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286 伊集院君は逆ジャイアン理論で動く
パラ高柔道部の冬の選手権、県予選の3回戦で敗退。
明日の1月20日は生き残った8校によるトーナメントが行われる。
だから、かなりの数の高校が帰る。明日、決勝戦を見に来る生徒もいるけど、遠くにある学校の生徒はこれで勇太ともお別れ。
現在は午後4時。
1回戦の対戦校が来た。
「ありがとうございました、パラ高のみなさん」
「こちらこそ、お世話になりました」
部長のルナが代表で応えたが、1回戦のメンバーがもじもじしている。
「あの・・」
勇太達に歌のリクエストだ。彼女らは閉会式まで居たいけど、学校がここから70キロで山間部。
出直して来れない。
「なので・・今川カオルさんのテーマを歌ってもらえた、なんて・・。すみません」
「いいよ~」「OKだよ」「もちろん」
勇太が頼まれたのに、ルナ、麗子、伊集院君が同時に答えた。
勇太は承諾するつもりだったのに、先を越された。
パラ高側には、勇太ファミリー、伊集院ハーレム、茶薔薇のメンバー、風花、中戸明日香もいる。
メイ&ゲンジも手を繋いで待っている。
みんな伊集院君の招待で貸し切りのスペイン料理店に行く。だからメンバーは揃っている。
今いる場所はまだ武道館の中。連盟会長の鬼塚一子から指令が出ているらしく、歌が始まれば場所を提供せよとのこと。
どうも期待していた女子が多いようで、かなりの人数が残っている。
風花がギターを準備して弾き始めた。
♪♪₤♩♩♩♪♪
「♪♪頑張れ!♪♩」
みんなで少しずつ歌って、ラストは伊集院君が、頑張れ!と締めた。
きゃああ~、と勇太とカオルの試合に決着が付いたとき以上の歓声だ。
伊集院君が今日連れてきた婚約者4人、周囲の女子がうっとりしていた。
「さあ、次に行ってみよう!」
伊集院は今日だけしか来ない。明日も大会があるけど、今のうちに出し切る気だ。
普段なら迷惑だけど、明日も試合がある学校の子か盛り上がっている。
「すげえな伊集院君。すべての女子を味方にするチート持ち?」
「ん?何か言った勇太君。次は『BREAK』でいくよ!」
きゃーと沸く中で風花と中戸明日香がギターを鳴らし始めた。
勇太の前世ならフ●ディという人がボーカルをやっていたバンドの代表曲に似ている。
中戸明日香にあげた曲か、この曲を勇太は明日香に渡す気だった。
だけどこの、●レディが歌った外国の歌と『BREAK』は、サビとか肝心な部分のメロディがそっくりだった。
ちなみに『BREAK』を作ったのは、こっちの世界のフランソワ・マーキュリーコ。
コンサートはレオタード、つけ髭で登場するから、かの人のパラレル人物だと勇太は思っている。
勇太の知っている歌を売り出すと、まず盗作と言われる。
ザ・●ームの『●になりたい』も類似曲があった。
そこはお蔵入りだ。だから、ルナ、梓の前でだけ歌った。
気遣いの伊集院君は、中戸明日香のために、この歌をチョイスした。
そして明日香を呼んだ。
戸惑いながら前に出た明日香の肩を伊集院君が抱いた。
「みなさ~ん、先月から純子&風花を助けてくれた中戸明日香さんでーす」
「え?」明日香びっくり。
「お礼に勇太君が明日香さんのために、曲を作りました。明日香さんが詞を付けて歌い、4月頃にシングルでリリースします」
来月の柔道冬の選手権会場で御披露目も告知した。
そして明日香の実力を見せるために、伊集院君と明日香で『BREAK』を歌った。
伊集院君は勇太が大好き。
だから勇太の物は俺の物、的な理論の逆。
『勇太の恩人は俺の恩人』
逆ジャイアン理論で明日香の売り出しにも乗り出した。勝手に。
「♪♪♩♪HEY LOCK!」
勇太は歌詞を知らない曲なのに、伊集院君に肩を組まれたから腕を上げた。口は、ほにゃほにゃと口ずさんでいるだけ。
明日香は右手を伊集院君、左手を勇太に上げられて大きな拍手をもらった。
明日香は興奮が止まらない。
このシーンがネットに流れて、明日香への歌の称賛、人気の男子ふたりに挟まれたヘイトと真っ二つの意見があった。
あと、例のごとく他県の柔道女子から文句が寄せられた。
追加で3曲を披露。
満足した伊集院君と共に、打ち上げ会場に向かった。
明日の1月20日は生き残った8校によるトーナメントが行われる。
だから、かなりの数の高校が帰る。明日、決勝戦を見に来る生徒もいるけど、遠くにある学校の生徒はこれで勇太ともお別れ。
現在は午後4時。
1回戦の対戦校が来た。
「ありがとうございました、パラ高のみなさん」
「こちらこそ、お世話になりました」
部長のルナが代表で応えたが、1回戦のメンバーがもじもじしている。
「あの・・」
勇太達に歌のリクエストだ。彼女らは閉会式まで居たいけど、学校がここから70キロで山間部。
出直して来れない。
「なので・・今川カオルさんのテーマを歌ってもらえた、なんて・・。すみません」
「いいよ~」「OKだよ」「もちろん」
勇太が頼まれたのに、ルナ、麗子、伊集院君が同時に答えた。
勇太は承諾するつもりだったのに、先を越された。
パラ高側には、勇太ファミリー、伊集院ハーレム、茶薔薇のメンバー、風花、中戸明日香もいる。
メイ&ゲンジも手を繋いで待っている。
みんな伊集院君の招待で貸し切りのスペイン料理店に行く。だからメンバーは揃っている。
今いる場所はまだ武道館の中。連盟会長の鬼塚一子から指令が出ているらしく、歌が始まれば場所を提供せよとのこと。
どうも期待していた女子が多いようで、かなりの人数が残っている。
風花がギターを準備して弾き始めた。
♪♪₤♩♩♩♪♪
「♪♪頑張れ!♪♩」
みんなで少しずつ歌って、ラストは伊集院君が、頑張れ!と締めた。
きゃああ~、と勇太とカオルの試合に決着が付いたとき以上の歓声だ。
伊集院君が今日連れてきた婚約者4人、周囲の女子がうっとりしていた。
「さあ、次に行ってみよう!」
伊集院は今日だけしか来ない。明日も大会があるけど、今のうちに出し切る気だ。
普段なら迷惑だけど、明日も試合がある学校の子か盛り上がっている。
「すげえな伊集院君。すべての女子を味方にするチート持ち?」
「ん?何か言った勇太君。次は『BREAK』でいくよ!」
きゃーと沸く中で風花と中戸明日香がギターを鳴らし始めた。
勇太の前世ならフ●ディという人がボーカルをやっていたバンドの代表曲に似ている。
中戸明日香にあげた曲か、この曲を勇太は明日香に渡す気だった。
だけどこの、●レディが歌った外国の歌と『BREAK』は、サビとか肝心な部分のメロディがそっくりだった。
ちなみに『BREAK』を作ったのは、こっちの世界のフランソワ・マーキュリーコ。
コンサートはレオタード、つけ髭で登場するから、かの人のパラレル人物だと勇太は思っている。
勇太の知っている歌を売り出すと、まず盗作と言われる。
ザ・●ームの『●になりたい』も類似曲があった。
そこはお蔵入りだ。だから、ルナ、梓の前でだけ歌った。
気遣いの伊集院君は、中戸明日香のために、この歌をチョイスした。
そして明日香を呼んだ。
戸惑いながら前に出た明日香の肩を伊集院君が抱いた。
「みなさ~ん、先月から純子&風花を助けてくれた中戸明日香さんでーす」
「え?」明日香びっくり。
「お礼に勇太君が明日香さんのために、曲を作りました。明日香さんが詞を付けて歌い、4月頃にシングルでリリースします」
来月の柔道冬の選手権会場で御披露目も告知した。
そして明日香の実力を見せるために、伊集院君と明日香で『BREAK』を歌った。
伊集院君は勇太が大好き。
だから勇太の物は俺の物、的な理論の逆。
『勇太の恩人は俺の恩人』
逆ジャイアン理論で明日香の売り出しにも乗り出した。勝手に。
「♪♪♩♪HEY LOCK!」
勇太は歌詞を知らない曲なのに、伊集院君に肩を組まれたから腕を上げた。口は、ほにゃほにゃと口ずさんでいるだけ。
明日香は右手を伊集院君、左手を勇太に上げられて大きな拍手をもらった。
明日香は興奮が止まらない。
このシーンがネットに流れて、明日香への歌の称賛、人気の男子ふたりに挟まれたヘイトと真っ二つの意見があった。
あと、例のごとく他県の柔道女子から文句が寄せられた。
追加で3曲を披露。
満足した伊集院君と共に、打ち上げ会場に向かった。
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