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第3章 事件、事件、事件
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「店全体がピリピリしているわね?」
マミさんが厨房の片隅からコッソリとフロアーを覗き見る。
「仕方ないですよ。覆面調査員やゲテモノ好きがいつ来るか分からないんですから。緊張を強いられるのも無理ありません……で、マミさん帰らないんですか? 今日は早出だったのでは?」
「あんたって、こんな時まで冷静ね」
呆れたように言いながらも、マミさんの視線はフロアーを向いたままだ。
「そりゃあ、私だって帰りたいわよ。でも、お店が気になって」
――と言いながら、気になるのは神乃マネージャーのことではと思う。
「でも……叱られるんじゃ」
「こらこら、厨房はお喋りの場じゃないんだよ。早く帰りなさい」
ほら、言わんこっちゃない、と声の方を見ると樫野チーフがマミさんをメッと睨んでいた。
とばっちりはごめんだとばかりに、セッセと食器洗浄機から洗い立てのお皿を取り出して積み上げていく。
「チーフ、あの人、怪しいと思いませんか?」
だが、そんな睨みにもマミさんはめげない。
「だから、探偵ごっこしていないでサッサと帰りなさい」
そう言いながらも樫野チーフも気になるのか、マミさんの視線を追う。
「店全体がピリピリしているわね?」
マミさんが厨房の片隅からコッソリとフロアーを覗き見る。
「仕方ないですよ。覆面調査員やゲテモノ好きがいつ来るか分からないんですから。緊張を強いられるのも無理ありません……で、マミさん帰らないんですか? 今日は早出だったのでは?」
「あんたって、こんな時まで冷静ね」
呆れたように言いながらも、マミさんの視線はフロアーを向いたままだ。
「そりゃあ、私だって帰りたいわよ。でも、お店が気になって」
――と言いながら、気になるのは神乃マネージャーのことではと思う。
「でも……叱られるんじゃ」
「こらこら、厨房はお喋りの場じゃないんだよ。早く帰りなさい」
ほら、言わんこっちゃない、と声の方を見ると樫野チーフがマミさんをメッと睨んでいた。
とばっちりはごめんだとばかりに、セッセと食器洗浄機から洗い立てのお皿を取り出して積み上げていく。
「チーフ、あの人、怪しいと思いませんか?」
だが、そんな睨みにもマミさんはめげない。
「だから、探偵ごっこしていないでサッサと帰りなさい」
そう言いながらも樫野チーフも気になるのか、マミさんの視線を追う。
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