没落貴族に転生した俺、外れ職【吟遊詩人】が規格外のジョブだったので無双しながら領地開拓を目指す

名無し

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チート級

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 名前:エリュネシア=リネット
 性別:女
 年齢:17
 身分:メイド
 職業:回復師
 ジョブレベル:5
 習得技:ヒール リカバリー

「頑張ったな、エリュ……」

「……」

 翌朝、俺はエリュネシアのステータスを開示しつつ呼びかけたが、なんら返事は返ってこなかった。

 それもそのはずで、彼女はとても安らかな顔で眠っていたからだ。

 昨日レベル5になったとき、毒や麻痺等、状態異常を治せるというリカバリーを覚えましたと嬉しそうに言ったあと、卒倒してしまったので背負って屋敷まで運んだんだ。

 そりゃ、あれだけヒールを連発したら倒れるって……。それだけ苦手なアンデッド群を早く消したかったってことか。さすがに無理しすぎとはいえ、本当によく頑張ったもんだ。

 今のところ、エリュネシアは目覚める気配が微塵もないくらい熟睡してるみたいだ。彼女が起きるのを待つ時間がもったいないし、俺一人で少しレベルを上げてくるかな。

 なんせ、今日を入れてあと一日、つまり明日にはルチアードに俺の力を認めてもらわないといけない。余程のものを見せない限り、俺がこの領地を守り続けることはできないと判断され、ここから去られてしまうだろう。

 というわけで、俺は玄関のほうへと足音を立てないよう、そっと忍び足で歩いていく。

 一日経って痛みは大分引いたし問題ない。ゴブリンエリアで咆哮の歌とともに無双してやろう。

「――シオン様……」

「……え……?」

 恐る恐る振り返ると、寝ぐせだらけで服も乱れたエリュネシアが立っていた。

「エ、エリュ、いつの間に起きてたんだ……?」

「シオン様がいなくなるような気がして、それで飛び起きたのです……」

「そ、そうなのか……」

 さすが、長年世話してきただけあって、シオンが一人で出ていくような事態になれば熟睡していても起きるほど勘が働くってわけか。そう考えるとこの子、チート級の能力の持ち主だな……。

「もし……シオン様がわたくしめに、無断でお出かけなさろうとしたなら……もういっそ、ともに死のうかと……」

「ちょっ……」

 エリュネシアの瞳から光がすっと消えていくのがわかる。

「……つ、疲れてるんだよ、エリュたん。僕が君を置いていくわけないだろ……」

「ですよね……ふふっ。シオン様にはわたくしめがいないと!」

 よかった、光が戻った。彼女は俺に忠実なのはいいが、行き過ぎるところがあるから怖いな。ここは話題を変えよう。

「そうだ、ヒールをお願いできないかな」

「あっ、かしこまりましたっ! ヒールッ、ヒルヒルヒルヒルッ――」

「――い、いや、そこまで連発しなくていいから! また倒れるって!」

「は、はい……」

 エリュネシア、俺が言ってるそばからもう倒れかかってたし。

「でも、かなり効いてるな。痛みがほとんどなくなったよ」

「ほ、本当ですか!? はぁ、はぁ……」

「ああ、レベルが一つ違うだけでこうも変わるんだな……」

 正直なところ、痛みはまだ少し残っていたが、彼女のヒール連打でかなり緩和されたのがわかる。

「ふふっ、それならシオン様のために頑張った甲斐があったというものです……!」

「だったらあまり無理はしないようにな」

「はーい――」

 ――トントンッ。

「「あ……」」

 そこで、玄関のノッカー音がした。誰だろう、ルチアードかな?

「はい、どなたでございましょう……?」

 エリュネシアが素早くドアを開けると、見慣れない老齢の男が斧に寄りかかるような状態で立っていた。

「どうも、領主さんにメイドさん。わしはヤングと申す者じゃ」

 この男……白髪頭で明らかに年寄りなんだが、やたらとガタイがよいだけでなく目力も強く、只者じゃないのが見て取れる。

 まさか、俺に対する刺客とか……?

「ギ、ギルド長様……」

「え……」

 俺はエリュネシアの言葉を聞いて息を呑む。この男がギルド長だって……?

 名前:ヤング=ホルベルト
 性別:男
 年齢:54
 身分:ギルド長
 職業:重戦士
 ジョブレベル:33
 習得技:アックスブーメラン ハリケーンアタック スネークアックス リフレクション アイアンウォール アースクラック バーサク

「……」

 確認のためにステータスを開示すると、とんでもない情報が飛び込んできた。

 これは……凄いな。圧倒的なジョブレベルだ。さすがギルド長なだけある。でも、なんでこんな偉い人が訪ねてきたんだ……?

「シオン様になんのご用件でしょう……?」

「この前、わしのギルドの者が事件を起こしてしまって、その件でお話があるんじゃ……」

「「あ……」」

 俺はエリュネシアとはっとした顔を見合わせた。

 なるほど、あの男は確かに冒険者だったし、そのトップが謝罪するべく領主である俺の元へやってきたってわけか。

「あやつめが大勢の人を殺めてしまったようで……」

「はい、子供を含めて28人殺してますね」

 エリュネシアの言葉に対し、ギルド長のヤングがさも意外そうな顔をした。もしかして知らなかったんだろうか?

「なんじゃ、犠牲者は大したほどではなかったんじゃな。これはまさに、不幸中の幸いと言えるのう……」

「「え……?」」

 俺たちの上擦った声が被る。なんてことを言うんだ、この男は……。

「ん? お二人とも、どうかいたしましたかな?」

「大したほどじゃない? 28人も殺した冒険者を輩出しておいて、その言い方はなんだ?」

「ふむ? 何を興奮しておられるのかは理解できかねるが、冒険者であれば、一日でそれくらい死ぬことも普通にあるのじゃが? モンスター相手じゃがのう。それに、あの者はこちらでも手を焼いており、受付嬢に手を出す、初心者への度重なる恐喝、傷害事件等にて、駐屯地へ連れていくことも検討していた男じゃった。そんな風に責められるほどのことではないかと思うがのう……」

「……」

 俺は握りこぶしを震わせていた。この男、領民の命を軽く見ているだけでなく、領主を前にして適当に謝罪を済ませようとしていたらしい。舐め腐っているな……。

「なら、どうしてとっとと駐屯地へ連れていかなかったのです? そうすればあんな悲惨な事件は起きなかったかもしれないのに。失礼ですが、ギルド長様、あなたの甘さがあの悲劇を生んだのでは?」

「ふん……」

 エリュネシアも怒り心頭の様子だったが、彼女の言葉に対してヤングは小ばかにしたように鼻で笑った。

「あ、今笑いましたね!?」

「これは失敬。つい思い出し笑いを……。なんせ、わしはどこかの怠け者の領主様と違い、普段から忙しいものじゃから。とにかく、冒険者とは本来荒くれ者。多少は大目に見てやるのが普通なのじゃ。なのでどうか、ご容赦を。あなた方にとっても、これ以上の悲劇は生み出したくないじゃろうし」

「は、はあ? これ以上の悲劇って、それはもしかして、脅しなのですかぁ!?」

「ふぉっふぉっふぉ。まあ、そちらが事を荒立てて大事にしない限り、問題にはしないつもりじゃが……もしこれを大袈裟に取り上げるようであれば、こちらとしても考えが――」

「――こいつ……」

 俺は得意げに話すギルド長の胸ぐらをつかんでやった。

「な、何をするのじゃ、放さんか! 貴様は一体誰に向かって盾突いておるか、わかっておるのか!?」

「ん、お前はギルド長だろ? だが、俺は領主様だ。お前より偉い」

「なっ……」

「もしこれ以上騒ぎを起こすようなら、俺が領地内の冒険者ギルドそのものを総力を挙げて潰してやる。だから、しつけはちゃんとやっておけ。怠けずにな……」

「む、むうぅ……」

 顔を近付けてこれでもかと凄んでやると、ヤングは青ざめつつ引き下がった。

 傍から見れば、俺の行動は怒りに任せた無謀なものに見えるだろうが、これも計算の内だ。ギルド長の持つそれまでの領主のイメージと、今の俺がかけ離れすぎて面食らった格好なわけだ。

「こ、後悔なさらぬよう……」

 やつが捨て台詞を吐いて立ち去ると、エリュネシアの安堵したようなため息が聞こえてきた。

「す、凄いです、シオン様。あのギルド長を相手に一蹴なさるなんて。みんな、あの方を恐れるのに……」

「万が一、戦いに発展する恐れもあると思ったけどな、やつも年齢が年齢だし、体力に不安を持っているはず」

「なるほど……」

「それとな、舐められていたらダメだ。いいか、とにかくハッタリでもいいから、声をあげることだ。そうやって初めて自分の居場所を作り出すことができる。誰にも彼にもいい顔をして好かれようなんて思わないことだ」

 かくいう俺も、前世ではずっと馬鹿正直に生きてきた。文句を言われてもひたすら耐え、誰かの期待に応えることが美徳だと思って頑張ってきた。それが奴隷のように舐められ、損をするだけだと知らずに。

「シオン様……本当にあのシオン様なのですか?」

「……」

 まずいな、また疑われてる。素の自分を出し過ぎてしまっていたようだ。

「エ、エリュたん、何言ってるんだ、僕は僕だよ……」

「ふふっ。ですよね、内心はギルド長様のこと、恐れてましたよね……?」

「そ、そうなんだよ。エリュたん、僕、本当は怖かったんだ……」

「それでしたら、今夜はわたくしめがたっぷりと甘えさせてあげますっ」

「う、うん……」

 自分の体がシオンなせいか、俺は無条件降伏してしまった。この体でいる限り、エリュネシアにだけは勝てそうにないな……。
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