、そこで任務をこなす。帰りはいつになるか分からない。
 先輩に聞いたが、こんな任務は戦争中くらいしかなかったそうだ。大体は行程があり、それに則ってある程度は動き、予定までに帰ってくる。帰還未定はそれほどに厄介な仕事らしかった。

 不安しかない。本当は行って欲しく無い。できるなら一緒に行きたい。でもそこまでの実力が自分にはまだ無いと分かっている。一緒に行けば迷惑をかける。情の深い人だから、足を引っ張ればそれが原因で大怪我をさせてしまうかもしれない。それだけは絶対に嫌だ。

 だからこそ、何かを残そう。自分の全てをこの人に。

「どうした、ディーン? なに入口で固まってるんだ?」

 疑いなんて一切無い瞳で問いかけてくる。怖いと言われるドゥーガルドだが、中身はとても親切で優しいのを知っている。面倒見だっていい。
 そんな人だから好きになった。そんな人に、恋をしたのだ。

 そっと近づいたディーンは正面に立ち、ほんの僅か濡れているドゥーガルドの髪に手を梳き入れて唇を寄せる。厚く大きな唇にキスをするだけで、甘く切ない気持ちが胸の底からこみ上げてくる。

 恋人になってもうすぐ二年。なのにドゥーガルドはキス一つで未だに赤い顔をする。野性的な外見だけれど、恋愛についてはとても純粋なまま。雄々しい獅子のようなこの人がまさか求められれば股を開くだなんて、誰も信じないだろう。

「どうしたんだ、ディーン?」
「したいなと、思って」
「お前、明日仕事じゃないのか?」
「有給使っちゃいました」

 テヘッと、わざとらしく可愛い素振り。本当はこの日を狙っていた。

 困った顔のドゥーガルドはとても気遣わしい顔をしている。様子の違うディーンを心配している、そんな素振りで。

「なんか、あったか?」
「べつに、何でもありませんよ。ただ、欲求不満なんです」
「ディーン」
「ドゥー先輩は、僕が欲しくない?」

 誘いかければ濡れた青い瞳に欲情が灯る。ゴクリとドゥーガルドの喉が上下するのを見ると嬉しい。欲しがってくれているのが分かるとたまらない。
 ディーンの欲望も疼いてくる。何度でも、この人が欲しいのだ。

「先輩はもう、遠征の調整で仕事なんてほぼないでしょ? いけない運動、しましょう?」

 小首を傾げて誘いかけたディーンに、ドゥーガルドはやや躊躇いながらも頷いた。


 ギシリと重たそうにベッドが軋む。鍛え上げられた筋肉はいつ見ても立派で、惚れ惚れする。
 なのに胸の頂きはとても可愛らしいピンク色をしていて、期待からか既にツンと尖っていた。

「ぬぁ! あっ、それは!」

 丁寧に口に乳首を含み、舌で転がしていけばささやかな尖りは余計に硬く大きくなってくる。ぷっくりとした部分を押し潰すように舌先で押せば、ドゥーガルドはビクンと大きく背をしならせ、たまらない太い声で喘いだ。

「先輩、本当に乳首弱いですね。女の子みたい」
「こんなゴツい女いるか!」
「でも、とっても可愛いです。乳輪だって、こんなにぷっくりして」
「あぅ! はぁぁ……」

 わざとゆっくり乳輪を舐めあげてみる。気持ち良くなるとここから腫れていくのを知っている。美味しそうに色付きながら食べてと誘い込まれている気分だ。

 体中を指で、舌で確かめていく。筋肉の割れ目は勿論、臍の辺りも。促すように太股の内側を撫でれば喘ぎと一緒に持ち上がる。野性味を帯びた人の顔は、今や色欲に濡れてヒクヒクと後孔を蠢かせる淫靡な獣になっている。

「先輩、完全に雌化してますよね」
「誰がしたんだよ」
「僕ですね」
「あのなぁ……」
「責任とって、僕が沢山満足させてあげますね」

 そう、この人をこんな淫らな体に作り替えたのは誰でもないディーンだ。性的な事を何も知らないドゥーガルドの優しさにつけこんで、一時は毎夜のように乳首の開発を行い、後孔での快楽を教えた。
 こんなに男らしい人が可愛く鳴いて足を開き、しまいには「後ろに欲しい」と言うようにしたのは、他でもないディーンなのだ。

「先輩、可愛い」
「だから、その可愛いってのはっ! はぁぁ!」
「もう、大きくなってる」

 腹の上で大きくなっている昂ぶりは、誰が見ても息を飲むだろう。何せ通常時でも十五センチ近くあり、これが完全に勃起すると二十センチ近くなる。太さだって見合うだけだ。
 受け入れる部分のある女性だって、この大きさは少し怖いと感じるだろう。

 思わずゴクリと息を飲む。それでもまだ硬度が足りない。
 ディーンは先端にしゃぶりつくように口を寄せ、一杯に飲み込んだ。

「んぁぁ! はぁ、ふぅぅ……」

 とても口には入りきらなくて、根本はそっと手で扱く。唾液と先走りの混ざったものが飲み込めずに竿を伝い落ちて、手で塗り込められていく。思いきって喉奥まで飲み込んでみたが、気管が詰まって窒息してしまいそうだ。
 究極にはそれでも幸せなんだけれど……。

 ふとそんな事を思って、自分の淫乱さにディーンは苦笑した。大好きすぎて腹上死希望なんて聞いたら、ドゥーガルドはきっと悲しい顔をするだろう。

 口の中で育ったものが硬くなっていく。双球がキュッと上がって震えて、筋が浮いてカリが張って、立派に反り返っている。
 ドゥーガルドは熱い息を吐いて、恥ずかしさから腕で目元を覆ってしまっている。恥ずかしい時の癖だ。

 今しかない。

 ディーンは意を決して唇を離し、膝立ちでドゥーガルドの体を跨ぐと根本を立てて固定して、そこにそっと自分の後孔をあてがった。

「んぅ!! あっ!」
「え? おっ、おい、ディーン!!」

 メリメリと音がする。狭く初々しい蕾は簡単には開かない。準備はしていたけれど、それではとても足りない。ドゥーガルドのが大きすぎて初物では飲み込み切れないのだ。
 だからってこのサイズを飲み込めるように慣らすのはどうしたらいい。極太のディルドでも買って、常に装着していれば可能かもしれないが、そんな事は無理だ。

 ボタボタと流れる汗は冷や汗だ。先端が僅かに潜り込んだだけでも綺麗な後孔は壊れてしまいそうに悲鳴を上げている。

「おいディーン、止めろ! お前、壊れるぞ!」
「嫌です!! 僕の全部を、先輩にあげるんです。先輩の全部を、僕がもらうんです!!」

 涙を流しながら嫌々をする。ドゥーガルドがいなくなってしまうと知って、決めていたのだ。
 それに、付き合い始めて最初の夜、覚悟したんだ。本当はあそこで処女を捧げるつもりだった。けれど結果的には童貞を喪失する事になり、処女をくれたのはこの人だった。
 それなら今度は反対に捧げたい。この人も童貞のままなのだから、それをもらうんだ。

 独占欲の強さに驚く。この人の全部が欲しいなんて、自分で考えてもちょっと引く。でも、もうダメなんだ。なんなら命までこの人のものでありたいくらいなんだ。

「あうぅ! あっ、いっ!!」

 勇気を出して腰を沈め、ビリビリ痛くて涙が浮かんだ。怖いのはどうにかできる。けれど危機感がストップをかける。これを受け入れたら多分裂ける。どこまで裂けるか分からないけれど、血まみれなのは確実だった。

「っ!」

 焦ったドゥーガルドの目に男らしい光が宿って体を掴まえられる。そのままベッドに仰向けに転がされたディーンの目には、痛みではない涙が浮かんだ。

「無茶すんな! お前、使い物にならなくなるぞ!」
「だって!!」

 だって、欲しいんだ。痛みも含めて欲しいんだ。全てで感じていたいんだ。

 ガリガリと困ったように頭をかいた人が、ベッドサイドの引き出しから香油を取り出す。トロトロと少しとろみのあるそれが大きな手の上で温められている。たっぷりとまぶされた指がそっと、後孔へ一本埋まった。

「んぅ」

 ゴツくて節のある指がぬるりと難なく入り込む。捻るように出入する指が気持ちいい。ジュブッと音を立てて指の根本まで埋め込まれ、そのまま中で探るように指が曲げられた。

「あぁん! ひぅ! そこダメです!」

 コリコリと、硬い部分が遠慮無く押し込まれる。自分では感じすぎてしまって強くはできなかった前立腺刺激を、ドゥーガルドは遠慮無く行っている。

「ここ、気持ちいいんだろ?」
「気持ちいい! よすぎて……あぁ!」

 ドクンドクンと心臓の音がする。ビクビクと前が疼いて濡れていく。痛みに萎えた部分が急速に力を取りもどしていく。

「お前がいつも俺にするからな」
「おぼえ?」
「当たり前だろ。お前、どんだけ俺にしたと思ってんだ。ここだけでイクようにしたの、お前なんだぞ」

 グリッと強く押し込まれ、ディーンはガクガクしながら嬌声を上げた。こんなにどうしようもなくなるほど気持ちいいなんて知らなかった。これは、違う意味で壊れてしまいそうだ。

 指が二本に増えていく。気持ち良く蕩けた尻は太い指を二本咥えても苦痛なく飲み込んだ。違和感と圧迫感が増したと同時に、気持ちよさも増した。入口を擦られ、奥を探られ、いい部分を擦られる。際限なく先走りが溢れて腹の竿も濡れていく。

「俺が、欲しいのか?」
「うん、欲しい! ドゥー先輩、抱いてくださいっ」
「ったく、俺のは長いし太いんだぞ」
「それでも欲しいです」

 涙目で訴えたら、ドゥーガルドはゴクリと喉を鳴らした。そして、チュッと優しくキスをしてくれた。

「壊れんなよ」

 少し苦しそうな声で言われる。それに頷いて、ディーンもお返しにキスをした。


「あ……ぁぁ……ひぅぅ……」

 息をするたび、たまらない喘ぎがか細く出る。全身が性感帯になっているようで、少し触れられるだけで微弱な刺激が走ってビクビクと反応している。溢れた唾液が口の端を伝い落ちて、目には涙を沢山ためていた。
 ドゥーガルドは容赦なく後ろを解している。太い指が三本、ジュボジュボと出入していてその指先がグリグリといい部分を刺激する度に腰を振って悲鳴を上げた。

 これは、ディーンがドゥーガルドにしてきたこと。ドゥーガルドがこのくらい反応するまで何度も指で犯していた。それが今、返ってきている。

「おね……もっ! こわれ……る……」

 朦朧としながらお願いをした。心臓がバクバクしていて、息をしても入って来ている気がしない。訓練以上に苦しくて、気持ちよさに壊れてしまいそう。

 ぐりんと入口の指が捻るようにされて抜け落ちた。涙ぬれの顔を大事そうに抱きしめられて、浅く息をする。その間に、後孔に太く焼けるような肉杭が押し当てられた。

「んぁ……ぁ……ぅあぁぁ!」
「っ!」

 体が裂けそう。串刺しにされていく。熱く滾りカリの張った亀頭がいっぱいに入口を広げていく。敏感な薄い部分が浮き出る血管も感じ取っている。

「うっ、あぅ、あぁ、ぐぅ!」

 カリが抜けて、竿を飲み込んで、そのあまりに深い挿入に苦しさがこみ上げて腹の底から声が出た。長くて、太くてとても飲みきれない。こんなのを最後まで飲み込んだら壊れそう。抜けてはいけない部分まで抜けてしまう。

 ガクガクと震えながら、こみ上げる苦しさに吐き気がしてくる。快楽よりも苦しいが勝って、涙がこぼれてしまう。
 その涙をそっと、ドゥーガルドが唇ですくった。

「ちょっとずつ、息しろ……馴染むまで、待つから……」
「あっ、ぁあ……はぁ、はぁ」

 途中で止まった挿入に、ドゥーガルドも苦しそうな顔をする。彼の大きさではディーンの中は狭い。とても苦しいのは理解できる。
 ギュッと背中に手を回して、抱きしめた。ポロポロと溢れた涙は苦しさからじゃなくて、嬉しさから。しっかりと、体がこの形と太さを覚えてしまうくらい感じている。腹を撫でれば中の存在を感じられるかもしれない。
 そっと、自分の腹を撫でた。腹筋の、その下がほんの少し硬い気がする。
 するとドゥーガルドが繋がっている入口を指でなぞる。はっきりと、繋がっていることを感じさせてくれる。

「ぼく……ぼく、ドゥー先輩の、もの?」
「あぁ」
「先輩、は……ぼくの、もの?」
「勿論だろ」

 嬉しい。こみ上げる苦しさも忘れるくらい、嬉しい。

 抱きついて、腰を揺すった。大丈夫の合図のつもり。理解されたのか、少し抜かれて更に押し込まれていく。やっぱり苦しい。ギチギチと押し広げられながら入り込んでくるけれど、やっぱり根本までは飲み込めない。その前に最奥を先端がコツコツと叩いた。

「動くぞ」

 抜けていくと、全体を揺さぶるように擦られる。当然いい部分をずっと擦られる。ガクガクして、その衝撃を受け流す。けれど押し上げられるようにダラダラと先走りが溢れている。お漏らしみたいだ。

「ひうぅ!」

 抜け落ちたものが狙ったように気持ちのいい部分を突き上げた。その衝撃の強さに目の前が真っ白になる。ビクンと跳ねた先走りから、強制的に押し上げられた白濁がこぽりと溢れた。

「すっ、すまない!」

 背を仰け反らせて震えながら喘ぐディーンを気遣うようにずっと、ドゥーガルドは抱きしめている。苦しいし、壊れそう。けれど嬉しい。

「もっ、ほしい……です」

 弱く訴えると、戸惑いながらも抽挿が再開された。弱く引かれ、突かれる。強くならないように調節しながら、いい部分を重点的に探って。
 ゆっくりと馴染んだ肉襞が悦びを伝えてくる。くぱっと口を広げながら美味しそうに誘い込んでいる。
 次第に深くなる腰使いも今はもう苦しくない。白濁を吐き出しながらもいきり立ったままの前が、ビリビリと痛くて気持ちいい。

「ディーンっ、俺……っ!」
「はい、ください。ぼく、ほしいです」

 朦朧としながら伝えると、パンッと肉がぶつかる音がする。ズルンと入った長い肉杭が遠慮無く最奥をゴリゴリ押し上げていく。熱く滾っていて、震えて中でまた太さを増していて。

「ひぐっ! ぁふ! はぁ、あっ、あぁぁ!」
「悪い、ディーン!!」

 ギュッと抱きしめられた体の奥で、先端が硬く張り詰めたのが分かる。そして次には直腸の奥に、熱い白濁が大量に注がれたのがわかった。

「んぅぅぅぅぅ!」

 感じた事のない感覚に体がすくみ上がり、強く食い締めるように中を絞った。それにドゥーガルドも「うぉ! あっ、いっ!」と声を漏らして更に注いでいく。
 イキっぱなしだった前から、少し多めに白濁が弾けてピッタリと合わさった腹の間を熱く濡らした。

 目眩がする。息が整わない。それどころか、焦点が合わせづらい。
 ぐらぐらと世界が揺れそうな中で、ぬるりと抜け落ちた楔を感じる。太いそれが抜けた部分がすーすーした。なんだか、上手く閉じない。

「うわぁ! おっ、おい、大丈夫か!」

 あまりの光景にドゥーガルドがオロオロしている。口を閉じようとすると、ゆるゆると入口が動いていく。けれど溢れ出た大量の白濁が泡立ちながらドロドロ落ちていく。

「あ……すごい、こんなに、たくさん……」

 幸せだな。なんて思ってヘラッと笑った。腹の中がまだ温かい。ドゥーガルドの熱がまだ奥に残っている。

「待てよ、今綺麗にしてやるから」
「このまま……」
「腹こわすだろ!」

 指がぬちゅぬちゅと中を掻き出してしまう。指だけでも気持ち良かったけれど、あの太さを味わった後だと物足りない。すっかりドゥーガルドの大きさを覚えたようだ。

「なぁ、マジでこれ閉じるよな? 緩いまんまとか、ないよな?」
「大丈夫ですよ。それに、それでもいいですよ? 僕、先輩専門です」
「いいわけあるか!」

 真っ赤になりながら丁寧に事後処理をして、薬まで塗ってくれて、甲斐甲斐しく体も綺麗にしてくれて。
 愛されてるなと、分かって安心する。

「ドゥー先輩、大好き」
「分かってるよ。ったく、もうしないからな」
「しないの?」
「お前の尻が壊れる!」

 真っ赤になりながら、小さな声で「俺が受けた方が無理ない」と呟く人を見て、クスクスと笑う。本当に、優しい。

「先輩、抱っこ」

 怠い腕を伸ばせば受け入れて、抱きとめて寝転ぶ。この大きな体と逞しい腕に抱かれているのが気持ち良くて幸せ。
 やがて過度の疲労に晒された体は休息を欲して、ウトウトと眠りに落ちていった。
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