24 / 320
24 カウントダウンが始まりそうだ
しおりを挟む
勇太は、朝から梓のキスで起こされた。それも濃厚な。
現世の従妹とはいえ、梓は前世の勇太の妹と同じ顔。目覚めから心臓に悪い。
結婚すると明言したのは昨日の夜。
誕生日までは清い関係でいることを約束したのに、猛チャージを食らっている。
勇太の部屋は、家を抜けやすいように、1階の勝手口近く。梓を自分の部屋に追い返した。
キッチンでは叔母葉子が朝食を用意していた。
「葉子母さんおはよう」
「おはよう勇太。梓が勇太の部屋から上機嫌で出てきたわよ。はいお茶」
「いやいや、誤解しないで。大事な梓に何もしてないよ」
「あら、まだセ●クスしてないの」
ぶっ、と勇太はお茶を吹き出した。貞操逆転世界、男女比偏り世界の常識に、慣れていける気がしない。
「・・キスだけだよ。昨日、梓の誕生日まで婚姻届も出さないって決めたよね」
「律儀ね。私なんて、ワンチャンスで男の子を押さえ込んで関係持って、16歳になる前に梓を産んだのに」
前世の母親の顔で生々しい話をするのは、やめてくれと思った。
「すげえ・・。とにかく3月29日までは、何もしない」
「え、3月29日って、私の誕生日よ」
「・・・は?」
勇太は悪い予感がした。そういえば、誕生日の入籍と言ったとき、梓が極上の笑顔を見せていた。
「葉子母さんの誕生日って、7月31日じゃ・・」
「そっちは梓の誕生日じゃない。勘違いでもしたの」
梓と葉子で前世の誕生日と入れ替わっていた。勇太は、女神によるトラップが張り巡らされている気がしてきた。
勇太は覚悟するしかない。
肉食獣の本性を現しつつある梓から、もう逃げられそうにない・・
前世梓の可憐なイメージから離れていく。いや、いっそのこと、もっと離れてくれた方がいい。
「梓の誕生日は夏休み中だから、隣県にある姉さんの墓前に2人で結婚の報告していらっしゃい」
必ず、前の日から行って、一泊してこいと念を押された。
すでに、お墓がある街のシティホテル23階、ダブルベッドの部屋に予約がしてあった。
「うわあ、完全にがんじがらめじゃん・・」
急展開だけれど、勇太はルナに不義理はできないと思っている。
梓もルナに会って、謝罪と断りを入れると言ってくれた。
「ユウ兄ちゃんはルナさんが誰よりも大事だよね。邪魔はしないよ」
梓が儚く笑った。
「心当たりはないけど、ルナさんと運命的な再会だったんだよね」
「まあ、運命といえば、運命のような・・」
「そんな素敵な人とユウ兄ちゃんの間に、ただ従妹っていうだけで私が割込むんだよね。謝りたいの・・」
「・・梓。そんなことはないぞ。お前だって、すごく魅力的な女の子だ。お前のために命をかけてもいい」
うつむく梓がいじましくなって、勇太は肩を抱いた。
その梓・・・。下を向いてちょっと笑ってしまった。
勇太は単純で純粋で、いい人間に変身したと改めて思った。
以前とは違う、新たな『好き』が心に沸いてきた。
心から幸せにしたい。
梓はこれ以上、ルナに対して抜け駆けはしない。
控えめなルナを引き立てて、絶対に疎外感なんて味合わせない。ルナのことをたくさん知る。女同士で仲良くするために努力する。
そうやって勇太が居心地がいい場所を作る。
それが最初の妻に名乗り出た自分の役割だと思っている。
梓は、最終的に勇太の嫁の数は2桁になると考えている。
1度は勇太をフッた臼鳥麗子も、勇太の次の告白を待っているという噂まである。
しかし当面は、ルナと自分の2人で勇太との愛を育もうと思っている。
自分の領域は自宅、外はルナだと決めている。
パラレル高校で自分が勇太に近づくと、カリンや同級生が付いてきてしまう。
だからと、モテる勇太を足かせなしで泳がせておくと、何人の嫁を釣ってくるか分からない。
勇太の癒しになり、なにげに格闘スキルも持つルナは、虫除けの強い駒になる。
◆◆◆
金、土、日と怒涛の時間を過ごした次の月曜日。
勇太は駅でルナと待ち合わせた。
待ち合わせ時間は7時40分。勇太が10分前に到着すると、すでにルナはいた。
ルナは30分前に着いていた。
ルナの周囲が騒がしい。
いくら勇太の自己評価が低くても、学校でも外でも人気者なのだ。
公開プロポーズをされて3日、金曜日、土曜日は勇太のカフェのバイトが終わって会った。
勇太がリーフカフェの合鍵を持ってるから、カフェの控え室で話し込んだ。
キスもたくさんした。
土曜日の昼には梓が訪ねて来て、先に勇太と籍を入れることを謝られた。自分は勇太のプロポーズの返事もしていないのに、律儀に挨拶してくれた。
ハンサム男子1人に複数女子のハーレム登校グループが3組いるが、ルナは自分と勇太に注目が集まっているなと感じている。
「おはようルナ!」
「おはよう勇太君」
「あ~、まだ勇太君って言ってる」
「勇太・・、なんか照れるよ、へへへ」
ルナは、駅で驚いた。とにかく周囲で何人かスマホを構えている。
今日の勇太もワイシャツのボタン2個空けに、バンダナ。うっすら汗をかいて、すごく色気がある。
ルナが困惑して固まっていると、勇太が困った顔になった。
「ごめん、ボタン開けすぎかな。とにかく暑いんだよね」
ボタンの3つ目を外して、パタパタしないでくれとルナは思っている。
ルナは、過去に勇太と愛を育んだ『ルナ』がいたから、自分のラッキーがあると思っている。
それでエロ一色に染まりそうな気持ちを抑えている。けどギリギリだ。
「どうしたルナ、顔が赤いぜ。熱か?」
ぴと、と額に勇太の手を当てられ、なおさら顔が熱くなる、
「そ、そんなことするから暑いんだよ~」
「そんな照れるようなことでもないだろ」
屈託がない。勇太の笑顔に、ルナも癒される。
「ルナ、今日もお昼ごはん誘っていい?」
「もちろんだよ、大歓迎」
「そんな笑顔見せられたら、休み時間もいっちゃうぞ」
「いつでも来て」
「遠慮しないよ。やっぱルナといると楽しい」
パラレルルナに出会えて良かったと思った勇太は、前世の感覚でルナに肩をぶつけた。
「ほれっ」
「きゃっ」
不意を突かれたルナはよろけそうになって、勇太に支えられた。
「おっとっと。わりいルナ」
結果、肩を組まれて、今日もフェロモンの直撃を食らった。ルナは意識が飛びそうになっている。
ここは男女比1対12。貞操観念逆転。
昨日、自分が柔道着を着たままプロポーズされた動画は、再生回数が180万とカウントされていた。
一体、自分の身に何か起きているんだと怖くなってきた。
現世の従妹とはいえ、梓は前世の勇太の妹と同じ顔。目覚めから心臓に悪い。
結婚すると明言したのは昨日の夜。
誕生日までは清い関係でいることを約束したのに、猛チャージを食らっている。
勇太の部屋は、家を抜けやすいように、1階の勝手口近く。梓を自分の部屋に追い返した。
キッチンでは叔母葉子が朝食を用意していた。
「葉子母さんおはよう」
「おはよう勇太。梓が勇太の部屋から上機嫌で出てきたわよ。はいお茶」
「いやいや、誤解しないで。大事な梓に何もしてないよ」
「あら、まだセ●クスしてないの」
ぶっ、と勇太はお茶を吹き出した。貞操逆転世界、男女比偏り世界の常識に、慣れていける気がしない。
「・・キスだけだよ。昨日、梓の誕生日まで婚姻届も出さないって決めたよね」
「律儀ね。私なんて、ワンチャンスで男の子を押さえ込んで関係持って、16歳になる前に梓を産んだのに」
前世の母親の顔で生々しい話をするのは、やめてくれと思った。
「すげえ・・。とにかく3月29日までは、何もしない」
「え、3月29日って、私の誕生日よ」
「・・・は?」
勇太は悪い予感がした。そういえば、誕生日の入籍と言ったとき、梓が極上の笑顔を見せていた。
「葉子母さんの誕生日って、7月31日じゃ・・」
「そっちは梓の誕生日じゃない。勘違いでもしたの」
梓と葉子で前世の誕生日と入れ替わっていた。勇太は、女神によるトラップが張り巡らされている気がしてきた。
勇太は覚悟するしかない。
肉食獣の本性を現しつつある梓から、もう逃げられそうにない・・
前世梓の可憐なイメージから離れていく。いや、いっそのこと、もっと離れてくれた方がいい。
「梓の誕生日は夏休み中だから、隣県にある姉さんの墓前に2人で結婚の報告していらっしゃい」
必ず、前の日から行って、一泊してこいと念を押された。
すでに、お墓がある街のシティホテル23階、ダブルベッドの部屋に予約がしてあった。
「うわあ、完全にがんじがらめじゃん・・」
急展開だけれど、勇太はルナに不義理はできないと思っている。
梓もルナに会って、謝罪と断りを入れると言ってくれた。
「ユウ兄ちゃんはルナさんが誰よりも大事だよね。邪魔はしないよ」
梓が儚く笑った。
「心当たりはないけど、ルナさんと運命的な再会だったんだよね」
「まあ、運命といえば、運命のような・・」
「そんな素敵な人とユウ兄ちゃんの間に、ただ従妹っていうだけで私が割込むんだよね。謝りたいの・・」
「・・梓。そんなことはないぞ。お前だって、すごく魅力的な女の子だ。お前のために命をかけてもいい」
うつむく梓がいじましくなって、勇太は肩を抱いた。
その梓・・・。下を向いてちょっと笑ってしまった。
勇太は単純で純粋で、いい人間に変身したと改めて思った。
以前とは違う、新たな『好き』が心に沸いてきた。
心から幸せにしたい。
梓はこれ以上、ルナに対して抜け駆けはしない。
控えめなルナを引き立てて、絶対に疎外感なんて味合わせない。ルナのことをたくさん知る。女同士で仲良くするために努力する。
そうやって勇太が居心地がいい場所を作る。
それが最初の妻に名乗り出た自分の役割だと思っている。
梓は、最終的に勇太の嫁の数は2桁になると考えている。
1度は勇太をフッた臼鳥麗子も、勇太の次の告白を待っているという噂まである。
しかし当面は、ルナと自分の2人で勇太との愛を育もうと思っている。
自分の領域は自宅、外はルナだと決めている。
パラレル高校で自分が勇太に近づくと、カリンや同級生が付いてきてしまう。
だからと、モテる勇太を足かせなしで泳がせておくと、何人の嫁を釣ってくるか分からない。
勇太の癒しになり、なにげに格闘スキルも持つルナは、虫除けの強い駒になる。
◆◆◆
金、土、日と怒涛の時間を過ごした次の月曜日。
勇太は駅でルナと待ち合わせた。
待ち合わせ時間は7時40分。勇太が10分前に到着すると、すでにルナはいた。
ルナは30分前に着いていた。
ルナの周囲が騒がしい。
いくら勇太の自己評価が低くても、学校でも外でも人気者なのだ。
公開プロポーズをされて3日、金曜日、土曜日は勇太のカフェのバイトが終わって会った。
勇太がリーフカフェの合鍵を持ってるから、カフェの控え室で話し込んだ。
キスもたくさんした。
土曜日の昼には梓が訪ねて来て、先に勇太と籍を入れることを謝られた。自分は勇太のプロポーズの返事もしていないのに、律儀に挨拶してくれた。
ハンサム男子1人に複数女子のハーレム登校グループが3組いるが、ルナは自分と勇太に注目が集まっているなと感じている。
「おはようルナ!」
「おはよう勇太君」
「あ~、まだ勇太君って言ってる」
「勇太・・、なんか照れるよ、へへへ」
ルナは、駅で驚いた。とにかく周囲で何人かスマホを構えている。
今日の勇太もワイシャツのボタン2個空けに、バンダナ。うっすら汗をかいて、すごく色気がある。
ルナが困惑して固まっていると、勇太が困った顔になった。
「ごめん、ボタン開けすぎかな。とにかく暑いんだよね」
ボタンの3つ目を外して、パタパタしないでくれとルナは思っている。
ルナは、過去に勇太と愛を育んだ『ルナ』がいたから、自分のラッキーがあると思っている。
それでエロ一色に染まりそうな気持ちを抑えている。けどギリギリだ。
「どうしたルナ、顔が赤いぜ。熱か?」
ぴと、と額に勇太の手を当てられ、なおさら顔が熱くなる、
「そ、そんなことするから暑いんだよ~」
「そんな照れるようなことでもないだろ」
屈託がない。勇太の笑顔に、ルナも癒される。
「ルナ、今日もお昼ごはん誘っていい?」
「もちろんだよ、大歓迎」
「そんな笑顔見せられたら、休み時間もいっちゃうぞ」
「いつでも来て」
「遠慮しないよ。やっぱルナといると楽しい」
パラレルルナに出会えて良かったと思った勇太は、前世の感覚でルナに肩をぶつけた。
「ほれっ」
「きゃっ」
不意を突かれたルナはよろけそうになって、勇太に支えられた。
「おっとっと。わりいルナ」
結果、肩を組まれて、今日もフェロモンの直撃を食らった。ルナは意識が飛びそうになっている。
ここは男女比1対12。貞操観念逆転。
昨日、自分が柔道着を着たままプロポーズされた動画は、再生回数が180万とカウントされていた。
一体、自分の身に何か起きているんだと怖くなってきた。
41
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
男が少ない世界に転生して
美鈴
ファンタジー
※よりよいものにする為に改稿する事にしました!どうかお付き合い下さいますと幸いです!
旧稿版も一応残しておきますがあのままいくと当初のプロットよりも大幅におかしくなりましたのですいませんが宜しくお願いします!
交通事故に合い意識がどんどん遠くなっていく1人の男性。次に意識が戻った時は病院?前世の一部の記憶はあるが自分に関する事は全て忘れた男が転生したのは男女比が異なる世界。彼はどの様にこの世界で生きていくのだろうか?それはまだ誰も知らないお話。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…
アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。
そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる