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12.欺瞞の園
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次の日も。また次の日も。
彼は、この温室に通って来た。
「……これも甘いな」
「ん。いつもの味だね」
「何故だ……?」
なんでも、僕と食べるポームはいつも甘いらしい。
首を捻ってるけど、僕にはよく分からない。
「なんか魔法でも使ってるのか?」
「まさか!」
魔法なんか使えないし。
僕は人間だもん。
「マトは使えるの? 魔法」
「んー……少しだけ」
まだ警戒して小さな牙を剥く、妖精達に苦笑いしながら彼は答える。
「ほら、見てみな」
……意外に華奢な人差し指を出した。
サラサラと宙に描いた、魔法陣。
「!」
「驚くのは早いぜ」
―――パチンッ。
指を鳴らす。
途端。
魔法陣が、大輪の華に変化した。
「わぁっ、すごい!」
一瞬にして現れたのは、真っ赤な薔薇。
「……やる」
一輪のそれ、棘に触れぬように受け取る。
「僕に? ありがとう」
鮮やかな花びらが、幾重にも折り重なった花。
ここら辺では咲かないから、本物は初めて見た。
メルム様が見せてくれた書籍に、その生態や花言葉もあったっけ。
ええっと……。
「これから、毎日やる」
相変わらず、あまり目を合わせてくれないマト。
でもそれは僕も同じで。
だからこそ、こんな綺麗な花をプレゼントしてくれたのが、本当はすごく嬉しかった。
「えっ? そんな、悪いよ……」
「良いんだ、俺が好きでやるんだから」
「あ、ありがとう」
「ん」
―――その日は、初めて一緒にポームを食べた日と同じくらい、気まずかった。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫
「ルイ」
夜、眠る前に僕の部屋にやってきたのはメルム様だ。
「はい。今行きます」
いつもなら、僕の方からお部屋に行くのだけれど。
この薔薇を生ける花瓶を探すのに手間取って、遅くなってしまった。
「これは?」
僅かに細められた黒い瞳。
メルム様は、部屋の隅に生けられた赤い花に目を向けている。
「に、庭に、咲いてて……見たこと無かった、から」
―――何故、嘘ついたんだろう。
それは咄嗟の事で、自分にもよく分からなかった。
「ふぅん? 庭に、か」
「……」
メルム様は、一瞬何か思案するような顔をした後。
「そうか、今度調べてみよう」
そう薄ら微笑んで答えた。
浅はかにも、僕はそれに安堵する。
……差し出された手に指を絡めて、自室を後にした。
「ルイ。キスしても?」
「はい」
ベッドに着いて直ぐ、額に落とされた口付け。
その後。
瞼、鼻の頭、頬……次々と軽くキスが降る。
それから。
「ぅ、んんッ!?」
始めて塞がれた唇。
それが、何か特別なキスだと思ったのは本能だと思う。
怖くなって少し抗うと、それはすぐに離れていった。
「嫌だったか?」
優しく。でもほんの少し、眉を下げた表情で彼が訊ねる。
その様子に僕は、恥ずかしがった自分を逆に恥じた。
「いいえ……」
「そうか。もう少ししても?」
「は、はい……ぅ、ん」
今度は下唇を小さく舐められる。
ビクリ、と震わせた肩を撫でられた。
「っは、ぁ」
「大丈夫。怖がらなくていい」
「め、メルム様……?」
慈愛に満ちているはずのその瞳が、怖い。
……まるで、知らない男の人みたいで。
「っ!」
思わず強く抱きつく。
その瞳は見ないように。胸元に、自分の顔を押し付ける。
「おやおや、甘えん坊さんだな」
優しい声にホッとして、僕はようやく強ばる身体の力を抜いた―――。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪
「どうした」
「……」
「おい」
「……」
「ルイ!」
「!?」
マトの少し大きな声で、僕はハッとなる。
―――ここはいつものガラス張りの庭園。
5本目の薔薇を受け取った日。
ポームを差し出した彼にごめんと謝り、首を伸ばして小さく齧る。
「おい、そこ俺が齧ったとこだぜ」
「え? あ、ごめん」
「お、俺は良いけどよ。その……」
「?」
するとマトは少し視線を宙に彷徨わせて。
「……か、関節キス」
と呟いた。
「え?」
関節キス?
僕とマトが?
……思考停止した僕の耳に、小鳥たちの囀り。
「ルイ?」
「……」
「おーい?」
「べ、別にいいもん。マト、なら」
「は、ハァァァ!?」
言ってしまってから、焦る。
ほとんど無意識だったから。
……これじゃあ、まるで僕が彼のこと好きみたいじゃないか。
いや、別に嫌いじゃない。むしろ好き、あっ、友情だからね!?
勘違いされて、気持ち悪がられたら凹むなぁ。
と、しどろもどろで言い訳考えていると。
「……帰る」
「えっ」
「明日も来るから……今日は帰るよ」
「あ、うん」
素っ気なく、視線の端すら合わせず立ち上がる。
「なんか、ごめん」
「……なんで謝るんだよ」
「えっ、だって」
怒ってるから。
僕が気持ち悪い事言ったから。
でも弁解させて欲しい気もある……メルム様が、あんな事をしたから。
「別に俺は、怒ってないから」
「そ、そう」
「……じゃあな」
―――怒ってない、なんて嘘だ。
サッサと行ってしまう背中に、ため息をついた。
アラウネ達のお小言も、耳に入らない。
「ハァ」
「……ここに居たのか」
声が降ってきて、初めてすぐ側の人影に気が付いた。
「メルム様!?」
「ふむ。最近ここがお気に入りか」
妖精達にも挨拶をしながら、彼が微笑む。
「は、はい」
「私にも教えてくれたら良いのに」
「だってメルム様、お忙しいから……」
魔界を統べる王だ。
夜こそ僕の為に空けておいてくれるけど、日中は忙しいはず。
お邪魔をしない意味でも、僕はここに居たわけで。
「それでも、お前の好きな場所くらい知っておきたい」
「そういう……ものですか?」
「そういうものだ」
ほんの少し鼻白んだように言うのは、僕の前だけ。
沢山の家臣や従者達。街の者のといても、強くて賢くて美しい王様なんだ。
だけど今だけ。
ここだけは特別なんだ。
……そう思うと、優越感で僕の方は笑みが深くなる。
「ルイ」
「なんですか」
「キスしても?」
「……」
まただ。
最近、メルム様はキスばかりご所望する。
しかも昔のそれとは違うのだから、正直戸惑っていた。
「ルイ?」
「い、良い、ですよ……」
「そうか」
「ぅ……っん」
腰を抱き寄せ、身体を思い切り密着させての唇へのキス。
しかも舌を口の中に入れてくるから、息もできない。そのせいか、ドキドキして死んでしまいそうな気分になる。
……これってなんなんだろう。
『親愛の情』だってメルム様は言うけど、分からない。
ただ、漠然と良くない事をしている。間違っているような気分がするんだ。
「っ、はぁ、ぁ……っぅ」
「ルイ。愛してる」
「は、はい。メルム様」
……ねぇ、この『愛してる』って何なのでしょう?
何故か怖くて口に出せない疑問を、そっと心の底で吐き出す。
ガラス張りの外では、小鳥たちの囀り。
アラウネや妖精達は、お喋りをやめてしまっていた―――。
彼は、この温室に通って来た。
「……これも甘いな」
「ん。いつもの味だね」
「何故だ……?」
なんでも、僕と食べるポームはいつも甘いらしい。
首を捻ってるけど、僕にはよく分からない。
「なんか魔法でも使ってるのか?」
「まさか!」
魔法なんか使えないし。
僕は人間だもん。
「マトは使えるの? 魔法」
「んー……少しだけ」
まだ警戒して小さな牙を剥く、妖精達に苦笑いしながら彼は答える。
「ほら、見てみな」
……意外に華奢な人差し指を出した。
サラサラと宙に描いた、魔法陣。
「!」
「驚くのは早いぜ」
―――パチンッ。
指を鳴らす。
途端。
魔法陣が、大輪の華に変化した。
「わぁっ、すごい!」
一瞬にして現れたのは、真っ赤な薔薇。
「……やる」
一輪のそれ、棘に触れぬように受け取る。
「僕に? ありがとう」
鮮やかな花びらが、幾重にも折り重なった花。
ここら辺では咲かないから、本物は初めて見た。
メルム様が見せてくれた書籍に、その生態や花言葉もあったっけ。
ええっと……。
「これから、毎日やる」
相変わらず、あまり目を合わせてくれないマト。
でもそれは僕も同じで。
だからこそ、こんな綺麗な花をプレゼントしてくれたのが、本当はすごく嬉しかった。
「えっ? そんな、悪いよ……」
「良いんだ、俺が好きでやるんだから」
「あ、ありがとう」
「ん」
―――その日は、初めて一緒にポームを食べた日と同じくらい、気まずかった。
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「ルイ」
夜、眠る前に僕の部屋にやってきたのはメルム様だ。
「はい。今行きます」
いつもなら、僕の方からお部屋に行くのだけれど。
この薔薇を生ける花瓶を探すのに手間取って、遅くなってしまった。
「これは?」
僅かに細められた黒い瞳。
メルム様は、部屋の隅に生けられた赤い花に目を向けている。
「に、庭に、咲いてて……見たこと無かった、から」
―――何故、嘘ついたんだろう。
それは咄嗟の事で、自分にもよく分からなかった。
「ふぅん? 庭に、か」
「……」
メルム様は、一瞬何か思案するような顔をした後。
「そうか、今度調べてみよう」
そう薄ら微笑んで答えた。
浅はかにも、僕はそれに安堵する。
……差し出された手に指を絡めて、自室を後にした。
「ルイ。キスしても?」
「はい」
ベッドに着いて直ぐ、額に落とされた口付け。
その後。
瞼、鼻の頭、頬……次々と軽くキスが降る。
それから。
「ぅ、んんッ!?」
始めて塞がれた唇。
それが、何か特別なキスだと思ったのは本能だと思う。
怖くなって少し抗うと、それはすぐに離れていった。
「嫌だったか?」
優しく。でもほんの少し、眉を下げた表情で彼が訊ねる。
その様子に僕は、恥ずかしがった自分を逆に恥じた。
「いいえ……」
「そうか。もう少ししても?」
「は、はい……ぅ、ん」
今度は下唇を小さく舐められる。
ビクリ、と震わせた肩を撫でられた。
「っは、ぁ」
「大丈夫。怖がらなくていい」
「め、メルム様……?」
慈愛に満ちているはずのその瞳が、怖い。
……まるで、知らない男の人みたいで。
「っ!」
思わず強く抱きつく。
その瞳は見ないように。胸元に、自分の顔を押し付ける。
「おやおや、甘えん坊さんだな」
優しい声にホッとして、僕はようやく強ばる身体の力を抜いた―――。
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪
「どうした」
「……」
「おい」
「……」
「ルイ!」
「!?」
マトの少し大きな声で、僕はハッとなる。
―――ここはいつものガラス張りの庭園。
5本目の薔薇を受け取った日。
ポームを差し出した彼にごめんと謝り、首を伸ばして小さく齧る。
「おい、そこ俺が齧ったとこだぜ」
「え? あ、ごめん」
「お、俺は良いけどよ。その……」
「?」
するとマトは少し視線を宙に彷徨わせて。
「……か、関節キス」
と呟いた。
「え?」
関節キス?
僕とマトが?
……思考停止した僕の耳に、小鳥たちの囀り。
「ルイ?」
「……」
「おーい?」
「べ、別にいいもん。マト、なら」
「は、ハァァァ!?」
言ってしまってから、焦る。
ほとんど無意識だったから。
……これじゃあ、まるで僕が彼のこと好きみたいじゃないか。
いや、別に嫌いじゃない。むしろ好き、あっ、友情だからね!?
勘違いされて、気持ち悪がられたら凹むなぁ。
と、しどろもどろで言い訳考えていると。
「……帰る」
「えっ」
「明日も来るから……今日は帰るよ」
「あ、うん」
素っ気なく、視線の端すら合わせず立ち上がる。
「なんか、ごめん」
「……なんで謝るんだよ」
「えっ、だって」
怒ってるから。
僕が気持ち悪い事言ったから。
でも弁解させて欲しい気もある……メルム様が、あんな事をしたから。
「別に俺は、怒ってないから」
「そ、そう」
「……じゃあな」
―――怒ってない、なんて嘘だ。
サッサと行ってしまう背中に、ため息をついた。
アラウネ達のお小言も、耳に入らない。
「ハァ」
「……ここに居たのか」
声が降ってきて、初めてすぐ側の人影に気が付いた。
「メルム様!?」
「ふむ。最近ここがお気に入りか」
妖精達にも挨拶をしながら、彼が微笑む。
「は、はい」
「私にも教えてくれたら良いのに」
「だってメルム様、お忙しいから……」
魔界を統べる王だ。
夜こそ僕の為に空けておいてくれるけど、日中は忙しいはず。
お邪魔をしない意味でも、僕はここに居たわけで。
「それでも、お前の好きな場所くらい知っておきたい」
「そういう……ものですか?」
「そういうものだ」
ほんの少し鼻白んだように言うのは、僕の前だけ。
沢山の家臣や従者達。街の者のといても、強くて賢くて美しい王様なんだ。
だけど今だけ。
ここだけは特別なんだ。
……そう思うと、優越感で僕の方は笑みが深くなる。
「ルイ」
「なんですか」
「キスしても?」
「……」
まただ。
最近、メルム様はキスばかりご所望する。
しかも昔のそれとは違うのだから、正直戸惑っていた。
「ルイ?」
「い、良い、ですよ……」
「そうか」
「ぅ……っん」
腰を抱き寄せ、身体を思い切り密着させての唇へのキス。
しかも舌を口の中に入れてくるから、息もできない。そのせいか、ドキドキして死んでしまいそうな気分になる。
……これってなんなんだろう。
『親愛の情』だってメルム様は言うけど、分からない。
ただ、漠然と良くない事をしている。間違っているような気分がするんだ。
「っ、はぁ、ぁ……っぅ」
「ルイ。愛してる」
「は、はい。メルム様」
……ねぇ、この『愛してる』って何なのでしょう?
何故か怖くて口に出せない疑問を、そっと心の底で吐き出す。
ガラス張りの外では、小鳥たちの囀り。
アラウネや妖精達は、お喋りをやめてしまっていた―――。
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