16 / 50
第16話 何でいつも突然なんですか?
しおりを挟む
「これは何だ?」
疑問を口にするセドリックに、リーナがどう答えるべきか言い淀んでいると、神様がそのまま答える。
『神です』
この答えにセドリックは、真意を問う瞳をリーナに向けると、彼女は一度だけ頷き肯定する。てっきりセドリックは否定するかと思っていたが、「そうか」と返すだけだった。
『それでは改めまして、貴女の願いは何ですか?』
(きたぁ~!!思ったより早かったけど、今日は鐘鳴りっぱなしだったものね)
リーナは好感度達成の興奮も冷めやらぬまま、願いを口にしようとする。しかし、ここで王子の余計な邪魔が入る。
「神とやらは、願いを叶えるのか?」
『はい。リーナさんがそのノルマを先程達成されましたので、約束どおり願いを叶えにきました』
「私の願いでもいいのか?私の願いは、すなわち彼女の願いだぞ」
「えっ!!チョット待って!!!ダメ!絶対にダメ!!その願い事、私が予約済みなんですから!!」
「何を願うのだ。それによっては、邪魔するぞ」
『何を言ってるの!この王子は!ポッと出の王子は、引っ込んでなさい!』
という言葉をグッと飲み込んで笑顔で「殿下、それはお止めください。私の願いには、数万人の運命がかかっております」とリーナは言った。すると、彼女を包んでいた彼の腕に力が入る。
(忘れてた。まだ抱きしめられてた~)
そう気付いた瞬間、耳元で声がした。
「では、私も共に祈ろう。その代わりこれが済んだら、私の願いは君に叶えてもらうぞ」
囁かれた言葉の意味を理解する前に、身体は自由になった。そして、リーナが断るセリフを言う前に神様が口を開く。
『話は、ついたようですね。さあ!リーナさん、願いをどうぞ』
絶妙なタイミングで神様に邪魔をされたリーナは、全て片付いた後で神を恨むことになる。
「冬馬の魂を元に戻してください」
リーナの願いを聞いた神が『相分かりました。その願い叶えましょう』と言い終わるのと同時に、突然オルガの姿が部屋に現れる。突然、瞬間移動したオルガは「はっ!!?何だ!ここどこだ?」と混乱している。そしてリーナの姿を見ると、説明を求めてきた。
苦笑するリーナが口を開く前に、またしても神が話し始める。
『貴方はリーナさんのお陰で元の世界に戻ることができます。さあ、準備はいいですか?』
この言葉に、当の冬馬はもちろんリーナも慌てることになる。まだ事情を説明していないのだ。
「はっ!?どういう!?準備!?」
「ちょっと待って!何でそんなに急なのっ!?最後に話をさせて!話さなきゃならないことが、あるのよ!」
二人の慌てっぷりに神は、ため息をつく。それを見たリーナは、思わず文句を言いそうになったが、何とか堪えた。
『分かりました。一時間だけ猶予をあげましょう。それを過ぎると、願いが叶えられなくなりますので、ご注意をお願いします』
神の言葉を聞いたリーナは、オルガを連れて部屋を出て行こうとしたが、扉に鍵が掛けられていたことを思い出し、部屋をキョロキョロする。しかし二人になれるスペースなど見当たらないため、仕方なく部屋の隅へと移動し、そこで話すことにした。セドリックが終始リーナの行動を見守っていたが、口を挟むことはない。
リーナは、オルガと向き合うと「ごめんなさい」と頭を下げる。突然、この部屋へ呼ばれてから何の説明もなく、リーナからは頭を下げられたオルガは、「ちゃんと説明してくれよな」と苦笑した。
リーナは、昨日話そうとしてできなかった話を語りだす。彼が転移した原因、彼が魔法を使える原因、突然現れた神様がある条件を満たせば願いを一つ叶えてくれること、そしてその条件を達成したので、冬馬として元に戻れることを・・
全て聞き終えたオルガは、「そっか・・・戻れるのか・・」と呟くと、俯いた。顔は見えないが、肩を震わせているのを見ると、リーナの涙腺も緩む。
「ごめんね。私が勝手に共鳴してしまったから、貴方をこんなことに巻き込んでしまった。でも、これで戻れるよ。生まれてくる子どもに名前つけて、奥さんたちを幸せにして、親孝行いっぱいしてらっしゃいね」
リーナの言葉にオルガは、黙って何度も頷いた。しばらく声をかけずに、オルガが落ち着くのを待っていると、ようやく顔を上げたその顔は晴れ晴れとしていた。
「リーナ、大丈夫なのか?俺が帰ったら、一人になっちまうんじゃないのか?」
「そうねぇ。まあ、今でもたった一人の友達は大して役に立たない大学生だったし、そう変わらないわよ」
「あっ、ひっでえなぁ」
笑顔のオルガにリーナは「そうよ、私は酷いのよ。酷いついでに頼みたいことがあるの!」と言い、ポケットから折りたたんだ紙を取り出した。
「中に手紙と届けてほしい人の名前と住所が書いてあるの。落ち着いたら、届けてくれる?」
「彼氏か?」
オルガの問いにリーナは恥ずかしそうに頷くと、言葉を続ける。
「これでも一応、結婚目前だったのよ。教会もドレスも決まってたの・・・向こうは、どれ位時間が経ってるか分からないし、彼に忘れられてるかもしれない。でもこれは私のケジメなの。これで、もう本当に梨奈とはサヨナラ・・」
オルガが大事そうに受け取るそれは、ずっとリーナが肌身離さずに持っていた為、くたびれていた。
「必ず渡すから、安心しろよ」
オルガのこの言葉だけで、リーナの心は救われた。
疑問を口にするセドリックに、リーナがどう答えるべきか言い淀んでいると、神様がそのまま答える。
『神です』
この答えにセドリックは、真意を問う瞳をリーナに向けると、彼女は一度だけ頷き肯定する。てっきりセドリックは否定するかと思っていたが、「そうか」と返すだけだった。
『それでは改めまして、貴女の願いは何ですか?』
(きたぁ~!!思ったより早かったけど、今日は鐘鳴りっぱなしだったものね)
リーナは好感度達成の興奮も冷めやらぬまま、願いを口にしようとする。しかし、ここで王子の余計な邪魔が入る。
「神とやらは、願いを叶えるのか?」
『はい。リーナさんがそのノルマを先程達成されましたので、約束どおり願いを叶えにきました』
「私の願いでもいいのか?私の願いは、すなわち彼女の願いだぞ」
「えっ!!チョット待って!!!ダメ!絶対にダメ!!その願い事、私が予約済みなんですから!!」
「何を願うのだ。それによっては、邪魔するぞ」
『何を言ってるの!この王子は!ポッと出の王子は、引っ込んでなさい!』
という言葉をグッと飲み込んで笑顔で「殿下、それはお止めください。私の願いには、数万人の運命がかかっております」とリーナは言った。すると、彼女を包んでいた彼の腕に力が入る。
(忘れてた。まだ抱きしめられてた~)
そう気付いた瞬間、耳元で声がした。
「では、私も共に祈ろう。その代わりこれが済んだら、私の願いは君に叶えてもらうぞ」
囁かれた言葉の意味を理解する前に、身体は自由になった。そして、リーナが断るセリフを言う前に神様が口を開く。
『話は、ついたようですね。さあ!リーナさん、願いをどうぞ』
絶妙なタイミングで神様に邪魔をされたリーナは、全て片付いた後で神を恨むことになる。
「冬馬の魂を元に戻してください」
リーナの願いを聞いた神が『相分かりました。その願い叶えましょう』と言い終わるのと同時に、突然オルガの姿が部屋に現れる。突然、瞬間移動したオルガは「はっ!!?何だ!ここどこだ?」と混乱している。そしてリーナの姿を見ると、説明を求めてきた。
苦笑するリーナが口を開く前に、またしても神が話し始める。
『貴方はリーナさんのお陰で元の世界に戻ることができます。さあ、準備はいいですか?』
この言葉に、当の冬馬はもちろんリーナも慌てることになる。まだ事情を説明していないのだ。
「はっ!?どういう!?準備!?」
「ちょっと待って!何でそんなに急なのっ!?最後に話をさせて!話さなきゃならないことが、あるのよ!」
二人の慌てっぷりに神は、ため息をつく。それを見たリーナは、思わず文句を言いそうになったが、何とか堪えた。
『分かりました。一時間だけ猶予をあげましょう。それを過ぎると、願いが叶えられなくなりますので、ご注意をお願いします』
神の言葉を聞いたリーナは、オルガを連れて部屋を出て行こうとしたが、扉に鍵が掛けられていたことを思い出し、部屋をキョロキョロする。しかし二人になれるスペースなど見当たらないため、仕方なく部屋の隅へと移動し、そこで話すことにした。セドリックが終始リーナの行動を見守っていたが、口を挟むことはない。
リーナは、オルガと向き合うと「ごめんなさい」と頭を下げる。突然、この部屋へ呼ばれてから何の説明もなく、リーナからは頭を下げられたオルガは、「ちゃんと説明してくれよな」と苦笑した。
リーナは、昨日話そうとしてできなかった話を語りだす。彼が転移した原因、彼が魔法を使える原因、突然現れた神様がある条件を満たせば願いを一つ叶えてくれること、そしてその条件を達成したので、冬馬として元に戻れることを・・
全て聞き終えたオルガは、「そっか・・・戻れるのか・・」と呟くと、俯いた。顔は見えないが、肩を震わせているのを見ると、リーナの涙腺も緩む。
「ごめんね。私が勝手に共鳴してしまったから、貴方をこんなことに巻き込んでしまった。でも、これで戻れるよ。生まれてくる子どもに名前つけて、奥さんたちを幸せにして、親孝行いっぱいしてらっしゃいね」
リーナの言葉にオルガは、黙って何度も頷いた。しばらく声をかけずに、オルガが落ち着くのを待っていると、ようやく顔を上げたその顔は晴れ晴れとしていた。
「リーナ、大丈夫なのか?俺が帰ったら、一人になっちまうんじゃないのか?」
「そうねぇ。まあ、今でもたった一人の友達は大して役に立たない大学生だったし、そう変わらないわよ」
「あっ、ひっでえなぁ」
笑顔のオルガにリーナは「そうよ、私は酷いのよ。酷いついでに頼みたいことがあるの!」と言い、ポケットから折りたたんだ紙を取り出した。
「中に手紙と届けてほしい人の名前と住所が書いてあるの。落ち着いたら、届けてくれる?」
「彼氏か?」
オルガの問いにリーナは恥ずかしそうに頷くと、言葉を続ける。
「これでも一応、結婚目前だったのよ。教会もドレスも決まってたの・・・向こうは、どれ位時間が経ってるか分からないし、彼に忘れられてるかもしれない。でもこれは私のケジメなの。これで、もう本当に梨奈とはサヨナラ・・」
オルガが大事そうに受け取るそれは、ずっとリーナが肌身離さずに持っていた為、くたびれていた。
「必ず渡すから、安心しろよ」
オルガのこの言葉だけで、リーナの心は救われた。
62
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~
紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。
毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
【完結】モブ令嬢としてひっそり生きたいのに、腹黒公爵に気に入られました
22時完結
恋愛
貴族の家に生まれたものの、特別な才能もなく、家の中でも空気のような存在だったセシリア。
華やかな社交界には興味もないし、政略結婚の道具にされるのも嫌。だからこそ、目立たず、慎ましく生きるのが一番——。
そう思っていたのに、なぜか冷酷無比と名高いディートハルト公爵に目をつけられてしまった!?
「……なぜ私なんですか?」
「君は実に興味深い。そんなふうにおとなしくしていると、余計に手を伸ばしたくなる」
ーーそんなこと言われても困ります!
目立たずモブとして生きたいのに、公爵様はなぜか私を執拗に追いかけてくる。
しかも、いつの間にか甘やかされ、独占欲丸出しで迫られる日々……!?
「君は俺のものだ。他の誰にも渡すつもりはない」
逃げても逃げても追いかけてくる腹黒公爵様から、私は無事にモブ人生を送れるのでしょうか……!?
転生したら没落寸前だったので、お弁当屋さんになろうと思います。
皐月めい
恋愛
「婚約を破棄してほしい」
そう言われた瞬間、前世の記憶を思い出した私。
前世社畜だった私は伯爵令嬢に生まれ変わったラッキーガール……と思いきや。
父が亡くなり、母は倒れて、我が伯爵家にはとんでもない借金が残され、一年後には爵位も取り消し、七年婚約していた婚約者から婚約まで破棄された。最悪だよ。
使用人は解雇し、平民になる準備を始めようとしたのだけれど。
え、塊肉を切るところから料理が始まるとか正気ですか……?
その上デリバリーとテイクアウトがない世界で生きていける自信がないんだけど……この国のズボラはどうしてるの……?
あ、お弁当屋さんを作ればいいんだ!
能天気な転生令嬢が、自分の騎士とお弁当屋さんを立ち上げて幸せになるまでの話です。
幼馴染みが描いた悪役令嬢ものの世界に「メイド」として転生したので、6年後の断罪イベントをどうにか回避したい
ゆずまめ鯉
恋愛
通勤途中、猫好きではないのに轢かれそうな黒猫をうっかり助けてしまい、死んでしまった主人公──水縞あいり(26)
鳥の囀りで目を覚ますとそこは天国……ではなく知らない天井だった。
狭い個室にはメイド服がかかっている。
とりあえず着替えて備えつけの鏡を見ると、そこには十代前半くらいの子どもの姿があった。
「この顔……どこか見覚えが……」
幼馴染みで漫画家、ミツルギサイチ(御剣才知)が描く、人気漫画「悪役令嬢が断罪されるまで」の登場人物だということに気がつく。
名前はミレア・ホルダー(本名はミレア・ウィン・ティルベリー)
没落貴族の令嬢で、現在、仕えているフランドル侯爵によって領地と洋館を奪われ、復讐のために、フランドル侯爵の長女イザベラが悪役令嬢になるのを止めず、むしろ後押しして見事断罪されてしまうキャラだった。
原作は未完だが、相談を受けていたのでどういう結末を迎えるのか知っている。
「二期アニメもまだ見てないし、どうせ転生するなら村人Aとかヒロインの母親がよかった……!!」
幼馴染みの描く世界に転生してしまった水縞あいり=ミレアが、フランドル侯爵家で断罪回避するべく、イザベラをどうにかお淑やかな女性になるように導いている途中。
病弱で原作だと生死不明になる、イザベラの腹違いの兄エミールに、協力してもらっているうちに求愛されていることに気づいてしまい──。
エミール・ディ・フランドル(20)×ミレア・ウィン・ティルベリー(18)
全30話の予定で現在、執筆中です。2月下旬に完結予定です。
タイトルや内容が変更になる場合もあります。ご了承ください。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
気付けば名も知らぬ悪役令嬢に憑依して、見知らぬヒロインに手をあげていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
私が憑依した身体の持ちは不幸のどん底に置かれた悪役令嬢でした
ある日、妹の部屋で見つけた不思議な指輪。その指輪をはめた途端、私は見知らぬ少女の前に立っていた。目の前には赤く腫れた頬で涙ぐみ、こちらをじっと見つめる可憐な美少女。そして何故か右手の平が痛む私。もしかして・・今私、この少女を引っ叩いたの?!そして何故か頭の中で響き渡る謎の声の人物と心と体を共存することになってしまう。憑依した身体の持ち主はいじめられっ娘の上に悪役令嬢のポジションに置かれている。見るに見かねた私は彼女を幸せにする為、そして自分の快適な生活を手に入れる為に自ら身体を張って奮闘する事にした―。
※ 「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
モブ令嬢は脳筋が嫌い
斯波@ジゼルの錬金飴③発売中
恋愛
イーディスは海のように真っ青な瞳を持つ少年、リガロに一瞬で心を奪われた。彼の婚約者になれるのが嬉しくて「祖父のようになりたい」と夢を語る彼を支えたいと思った。リガロと婚約者になってからの日々は夢のようだった。けれど彼はいつからか全く笑わなくなった。剣を振るい続ける彼を見守ることこそが自分の役目だと思っていたイーディスだったが、彼女の考えは前世の記憶を取り戻したことで一変する。※執筆中のため感想返信までお時間を頂くことがあります。また今後の展開に関わる感想や攻撃的な感想に関しましては返信や掲載を控えさせていただくことがあります。あらかじめご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる