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一日目
第2話 「黒猫と少女の出会い」
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屋根から屋根へ跳び移る。
一段低いところの塀に下り、さらに石畳へと跳び下りる。
細い路地を抜け、多くの店が立ち並ぶ街道へと出ると、雑踏の中を縫うように進んでいく。
「はーい、いらっしゃいいらっしゃい。昼過ぎに水揚げされた魚だよ! 新鮮ぷりぷり! さあ、買った買った。早い者勝ちだよ!」
ひときわ明るくて大きな声が通りに響く。
人波の奥に、でっぷりと太った中年の女性が魚の尾を持って立っていた。
道行く人々を捕まえては滔々と魚の良さを語り聞かせ、買い取らせている。
うしろの台には、たくさんの魚介類が香草の上に並べられていた。
どれも新鮮でうまそうだ。青黒く照り輝いている魚、透き通った赤いヒレの魚、白い小魚たち。
それらが飛ぶように売れていく。
「おう、追加のやつ持って来たぜ、アンナおばさん!」
そこへ、籠いっぱいに魚を入れた青年がやってくる。
アンナと呼ばれた魚屋の主は思わず振り返った。
「あら、モーガン! ちょうど魚が減ってきたところだったから助かったわ。でも『おばさん』だけは余計よ」
「いてっ!」
そう言ってこつんと脳天に拳をおみまいする。
青年は籠を置くと、さすさすと自分の頭をなでた。
「なんだよ、小さい頃からずっとそう呼んでたじゃねえか。いまさら『アンナ』呼びなんてできねえよ」
「なんで『呼び捨て』なんだい? アンナさん、だろう?」
「ア・ン・ナ・さ・ん! これでいいか」
「上等!」
二人はしばらく至近距離でにらみ合っていたが、客に呼ばれたアンナはすぐに戻っていった。残されたモーガンはしぶしぶ魚を台の上に置いていく。
「ん? なんだ、お前?」
はたと目が合った。
じっとこちらが見つめていたのに気付いたようだ。
「こいつが……欲しいのか?」
モーガンはそうやって、ぶらんと一匹の赤い魚をつまみ上げる。
「ん? よく見るとお前、不思議な色の目をしているな。まるで海や空みたいな綺麗な青だ。毛並みも悪くないし……もしかして最近おばさんが飼いはじめたのか? いや、魚屋に猫なんて……まさかな」
そう言って小首をかしげている。ぶらぶらと目の前で揺れている魚は、身がはじけんばかりにぴんとして、かじりついたらえも言われぬ味が口の中に広がりそうだった。
たまらず、黒い毛におおわれた自分の前足を出す。
「ま、いいか。一匹くらいならやるよ。おばさんには内緒だぞ?」
そう言って、石畳の上に魚が置かれる。お礼の意味をこめて「にゃーん」と可愛らしい声を一つあげると、魚を咥え、踵を返した。
騒がしい場所を避けて、天敵のいなさそうな落ち着ける場所を探す。
街道をしばらく行くと、道が多数交差する広場に出た。幾本か街路樹があり、その中でも特に登りやすそうな木をめがけて駆けあがる。
さわやかな潮風が吹き抜けていった。
太い枝の上で身を伏せ、ようやく咥えていたものを放す。見れば見るほどおいしそうな魚だった。たまらずヨダレがあふれてくる。まずは腹の部分から。ガブリ。うん、悪くない。続いて頭……と思ったのもつかの間。何かが乗っていた枝の先に当たって、魚が衝撃で落ちてしまった。
「にゃっ?!」
当てたのは、大きな幌馬車だった。
人があたりにたくさんいるのにかなり急いでいる。少し乱暴とも思える走行だった。落ちた魚を見下ろすと、イライラがつのる。しかたなしに拾いに行こうとすると、
「うにゃっ?」
一瞬の隙に、空を飛んでいた猛禽類にかっさらわれてしまった。
あまりのことにしばし呆然となる。
空を見上げても、ごちそうが再び降ってくることは無い。やりきれない思いでいると、どんどんムカッ腹が立ってきた。
――――こうなったのも全部あの馬車のせいだ。よし、追おう。
そうなれば話は早かった。地面に降りて、全力で馬車を追う。幸い、広場の先はさらに人が混んでいる街道だ。スピードが落ちれば追いつくのはたやすいだろう。
と思ったが、意外と強引に進めているのか、危ないと思った人々の方が道を譲る形になっていた。
これではまずい。引き離されてしまう。
近くの店先にあった樽に跳び乗り、さらにその上の台に乗る。そして店のひさしの上に乗り、ひさし伝いに走った。これなら障害物もないし、さらに先回りすることもできる。
馬車はとある場所に向かっているようだった。
この先は街の中心、サンダロス伯爵の屋敷がある。大きな建物で、街の観光スポットのひとつとなっていた。どんな人物なのかは見たことがないので知らない。ただ、街の人々が口々に話すので名だけは憶えていいる。
走って、走って、ようやく幌馬車と並ぶ。
同じ位置まで来たので、高く跳躍した。幌の上にボスッと落ちる。だが、そこにはわずかな切れ目があった。そこにまんまとハマり、そのまま中へとずり落ちる。
「ミギャアッ!」
落ちたところは誰かの人間の顔の上だった。
衝撃で、寝そべっていた人間が目を覚ます。その瞳は……血のように赤い色をしていた。
「ね、猫?」
赤い瞳の少女は痛さに顔をしかめながらこちらを見つめている。あわててそこをどくと、幌の中には他にも複数の男たちがいた。
「なんだこいつは? つまみ出せ、グスタフ!」
「は、はいっ!」
狭い場所で半裸の大男との追いかけっこが始まる。
半裸の男は動きが鈍重で、こちらは余裕で躱していた。
逃げ回りながら少女をちらりと見ると、顔面を両手で押さえている。悪いことをしたなと思っていると、ふいに首根っこを掴まれた。
「よ、ようやく、捕まえた……。で、出ていけ、クソ猫!」
そう言ってポイッと外に投げ捨てられる。受け身をとれたから良かったものの、着地地点にいた人間たちは、ぶつかりそうになってかなり驚いていた。
――――油断した。あんなやつに捕まるなんて……。
馬車はそうこうしている間にも、堀の上の橋を渡ってどんどん屋敷の中へ入っていく。
赤い瞳の少女……あの深い血のような色を見ていると、何かが胸の奥でざわついた。
いつまでもその感覚がぬぐえないまま、馬車を見つめ続ける。
やがてその姿は、門の向こうへと消え去ってしまった。
一段低いところの塀に下り、さらに石畳へと跳び下りる。
細い路地を抜け、多くの店が立ち並ぶ街道へと出ると、雑踏の中を縫うように進んでいく。
「はーい、いらっしゃいいらっしゃい。昼過ぎに水揚げされた魚だよ! 新鮮ぷりぷり! さあ、買った買った。早い者勝ちだよ!」
ひときわ明るくて大きな声が通りに響く。
人波の奥に、でっぷりと太った中年の女性が魚の尾を持って立っていた。
道行く人々を捕まえては滔々と魚の良さを語り聞かせ、買い取らせている。
うしろの台には、たくさんの魚介類が香草の上に並べられていた。
どれも新鮮でうまそうだ。青黒く照り輝いている魚、透き通った赤いヒレの魚、白い小魚たち。
それらが飛ぶように売れていく。
「おう、追加のやつ持って来たぜ、アンナおばさん!」
そこへ、籠いっぱいに魚を入れた青年がやってくる。
アンナと呼ばれた魚屋の主は思わず振り返った。
「あら、モーガン! ちょうど魚が減ってきたところだったから助かったわ。でも『おばさん』だけは余計よ」
「いてっ!」
そう言ってこつんと脳天に拳をおみまいする。
青年は籠を置くと、さすさすと自分の頭をなでた。
「なんだよ、小さい頃からずっとそう呼んでたじゃねえか。いまさら『アンナ』呼びなんてできねえよ」
「なんで『呼び捨て』なんだい? アンナさん、だろう?」
「ア・ン・ナ・さ・ん! これでいいか」
「上等!」
二人はしばらく至近距離でにらみ合っていたが、客に呼ばれたアンナはすぐに戻っていった。残されたモーガンはしぶしぶ魚を台の上に置いていく。
「ん? なんだ、お前?」
はたと目が合った。
じっとこちらが見つめていたのに気付いたようだ。
「こいつが……欲しいのか?」
モーガンはそうやって、ぶらんと一匹の赤い魚をつまみ上げる。
「ん? よく見るとお前、不思議な色の目をしているな。まるで海や空みたいな綺麗な青だ。毛並みも悪くないし……もしかして最近おばさんが飼いはじめたのか? いや、魚屋に猫なんて……まさかな」
そう言って小首をかしげている。ぶらぶらと目の前で揺れている魚は、身がはじけんばかりにぴんとして、かじりついたらえも言われぬ味が口の中に広がりそうだった。
たまらず、黒い毛におおわれた自分の前足を出す。
「ま、いいか。一匹くらいならやるよ。おばさんには内緒だぞ?」
そう言って、石畳の上に魚が置かれる。お礼の意味をこめて「にゃーん」と可愛らしい声を一つあげると、魚を咥え、踵を返した。
騒がしい場所を避けて、天敵のいなさそうな落ち着ける場所を探す。
街道をしばらく行くと、道が多数交差する広場に出た。幾本か街路樹があり、その中でも特に登りやすそうな木をめがけて駆けあがる。
さわやかな潮風が吹き抜けていった。
太い枝の上で身を伏せ、ようやく咥えていたものを放す。見れば見るほどおいしそうな魚だった。たまらずヨダレがあふれてくる。まずは腹の部分から。ガブリ。うん、悪くない。続いて頭……と思ったのもつかの間。何かが乗っていた枝の先に当たって、魚が衝撃で落ちてしまった。
「にゃっ?!」
当てたのは、大きな幌馬車だった。
人があたりにたくさんいるのにかなり急いでいる。少し乱暴とも思える走行だった。落ちた魚を見下ろすと、イライラがつのる。しかたなしに拾いに行こうとすると、
「うにゃっ?」
一瞬の隙に、空を飛んでいた猛禽類にかっさらわれてしまった。
あまりのことにしばし呆然となる。
空を見上げても、ごちそうが再び降ってくることは無い。やりきれない思いでいると、どんどんムカッ腹が立ってきた。
――――こうなったのも全部あの馬車のせいだ。よし、追おう。
そうなれば話は早かった。地面に降りて、全力で馬車を追う。幸い、広場の先はさらに人が混んでいる街道だ。スピードが落ちれば追いつくのはたやすいだろう。
と思ったが、意外と強引に進めているのか、危ないと思った人々の方が道を譲る形になっていた。
これではまずい。引き離されてしまう。
近くの店先にあった樽に跳び乗り、さらにその上の台に乗る。そして店のひさしの上に乗り、ひさし伝いに走った。これなら障害物もないし、さらに先回りすることもできる。
馬車はとある場所に向かっているようだった。
この先は街の中心、サンダロス伯爵の屋敷がある。大きな建物で、街の観光スポットのひとつとなっていた。どんな人物なのかは見たことがないので知らない。ただ、街の人々が口々に話すので名だけは憶えていいる。
走って、走って、ようやく幌馬車と並ぶ。
同じ位置まで来たので、高く跳躍した。幌の上にボスッと落ちる。だが、そこにはわずかな切れ目があった。そこにまんまとハマり、そのまま中へとずり落ちる。
「ミギャアッ!」
落ちたところは誰かの人間の顔の上だった。
衝撃で、寝そべっていた人間が目を覚ます。その瞳は……血のように赤い色をしていた。
「ね、猫?」
赤い瞳の少女は痛さに顔をしかめながらこちらを見つめている。あわててそこをどくと、幌の中には他にも複数の男たちがいた。
「なんだこいつは? つまみ出せ、グスタフ!」
「は、はいっ!」
狭い場所で半裸の大男との追いかけっこが始まる。
半裸の男は動きが鈍重で、こちらは余裕で躱していた。
逃げ回りながら少女をちらりと見ると、顔面を両手で押さえている。悪いことをしたなと思っていると、ふいに首根っこを掴まれた。
「よ、ようやく、捕まえた……。で、出ていけ、クソ猫!」
そう言ってポイッと外に投げ捨てられる。受け身をとれたから良かったものの、着地地点にいた人間たちは、ぶつかりそうになってかなり驚いていた。
――――油断した。あんなやつに捕まるなんて……。
馬車はそうこうしている間にも、堀の上の橋を渡ってどんどん屋敷の中へ入っていく。
赤い瞳の少女……あの深い血のような色を見ていると、何かが胸の奥でざわついた。
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