シンクロ -アゲハ舞い飛ぶ さくら舞い散る5-

真田晃

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プロローグ

10.

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竜一の舌が僕の唇を割り開き、甘く蕩ける様に咥内を掻き回す。


……はぁ、はぁ、

絡まる舌と舌。
お互いの唾液が混ざり合い、次第に深くなっていく口吻。


「………早く、食いてぇ」


唇が離されて直ぐ、熱の籠もった吐息混じりの声で竜一が囁く。
欲望を孕んだ双眸──その熱い視線に捕らえられれば、胸の奥が甘く締め付けられる。

「……っ、!」

顔の角度を変え、竜一が僕の首元に食らい付く。
その刹那、ゾクッとそこが粟立つ。

立てた歯で柔く食まれれば、全身が甘く痺れ、竜一を掴む手から力が抜け落ちる。

「……ぁ……」

トクトクと高鳴る鼓動。
竜一に弛緩した身体を委ねながら、僅かに割り開いた唇から吐息が熱く漏れる………





──トサッ、

部屋に入り、ベッドに押し倒される。逞しい腕。力強い手。少しだけ乱れた呼吸を繰り返しながら、僕の服を簡単に剥ぎ取っていく。

「……」

いつもと同じ行為なのに。
何でだろう……恥ずかしい。

掴まれた足首が大胆に持ち上げられ、割り開かれたそこに竜一の半身が迫る。必然的に浮き上がるお尻。それを、もう片方の手が掴むようにして揉みしだく。

「……」

その指先が柔肌の上を滑り、割れ目の奥に潜む襞を探し当てれば、ゆっくりとその周りを刺激し、柔らかく解しながら押し拡げられて──


「……りゅ……っ、」


行為の前に指を入れられるなんて、今までになくて。
驚きと怖さで……懇願するような視線を送り、竜一に訴える。

「……」

だけど、そんな僕には目もくれず。竜一の指は丁寧に、焦らすように奥へと侵入していく。


『優しくしてやるからよ』──先程の台詞が耳元で蘇り、いつもとは違う刺激に……擽ったいような、何だか変な感じが襲う。


………あ、


奥の方……ある一点を刺激され、ナカがきゅうと締まる。


………やだ、変…………ゃ、なに……怖い……


何度もそこを刺激され、頭がオカシクなる……


……ゃ……


こんなの、なんか……ヘン……



身体中の力が抜け落ち、血管が沸騰したように熱くなり、末端にまで押し流されていく。と同時に、脳天を突き抜ける快感。

息継ぎをしようと僅かに唇を割り開けば、竜一の唇に塞がれてしまい……唇の上も下も執拗に食まれ、しっとりと濡れた熱い舌が差し込まれる。






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