先輩が死んだ、ら自分も死んで転生した～今は魔王様に寄生して生きてます～

第十一章 召喚した

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アッシュ様の抜き打ち参観を受けた以外は、いつも通りに一日が過ぎる中、午後の座学の授業で気がついた。

何か、肩に鳥やらリスやら乗っけてたり、足元に犬やら猫やら侍らしてる子達がいる。これは、先ほど召喚した魔物ということですか？

…こいつら、ファンタジー生活を満喫してやがる。

先生！学校にペットを連れてきてる人達がいます！いけないと思います！

というか、召喚しっぱなしって出来るんだ。私のイメージだと、戦闘の時に呼び出して、戦闘終了と同時にお帰りいただくものなんだけど。

気になったので、授業が終わった後、肩にリス乗っけてる女の子に聞いてみた。そしたら、召喚した魔物とは、契約が出来るんだそう。

契約って言うのは、呼び出した相手に名付けるか、名前を教えてもらうことで出来る。この時に、相手の力？に応じた魔力をごっそり持ってかれるから、あんまり強い魔物とか、魔族相手じゃ無理。

でも、契約出来た相手なら、その後は少量の魔力で、召喚自体は維持出来る。さすがに戦闘させる時には、相手の力に応じてまた少しは持っていかれるけれど。

ついでに、一回相手を帰しちゃっても、再召喚出来るし、その時の魔力は少量でいい。召喚陣も省略可能とのこと。なんと素晴らしい。

…閃いた！