【R18】童話の世界に異世界転移〜○○○なコトしてくれなきゃ帰れません!〜

玄野クロ(星屑灯)

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ハイカブリ(同居人×女主/王子×女主/複数/媚薬/歪/二穴)

*ランスと一緒に_2

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 「それなら……」

 フレリアの反応を見て、ランスも理性を失ってしまったのかもしれない。

「んっ――! ……あ……あっ、あぁ……」

 ランスはフレリアの乳首を甘噛みすると、そのまま舌で転がしながら吸い付いた。わざとらしくちゅぱちゅぱと音を立てて吸うと、呼応するかのようにフレリアの口からも音が漏れる。

「ぅ――あぁ――っ――」

 まるで思考が溶かされてしまったように、息を吐くのと一緒に喘ぎ声が漏れる。壊れた楽器のように、似たような音を繰り返しながら、時々身体を震わせて数えきれない回数の絶頂を迎えている。ように、ではなく、フレリアは壊れている、のかもしれない。

「……これだけで、こんなに何回もイッちまうのかよ……」
「ふ……あ……っ……ん……ぅ……ぅ……」
「蜜の量が、多かったのかもしれませんね。先ほどから放つ匂いも、甘さが強くなっている気がします」
「ほんとだな……」

 半開きになった唇から覗く赤い舌。ランスは胸への愛撫をやめて、口の中へと指を侵入させた。

「ぅ……ぁ……っ」
「唾液ってこんなに溜まるんだな……。ヌルヌルしてる」
「っ……ぉ……ぇ……」
「あ、はは……。舌があったけぇ……。指を動かすのが気持ち良いのか? いっぱい撫でてやるぞ?」
「んぉ……っ……おぉ……」

“あああ――変な、感じ――”

 クリトリスや乳首への刺激とはまた異なる気持ち良さだった。まず普通に生活していて、口の中に他人の指が入ってくることはない。媚薬の効果とウタの効果は口内にも作用しており、苦しさと異物感が新たな快楽を生み出していた。

「……こうやって……」
「ぅ――ぉ――お、おぉ――」
「すげぇビクビクしてる……。指で掴んで、扱かれるのが好きなのか?」
「あ――ぉ――ぉぉ――ぇ、ぇぇ――」
「今は舌もクリと変わんねぇかもしれないんだよな……。唾液が潤滑剤になるから、いくらでもやれそうだし。……よしよし、好きなだけ撫でて扱いてやるからな」

 口内に愛液と同じように唾液が溜まっていく。ランスは舌先を指の腹で擦ったり、輪を作った親指と人差し指の間に舌を挟み、扱いてみる。傷はつけないように、苦しくないように、ゆっくりと優しく。

「――ぅ、おぉぉ――!」
「うお、そんなに良かったのか?」
「……みたいですね? イッていますよ?」
「あー……っ……」
「……唾液で溺れたら大変だな。吐き出させるか……」
「そうですね。危険は避けたいところです」

 クローゼットの中から、もう一枚タオルを取り出すと、ランスはフレリアの身体を起こして唾液を吐き出させた。トロトロと口内を満たしていた唾液が、唇を伝って流れ落ちてくる。

「はぁ……はぁ……」
「大丈夫か?」
「まだまだ、効果が切れそうにはありませんね」
「……二人がかりの方が、良いかもしれないな」
「……それはそう、かもしれませんね」
「それなら、あとちょっとだけ良いか?」
「構いませんが。どうかしましたか?」
「二人がかりなら、二人分咥えるってことだろ?」
「……平たく言えば」
「口でも良さそうだが、コッチに入るんじゃねぇの?」
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