約束へと続くストローク

葛城騰成

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最終章 約束へと続くストローク

最終話 ウチはこれからも泳いでいく

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 インターハイの予選で一位から八位の間に入った選手は本戦であるA決勝へ進むことができ、九位から十八位だった選手はB決勝へと進むことになる。ウチと璃子を含めてここにいる選手たちは皆、ひとまず八位以内に入ることを目標にしている筈だ。柊一君にあんな手紙を送った以上、確実にA決勝へと上がらないと。
 ウチの姿を横から見た時、体のラインが空中で「へ」の字になっている様子を思い浮かべながら、スタート台を蹴り飛ばす。
 いつもよりも滞空時間が少しだけ長いような感覚を覚えながら入水する。顎を引き、腕と足を伸ばしてけのびの姿勢をとりながら、真っ直ぐに進んでいく。
 璃子が自由奔放なウチの泳ぎに憧れていたのと同様に、ウチは綺麗な璃子の泳ぎに憧れていた。
 あんな風に泳げたら、なんて何度思ったことだろう。どんなに頑張ってもがむしゃらに泳ぐことしかできなくて、ウチは教科書から程遠い泳ぎしかできなかった。
 最初はそんな自分が嫌になることもあったけど、そんなウチでも璃子と張り合うことができるんだと思ったら、それも悪くないと考えられるようになった。
 だから今日も、最初から全力で挑む。誰も追いつけない速さで100メートルを泳ぎ切れるように。
 さすがインターハイ。今までとはレベルが違う。想定していたよりも他の選手たちを引き離すことができなかった。いつ追い抜かれてしまってもおかしくない距離感だ。
 序盤で引き離すことができなかった以上、ほぼ横ばいの状況がしばらく続くことになる。変化が生じるとしたら、ターンのタイミングだろう。
 ねぇ、璃子。今、あんたはどんな気持ち?
 楽しい? それとも、必死でそんなことを考える余裕なんてないかな?
 なんでだろう。ウチはね、自然と笑みが零れてくるんだ。こんな大勝負の最中なのに楽しくて仕方がないの。おかしいよね。
 楽しむべきだと教えてくれたみっちーの顔を思い浮かべながら、さらにスピードを上げていく。うまくいく時とうまくいかない時の差が激しかったあの頃のウチはもういない。このワクワクする気持ちが、ウチを前へと進めてくれるから。
 あっという間に折り返し地点だ。ここからは、今まで以上に気が抜けなくなる。どのタイミングで、どの選手が、たたみかけてくるのか全く予想ができないからだ。
 何度も負かされた相手だからっていう理由で璃子を警戒しているのもあるけど、一番の理由としては戦うたびに泳ぎ方を変えてくる点が気になっている。今回だって近畿大会の時みたいに最初から全力でこちらに食らいついてくるのかと思ったらそうじゃないし、後半に備えて体力を温存しておく方法に切り替えたのだろうか?

「っ――!!」

 疑問はすぐに解消された。このプレッシャーが全てを教えてくれる。
 ターンをして壁を蹴った璃子が、猛スピードでこちらに迫ってきているようだ。
 璃子の猛追によって、ワクワクが加速する。楽しすぎて疲れを感じなかった。空だって飛べてしまいそうなくらい体が軽く感じる。
 ウチが誰かを励ましたり、誰かに勇気を与えたりできるのかわからないけど、ウチの泳ぎを見て柊一君はやる気を取り戻してほしいし、挑み続けることの楽しさを柊斗君には思い出してほしい。
 二人が見ているんだもん。かっこ悪いところなんて見せられないよ。
 だから、璃子。今まで負けてばっかりだったぶん、今回も勝たせてもらうよ。
 ――ぶつかってしまいそうな勢いで、壁に手を伸ばした。

 会場のあちこちを駆けていた。
 全てのプログラムが終了したことで、多くの選手や観客たちが会場から出ていこうとしている。感慨深げに頷くお爺さんや、抱き合いながら涙を流す女の子たちの姿を視界に収めながら、周囲をキョロキョロと見渡す。
 人の群れを搔き分けて、東京松風高等学校の集団を探す。いるはずなんだ。この会場のどこかに柊一君と柊斗君が。会いたい、会って二人とちゃんと話がしたい。
 試合をしていた時と同様に、蓄積した疲労なんてお構いなしに、あちらこちらを走っている最中に、今日の思い出が走馬灯のように駆け巡っていった。
 予選とA決勝で璃子と戦ったこと。メドレーリレーで中條ちゃんと璃子が奮闘していたこと。バタフライ担当の柊斗君がメドレーリレーに出ていたこと。そして――。

「柊一君っ! 柊斗君っ!」

 前方に、東京松風高等学校と背中に書かれたジャージを着ている集団を見つけたウチは二人の名前を叫んでいた。

「紗希ちゃん……?」

 ウチの声が届いたみたいで、並んで歩いていた柊一君と柊斗君が、立ち止まって振り返ってくれた。
 二人とも同じくらいの身長だし、表情を見比べても殆ど違いが見当たらないけど、ウチから見て右にいるのが柊一君で、左にいるのが柊斗君だということがわかった。柊一君が包帯を肩に架けて、右腕を吊っていたのでわかりやすかった。

「お久しぶり、紗希ちゃん」

 柊一君の声が聞こえた途端、自然と涙が溢れていた。

「やっと会えた……やっと……」

 彼と交わした何通もの手紙。文字だけを頼りに過ごした五年間。常に上を目指し続けた水泳生活。数多の記憶が紡ぐ万感の想いが、雫となって頬を伝っていく。

「紗希ちゃんからの手紙、ちゃんと届いたよ。諦めそうになっていた俺を励ましてくれてありがとう。そして、100メートル自由形優勝おめでとう」

 ウチの瞳から落ちるいくつもの水滴が、胸元で揺れる金メダルに当たって弾ける。
 表彰時に会場の皆から拍手をもらえたり、立清学園の皆から褒められたり、今日は嬉しいことが沢山あったけど、柊一君からおめでとうと言ってもらえたことが、なによりも嬉しかった。

「柊一君たちこそ……おめでとう」

 立清学園は女子が主に奮闘したけれど、東京松風高等学校は男女共に好成績を残したのもあって優勝校に選ばれた。

「ありがとう。松風が優勝できたのは嬉しいけど、できれば俺も成績に貢献したかったよ。ずっと眺めているだけっていうのは辛いものがあるからさ」

 試合の様子を思い出しているのか、天井を見上げながら語る柊一君の横顔は、憂いを帯びていた。

「でも、俺が怪我をして出れなくなったからこそ、柊斗が頑張るきっかけになったのだと思う。今日のメドレーリレーでは、自己ベストを更新してくれたからね」

 柊一君の顔が暗かったのは一瞬で、柊斗君の背中を叩きながら、すぐに白い歯を見せて笑ってくれた。

「兄貴、俺を褒めるのは辞めてくれ。俺はただ自分の過ちに向き合おうとしただけだ」

 そう言いながら、柊斗君が真剣な表情を浮かべてこちらに近付いてきた。

「紗希、あの時は本当に怖い思いをさせてしまった。ごめんなさい」

 彼はとても長い時間、深く頭を下げていた。

「うん。怖かったけど、もう一度柊斗君のことを信じてみることにしたの。ウチが柊斗君のことをちゃんと見てあげられてなかったのは事実だしね。これからの行動で、ウチを含めた皆の信頼を取り戻していってほしいな」
「ああ……頑張るよ」

 顔を上げた柊斗君が力強く頷く。憑き物が落ちたような晴れやかな表情を浮かべていた。

「柊一君には手紙で伝えたんだけど、三人で文通がしたいって思ってるんだ。小学生の頃の柊斗君は遠慮しちゃったみたいだけど、今はどう? ウチとやりとりするのは嫌かな?」
「そんなことない。俺は紗希と関わろうとしなかったから……恋にケジメをつけようとしなかったから……色々と拗らせてしまった。もう遅いかもしれないけど、こっから始めたい」
「柊斗がそう決めたのならいいんじゃないか? 俺はお前を尊重するよ」

 ウチの提案に、柊斗君が賛同を示してくれた。たったそれだけのことが嬉しくて、心が弾んでしまう。

「やったね!」
「ああ!」

 五年の月日を越えて、やっと三人が一つになる時が来たんだ。
 ウチだけじゃなくて、柊一君も柊斗君も笑っている満場一致の瞬間が。
 長年心の片隅に引っかかっていたわだかまりが、解消されていく。
 胸の奥底から温かいものが溢れてきて、幸せが体全体へと染みわたっていく。

「ねぇ、柊一君」

 そうだよ。ウチはこんな風に、未来を明るく照らせるような話をするために、ここにきたんだ。右足を一歩前に踏み出す。

「約束通り、柊一君が驚くような功績を手にして自慢しにきたよ」
「うん」

 これから言おうと思っている内容を考えると、心臓がドキドキしてしまう。左胸に手を当てて、はやる気持ちを必死に抑えながら言葉を紡いでいく。

「勝負を投げだしそうになったこともあったけど、これでウチの勝ちだね」
「うん」

 ずっと言いたくて言えなかったたった二文字の言葉。
 小学生の頃からずっと大切にしてきたキモチを今、形にする。

「ずっと……ずっと柊一君のことが好きでした。ウチと付き合ってくれませんか?」

 柊一君がウチを眩しいものでも見るみたいに、目を細めて見つめてくる。とても優しい眼差しを向けてもらえて、お互いの意思が繋がったみたいな心地になる。

「喜んで。俺も紗希ちゃんのことがずっと前から好きだったよ」

 静かに、まるで最初からそこに存在していたみたいに、穏やかな涙を流す柊一君。

「その髪型が好きだって言ったのを覚えていてくれたんだよね? とっても似合ってる」
「うん。そうだよ……柊一君に褒めてほしくて……ボブヘアにしてたんだよ」

 嬉しいのに、笑顔を見せたいのに、涙はいつまで経っても止まってはくれなかった。自分の努力を認めてもらえることが、こんなにも嬉しいなんて。
 今日は嬉しいことばかり起きているな。なんだか夢みたい。そうだよ。ウチにとって、この瞬間に至ることが夢だったんだ。

「これからよろしくね! 柊一君! 柊斗君!」

 五年前のウチらの続きを、今日ここから始めるんだ。
 新しい未来を三人で。

 ◇◆◇

「今日から練習のメニューを一つ増やそうと思う。これから君たちにはメドレーリレーの練習を行ってもらいたい」

 朝練が始まってプールサイドで準備運動を行っていると、顧問の先生がそんなことを言い出した。
 今年もこの時期がやってきた。インターハイの出場メンバーを決めるために、熾烈な争いが水泳部内で勃発するこの時期が。
 当時のウチは、璃子と仲がすこぶる悪かったと思うし、皆と上手く合わせて泳ぐことができていなかった。高校二年生になって後輩の面倒を見るようになったからか、一年前のことを思い出す機会が増えた。当時のウチらみたいに、後輩たちが動揺している。

「まずは仲の良いメンバーでもいいから、四人一組になって泳いでみろ。誰がどの種目を泳ぐのかも自由に決めていい」

 顧問の言葉に促されるがまま、一年生たちが仲間を見つけようと動き出す。

「ふふ、そういえば璃子は一緒にやるメンバーがいなくて、一人でぽつんと突っ立ってたよね」

 幼い頃からずっと一緒だったのに、璃子が輪に入るのが下手なだけなんだと気付くのが高校生になってからだなんて遅すぎだよね。

「なんのことかしら、記憶にないわね」
「不都合な記憶は頭から出ていくなんて、いい脳の作りをしているのね」
「ええ、紗希と違ってあたしは成績優秀ですから」
「そういう話をしているんじゃないわよ!」

 嫌な気持ちにならない範囲で、こんな風に璃子と言い合えるようになるなんて、正直思ってもみなかったな。

「速ければ一年生であったとしても先輩に混じって出場することができる。なんて後輩たちは思っているんでしょうけど、速いだけじゃメンバーには選ばれない。それにどれだけ早く気が付けるかで、選抜入りできるかどうか変わってくるでしょうね」

 急に真剣な口調で語り始めた璃子の言葉に無言で頷く。
 当たり前のように個人も団体競技もトップを狙っていく立清学園。恐らく顧問は、普段の練習風景などを見て大会に出場するリレーのメンバーを決めるつもりだ。実力がすべてじゃないことをウチは知っている。

「そうだね。去年のウチはメンバーに選ばれなかったからね。とても耳が痛い言葉だよ」
「大事なことを知っている今の紗希なら大丈夫でしょう?」
「そうだね。今度こそ皆で全国を目指せるよね」
「紗希ちゃ~ん。璃子ちゃ~ん。こっちで一緒に練習をしましょうよ~」

 璃子と頷き合っていると、ウチらを呼ぶ彩乃ちゃんの声が聞こえてきた。
 声のする方向に目を向けると、なぜか背後から夕に抱き付かれている彩乃ちゃんが、プールの中からこちらに手を振っていた。二人とも準備万端みたいだ。

「結局、どっちが自由形を泳ぐのかわからないけど、合わせる練習は早めにしたほうがいいと思うんだよね~」

 一年の月日を経て、だいぶバタフライを泳げるようになった夕が、触れてはいけない話題に触れてしまった。

「最後を締めるのは、冷静な泳ぎができるあたしが適任よ」
「いいや、確かに璃子は落ち着いた泳ぎができるかもしれないけど、ウチは瞬発力があるよ。途中、負けていても逆転できる可能性があるウチのほうが担当にふさわしいと思うんだけど」
「あたしよ」
「ウチ!」

 ウチと璃子の間に、見えない火花が散る。
 去年は個人で優勝を果たすことができたから、今年はメドレーリレーで優勝を果たしたい。メドレーリレーは六位という結果で終わってしまった去年の雪辱を果たすために、今年はより一層気合を入れて望まないといけないね。

「まぁまぁ、紗希っちが自由形をやるパターンと、璃子っちがやるパターン。両方やってみてうまくいった方を採用すればいいんじゃないかな?」
「そうね。言い合いをしていても埒が明かないから、泳ぎで決着をつけましょうか」
「うん。その方が手っ取り早くていいもんね。やろう!」

 四人で頷き合って、メドレーリレーを開始する。
 柊一君、柊斗君。二人に朗報を送れるように頑張るね。
 水中は静かだ。
 誰かの声も、車が走る音も、建物を工事する音も、聞かずにすむから。
 水中は自由だ。
 なにもない空間を、自身の腕と足だけで切り拓いていけるから。
 そんな風に静かで自由な水中が、ウチは大好きだ。
 皆と繋がることができた水泳を、これからも愛せるように。
 柊一君と柊斗君に笑顔を届けられるように。
 ウチはこれからも泳いでいく。

 ~約束へと続くストローク~ 了
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