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40 第2のオーブも何かおかしい
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第3のオーブを探しに行く前に、トコロザワダンジョンに潜る。
アリアのレベルアップと、アリアが新たに手にした第2のオーブの検証が目的だ。
その後は北に向かう。ホッカイドーエリアまで行って、次は南下。
『勇者5』の第3章はどこまでか視聴者に聞いた。ミヤギエリアのセンダイの街だそうだ。
そして北上し、アキタエリア最南端にあるユザワの街に入ると第4章がスタート。
ユザワは危険地帯。
ヤマガタ、ミヤギ、イワテ。アキタと敵対関係にある3つエリアみんなと隣接する紛争地帯だ。
『勇者5』のストーリーに沿うと、グンマ、フクシマ、ミヤギ南部と平和な場所で目的を果たす。そうして、わざわざ紛争地帯に入らねばならない。
やるよ。
いや、やらせてもらうよ。
オオミヤコロシアムでアリアが生き残れたのはアストリアの視聴者のお陰。
いざという時に頼りになるし、恩もある。
サイタマで何かやり残してるか視聴者に聞くと、トコロザワでエンディングを迎えるそうだ。
ダンジョンを出たあとは、再びミリー、マリーの双子とトコロザワの街で会う。
今回の双子を助けてくれたエルフ2人は、『サイタマ解放団』の情報を元に動いていた。
組織のリーダーがいるトコロザワまで双子が礼を言いに行く。
それは必ず5日後。そこに私達も居合わせてくれと視聴者に言われてる。
息の根を止めたクマガイの手下だった奴らが、『サイタマ解放団』と双子が会うとき、最後の抵抗で襲撃をかける。
それを阻止して、第2章サイタマ編のエンディングだ。
◆◆
さあダンジョンだ。
トコロザワ上級ダンジョン。草原、砂漠のフィールド型。ダンジョンボスがケルベロスレベル70。
1階のグリーンウルフのレベル30、HP330から始まる。
アリアはレベル45でHP、MPからすべてが360。
私はケルベロスとか倒してレベル60。HP、物理系が1550。MP、魔法系が2300。
ほんの2ヶ月前までステータスがオール80だったのにな。
◆
今回も序盤は短縮。魔装変身、アリア抱えて軽くダッシュ。24階の砂漠ステージから始めた。
前にアリアから聞いたように、収納指輪の技術が発達してないヤマト世界。上級ダンジョンの20階で限界を迎える冒険者が多い。
物質が持ちこめないから。
このトコロザワダンジョンの19階ミノタウロスまでは、肉と角の素材が街に出回っている。
それ以降の素材や肉が貴重で値段も張る。
そんなん考えてると、体高2メートルのスフィンクスレオが3体同時に現れた。
オユキサンの出番だ。
RPG『勇者7』のオユキサンは、召喚されると範囲魔法を使った。
エフェクトと共に現れて吹雪を吐く。敵の属性に関係なく敵全員に3ターン連続で30のダメージを与えた。
使用MP5とコストも低くて使い勝手も良かった。
けれど現実の戦いはターン制でもなければ、敵味方が入り交じって戦ったりする。
試しに私が、敵3体に囲まれた状況を作った。
そしてアリアが唱えた。
「お願い、オユキサン」
『あいよ』
3メートルのオユキサンが砂漠の砂の上に浮かんでいる。
『あるじ様の大切なサラさんが囲まれてるねえ。不細工なネコちゃんだけ、凍っておしまい』
砂漠に吹雪が舞うと、3体の氷の彫像が出来上がった。
そして魔物トライアングルの真ん中にいた私は何のダメージもない。
コメント欄
『すごい・・』
『予想を上回ってる』
オユキサン実装のための、女神の判断だろう。
敵味方を分けて攻撃対象だけを選ぶ。そのためにアリアと精神をシンクロさせ、攻撃相手を選ばせている。
そして3ターンという概念も現実に置き換えて、最長3分間の冷気攻撃を1回とカウントしている。
オユキサンの魔法の射程距離は60メートルだけど、オユキサン自体がアリアから60メートル離れられる。
なので攻撃はアリアから120メートル先まで届く。
それを実現させるため知能を高くしたお陰で、副産物がデカい。
27階のオユキサンは、言われる前にアリアの前面に前に氷の障壁を張った。
ホーンバッファローがアリアに突進しようとしたら、アリアが頼んでないのにやってくれた。
私にまで、2つのアドバイスをくれた。
『サラさんの鑑定は特別製のようだね。70メートルくらい届くようだから、周囲を目をこらして見てごらん』
28階でそう言われ、鑑定を作動させてくるりと回った。右側50メートルの木の影に隠れてたサイレントウルフのステータスが現れて発見に繋がった。
ドロンも高く飛ばせと言われて高度を目一杯上げた。
すると、セーフティーゾーンの場所が簡単に見つかった。
コメント欄
『RPGの召喚魔法のリアル転化って興味あったけどすげえ』
『有能なナビ機能まで付いてる』
『けど、この性能ならMPコストがすごいんじゃない?』
『私エルフだけど、精霊魔法って精霊喚んでるだけでMP減っていくからね』
『で、使用MPの内わけは?』
「実はオユキサンの実体化と移動だけならMPゼロ。攻撃や障壁のとき1回でMP1。バッファロー4体への攻撃と私の障壁で消費MPは、わずか『5』です」
興奮気味にアリアが言うと、おおお~と、実際にはどよめかないけど、コメント欄に驚きの声。
オユキサンが敵の脚を止めて、アリアが倒す。ダンジョンに潜って5日間、30階までアリアだけで闘った。
オユキサンはアリアのスキル扱いとなり、経験値も丸ごとアリアのもんになった。
アリアのレベルが45から49に上がってた。
私は傷が少なく高値で売れる素材を回収できてニヤニヤしてただけ。
まるで火事場泥棒だ。
口が悪いネット民は、聖女不要説を唱え出した。
おい、私も薄々感じてんだから、大きな声で言わねえでくれ。
アリアのレベルアップと、アリアが新たに手にした第2のオーブの検証が目的だ。
その後は北に向かう。ホッカイドーエリアまで行って、次は南下。
『勇者5』の第3章はどこまでか視聴者に聞いた。ミヤギエリアのセンダイの街だそうだ。
そして北上し、アキタエリア最南端にあるユザワの街に入ると第4章がスタート。
ユザワは危険地帯。
ヤマガタ、ミヤギ、イワテ。アキタと敵対関係にある3つエリアみんなと隣接する紛争地帯だ。
『勇者5』のストーリーに沿うと、グンマ、フクシマ、ミヤギ南部と平和な場所で目的を果たす。そうして、わざわざ紛争地帯に入らねばならない。
やるよ。
いや、やらせてもらうよ。
オオミヤコロシアムでアリアが生き残れたのはアストリアの視聴者のお陰。
いざという時に頼りになるし、恩もある。
サイタマで何かやり残してるか視聴者に聞くと、トコロザワでエンディングを迎えるそうだ。
ダンジョンを出たあとは、再びミリー、マリーの双子とトコロザワの街で会う。
今回の双子を助けてくれたエルフ2人は、『サイタマ解放団』の情報を元に動いていた。
組織のリーダーがいるトコロザワまで双子が礼を言いに行く。
それは必ず5日後。そこに私達も居合わせてくれと視聴者に言われてる。
息の根を止めたクマガイの手下だった奴らが、『サイタマ解放団』と双子が会うとき、最後の抵抗で襲撃をかける。
それを阻止して、第2章サイタマ編のエンディングだ。
◆◆
さあダンジョンだ。
トコロザワ上級ダンジョン。草原、砂漠のフィールド型。ダンジョンボスがケルベロスレベル70。
1階のグリーンウルフのレベル30、HP330から始まる。
アリアはレベル45でHP、MPからすべてが360。
私はケルベロスとか倒してレベル60。HP、物理系が1550。MP、魔法系が2300。
ほんの2ヶ月前までステータスがオール80だったのにな。
◆
今回も序盤は短縮。魔装変身、アリア抱えて軽くダッシュ。24階の砂漠ステージから始めた。
前にアリアから聞いたように、収納指輪の技術が発達してないヤマト世界。上級ダンジョンの20階で限界を迎える冒険者が多い。
物質が持ちこめないから。
このトコロザワダンジョンの19階ミノタウロスまでは、肉と角の素材が街に出回っている。
それ以降の素材や肉が貴重で値段も張る。
そんなん考えてると、体高2メートルのスフィンクスレオが3体同時に現れた。
オユキサンの出番だ。
RPG『勇者7』のオユキサンは、召喚されると範囲魔法を使った。
エフェクトと共に現れて吹雪を吐く。敵の属性に関係なく敵全員に3ターン連続で30のダメージを与えた。
使用MP5とコストも低くて使い勝手も良かった。
けれど現実の戦いはターン制でもなければ、敵味方が入り交じって戦ったりする。
試しに私が、敵3体に囲まれた状況を作った。
そしてアリアが唱えた。
「お願い、オユキサン」
『あいよ』
3メートルのオユキサンが砂漠の砂の上に浮かんでいる。
『あるじ様の大切なサラさんが囲まれてるねえ。不細工なネコちゃんだけ、凍っておしまい』
砂漠に吹雪が舞うと、3体の氷の彫像が出来上がった。
そして魔物トライアングルの真ん中にいた私は何のダメージもない。
コメント欄
『すごい・・』
『予想を上回ってる』
オユキサン実装のための、女神の判断だろう。
敵味方を分けて攻撃対象だけを選ぶ。そのためにアリアと精神をシンクロさせ、攻撃相手を選ばせている。
そして3ターンという概念も現実に置き換えて、最長3分間の冷気攻撃を1回とカウントしている。
オユキサンの魔法の射程距離は60メートルだけど、オユキサン自体がアリアから60メートル離れられる。
なので攻撃はアリアから120メートル先まで届く。
それを実現させるため知能を高くしたお陰で、副産物がデカい。
27階のオユキサンは、言われる前にアリアの前面に前に氷の障壁を張った。
ホーンバッファローがアリアに突進しようとしたら、アリアが頼んでないのにやってくれた。
私にまで、2つのアドバイスをくれた。
『サラさんの鑑定は特別製のようだね。70メートルくらい届くようだから、周囲を目をこらして見てごらん』
28階でそう言われ、鑑定を作動させてくるりと回った。右側50メートルの木の影に隠れてたサイレントウルフのステータスが現れて発見に繋がった。
ドロンも高く飛ばせと言われて高度を目一杯上げた。
すると、セーフティーゾーンの場所が簡単に見つかった。
コメント欄
『RPGの召喚魔法のリアル転化って興味あったけどすげえ』
『有能なナビ機能まで付いてる』
『けど、この性能ならMPコストがすごいんじゃない?』
『私エルフだけど、精霊魔法って精霊喚んでるだけでMP減っていくからね』
『で、使用MPの内わけは?』
「実はオユキサンの実体化と移動だけならMPゼロ。攻撃や障壁のとき1回でMP1。バッファロー4体への攻撃と私の障壁で消費MPは、わずか『5』です」
興奮気味にアリアが言うと、おおお~と、実際にはどよめかないけど、コメント欄に驚きの声。
オユキサンが敵の脚を止めて、アリアが倒す。ダンジョンに潜って5日間、30階までアリアだけで闘った。
オユキサンはアリアのスキル扱いとなり、経験値も丸ごとアリアのもんになった。
アリアのレベルが45から49に上がってた。
私は傷が少なく高値で売れる素材を回収できてニヤニヤしてただけ。
まるで火事場泥棒だ。
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おい、私も薄々感じてんだから、大きな声で言わねえでくれ。
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