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第1章 出会い篇
第3話 愛の告白と罪の告白
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片付けも終わり、ダークエルフの少女が寝室へと入って来る。
「さて、漸く落ち着いて話が出来るわね。私の名前はエリカ。貴女の名前は?」
「ありません・・・・・・。お前とか、おい、とか、ずっとそう言う呼ばれ方をしていたので」
「そう。今までは人が嫌がる作業をやらされてて、これからは肉体労働よりも嫌な事をさせられることになるけど、大丈夫?」
「覚悟の上です。ただ、ご主人様は、私の事を気に掛け過ぎだと思います。私は奴隷なのですから、私に了承を得る必要はありません」
「何をされるか、分かってないからそんな事が言えるんじゃない?」
「そうかも知れません。私ではご主人様が何を私にさせたいのか、見当もつきません」
「・・・・・・いえ、ごめんなさい。私はずっと変なの。貴女にその変な行為をしたいけれど、今までその変な行為を見せたくなくて、バレたくなくて、覚悟が決まってないのは私かもしれない。ここまで貴女は覚悟が決まってるのにね」
「謝らないで下さい! 私は、ご主人様の全てを受け入れます。教えて下さい。そして、ご主人様のお役に立たせて下さい!」
初めての強い口調。私は彼女をベッドの横に座らせる。
そっと頬に手を添えて、彼女はそれだけで何をされるのかと身構え身体が硬直する。
受け入れるとどれだけ固く誓っても、結局身体は正直だ。
でも、彼女が良いと言ったし、私もその為に大金をはたいたのだから、たとえ今宵だけだとしても、私の思い出になってくれればそれで良い。
目を閉じさせて、私に顔を向けさせる。そして両肩に手をおいて、私は前世で出来なかった初めてのキスを、人間以外に行った。
それでも、経験は無くても人間と同じ感触だと思えるような、甘く柔らかな唇に触れて、そして・・・・・・拒絶された。
慌てて私を突き飛ばす様に彼女は私を押し、唇に両手の指先を当てる。
ぬぐうことはしないけれども、これは明確な拒絶だろう。涙まで流している。
彼女に嫌われた、当たり前のことなのに、私の目にも涙が浮かび上がってくる。
「なん・・・・・・で・・・・・・」
「私は、女の子が好きなの。気持ち悪いでしょう。貴女を助けたのだって、本当は貴女の容姿に惹かれてーー」
「なんでそんな大切な行為を、ご主人様は奴隷なんかにするのですか!? キスは好きな人とするもの、奴隷の、しかもダークエルフとするものではありません!」
「私は、貴女が好きなの。一目見て、多分同情だったかも知れないけど、貴女が目の前で殺されそうになるのを見て、私は心臓が止まりそうになったの! こうして今貴女に触れて、生きていることを実感出来て、貴女以上に私は嬉しいの! 捨てられるわけない! 喪いたくない! でも、こんな主人、気持ち悪くて嫌でしょう・・・・・・? だから、主人と言う立場を利用して貴女の身体目当てで貴女を買った。でも、私には覚悟が足りなかった。貴女が望むなら、自由にしても良い・・・・・・。だけど、私を・・・・・・嫌いにならないで・・・・・・」
「そん・・・・・・な・・・・・・こと・・・・・・」
止めどなく、普段の私からは考えられない程に感情が溢れ出した。
それを彼女は黙って聞いてくれて、そして、そっと私のことを抱き締める。
「差し出がましい真似をして、申し訳ありません。罰は後程、しっかり受けます。・・・・・・ですが、ご主人様が女性で女性を愛することしか出来ないから気持ちが悪いと言うのは、私がダークエルフで、魔物で、決して必要とされることが無い私にとって、決して得られない必要としてくれること、愛してくれるということは、私にとっては幸福なことなのです。それを気持ち悪いなんて思いません。寧ろ、私には勿体無い程の幸福です!」
「・・・・・・本当? 嘘ついたら、承知しないわよ?」
「先程は拒絶をして申し訳ありません。ご主人様がご乱心なされて、ご自身を大切にされていないと感じてしまい、慌てて止めてしまいました。でも、寧ろご主人様が望まれている行為であれば、私は改めてご主人様の望む行為を全て受け入れます」
頬を染めて、彼女は再び目を閉じる。
小さく艶やかな唇に、私は改めて口付けを交わす。
暫く口付けを交わし、改めて彼女が殺されずに生きている事が嬉しくて抱き締める。
そのままベッドに倒れ込み、恥ずかしそうに上目使いする彼女がいとおしくて、そして彼女が生きていることを確かめるように、私は彼女の首筋に、鎖骨にそれぞれキスをする。
小さく柔らかく折れてしまいそうな程に細くしなやかな彼女の身体を、私は大切に私の物であると証明するようにマークをつける。
「んっ、あんっ、くすぐったいです・・・・・・」
「いや?」
「嫌じゃ、無いです・・・・・・くすぐったいけど、温かくて、気持ち良くて、力が、抜けちゃいま・・・・・・ひゃんっ」
「可愛い声を、もっと聴かせて頂戴? 貴女の声をもっと聞きたいの」
「ひゃんっ、耳は、、、ダークエルフの耳は、敏感なので、囁かないで、、、」
「耳、弱いのね。はむっ、んちゅっ、ほう? ひもちひひ?」
「あっ、耳、甘がみ、音立てて、恥ずかしい、、、ですっ、ひゃっ、やぁっ、、、」
「可愛い顔、隠さないで。 今日はキスだけにしてあげるから」
「キスだけでも、凄いのに、、、これ以上されたら、おかしくなっちゃいますぅ、、、」
「良いのよ。おかしくなって、私に委ねて頂戴。あぁ、愛してるわ。愛してる、何度だって囁いてあげる」
「ごしゅじんさまぁ、私も、ご主人様だいすきですぅっっ、、、あっ、、、」
息も絶え絶えな彼女。愛されることは決してないと思っていた彼女は想像もしていなかったであろう世界。
ただのキスだけで、こんなに可愛い顔をされるなら、これ以上になるとどれくらいになるのかしら。
「・・・・・・? ごしゅじんさま・・・・・・?」
「あら、おねだり? そんな欲しそうな顔をして」
「あっ、申し訳ございませんっ、私・・・・・・」
「これは罰が必要ね。脱ぎなさい」
「も、申し訳ありません、私・・・・・・」
「あら、聞こえなかったの? 下着姿になりなさいと言ったのよ。嫌なら無理矢理脱がせるわよ」
「ぬ、脱ぎます、だから、、、」
私は彼女の言葉を遮って、ネグリジェを脱がす。
小柄な彼女に対して、そこには大きな双房が露になる。
下着姿になった彼女の腹部に舌を這わせると、動きに合わせるかのように大きく仰け反る。
「あっ、、、舌、、、ごしゅじん様の、、、」
「また顔を隠そうとする」
「恥ずかしいですから、、、あっ、、、そこは、、、だめ、、、」
「奴隷はご主人様に服従でしょ? この身体は貴女のものだけど、所有権は私にあるの、だからこの身体をどのように扱っても文句はいえないわけよね?」
「お、おおせのままに、でも、優しくしてください、わたし、初めてなので、、、」
「でも、貴女の身体は正直ね。こんなに自己主張するんですもの」
「んあっ、まっ、、、あっ、んんっ、、、そこっ、、、はげしっ、、、」
私は彼女の立った乳首をつまみ、コリコリとなでくり回す。
先端をカリカリと掻いてやるだけで、甘い声がずっと漏れ出てくる。
意識が飛ばないようにシーツを掴んでいるが、脇腹を指でなぞると簡単に手を離して痙攣してしまう。
終わりが分からない快楽に、涙を流して喘ぎ続けることしかできない。
そんな彼女の太股に手を這わせ、ショーツの横から彼女の大事な部分に指を入れると、すぐに彼女は反応してより一層身体の中を掻き乱される感情に弄ばれる。
更に大きな痙攣を何度か繰り返し、そして彼女が絶頂を迎えると、シーツ一面が彼女の愛液に染まる。
「わ、たし、、、なんてことを、、、」
「我慢しなくて良いの。主人である私が認めてるんだから」
「ご主人様ぁ……」
その言葉を最後に、意識が遠くなり、失う。
あどけない表情は、安心しきった顔をしていた。
意識的な睡眠は、微かな音や気配を敏感に察する。
特にエルフ、ダークエルフはそう言ったことに敏感だ、と何かの書物で読んだ気がする。
それが、この世なのか前世なのかは分からないけれども。
それから私は側にあった剣を取る。
私は冒険者、職業は剣士。それは表向きの職業。
実際は、剣一筋ではなく、賢者クラスの魔法も盗賊レベルの小技も何でも使える。
布団と彼女に生活上級魔法の改良を使う。
意識の無い彼女に口付けをして、私もその横で眠るのだった。
「さて、漸く落ち着いて話が出来るわね。私の名前はエリカ。貴女の名前は?」
「ありません・・・・・・。お前とか、おい、とか、ずっとそう言う呼ばれ方をしていたので」
「そう。今までは人が嫌がる作業をやらされてて、これからは肉体労働よりも嫌な事をさせられることになるけど、大丈夫?」
「覚悟の上です。ただ、ご主人様は、私の事を気に掛け過ぎだと思います。私は奴隷なのですから、私に了承を得る必要はありません」
「何をされるか、分かってないからそんな事が言えるんじゃない?」
「そうかも知れません。私ではご主人様が何を私にさせたいのか、見当もつきません」
「・・・・・・いえ、ごめんなさい。私はずっと変なの。貴女にその変な行為をしたいけれど、今までその変な行為を見せたくなくて、バレたくなくて、覚悟が決まってないのは私かもしれない。ここまで貴女は覚悟が決まってるのにね」
「謝らないで下さい! 私は、ご主人様の全てを受け入れます。教えて下さい。そして、ご主人様のお役に立たせて下さい!」
初めての強い口調。私は彼女をベッドの横に座らせる。
そっと頬に手を添えて、彼女はそれだけで何をされるのかと身構え身体が硬直する。
受け入れるとどれだけ固く誓っても、結局身体は正直だ。
でも、彼女が良いと言ったし、私もその為に大金をはたいたのだから、たとえ今宵だけだとしても、私の思い出になってくれればそれで良い。
目を閉じさせて、私に顔を向けさせる。そして両肩に手をおいて、私は前世で出来なかった初めてのキスを、人間以外に行った。
それでも、経験は無くても人間と同じ感触だと思えるような、甘く柔らかな唇に触れて、そして・・・・・・拒絶された。
慌てて私を突き飛ばす様に彼女は私を押し、唇に両手の指先を当てる。
ぬぐうことはしないけれども、これは明確な拒絶だろう。涙まで流している。
彼女に嫌われた、当たり前のことなのに、私の目にも涙が浮かび上がってくる。
「なん・・・・・・で・・・・・・」
「私は、女の子が好きなの。気持ち悪いでしょう。貴女を助けたのだって、本当は貴女の容姿に惹かれてーー」
「なんでそんな大切な行為を、ご主人様は奴隷なんかにするのですか!? キスは好きな人とするもの、奴隷の、しかもダークエルフとするものではありません!」
「私は、貴女が好きなの。一目見て、多分同情だったかも知れないけど、貴女が目の前で殺されそうになるのを見て、私は心臓が止まりそうになったの! こうして今貴女に触れて、生きていることを実感出来て、貴女以上に私は嬉しいの! 捨てられるわけない! 喪いたくない! でも、こんな主人、気持ち悪くて嫌でしょう・・・・・・? だから、主人と言う立場を利用して貴女の身体目当てで貴女を買った。でも、私には覚悟が足りなかった。貴女が望むなら、自由にしても良い・・・・・・。だけど、私を・・・・・・嫌いにならないで・・・・・・」
「そん・・・・・・な・・・・・・こと・・・・・・」
止めどなく、普段の私からは考えられない程に感情が溢れ出した。
それを彼女は黙って聞いてくれて、そして、そっと私のことを抱き締める。
「差し出がましい真似をして、申し訳ありません。罰は後程、しっかり受けます。・・・・・・ですが、ご主人様が女性で女性を愛することしか出来ないから気持ちが悪いと言うのは、私がダークエルフで、魔物で、決して必要とされることが無い私にとって、決して得られない必要としてくれること、愛してくれるということは、私にとっては幸福なことなのです。それを気持ち悪いなんて思いません。寧ろ、私には勿体無い程の幸福です!」
「・・・・・・本当? 嘘ついたら、承知しないわよ?」
「先程は拒絶をして申し訳ありません。ご主人様がご乱心なされて、ご自身を大切にされていないと感じてしまい、慌てて止めてしまいました。でも、寧ろご主人様が望まれている行為であれば、私は改めてご主人様の望む行為を全て受け入れます」
頬を染めて、彼女は再び目を閉じる。
小さく艶やかな唇に、私は改めて口付けを交わす。
暫く口付けを交わし、改めて彼女が殺されずに生きている事が嬉しくて抱き締める。
そのままベッドに倒れ込み、恥ずかしそうに上目使いする彼女がいとおしくて、そして彼女が生きていることを確かめるように、私は彼女の首筋に、鎖骨にそれぞれキスをする。
小さく柔らかく折れてしまいそうな程に細くしなやかな彼女の身体を、私は大切に私の物であると証明するようにマークをつける。
「んっ、あんっ、くすぐったいです・・・・・・」
「いや?」
「嫌じゃ、無いです・・・・・・くすぐったいけど、温かくて、気持ち良くて、力が、抜けちゃいま・・・・・・ひゃんっ」
「可愛い声を、もっと聴かせて頂戴? 貴女の声をもっと聞きたいの」
「ひゃんっ、耳は、、、ダークエルフの耳は、敏感なので、囁かないで、、、」
「耳、弱いのね。はむっ、んちゅっ、ほう? ひもちひひ?」
「あっ、耳、甘がみ、音立てて、恥ずかしい、、、ですっ、ひゃっ、やぁっ、、、」
「可愛い顔、隠さないで。 今日はキスだけにしてあげるから」
「キスだけでも、凄いのに、、、これ以上されたら、おかしくなっちゃいますぅ、、、」
「良いのよ。おかしくなって、私に委ねて頂戴。あぁ、愛してるわ。愛してる、何度だって囁いてあげる」
「ごしゅじんさまぁ、私も、ご主人様だいすきですぅっっ、、、あっ、、、」
息も絶え絶えな彼女。愛されることは決してないと思っていた彼女は想像もしていなかったであろう世界。
ただのキスだけで、こんなに可愛い顔をされるなら、これ以上になるとどれくらいになるのかしら。
「・・・・・・? ごしゅじんさま・・・・・・?」
「あら、おねだり? そんな欲しそうな顔をして」
「あっ、申し訳ございませんっ、私・・・・・・」
「これは罰が必要ね。脱ぎなさい」
「も、申し訳ありません、私・・・・・・」
「あら、聞こえなかったの? 下着姿になりなさいと言ったのよ。嫌なら無理矢理脱がせるわよ」
「ぬ、脱ぎます、だから、、、」
私は彼女の言葉を遮って、ネグリジェを脱がす。
小柄な彼女に対して、そこには大きな双房が露になる。
下着姿になった彼女の腹部に舌を這わせると、動きに合わせるかのように大きく仰け反る。
「あっ、、、舌、、、ごしゅじん様の、、、」
「また顔を隠そうとする」
「恥ずかしいですから、、、あっ、、、そこは、、、だめ、、、」
「奴隷はご主人様に服従でしょ? この身体は貴女のものだけど、所有権は私にあるの、だからこの身体をどのように扱っても文句はいえないわけよね?」
「お、おおせのままに、でも、優しくしてください、わたし、初めてなので、、、」
「でも、貴女の身体は正直ね。こんなに自己主張するんですもの」
「んあっ、まっ、、、あっ、んんっ、、、そこっ、、、はげしっ、、、」
私は彼女の立った乳首をつまみ、コリコリとなでくり回す。
先端をカリカリと掻いてやるだけで、甘い声がずっと漏れ出てくる。
意識が飛ばないようにシーツを掴んでいるが、脇腹を指でなぞると簡単に手を離して痙攣してしまう。
終わりが分からない快楽に、涙を流して喘ぎ続けることしかできない。
そんな彼女の太股に手を這わせ、ショーツの横から彼女の大事な部分に指を入れると、すぐに彼女は反応してより一層身体の中を掻き乱される感情に弄ばれる。
更に大きな痙攣を何度か繰り返し、そして彼女が絶頂を迎えると、シーツ一面が彼女の愛液に染まる。
「わ、たし、、、なんてことを、、、」
「我慢しなくて良いの。主人である私が認めてるんだから」
「ご主人様ぁ……」
その言葉を最後に、意識が遠くなり、失う。
あどけない表情は、安心しきった顔をしていた。
意識的な睡眠は、微かな音や気配を敏感に察する。
特にエルフ、ダークエルフはそう言ったことに敏感だ、と何かの書物で読んだ気がする。
それが、この世なのか前世なのかは分からないけれども。
それから私は側にあった剣を取る。
私は冒険者、職業は剣士。それは表向きの職業。
実際は、剣一筋ではなく、賢者クラスの魔法も盗賊レベルの小技も何でも使える。
布団と彼女に生活上級魔法の改良を使う。
意識の無い彼女に口付けをして、私もその横で眠るのだった。
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