11 / 46
第一章 現役女子高生、異世界で超能力に目覚める
11:国王が重病!? お呼ばれしちゃいました……
しおりを挟む
サックスが手元に戻ってきてすぐ、アールテム王国王都にはこんなうわさが広まっていた。
「王様が重いご病気になられているらしいわよ」
「ベッドからも出られないなんて聞いたわ」
「それで王都が荒れたら嫌ね~」
噴水広場で演奏したついでに寄った市場で、婦人たちがこんなことを言っていたのだ。
国王といったら、私が週一で行く農村に圧力をかけている張本人である。
「確か王都の市場に並ぶ食材って、農村からめっちゃ安く買い上げたやつだよね?」
それを何も気にかけることなく、自分を含めた都の民は食べている。国王とかなら、もっといいやつ食べてるんだろうけど。
「ここぞとばかりに農民が一揆とか起こしたら、確かにやばそう。ちょっと見守ってよっか」
その時、私はまだ他人事のようにしか思っていなかった。まさかあんなことを言われるなんて!!
次の日の昼頃、例の噴水広場でサックスを演奏しながらら投げ銭を入れてもらっていた。やり始めて二ヶ月、一日で銀貨七枚(日本円で約七千円)分も稼げるように。
最初は一日二食、パンとスープくらいしか食べられなかったが、今は一日三食、野菜も肉も魚も食べられるようになった。
特にめっちゃかわいいほぼ妹みたいなリリーには、ちゃんとしたご飯食べてもらいたいからね! とりあえず貧乏生活脱出! ……というところだった。
「君が、毎日ここで演奏をしている平民か?」
演奏中にもかかわらず、横から突然声をかけられる。
着ているジャケットから、いかにも高貴な人であることは伝わってくる。どっかの貴族かな?
「そうですけど……何のご用ですか?」
「先日農村に偵察で行ったところ、君の話を聞いてな。そしたら楽器を演奏して、農民のケガやら病気やらを治しているらしいが?」
そう言って、十センチくらい上から見下ろしてくる、シルクハットをかぶった貴族らしき男。
何なの、めちゃくちゃ高圧的だし、はじめましての人くらい敬語使えって……!
「……ダメでした?」
「いや、君に頼みたいことがあってね」
「どんなご要望ですか?」
「国王陛下のご病気を治してほしいのだが……」
え? ……………………はぁっ!?
「こ、こ、国王!?」
「隠蔽しておこうと思ったのだが、どうやら平民にも知られてしまったようでね」
そういうことじゃないって! 要は、国王に呼ばれたってことでしょ!
「こんな私ごときが……。他のお医者様でも治せなかったのですか?」
ああ、とうなだれる男。
ていうか、そんなことを頼みにくる人ってすごい偉い人だよね?
「申し遅れた。私は国王陛下の側近のトリスタンだ」
トリスタンはそのシルクハットを取っておじぎする。
今、なんて? 側近とか言った? 側近がわざわざ誰もお着きの人もつれないで、こんなところまで来たの!?
「私はグローリアです。……分かりました。承ります」
「よかった! 急で悪いが、明日の昼ごろに来てほしい。いつ陛下がどうなられるか分からないからな」
「承知しました」
頭が半分真っ白になりながらうなずいていると、厚めで手のひらサイズの羊皮紙を渡された。『入城許可証』という文字とサインらしきものが書かれている。
「明日、これを門番に見せてほしい」
はいと言って、それをワンピースのポケットにそっとしまう。
この騒がしい広場の中にいても、ドキドキと鼓動が体に響いている。
「どういう症状なのかは明日言う。ここでは誰かに聞かれてしまうかもしれないから」
そういうと「それではまた明日」と、王城に続く道へと行ってしまった。
ポケットの中の羊皮紙を触る。
数秒ぼうっとして、我に返った。
「えぇぇぇぇっ!! やばいって!!」
「ねぇねぇねぇねぇ! 二人とも!」
私は家のドアを開けてすぐ、興奮した声で中に駆けこんだ。
おかえりのハグをするつもりだったリリーは、私に伸ばした腕を引っこめる。
「どうしたんだい?」
「明日、急遽王城に行くことになっちゃって!」
「おう……じょう……かい?」
あまりにも急な報告に、キョトンとするベル。
「そう! さっき広場でサックス吹いてたら、いきなり国王の側近が来てさ、『国王陛下のご病気を治してほしい』って言ってきたの!」
「最近、農民たちにふるまっている、あのことかい?」
「お姉ちゃん、どういうこと?」
一発で状況を理解したベルと、頭に?マークがたくさん浮かんでいるリリー。
「あのね、この国の王様が病気になっちゃったんだって。どのお医者さんでも治せなくて、王様のお友達が困っちゃって。この間、リリーのすりむいたお膝を治したように、今度は王様の病気を治してほしいって、そのお友達が頼みにきたの」
一つ一つ丁寧に教えると、リリーはその目をキラキラ輝かせて「お姉ちゃん、すごい!」と抱きついてくる。
「それじゃあ、ちょっといい格好していかないといけないねぇ。確かあそこにしまってあるような……」
ベルはゆっくりとした足取りで、奥の方へと行ってしまう。
私もサックスのケースを柱の横に下ろすと、ベルの後に着いて行った。
「死んだ息子が着ていたスーツが……あ、あった」
ベルがホコリよけのための麻布を取った。
そこからは、ついこの間貧乏生活から抜け出したばかりとは考えられないほど、ピシッとしたスーツがかかっていたのだ。
「私のを貸そうと思ったんだけどねぇ、グローは背が高いから息子のものでも着られるだろう。合わせと肩のあたりを調節すれば」
背が高いって、確かにこの世界じゃそうだろうなぁ。普通に百六十センチくらいだと思うけど。
グレーのジャケットとパンツ、そして珍しくブラックのシャツが合わせられていた。
うん、レディーススーツだったら、もうちょっとスリムに作ってあるよね。
「ちょっと着てみなさい」
ああ、久しぶり。制服以来のこの感じ!
確かに肩とか胴とかは余ってるところがあるけど、丈はちょうどいい!
「こことここをつめて、なるほど、これくらいか」
ベルは、生地をつまんだり長さを測ったりしている。
「明日の朝までにできるようにしておくからねぇ。王様とお会いするのはとても久しぶりだから、気合が入るわい」
私と違って裁縫上手のベル。私なんてミシン使おうとしたら、絶対糸が絡まっちゃうもん!
テキパキと慣れた手つきで道具を準備していくベルに、私は尊敬しながら、「やってもらう代わりに、今日は私がご飯作るよ」と言葉をかけたのだった。
「王様が重いご病気になられているらしいわよ」
「ベッドからも出られないなんて聞いたわ」
「それで王都が荒れたら嫌ね~」
噴水広場で演奏したついでに寄った市場で、婦人たちがこんなことを言っていたのだ。
国王といったら、私が週一で行く農村に圧力をかけている張本人である。
「確か王都の市場に並ぶ食材って、農村からめっちゃ安く買い上げたやつだよね?」
それを何も気にかけることなく、自分を含めた都の民は食べている。国王とかなら、もっといいやつ食べてるんだろうけど。
「ここぞとばかりに農民が一揆とか起こしたら、確かにやばそう。ちょっと見守ってよっか」
その時、私はまだ他人事のようにしか思っていなかった。まさかあんなことを言われるなんて!!
次の日の昼頃、例の噴水広場でサックスを演奏しながらら投げ銭を入れてもらっていた。やり始めて二ヶ月、一日で銀貨七枚(日本円で約七千円)分も稼げるように。
最初は一日二食、パンとスープくらいしか食べられなかったが、今は一日三食、野菜も肉も魚も食べられるようになった。
特にめっちゃかわいいほぼ妹みたいなリリーには、ちゃんとしたご飯食べてもらいたいからね! とりあえず貧乏生活脱出! ……というところだった。
「君が、毎日ここで演奏をしている平民か?」
演奏中にもかかわらず、横から突然声をかけられる。
着ているジャケットから、いかにも高貴な人であることは伝わってくる。どっかの貴族かな?
「そうですけど……何のご用ですか?」
「先日農村に偵察で行ったところ、君の話を聞いてな。そしたら楽器を演奏して、農民のケガやら病気やらを治しているらしいが?」
そう言って、十センチくらい上から見下ろしてくる、シルクハットをかぶった貴族らしき男。
何なの、めちゃくちゃ高圧的だし、はじめましての人くらい敬語使えって……!
「……ダメでした?」
「いや、君に頼みたいことがあってね」
「どんなご要望ですか?」
「国王陛下のご病気を治してほしいのだが……」
え? ……………………はぁっ!?
「こ、こ、国王!?」
「隠蔽しておこうと思ったのだが、どうやら平民にも知られてしまったようでね」
そういうことじゃないって! 要は、国王に呼ばれたってことでしょ!
「こんな私ごときが……。他のお医者様でも治せなかったのですか?」
ああ、とうなだれる男。
ていうか、そんなことを頼みにくる人ってすごい偉い人だよね?
「申し遅れた。私は国王陛下の側近のトリスタンだ」
トリスタンはそのシルクハットを取っておじぎする。
今、なんて? 側近とか言った? 側近がわざわざ誰もお着きの人もつれないで、こんなところまで来たの!?
「私はグローリアです。……分かりました。承ります」
「よかった! 急で悪いが、明日の昼ごろに来てほしい。いつ陛下がどうなられるか分からないからな」
「承知しました」
頭が半分真っ白になりながらうなずいていると、厚めで手のひらサイズの羊皮紙を渡された。『入城許可証』という文字とサインらしきものが書かれている。
「明日、これを門番に見せてほしい」
はいと言って、それをワンピースのポケットにそっとしまう。
この騒がしい広場の中にいても、ドキドキと鼓動が体に響いている。
「どういう症状なのかは明日言う。ここでは誰かに聞かれてしまうかもしれないから」
そういうと「それではまた明日」と、王城に続く道へと行ってしまった。
ポケットの中の羊皮紙を触る。
数秒ぼうっとして、我に返った。
「えぇぇぇぇっ!! やばいって!!」
「ねぇねぇねぇねぇ! 二人とも!」
私は家のドアを開けてすぐ、興奮した声で中に駆けこんだ。
おかえりのハグをするつもりだったリリーは、私に伸ばした腕を引っこめる。
「どうしたんだい?」
「明日、急遽王城に行くことになっちゃって!」
「おう……じょう……かい?」
あまりにも急な報告に、キョトンとするベル。
「そう! さっき広場でサックス吹いてたら、いきなり国王の側近が来てさ、『国王陛下のご病気を治してほしい』って言ってきたの!」
「最近、農民たちにふるまっている、あのことかい?」
「お姉ちゃん、どういうこと?」
一発で状況を理解したベルと、頭に?マークがたくさん浮かんでいるリリー。
「あのね、この国の王様が病気になっちゃったんだって。どのお医者さんでも治せなくて、王様のお友達が困っちゃって。この間、リリーのすりむいたお膝を治したように、今度は王様の病気を治してほしいって、そのお友達が頼みにきたの」
一つ一つ丁寧に教えると、リリーはその目をキラキラ輝かせて「お姉ちゃん、すごい!」と抱きついてくる。
「それじゃあ、ちょっといい格好していかないといけないねぇ。確かあそこにしまってあるような……」
ベルはゆっくりとした足取りで、奥の方へと行ってしまう。
私もサックスのケースを柱の横に下ろすと、ベルの後に着いて行った。
「死んだ息子が着ていたスーツが……あ、あった」
ベルがホコリよけのための麻布を取った。
そこからは、ついこの間貧乏生活から抜け出したばかりとは考えられないほど、ピシッとしたスーツがかかっていたのだ。
「私のを貸そうと思ったんだけどねぇ、グローは背が高いから息子のものでも着られるだろう。合わせと肩のあたりを調節すれば」
背が高いって、確かにこの世界じゃそうだろうなぁ。普通に百六十センチくらいだと思うけど。
グレーのジャケットとパンツ、そして珍しくブラックのシャツが合わせられていた。
うん、レディーススーツだったら、もうちょっとスリムに作ってあるよね。
「ちょっと着てみなさい」
ああ、久しぶり。制服以来のこの感じ!
確かに肩とか胴とかは余ってるところがあるけど、丈はちょうどいい!
「こことここをつめて、なるほど、これくらいか」
ベルは、生地をつまんだり長さを測ったりしている。
「明日の朝までにできるようにしておくからねぇ。王様とお会いするのはとても久しぶりだから、気合が入るわい」
私と違って裁縫上手のベル。私なんてミシン使おうとしたら、絶対糸が絡まっちゃうもん!
テキパキと慣れた手つきで道具を準備していくベルに、私は尊敬しながら、「やってもらう代わりに、今日は私がご飯作るよ」と言葉をかけたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー
芍薬甘草湯
ファンタジー
水道局職員が異世界に転生、水神様の加護を受けて活躍する異世界転生テンプレ的なストーリーです。
42歳のパッとしない水道局職員が死亡したのち水神様から加護を約束される。
下級貴族の三男ネロ=ヴァッサーに転生し12歳の祝福の儀で水神様に再会する。
約束通り祝福をもらったが使えるのは水属性魔法のみ。
それでもネロは水魔法を工夫しながら活躍していく。
一話当たりは短いです。
通勤通学の合間などにどうぞ。
あまり深く考えずに、気楽に読んでいただければ幸いです。
完結しました。
魔力値1の私が大賢者(仮)を目指すまで
ひーにゃん
ファンタジー
誰もが魔力をもち魔法が使える世界で、アンナリーナはその力を持たず皆に厭われていた。
運命の【ギフト授与式】がやってきて、これでまともな暮らしが出来るかと思ったのだが……
与えられたギフトは【ギフト】というよくわからないもの。
だが、そのとき思い出した前世の記憶で【ギフト】の使い方を閃いて。
これは少し歪んだ考え方の持ち主、アンナリーナの一風変わった仲間たちとの日常のお話。
冒険を始めるに至って、第1章はアンナリーナのこれからを書くのに外せません。
よろしくお願いします。
この作品は小説家になろう様にも掲載しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~
はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。
病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。
これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。
別作品も掲載してます!よかったら応援してください。
おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる