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終わりと始まり
あとがき
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
お礼については連載の最終話に書かせていただいたのでここでは割愛させていただきます。
以下こんなつもりで書いていました~みたいなのを、一人で語っているだけです。
近況ボードに書こうと思ったのですが字数がオーバーしてしまい…。
このお話は自分的にいろいろ挑戦してみた感じでして、せっかくなので考えていたことを放出しようと。
あと、きっと感想に書かれたことは他にも疑問に思ってる方がいるだろうと思うので、完結前に感想にあったことについても触れながら書かせていただきます。
このお話は、サイコパス書きたいな~と、浮気物書いてみたいな~という思いから生まれたお話でした。
なのでヒロインはブリジット、最終的なヒーローはベルナールだったのですが、お話的にはラファエル書くぞ!から始まりました。
作者の好みとして、普通の人とずれているけれど、本人の中では一貫した考えや信念があるキャラクターって魅力的だなあ、というのがありまして。
で、それが一般的な倫理観から離れたり反社会的だとサイコパスなのかな~と。(※もちろんキャラクターとして魅力があるというだけで、人として肯定しているわけではありません)
拙作で他にサイコパスタグをつけているものだと「白き結婚という条件で新興国の王太子に嫁いだのですが、眠っている間に妊娠させられていました」がありまして、このヒーローもサイコパスだと思うしやってることはやばいのですが、サイコパスの怖さとかやばさにはあまり焦点があたっていないお話だったかなあと思いまして、そのリベンジのつもりもありました。
ということでサイコパス書くぞー!になりまして、ラファエルが生まれました。
特にサイコパスによく上げられる共感性がない、他責思考あたりもかなり意識してキャラ付けしておりまして、ああなりました。
なのでホラーとか怖いと言っていただけたのは本当に嬉しいと言うか、ちゃんとやばいやつ書けてたんだな~ってなってました!
ざまあに関しては、このお話はクズを断罪してすっきり!ではなく、サイコパスを書きたかったお話なので、そういう人間が制裁を受けることもなくのうのうと生きていく方がなんかもやもやしてそれっぽいな~と思ったので、唯一好きだった人を好きではなくなり、きっと今後愛する人はいない、くらいでざまあって感じのざまあはしませんでした。
◇ラファエルについて
元々共感性が低く自分は特別だと思っているタイプなので、他人を大切にはしない人です。
子どもが、自分が世界の主人公で他の人はその登場人物だと思っているみたいな……そんなイメージでした。
基本的には多くの人と思考がずれていて、本人もそれに自覚があり、主に物語から普通とされる振る舞い、人から好意的に思われる振る舞いを学んで常にそれを演じている状態です。
ブリジットに浮気がばれて以降サイコパス全開な場面がいくつかありましたが、それは彼の中でそういう状況での振る舞いのサンプルが少なかったので、素が出ていたり、似た場面の振る舞いをつぎはぎにして演じているだけなので、なんだかちぐはぐだったりします。
決闘の後からは彼の中でサンプルがあったので、一見普通の人っぽい振る舞いに戻っています。
あと現代より人権意識やジェンダー観が遅れている世界というのと、精通のエピソードもありまして、ゴリゴリの男尊女卑ですね。自分とそれ以外で明確に区分けがされているのですが、その中でも男と女でかなり扱いが違います。なので雌とか言ってる。
ただブリジットのことは彼なりに本当に愛していて、いわゆる彼の世界でのヒロインでした。
そのため逆にブリジットに対しては自他境界が曖昧になっておりまして、(他の雌で性欲を処理していてもブリジットを愛しているという)自分の気持ちを分かってくれるはず、ブリジットは同じように自分を愛してくれているはず、カロリーヌやベルナールは自分とブリジットの邪魔をしようとする敵、というように認知がおかしくなっております。
決闘でブリジットがベルナールを庇って初めて、ブリジットはもう自分のことを好きではない、と気付いた感じですね。
それまではベルナールに唆されてぶれているだけで、本当は自分を好きなはず、と信じて疑っていませんでした。
しかし、物語でもよくある命を張って愛する人を守るという行動に、やっとブリジット自身の心がベルナールに動いていることに気付いたと。
で、作中でも言っていたように自分に一途ではないブリジットはもう特別ではなくなりました。
彼にとってブリジットの好きなところは、純粋で他の雌とは違って自分に肉欲を向けず、人としての愛を向けてくれるところだったので。
なのでブリジットたちの行動はその場その場では最適ではなかったのですが、結果的には一番被害が少なくラファエルから離れられるENDでした。
一応特別ではないといいながらも若干未練が残っていたラファエルなのですが、最後ブリジットが妊娠出産した=性交済みということで、完全に吹っ切れています。
新しい奥さんは完全に跡継ぎ残すためだけに結婚して、特別でもなんでもないので普通に孕ませてます。
雌を性欲処理の道具だと思ってる彼にとっては、抱かないことが愛情表現なので。
あと、ラファエル視点でもちょっと書きましたが、カロリーヌを襲った賊はラファエルが裏で知り合いに依頼なり誘導なりしていました。
ラファエル視点の時にカロリーヌを逆恨みし、「あの女のせいで……」てなったあとに動き出していました。
浮気がばれたあの日を指定したわけではなかったのですが、カロリーヌも療養のためにあまり外に出ていなかったので、たまたま襲われたのがあの日というだけです。
なのでラファエルは「ちょっと遅かったかな」と言ってます。本当はカロリーヌが告発の手紙を送る前に処理できていればよかったなと。
ベルナールに関しては、裏でやるより決闘で事故死させれば手っ取り早いし責められないのでそれを狙ってました。
◇ブリジットについて
根は善良で良い子なのですが、まだ十八歳のぬくぬく育ったお嬢さんで、世間知らず、意志が弱く流されやすい、あたりを意識して書いていました。
良い人って色々なタイプがあると思うのですが、人を悪く思えないから騙されたりとか、気が弱くて何かあったときに明らかに悪い相手よりも自分を責めてしまったりとか、彼女はそういうイメージでした。初めの浮気発覚後とかその色が濃いでしょうか。
あと自分に何か大きな出来事が降りかかったときに混乱してしまい、冷静な思考と対処ができる人ばかりじゃないと思うのですが、ブリジットもまだ若いし意思が強いタイプではないので、そういうのを意識した結果ポンコツ言われるような感じになってますね。
あと正常性バイアスとか、コンコルド効果とかも意識してました。
なので即離婚にならなかったのは、そのあたりの性格面の影響が大きいです。
作者は浮気男、やば男は即切りしなよ~って考えるタイプなのですが、世の中再構築頑張っていたり、経済的理由とか世間体などそれぞれの理由で我慢して離婚していなかったり、どう考えても恋人や配偶者がやばい人なのに情がわいちゃって別れられない人がいたりするわけで、今回はそういうすぐに割り切って別れられない人を書こうと思って書いてました。
ブリジット自身も精神的にも経済的にも自立してないですし、再婚が厳しい世界なので。
あとサイコパス全開ラファエルって普通に怖いので、目の前にいると相当気が強い人じゃないと反発できなそうだな、とか。
そんなわけでラファエルに言いくるめられたり、思考がラファエルらに寄っていって混乱しているとはいえ仕返し浮気を持ちかけたりなどもしてしまいました。
が、全てベルナールのおかげで軌道修正されました。
ベルナールがいなかったら最初の浮気発覚後もなんやかんや言いくるめられて洗脳されて終わってそうな気がします。やはり洗脳に必要なのは外部との断絶ですね。
産まれてからラファエルと結婚すると思って生活していて、実際二年間は体の関係はなくとも妻として愛されていて彼にかなりの情が生まれているので、浮気されたからとはいえすぐには切り捨てられない、混乱していてどうするのが最適か分からずとりあえず現状維持、ということで再構築ルートに。
現状維持って選びやすい選択肢だと思うので。
ラファエルが約束後も浮気していることが発覚してからは覚醒し、ベルナールに気持ちが向いたことでラファエルへの情も捨てる方向に舵を切れたので、カロリーヌとベルナールのファインプレーですね。
まだまだ若い未熟な女の子を意識しているので、要所要所最適な反応、行動はできてないです。
ブリジットもおかしい的な意見もあったのですが、実際ラファエル浮気発覚後は常に混乱状態というか、衝撃的すぎて目の前のことで精一杯、冷静ではないのでおかしくなってます。緊張状態で色んな意味で視野が狭くなってるというか。
あとよく作中でラファエルやカロリーヌがブリジットを純粋と表しているのですが、まったく擦れてない人ってある意味人の裏を想像できないし、子どもっぽいとも紙一重なのかなあとも思うので、色々考えられる性格ではないですね。
義父に白い関係のことも言っては? という意見もあったのですが、ブリジットは元々抱かれないことに悩みはしていましたが離婚は考えてなく、あくまで浮気が離婚原因なので、浮気のことだけを伝えてました。
嘘がつけない子なので、白い関係まで言った方が有利になるとかも考えてないですね。事実を言っただけというか……。
あと義父のところでも触れますが、義父はラファエルが取り繕うことを知らなかった幼少期から知っていてやばいやつだと分かっていて、あまり刺激したくないとも思っているので白い関係のことを言われたとしてもとくに対応は変わりません。
個人的には気が強い女の子の方が書きやすいのでこの子を書くのはちょっと大変だったのですが、良い経験になりました。
これからはベルナールが一緒なのでぶれることなく、彼が引っ張って行ってくれると思います。
◇ベルナールについて
一途、幼馴染、義弟、若干のツンデレ、と作者の好きな要素が詰め込まれたキャラクターでした。
作者が個人的に浮気男は絶対許さん!と思っている人なので、浮気男とは正反対の誠実なヒーローを目指して書いてました。
ずっとブリジットが好きでしたが彼女には兄という婚約者がおり、しかも両思いなので自分に出る幕はないと身を引き、しかし忘れられず他の女性と親しくすることもなくいたという……やりすぎなくらい良い子でした。
そんなときに想い人が離婚すると言い始めたら、飛びつくしかないですね。これから幸せになってください。
ラファエルとは歳が離れているので、ベルナールが物心ついたころには兄上はわりと普通の振る舞いを身に着けていました。なので親とは違い彼のやばいところは知らずに育っておりました。
次男ということで家を継がずいずれ家を出て生きていく未来だったので、それ前提の教育を受けているでしょうし、自立心とかもブリジットと違って育っていたのかなと。それで結構気が強いです。あとまだ十七歳ですしね。
ブリジットが若い故に自分の考えに自信が持てないタイプでしたが、ベルナールは逆に若いから怖いもの知らずなところがあります。
剣術の腕前的にはラファエルより上手いのですが、ラファエルがゲームでいうと運のパラメーターが馬鹿高いタイプでクリティカルやら命中回避に補正かかってるので、ちょっと押されてしまいました。(私生活でも運が良いので、さらにラファエルの世の中舐め腐り具合が助長されている)
ブリジットが割り込まずにいたら勝てた可能性はありますが、普通に勝ってもラファエルのブリジットへの執着は外れないのであれが最善でした。
◇カロリーヌについて
彼女は恋に生きた女性でした。
手紙ではブリジットのことを思って~て感じで書いてまして、その気持ちもまったくないわけではないですが、一割未満ですね。
早く別れろ!!!ラファエルを振れ!!!わたくしがもらう!!!と思ってました。
サイコパスまではいかないですが不倫するくらいには善性が低い人物ですね。
ブリジットにはなんだかんだ正妻の余裕もあったのですが、彼女はずぶずぶとラファエルに沼り都合の良い女に。
でも何かに一極集中するキャラクターもとても魅力的だなと思うので個人的には結構好きで、ラファエルとカロリーヌのセックスも正直書きたかったのですが、書いたら全然終わらないな、とか需要ないやろな、とか思ってカットしました。
とにかくラファエルに尽くしていたおかげで雌のなかでもわりと気に入られていたのですが、ブリジットとの結婚生活の邪魔をしたのでロックオンされてしまいました。その時点で生存ルートはなかったと思います……ラファエルにさえ沼らなければ……。
◇義父について
元々日和見な性格なのと、ラファエルが取り繕うことを知らない頃から彼には悩まされていたので、今ではもうすっかり諦めてる感じです。
いやちゃんと教育しろや……て感じなのですが、実際とんでもない息子がいたら対処に困るよな~みたいなイメージからのキャラクターです。
一応彼(と妻)なりには矯正しようとしてたんですが、あのざまです。
現在は表向き上手くやってくれているだけありがたいと思っていて、ラファエルの浮気癖も黙認していました。
白い関係のことを元々侍女あたりから知らされているか知っていないか、は考えていなかったのですが、知っててもまだ夫婦も若いので、ラファエルがまたよく分からんことやってるなと思いつつ、せっつくことはないですね。離婚話のときに知らされても別にどうもしないです。
知ったところでこの世界では三年白い関係なら婚姻を無効にできる、それ以外では結局両者の同意が必要で、あの時点でどうにかするには義父が家長としてラファエルに命令することになるのですが、奴にそんなことすれば面倒なことになると分かっているので……。
もし義父が子どもつくれや的な事言っても、ラファエルがブリジットに言ってたように、まだ時期を待ってる的なことを言われればそうか……で終わりそうです。
もう何年かしても子どもがいなかったら流石にもうちょっと強めに口出しそうですが。
あとこの人はまったく過激派ではないので、決闘についても、ラファエルも流石に弟を殺さんだろうと思ってました。
と、そんなことを考えながら書いていました。
作中でなんとな~くでも伝えられていたら嬉しいです。
作者的には、ヒロインがサイコパスから逃げられて誠実な旦那を得られるハッピーエンドだと思っているのですが、カロリーヌの件とか、ラファエルの中でブリジットがただの雌に格下げ、彼がブリジットを失う以外の報いなし、などちょっともやもやも残るかな?と思ったのでハッピーエンドタグはつけなかったのですが……どうでしょう。
今回のお話を書いてて、今まで浮気ヒーロー許せん派なので元サヤはかけないなあと思っていたのですが、書いてみようかなあと思えたり、サイコパスに洗脳されるバッドエンドorメリバパターンも書いてみたいなあと思ったりと、なんだか幅が広がった気がします。
こうして書きたいものばかり増えて筆が追いつかないという…。
また何か投稿していたら、何かしらお付き合いいただけますと幸いです。
こんな一人語りまで最後までお付き合いいただきありがとうございました!
お礼については連載の最終話に書かせていただいたのでここでは割愛させていただきます。
以下こんなつもりで書いていました~みたいなのを、一人で語っているだけです。
近況ボードに書こうと思ったのですが字数がオーバーしてしまい…。
このお話は自分的にいろいろ挑戦してみた感じでして、せっかくなので考えていたことを放出しようと。
あと、きっと感想に書かれたことは他にも疑問に思ってる方がいるだろうと思うので、完結前に感想にあったことについても触れながら書かせていただきます。
このお話は、サイコパス書きたいな~と、浮気物書いてみたいな~という思いから生まれたお話でした。
なのでヒロインはブリジット、最終的なヒーローはベルナールだったのですが、お話的にはラファエル書くぞ!から始まりました。
作者の好みとして、普通の人とずれているけれど、本人の中では一貫した考えや信念があるキャラクターって魅力的だなあ、というのがありまして。
で、それが一般的な倫理観から離れたり反社会的だとサイコパスなのかな~と。(※もちろんキャラクターとして魅力があるというだけで、人として肯定しているわけではありません)
拙作で他にサイコパスタグをつけているものだと「白き結婚という条件で新興国の王太子に嫁いだのですが、眠っている間に妊娠させられていました」がありまして、このヒーローもサイコパスだと思うしやってることはやばいのですが、サイコパスの怖さとかやばさにはあまり焦点があたっていないお話だったかなあと思いまして、そのリベンジのつもりもありました。
ということでサイコパス書くぞー!になりまして、ラファエルが生まれました。
特にサイコパスによく上げられる共感性がない、他責思考あたりもかなり意識してキャラ付けしておりまして、ああなりました。
なのでホラーとか怖いと言っていただけたのは本当に嬉しいと言うか、ちゃんとやばいやつ書けてたんだな~ってなってました!
ざまあに関しては、このお話はクズを断罪してすっきり!ではなく、サイコパスを書きたかったお話なので、そういう人間が制裁を受けることもなくのうのうと生きていく方がなんかもやもやしてそれっぽいな~と思ったので、唯一好きだった人を好きではなくなり、きっと今後愛する人はいない、くらいでざまあって感じのざまあはしませんでした。
◇ラファエルについて
元々共感性が低く自分は特別だと思っているタイプなので、他人を大切にはしない人です。
子どもが、自分が世界の主人公で他の人はその登場人物だと思っているみたいな……そんなイメージでした。
基本的には多くの人と思考がずれていて、本人もそれに自覚があり、主に物語から普通とされる振る舞い、人から好意的に思われる振る舞いを学んで常にそれを演じている状態です。
ブリジットに浮気がばれて以降サイコパス全開な場面がいくつかありましたが、それは彼の中でそういう状況での振る舞いのサンプルが少なかったので、素が出ていたり、似た場面の振る舞いをつぎはぎにして演じているだけなので、なんだかちぐはぐだったりします。
決闘の後からは彼の中でサンプルがあったので、一見普通の人っぽい振る舞いに戻っています。
あと現代より人権意識やジェンダー観が遅れている世界というのと、精通のエピソードもありまして、ゴリゴリの男尊女卑ですね。自分とそれ以外で明確に区分けがされているのですが、その中でも男と女でかなり扱いが違います。なので雌とか言ってる。
ただブリジットのことは彼なりに本当に愛していて、いわゆる彼の世界でのヒロインでした。
そのため逆にブリジットに対しては自他境界が曖昧になっておりまして、(他の雌で性欲を処理していてもブリジットを愛しているという)自分の気持ちを分かってくれるはず、ブリジットは同じように自分を愛してくれているはず、カロリーヌやベルナールは自分とブリジットの邪魔をしようとする敵、というように認知がおかしくなっております。
決闘でブリジットがベルナールを庇って初めて、ブリジットはもう自分のことを好きではない、と気付いた感じですね。
それまではベルナールに唆されてぶれているだけで、本当は自分を好きなはず、と信じて疑っていませんでした。
しかし、物語でもよくある命を張って愛する人を守るという行動に、やっとブリジット自身の心がベルナールに動いていることに気付いたと。
で、作中でも言っていたように自分に一途ではないブリジットはもう特別ではなくなりました。
彼にとってブリジットの好きなところは、純粋で他の雌とは違って自分に肉欲を向けず、人としての愛を向けてくれるところだったので。
なのでブリジットたちの行動はその場その場では最適ではなかったのですが、結果的には一番被害が少なくラファエルから離れられるENDでした。
一応特別ではないといいながらも若干未練が残っていたラファエルなのですが、最後ブリジットが妊娠出産した=性交済みということで、完全に吹っ切れています。
新しい奥さんは完全に跡継ぎ残すためだけに結婚して、特別でもなんでもないので普通に孕ませてます。
雌を性欲処理の道具だと思ってる彼にとっては、抱かないことが愛情表現なので。
あと、ラファエル視点でもちょっと書きましたが、カロリーヌを襲った賊はラファエルが裏で知り合いに依頼なり誘導なりしていました。
ラファエル視点の時にカロリーヌを逆恨みし、「あの女のせいで……」てなったあとに動き出していました。
浮気がばれたあの日を指定したわけではなかったのですが、カロリーヌも療養のためにあまり外に出ていなかったので、たまたま襲われたのがあの日というだけです。
なのでラファエルは「ちょっと遅かったかな」と言ってます。本当はカロリーヌが告発の手紙を送る前に処理できていればよかったなと。
ベルナールに関しては、裏でやるより決闘で事故死させれば手っ取り早いし責められないのでそれを狙ってました。
◇ブリジットについて
根は善良で良い子なのですが、まだ十八歳のぬくぬく育ったお嬢さんで、世間知らず、意志が弱く流されやすい、あたりを意識して書いていました。
良い人って色々なタイプがあると思うのですが、人を悪く思えないから騙されたりとか、気が弱くて何かあったときに明らかに悪い相手よりも自分を責めてしまったりとか、彼女はそういうイメージでした。初めの浮気発覚後とかその色が濃いでしょうか。
あと自分に何か大きな出来事が降りかかったときに混乱してしまい、冷静な思考と対処ができる人ばかりじゃないと思うのですが、ブリジットもまだ若いし意思が強いタイプではないので、そういうのを意識した結果ポンコツ言われるような感じになってますね。
あと正常性バイアスとか、コンコルド効果とかも意識してました。
なので即離婚にならなかったのは、そのあたりの性格面の影響が大きいです。
作者は浮気男、やば男は即切りしなよ~って考えるタイプなのですが、世の中再構築頑張っていたり、経済的理由とか世間体などそれぞれの理由で我慢して離婚していなかったり、どう考えても恋人や配偶者がやばい人なのに情がわいちゃって別れられない人がいたりするわけで、今回はそういうすぐに割り切って別れられない人を書こうと思って書いてました。
ブリジット自身も精神的にも経済的にも自立してないですし、再婚が厳しい世界なので。
あとサイコパス全開ラファエルって普通に怖いので、目の前にいると相当気が強い人じゃないと反発できなそうだな、とか。
そんなわけでラファエルに言いくるめられたり、思考がラファエルらに寄っていって混乱しているとはいえ仕返し浮気を持ちかけたりなどもしてしまいました。
が、全てベルナールのおかげで軌道修正されました。
ベルナールがいなかったら最初の浮気発覚後もなんやかんや言いくるめられて洗脳されて終わってそうな気がします。やはり洗脳に必要なのは外部との断絶ですね。
産まれてからラファエルと結婚すると思って生活していて、実際二年間は体の関係はなくとも妻として愛されていて彼にかなりの情が生まれているので、浮気されたからとはいえすぐには切り捨てられない、混乱していてどうするのが最適か分からずとりあえず現状維持、ということで再構築ルートに。
現状維持って選びやすい選択肢だと思うので。
ラファエルが約束後も浮気していることが発覚してからは覚醒し、ベルナールに気持ちが向いたことでラファエルへの情も捨てる方向に舵を切れたので、カロリーヌとベルナールのファインプレーですね。
まだまだ若い未熟な女の子を意識しているので、要所要所最適な反応、行動はできてないです。
ブリジットもおかしい的な意見もあったのですが、実際ラファエル浮気発覚後は常に混乱状態というか、衝撃的すぎて目の前のことで精一杯、冷静ではないのでおかしくなってます。緊張状態で色んな意味で視野が狭くなってるというか。
あとよく作中でラファエルやカロリーヌがブリジットを純粋と表しているのですが、まったく擦れてない人ってある意味人の裏を想像できないし、子どもっぽいとも紙一重なのかなあとも思うので、色々考えられる性格ではないですね。
義父に白い関係のことも言っては? という意見もあったのですが、ブリジットは元々抱かれないことに悩みはしていましたが離婚は考えてなく、あくまで浮気が離婚原因なので、浮気のことだけを伝えてました。
嘘がつけない子なので、白い関係まで言った方が有利になるとかも考えてないですね。事実を言っただけというか……。
あと義父のところでも触れますが、義父はラファエルが取り繕うことを知らなかった幼少期から知っていてやばいやつだと分かっていて、あまり刺激したくないとも思っているので白い関係のことを言われたとしてもとくに対応は変わりません。
個人的には気が強い女の子の方が書きやすいのでこの子を書くのはちょっと大変だったのですが、良い経験になりました。
これからはベルナールが一緒なのでぶれることなく、彼が引っ張って行ってくれると思います。
◇ベルナールについて
一途、幼馴染、義弟、若干のツンデレ、と作者の好きな要素が詰め込まれたキャラクターでした。
作者が個人的に浮気男は絶対許さん!と思っている人なので、浮気男とは正反対の誠実なヒーローを目指して書いてました。
ずっとブリジットが好きでしたが彼女には兄という婚約者がおり、しかも両思いなので自分に出る幕はないと身を引き、しかし忘れられず他の女性と親しくすることもなくいたという……やりすぎなくらい良い子でした。
そんなときに想い人が離婚すると言い始めたら、飛びつくしかないですね。これから幸せになってください。
ラファエルとは歳が離れているので、ベルナールが物心ついたころには兄上はわりと普通の振る舞いを身に着けていました。なので親とは違い彼のやばいところは知らずに育っておりました。
次男ということで家を継がずいずれ家を出て生きていく未来だったので、それ前提の教育を受けているでしょうし、自立心とかもブリジットと違って育っていたのかなと。それで結構気が強いです。あとまだ十七歳ですしね。
ブリジットが若い故に自分の考えに自信が持てないタイプでしたが、ベルナールは逆に若いから怖いもの知らずなところがあります。
剣術の腕前的にはラファエルより上手いのですが、ラファエルがゲームでいうと運のパラメーターが馬鹿高いタイプでクリティカルやら命中回避に補正かかってるので、ちょっと押されてしまいました。(私生活でも運が良いので、さらにラファエルの世の中舐め腐り具合が助長されている)
ブリジットが割り込まずにいたら勝てた可能性はありますが、普通に勝ってもラファエルのブリジットへの執着は外れないのであれが最善でした。
◇カロリーヌについて
彼女は恋に生きた女性でした。
手紙ではブリジットのことを思って~て感じで書いてまして、その気持ちもまったくないわけではないですが、一割未満ですね。
早く別れろ!!!ラファエルを振れ!!!わたくしがもらう!!!と思ってました。
サイコパスまではいかないですが不倫するくらいには善性が低い人物ですね。
ブリジットにはなんだかんだ正妻の余裕もあったのですが、彼女はずぶずぶとラファエルに沼り都合の良い女に。
でも何かに一極集中するキャラクターもとても魅力的だなと思うので個人的には結構好きで、ラファエルとカロリーヌのセックスも正直書きたかったのですが、書いたら全然終わらないな、とか需要ないやろな、とか思ってカットしました。
とにかくラファエルに尽くしていたおかげで雌のなかでもわりと気に入られていたのですが、ブリジットとの結婚生活の邪魔をしたのでロックオンされてしまいました。その時点で生存ルートはなかったと思います……ラファエルにさえ沼らなければ……。
◇義父について
元々日和見な性格なのと、ラファエルが取り繕うことを知らない頃から彼には悩まされていたので、今ではもうすっかり諦めてる感じです。
いやちゃんと教育しろや……て感じなのですが、実際とんでもない息子がいたら対処に困るよな~みたいなイメージからのキャラクターです。
一応彼(と妻)なりには矯正しようとしてたんですが、あのざまです。
現在は表向き上手くやってくれているだけありがたいと思っていて、ラファエルの浮気癖も黙認していました。
白い関係のことを元々侍女あたりから知らされているか知っていないか、は考えていなかったのですが、知っててもまだ夫婦も若いので、ラファエルがまたよく分からんことやってるなと思いつつ、せっつくことはないですね。離婚話のときに知らされても別にどうもしないです。
知ったところでこの世界では三年白い関係なら婚姻を無効にできる、それ以外では結局両者の同意が必要で、あの時点でどうにかするには義父が家長としてラファエルに命令することになるのですが、奴にそんなことすれば面倒なことになると分かっているので……。
もし義父が子どもつくれや的な事言っても、ラファエルがブリジットに言ってたように、まだ時期を待ってる的なことを言われればそうか……で終わりそうです。
もう何年かしても子どもがいなかったら流石にもうちょっと強めに口出しそうですが。
あとこの人はまったく過激派ではないので、決闘についても、ラファエルも流石に弟を殺さんだろうと思ってました。
と、そんなことを考えながら書いていました。
作中でなんとな~くでも伝えられていたら嬉しいです。
作者的には、ヒロインがサイコパスから逃げられて誠実な旦那を得られるハッピーエンドだと思っているのですが、カロリーヌの件とか、ラファエルの中でブリジットがただの雌に格下げ、彼がブリジットを失う以外の報いなし、などちょっともやもやも残るかな?と思ったのでハッピーエンドタグはつけなかったのですが……どうでしょう。
今回のお話を書いてて、今まで浮気ヒーロー許せん派なので元サヤはかけないなあと思っていたのですが、書いてみようかなあと思えたり、サイコパスに洗脳されるバッドエンドorメリバパターンも書いてみたいなあと思ったりと、なんだか幅が広がった気がします。
こうして書きたいものばかり増えて筆が追いつかないという…。
また何か投稿していたら、何かしらお付き合いいただけますと幸いです。
こんな一人語りまで最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
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鈴宮(すずみや)
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