上 下
53 / 151
第七章 魔法を使った

1.

しおりを挟む
1.

無駄なあがきだと、わかっていても。とりあえず、何かしないと、不安でペシャンコになるんだよ。

アッシュ様の精神的支柱になる道のりの険しさに、心折れそうになるから、お義母様に愚痴ることにした。

お宅の息子さんの、あの性格はどうなんですかね?魔王的な覇気とか一切持たない飄々さ、滅茶苦茶カッコいいですよね。

部下を信頼してると言う名の丸投げ。おかげで、無事に妻の座におさまることが出来ました。オスマン様にも、感謝です。

大体、プロポーズもなかったんですよ?私はたくさんしましたけどね!イエスの返事は結局もらえなかったんです。でも、ノーの拒絶ももらって無いから、これは事実上のイエス。客観的イエス。私の主観的にもイエス。




しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

なんで浮気しているのが自分だけだと思ったんですか?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:21pt お気に入り:514

腹黒上司が実は激甘だった件について。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:505pt お気に入り:139

片思いの相手に偽装彼女を頼まれまして

恋愛 / 完結 24h.ポイント:305pt お気に入り:13

婚約者の恋人

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:213pt お気に入り:6,097

処理中です...