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296 日常に戻った直後に珍客
思いの外、エンターテイメント的な大会になった冬の柔道選手権・県大会。
午後5時、やっと帰路についた。
帰りは勇太ファミリーと茶薔薇学園柔道部。そして風花と中戸明日香。行きに比べたら人数は減った。
さすがの勇太も、2日間に渡る色々で気疲れした。
帰りは静かに。パラレル駅近くでご飯を食べて、ごく普通に家路についた。
◆◆
月曜日になり、パラ高に登校。今日はルナとふたり。
「勇太、楽しかったけと、本業の柔道は負けちゃったね」
「だよな・・。俺ら、負けたあとの方が忙しくない?」
「ふふふ。誰のせいだと思ってるの~~」
「うおっと」
ルナが笑顔で身体をぶつけてきた。
「ルナぁ~」
「あはは。勇太といると、刺激的だね。まだ慣れないよ」
勇太が肩をぶつけ返した。繰り返しながら歩いている。
ふたりはフィジカルが強い。
微笑ましく見ている人4割。リア充大爆発せよ、と呪文を唱える人6割のいちゃつきぶりだ。
そのまま歩いていると、外国人女性ふたりが前に立っていた。
勇太を見ている。
どちらも白人系にも見えるけど、前に見たフランスやイギリスの観光客ともイメージが違う。
その辺に関してはまだ、勇太が照らし合わせる対象は、前世の外国人だ。
ブラジル系、アラブ系、日本には観光で色んな人が来るけど、勇太もたまに見た、国籍の予想がつかない人だ。
「ルナ、あの人達って・・」
「片方の人が、かなり少しインディアン系な感じ。アメリカ人じゃない?」
「・・あ、そうだった」
そして周りの人も、外国人ふたりに気付いた。
「あの人達って、もしかして・・」
「まさか・・」
アメリカでここ数年、売れている歌手・ABシスターズだった。
どちらも170センチ越え。
ルナも知っている。
ふたりの歌手は勇太めがけて歩いてきた。そして何かまくし立てた。
「₩₨₨₩₨₨₮₢₤」
「₮₮₢₢₤₪₩₨₮₢」
そう勇太に聞こえるけど、きちんとした英語だ。
たがらルナが簡単な単語を繋げて答えた。
「なんだって、ルナ?」
「明日香ナカドに英語の歌を作るって聞いた。私達にも作ってくれと・・」
「なんで?」
「そりゃ、日本語しかダメかと思ってた勇太が、英語で素晴らしい綴りを繋げてるからだよ」
「あ・・」
勇太は明日香にあげる曲以外の外国の曲を歌っている。前世のやつだ。
中戸明日香に曲をあげると決めたあと、前世のカブトムシなイギリスのバンドの、昨日な曲を口ずさんだ。
それがネットに流れた。
外国人からしたら、歌詞の完成度は言葉を熟知している人でなければ作れないレベル。
勇太はセクシー、スポーツ、作曲に続いて語学もハイレベルと勘違いされた。
そして目の前のABシスターズは東京公演の前に、勇太に会いに来た。
どんどんとお願いされるけど、勇太はまったく分からない。ルナも対処できなくなってきた。
ギャラリーが集まり、勇太の援護のためスマホを構える女子が出てきた。
通学路の女の子は基本、勇太の味方だ。
ABシスターズも迷惑になっていることに気付いた。
「ソーリー」
勇太はやっと相手が何を言っているか分かった。
彼女らには、今は嫁ズとのことで忙しいと謝った。連絡先だけ交換して、この場は別れた。
登校しても、ざわつく場面だった。
◆◆
勇太は、ABシスターズがなんだか見慣れない感じの人種だと感じた。
そして、こちらの世界のアメリカの勉強をして驚いたことを思い出した。
パラレルアメリカは、勇太前世と同じく混血の人が多い国。だけどベースとなっているのは、インディアン系、つまりパラレルアメリカの先住民の人達なのだ。
これは、パラレル世界と勇太前世で大きく違った部分。
久々にパラレル世界の歴史の勉強である。
男女比狂いの影響で、勇太の前世と大きくかけ離れている。
午後5時、やっと帰路についた。
帰りは勇太ファミリーと茶薔薇学園柔道部。そして風花と中戸明日香。行きに比べたら人数は減った。
さすがの勇太も、2日間に渡る色々で気疲れした。
帰りは静かに。パラレル駅近くでご飯を食べて、ごく普通に家路についた。
◆◆
月曜日になり、パラ高に登校。今日はルナとふたり。
「勇太、楽しかったけと、本業の柔道は負けちゃったね」
「だよな・・。俺ら、負けたあとの方が忙しくない?」
「ふふふ。誰のせいだと思ってるの~~」
「うおっと」
ルナが笑顔で身体をぶつけてきた。
「ルナぁ~」
「あはは。勇太といると、刺激的だね。まだ慣れないよ」
勇太が肩をぶつけ返した。繰り返しながら歩いている。
ふたりはフィジカルが強い。
微笑ましく見ている人4割。リア充大爆発せよ、と呪文を唱える人6割のいちゃつきぶりだ。
そのまま歩いていると、外国人女性ふたりが前に立っていた。
勇太を見ている。
どちらも白人系にも見えるけど、前に見たフランスやイギリスの観光客ともイメージが違う。
その辺に関してはまだ、勇太が照らし合わせる対象は、前世の外国人だ。
ブラジル系、アラブ系、日本には観光で色んな人が来るけど、勇太もたまに見た、国籍の予想がつかない人だ。
「ルナ、あの人達って・・」
「片方の人が、かなり少しインディアン系な感じ。アメリカ人じゃない?」
「・・あ、そうだった」
そして周りの人も、外国人ふたりに気付いた。
「あの人達って、もしかして・・」
「まさか・・」
アメリカでここ数年、売れている歌手・ABシスターズだった。
どちらも170センチ越え。
ルナも知っている。
ふたりの歌手は勇太めがけて歩いてきた。そして何かまくし立てた。
「₩₨₨₩₨₨₮₢₤」
「₮₮₢₢₤₪₩₨₮₢」
そう勇太に聞こえるけど、きちんとした英語だ。
たがらルナが簡単な単語を繋げて答えた。
「なんだって、ルナ?」
「明日香ナカドに英語の歌を作るって聞いた。私達にも作ってくれと・・」
「なんで?」
「そりゃ、日本語しかダメかと思ってた勇太が、英語で素晴らしい綴りを繋げてるからだよ」
「あ・・」
勇太は明日香にあげる曲以外の外国の曲を歌っている。前世のやつだ。
中戸明日香に曲をあげると決めたあと、前世のカブトムシなイギリスのバンドの、昨日な曲を口ずさんだ。
それがネットに流れた。
外国人からしたら、歌詞の完成度は言葉を熟知している人でなければ作れないレベル。
勇太はセクシー、スポーツ、作曲に続いて語学もハイレベルと勘違いされた。
そして目の前のABシスターズは東京公演の前に、勇太に会いに来た。
どんどんとお願いされるけど、勇太はまったく分からない。ルナも対処できなくなってきた。
ギャラリーが集まり、勇太の援護のためスマホを構える女子が出てきた。
通学路の女の子は基本、勇太の味方だ。
ABシスターズも迷惑になっていることに気付いた。
「ソーリー」
勇太はやっと相手が何を言っているか分かった。
彼女らには、今は嫁ズとのことで忙しいと謝った。連絡先だけ交換して、この場は別れた。
登校しても、ざわつく場面だった。
◆◆
勇太は、ABシスターズがなんだか見慣れない感じの人種だと感じた。
そして、こちらの世界のアメリカの勉強をして驚いたことを思い出した。
パラレルアメリカは、勇太前世と同じく混血の人が多い国。だけどベースとなっているのは、インディアン系、つまりパラレルアメリカの先住民の人達なのだ。
これは、パラレル世界と勇太前世で大きく違った部分。
久々にパラレル世界の歴史の勉強である。
男女比狂いの影響で、勇太の前世と大きくかけ離れている。
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