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アキラ篇 (2)
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アキラは、ミロの目を見つめながら正常位でミロの中に静かに入った。ミロは眉根を寄せて悦びの表情を浮かべる。それを見てアキラはひどく満足した。アキラの長い長い口淫のおかげで、ミロは恍惚の表情を隠すこともできず性器は完全に潤っていた。アキラはミロの中がきついことに驚いた。アキラのペニスを心地よく締めつけ熱く収縮を繰り返しす。思わずうめき声を上げて言った。
「ミロちゃんの、ここ……相変わらずすごいな…ものすごく気持ちいいよ」
「あ、ああああ…」
アキラと初めて寝た時、ミロは16歳になったばかりだったが、すでに導師が何度もミロを犯していた。当時アキラは、ミロのような脱走娘を回収するたびに、その女の子とセックスするようになっていた。どういうわけか、アキラには脱走する娘を探し出して説得し、ホームに連れ戻す能力が備わっていたのだ。導師もそれに気づき、アキラがその娘たちとついでに性交することについては、不問に付していた。
夏の終わりの網走海岸の、打ち捨てられたような海の家で、アキラは泣きやまないミロを、時間をかけてなだめた。アキラが女の子たちを抱きしめてなだめるとき、その気持ちは本物だった。アキラは、心の底から彼女たちを気の毒に思い、共に泣いた。アキラには、女の子の気持ちに完全に共振できるという力があった。それは多分、特別な能力であり導師はそれを見抜いていた。
アキラがミロを連れ込んだ海の家は、彼がいつも使う場所だった。だだっぴろい古畳の部屋の隅には、片付けられたテーブルや座布団が押しやられている。その夜、窓の外には大きな満月がかかり、波の音が絶え間なく聞こえていた。月満ちる夜に、女の子は逃げだしたくなるらしい。その日、ミロは泣きじゃくりながら、アキラに抱き着き、まるで自分から求めるかのようにアキラと性交した。アキラは、そのときも彼女の性器をたっぷりと舐めて愛撫し、十分にほぐしてやった。ミロからはとても良い匂いがして、何時間でも愛していられた。それから座布団を一枚とってきて、ミロの腰の下にあてると、彼女の中に入った。ミロは猫のような喜びの声を上げて、アキラの愛撫に応えた。そのときも熱くアキラを締め付け、「忍」というアキラの知らない人の名を何度も呼びながら、呆けたように絶頂に達したのだ。アキラは、そのときコンドームの中に、自分でも驚くほどの量を射精したのを覚えている。
導師は、アキラが脱走した娘たちを連れ戻すときに性交することについては、何も言わなかったけれど、ホームで娘たちと関係を持ち続けるのはご法度だった。ホームは、乱交の場ではない。ただし、トオル導師本人をのぞいて。導師には、自分の女や少年たちを、他人と分け合う趣味は無かった。しかし、アキラとミロは、その後もこっそりとあいびきを重ね、何度も性交した。ミロとだけは止めることができなかった。
今、ミロの中に入って彼女が性の喜びに浸る表情を見つめながら、当時のことを走馬灯のように思い出していた。ミロの目の周りが朱色に染まり、興奮しているのがわかる。アキラは、ゆっくりと腰を使いながらミロに口づけした。ミロは、アキラに応えるように舌を絡ませもっともっと、とせがむように腰をよじらせる。その拍子に、ミロのもっとも敏感な芽がこすれて、ミロの喉の奥から声が上がる。
「アキラ……わたし、もう……」
ミロは、涙を滲ませて全身で絶頂が近いことをアキラに訴える。アキラは、優しくミロを抱きしめて、ミロが望むとおりに動いてやる。
「いっていいよ、ミロ」
「ミロちゃんの、ここ……相変わらずすごいな…ものすごく気持ちいいよ」
「あ、ああああ…」
アキラと初めて寝た時、ミロは16歳になったばかりだったが、すでに導師が何度もミロを犯していた。当時アキラは、ミロのような脱走娘を回収するたびに、その女の子とセックスするようになっていた。どういうわけか、アキラには脱走する娘を探し出して説得し、ホームに連れ戻す能力が備わっていたのだ。導師もそれに気づき、アキラがその娘たちとついでに性交することについては、不問に付していた。
夏の終わりの網走海岸の、打ち捨てられたような海の家で、アキラは泣きやまないミロを、時間をかけてなだめた。アキラが女の子たちを抱きしめてなだめるとき、その気持ちは本物だった。アキラは、心の底から彼女たちを気の毒に思い、共に泣いた。アキラには、女の子の気持ちに完全に共振できるという力があった。それは多分、特別な能力であり導師はそれを見抜いていた。
アキラがミロを連れ込んだ海の家は、彼がいつも使う場所だった。だだっぴろい古畳の部屋の隅には、片付けられたテーブルや座布団が押しやられている。その夜、窓の外には大きな満月がかかり、波の音が絶え間なく聞こえていた。月満ちる夜に、女の子は逃げだしたくなるらしい。その日、ミロは泣きじゃくりながら、アキラに抱き着き、まるで自分から求めるかのようにアキラと性交した。アキラは、そのときも彼女の性器をたっぷりと舐めて愛撫し、十分にほぐしてやった。ミロからはとても良い匂いがして、何時間でも愛していられた。それから座布団を一枚とってきて、ミロの腰の下にあてると、彼女の中に入った。ミロは猫のような喜びの声を上げて、アキラの愛撫に応えた。そのときも熱くアキラを締め付け、「忍」というアキラの知らない人の名を何度も呼びながら、呆けたように絶頂に達したのだ。アキラは、そのときコンドームの中に、自分でも驚くほどの量を射精したのを覚えている。
導師は、アキラが脱走した娘たちを連れ戻すときに性交することについては、何も言わなかったけれど、ホームで娘たちと関係を持ち続けるのはご法度だった。ホームは、乱交の場ではない。ただし、トオル導師本人をのぞいて。導師には、自分の女や少年たちを、他人と分け合う趣味は無かった。しかし、アキラとミロは、その後もこっそりとあいびきを重ね、何度も性交した。ミロとだけは止めることができなかった。
今、ミロの中に入って彼女が性の喜びに浸る表情を見つめながら、当時のことを走馬灯のように思い出していた。ミロの目の周りが朱色に染まり、興奮しているのがわかる。アキラは、ゆっくりと腰を使いながらミロに口づけした。ミロは、アキラに応えるように舌を絡ませもっともっと、とせがむように腰をよじらせる。その拍子に、ミロのもっとも敏感な芽がこすれて、ミロの喉の奥から声が上がる。
「アキラ……わたし、もう……」
ミロは、涙を滲ませて全身で絶頂が近いことをアキラに訴える。アキラは、優しくミロを抱きしめて、ミロが望むとおりに動いてやる。
「いっていいよ、ミロ」
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