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ひんやり水羊羹4
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決行日は来月、二月十四日のバレンタインにしよう。
その日の放課後、は難しいだろうから昼休みに時間をもらって友チョコという体で気持ちを伝える。
僕は普段からお菓子を彼に食べさせているし、前にもマカロンを持って行ったことがあるから不自然でないはず。
最近では本命にチョコレートを渡すよりも、友達との交換や自分へのご褒美が主流になりつつあるみたいだし、万が一何か突っ込まれても「日頃の感謝のしるし」で押し通せる。
だからその日までに僕がすることはバレンタインレシピの研究とダイエット。
前に動画で「ダイエットが一番の整形」と謳っていたのを見たことがある。
あの時は聞き流したが、今の僕は明らかに重量オーバーだし、この機会に挑戦して損はないはず。
善は急げ。一ヶ月なんてあっという間なんだから。
始業式の直前、晴人と顔を合わせて決意を新たにしたばかり。
休みの間中、次彼に会う時はどういう顔をしたらいいのか、散々悩んだけれど、いざ本物の彼の姿が目に入ると、今までの懸念が吹っ飛んで、すべて「一緒にいられて嬉しい」に置き換わった。
晴人も教室に入るなり、今度こそ真っ先に僕を見つけて手を振ってくれた。
欲を言えば少しくらい話したかったが、学期が変わって空気が刷新されたのか、サッカー部の連中に晴人を取られてしまって、それは叶わなかった。
ちなみに例の噂は風化どころか最初からなかったかのように消え去った。
冗談じゃん、で済ませられるほど軽いものではなかったと思うのだが、晴人たちにとっては今までもあったパターンなのだろう。
あんなに騒いだくせに、ずいぶんお手軽なんだなと呆れてしまったのは秘密だ。
晴人の努力の甲斐あって、せっかく皆と元通りになれたのだから僕が毒づいて水を差す必要はないもの。
話題に出なければすぐに忘れてしまっていいような類のものじゃないだろうに。
本当に平気な顔が上手いんだから。
面倒だから簡単に許す気持ちもわからなくはないけど、有耶無耶に流して辛くなるのもきっと彼。
こんな風に決着をつけてしまって、また似たようなことが起こったら、その時も晴人は我慢することになるんじゃないか。
あり得そうだからこそ余計に厄介だが、手出しはできないから、次もきっと僕はまた傍観してしまう。
それにしても、晴人には可愛い彼女がいるのに、なんであんな誤解をされちゃったんだろう。
おそらく「ホモだ、なんだ」っていうのはたぶんどうでもよくて、憂さ晴らしに晴人の名誉を汚したいだけだったんだと思う。
まあ、それで評価に傷がつくというのも、おかしな話なのだが。
なんにせよ、晴人にまた居場所が戻ったのは悪いことじゃない。
僕との時間が前より減るのは寂しいけれど、ここは快く送り出そう。
と、思っていた時期が僕にもありました。
現実と妄想は違う。
実際のところ、三学期になってからも晴人は僕と屋上への扉の前で昼食をとり、ペアワークには必ず僕を誘った。
なんだか拍子抜けである。
晴人の積極的な働きかけで、サッカー部だけでなくクラス全体で僕らが親しいことが周知されるようにもなった。
とはいえ、それで僕に友達が増えるということはなく、相変わらず会話らしい会話は晴人としかしていない。
ただ、それとは他のところで僕にも話せる人ができたというのは、大きな進歩なんじゃないかと思う。
最近親しくなった陸上部二年の山村さん。
彼とはダイエットのために今週始めたばかりの早朝のランニングで、足をもつれさせている僕にアドバイスをくれたことを機に知り合った。
結構ご近所に住んでいて、話しているうちに同じ学校の先輩だと判明してからは、世間話ついでにちょっとした相談にも乗ってくれることもある、硬派で一緒にいると心強い人という感じだ。
まだ五日程度の付き合いだけれど、かなり人見知りをする質の僕でも、最初に助けてもらった恩か、校内で顔を合わせることがないせいか、物怖じすることなく接せられる、数少ない人の仲間入りを早々に果たした。
もっとも僕は山村さんよりずっと足が遅いから、ジョギング中一緒になるのは、彼がペースを落としてくれる間だけなのだが、それでも毎日走るモチベーションの一助になるからありがたい。
「見ての通りダイエット中なんですけど、趣味のお菓子作りもやめたくないっていうか。でも、やっぱり痩せるまで禁止にした方が無難ですよね」
わざわざ自分のメニューを中断してまで、こんな愚痴にも付き合ってくれるだけでも優しいのに、
「急に何もかも制限するのは、ストレスも溜まるし、リバウンドの原因になるからな」
取るに足りない後輩の悩みを真剣に聞いてくれるなんて、本当に聖人なのだろう。
その上建設的な提案まで授けてくれるから、ついつい甘えてしまうんだ。
「無理にやめてしまうより、回数を減らすなり低カロリーの菓子に切り替えるなりしたらどうだ?」
「それは良い考えですね、小麦粉を使わない和菓子とか」
「うん、羊羹とか運動前に食べることもあるしな」
と、まあ、そんな山村さんの助言で次の休みは水羊羹を作ることにした。
日課の運動を終えて、いつも通り朝の支度をしてから学校に行くと、早速山村さん様様なアイデアをレシピ帳に記していく。
調べてみてわかったことなのだが、この水羊羹というやつはなかなかに優秀らしい。
砂糖で煮詰める餡子を使うから、洋菓子ほどでないにしろ高カロリーなイメージがあったものの、脂質は低いし、良質なたんぱく質は豊富だしで、トレーニングに向いているという。
しかも、食物繊維の含有量も多く、これが糖の吸収を抑える働きもあるのだとか。
ここまでは水羊羹も練羊羹も同じだが、水羊羹の方がその名の通り水分で嵩増しされているので、エネルギー量が低いとなると、当然そちらの方を選ぶべきだろう。
材料も至ってシンプルだし、難易度の高そうな和菓子の中でも比較的挑戦しやすそうっていうのも良い。
ただ、今までのプリンやタルトと違って、もしかすると子供受けは微妙かもしれない。
火を使う工程ばかりだし、今回は一人で作業した方が安牌かも。
ナオくんたちに火傷を負わせるのは避けたいし、そのためのリスク管理は僕の責任だ。
ナオくんと大志くんには悪いが、二人と「また一緒にお菓子作りしようね」の約束はまた次回ということで。
グループ課題のある授業と昼休みだけでは晴人と週末の話をするに至らず、僕が心配するまでもなく、金曜日になっても幸いにして、今週は彼からナオくんを預かるよう頼まれることもなかった。
まあ、それはそれでちょっと寂しいのだが、そこまで言うとわがままがすぎるので我慢だ。
お裾分けくらいはできたらしたいんだけど。
いくらダイエット向きのスイーツだからって一人でたくさん食べるわけにはいかないし、かといって小さいもの作ったところで僕の心は満たされない。
割と前向きにやっているけど、これでも一応は傷心中なわけだし、ここはドカンッと思い切り良くいきたいところ。
そんなことを考えているうちに晴人が登校してきた。
彼が教室に入るとノートにどれだけ集中していても空気でわかる。
パッと顔を上げて扉の方を見やると、アイドルがファンにするように手を振ってくれたのだが、僕のところに足が向く前に取り巻きに囲まれ、瞬く間に集団に飲み込まれていってしまった。
そして、いくらもしないうちに担任教師がやって来て、朝のホームルームが始まる。
いつしか、これが新学期に入ってからまだ日が浅い直近の、お馴染みの光景となっていた。
その日の放課後、は難しいだろうから昼休みに時間をもらって友チョコという体で気持ちを伝える。
僕は普段からお菓子を彼に食べさせているし、前にもマカロンを持って行ったことがあるから不自然でないはず。
最近では本命にチョコレートを渡すよりも、友達との交換や自分へのご褒美が主流になりつつあるみたいだし、万が一何か突っ込まれても「日頃の感謝のしるし」で押し通せる。
だからその日までに僕がすることはバレンタインレシピの研究とダイエット。
前に動画で「ダイエットが一番の整形」と謳っていたのを見たことがある。
あの時は聞き流したが、今の僕は明らかに重量オーバーだし、この機会に挑戦して損はないはず。
善は急げ。一ヶ月なんてあっという間なんだから。
始業式の直前、晴人と顔を合わせて決意を新たにしたばかり。
休みの間中、次彼に会う時はどういう顔をしたらいいのか、散々悩んだけれど、いざ本物の彼の姿が目に入ると、今までの懸念が吹っ飛んで、すべて「一緒にいられて嬉しい」に置き換わった。
晴人も教室に入るなり、今度こそ真っ先に僕を見つけて手を振ってくれた。
欲を言えば少しくらい話したかったが、学期が変わって空気が刷新されたのか、サッカー部の連中に晴人を取られてしまって、それは叶わなかった。
ちなみに例の噂は風化どころか最初からなかったかのように消え去った。
冗談じゃん、で済ませられるほど軽いものではなかったと思うのだが、晴人たちにとっては今までもあったパターンなのだろう。
あんなに騒いだくせに、ずいぶんお手軽なんだなと呆れてしまったのは秘密だ。
晴人の努力の甲斐あって、せっかく皆と元通りになれたのだから僕が毒づいて水を差す必要はないもの。
話題に出なければすぐに忘れてしまっていいような類のものじゃないだろうに。
本当に平気な顔が上手いんだから。
面倒だから簡単に許す気持ちもわからなくはないけど、有耶無耶に流して辛くなるのもきっと彼。
こんな風に決着をつけてしまって、また似たようなことが起こったら、その時も晴人は我慢することになるんじゃないか。
あり得そうだからこそ余計に厄介だが、手出しはできないから、次もきっと僕はまた傍観してしまう。
それにしても、晴人には可愛い彼女がいるのに、なんであんな誤解をされちゃったんだろう。
おそらく「ホモだ、なんだ」っていうのはたぶんどうでもよくて、憂さ晴らしに晴人の名誉を汚したいだけだったんだと思う。
まあ、それで評価に傷がつくというのも、おかしな話なのだが。
なんにせよ、晴人にまた居場所が戻ったのは悪いことじゃない。
僕との時間が前より減るのは寂しいけれど、ここは快く送り出そう。
と、思っていた時期が僕にもありました。
現実と妄想は違う。
実際のところ、三学期になってからも晴人は僕と屋上への扉の前で昼食をとり、ペアワークには必ず僕を誘った。
なんだか拍子抜けである。
晴人の積極的な働きかけで、サッカー部だけでなくクラス全体で僕らが親しいことが周知されるようにもなった。
とはいえ、それで僕に友達が増えるということはなく、相変わらず会話らしい会話は晴人としかしていない。
ただ、それとは他のところで僕にも話せる人ができたというのは、大きな進歩なんじゃないかと思う。
最近親しくなった陸上部二年の山村さん。
彼とはダイエットのために今週始めたばかりの早朝のランニングで、足をもつれさせている僕にアドバイスをくれたことを機に知り合った。
結構ご近所に住んでいて、話しているうちに同じ学校の先輩だと判明してからは、世間話ついでにちょっとした相談にも乗ってくれることもある、硬派で一緒にいると心強い人という感じだ。
まだ五日程度の付き合いだけれど、かなり人見知りをする質の僕でも、最初に助けてもらった恩か、校内で顔を合わせることがないせいか、物怖じすることなく接せられる、数少ない人の仲間入りを早々に果たした。
もっとも僕は山村さんよりずっと足が遅いから、ジョギング中一緒になるのは、彼がペースを落としてくれる間だけなのだが、それでも毎日走るモチベーションの一助になるからありがたい。
「見ての通りダイエット中なんですけど、趣味のお菓子作りもやめたくないっていうか。でも、やっぱり痩せるまで禁止にした方が無難ですよね」
わざわざ自分のメニューを中断してまで、こんな愚痴にも付き合ってくれるだけでも優しいのに、
「急に何もかも制限するのは、ストレスも溜まるし、リバウンドの原因になるからな」
取るに足りない後輩の悩みを真剣に聞いてくれるなんて、本当に聖人なのだろう。
その上建設的な提案まで授けてくれるから、ついつい甘えてしまうんだ。
「無理にやめてしまうより、回数を減らすなり低カロリーの菓子に切り替えるなりしたらどうだ?」
「それは良い考えですね、小麦粉を使わない和菓子とか」
「うん、羊羹とか運動前に食べることもあるしな」
と、まあ、そんな山村さんの助言で次の休みは水羊羹を作ることにした。
日課の運動を終えて、いつも通り朝の支度をしてから学校に行くと、早速山村さん様様なアイデアをレシピ帳に記していく。
調べてみてわかったことなのだが、この水羊羹というやつはなかなかに優秀らしい。
砂糖で煮詰める餡子を使うから、洋菓子ほどでないにしろ高カロリーなイメージがあったものの、脂質は低いし、良質なたんぱく質は豊富だしで、トレーニングに向いているという。
しかも、食物繊維の含有量も多く、これが糖の吸収を抑える働きもあるのだとか。
ここまでは水羊羹も練羊羹も同じだが、水羊羹の方がその名の通り水分で嵩増しされているので、エネルギー量が低いとなると、当然そちらの方を選ぶべきだろう。
材料も至ってシンプルだし、難易度の高そうな和菓子の中でも比較的挑戦しやすそうっていうのも良い。
ただ、今までのプリンやタルトと違って、もしかすると子供受けは微妙かもしれない。
火を使う工程ばかりだし、今回は一人で作業した方が安牌かも。
ナオくんたちに火傷を負わせるのは避けたいし、そのためのリスク管理は僕の責任だ。
ナオくんと大志くんには悪いが、二人と「また一緒にお菓子作りしようね」の約束はまた次回ということで。
グループ課題のある授業と昼休みだけでは晴人と週末の話をするに至らず、僕が心配するまでもなく、金曜日になっても幸いにして、今週は彼からナオくんを預かるよう頼まれることもなかった。
まあ、それはそれでちょっと寂しいのだが、そこまで言うとわがままがすぎるので我慢だ。
お裾分けくらいはできたらしたいんだけど。
いくらダイエット向きのスイーツだからって一人でたくさん食べるわけにはいかないし、かといって小さいもの作ったところで僕の心は満たされない。
割と前向きにやっているけど、これでも一応は傷心中なわけだし、ここはドカンッと思い切り良くいきたいところ。
そんなことを考えているうちに晴人が登校してきた。
彼が教室に入るとノートにどれだけ集中していても空気でわかる。
パッと顔を上げて扉の方を見やると、アイドルがファンにするように手を振ってくれたのだが、僕のところに足が向く前に取り巻きに囲まれ、瞬く間に集団に飲み込まれていってしまった。
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