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女王さま、戦場へ赴く。
ただいま、聖女さま。
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戻ってきたー。
もういろいろ、ばたばたであたしの本拠地はどこだ?って感じだけど。
首都イースキーに戻ったあたしは福音教教会の聖女さまに会いに行った。
あの方苦手だけど。超おっかないけど。
でも会わなくちゃいけない。
「でもこわいよ~クロエ~」
「はいはい、大丈夫ですよ」
クロエにつかの間、頭をなでなでしてもらってダメダメな時間を過ごす。ああ、可愛いなあこの娘。まるで麻薬のようだわ……。
そのクロエに泣く泣く別れを告げる。
「そんな、陛下。今生の別れではないのですから。お茶を用意してお待ちしておりますね」
クロエの癒しの笑顔に送り出されて、教会本部。
う~、こわいよお。
今もびびって足が震えている。
でもあたし、戦いに行くわけじゃないから。
クロエも言ってたよね。
「けんかをしに行くわけではないのでしょう? 聖女さまもお国の大事なお方、誼を深めてきて下さいまし」
だから、有意義な会見にしたいわよね。
教会のお茶はおいしいかしら。
◇
あいさつもそこそこに、あたしは用件を切り出した。
「寄付、ですか?」
「さようでございます、ベアトリスさま」
扇子で表情を隠す聖女さま。ちょっと困惑してるかな。
「教会は我が国の根幹です。国の柱は国民の喜捨によってこそ成り立つべきものと考えます。
そこで、教会が受け取る寄進はバンクロディ王国民のみに限ることとして、異種族の寄進はご辞退いただきたく」
南の村で見聞きした状況。教会に外部勢力が入り込んでいるという実態。
力のあるものに取り入ろうとするのは当然だ。それは当然あたしたちが警戒しなくちゃならないこと。でないと国を内側から食いつぶされてしまう。
だけどそれは、自助努力にまかせるには難しい。だから他者のチェック機能が必要になる。
極論すれば国が定めた法規で禁止しちゃう、ってのが一番手っ取り早い。
「我が教会の懐に、国が手を突っ込むと?」
うわあベアトリスさまの目、目が怖いよお……。
アタクシのナワバリに手を出そうなんて百万年はやいわよこの小娘が、という幻聴にあたしはおびえた。けど、ひくわけにはいかない。
「とんでもございません。趣旨をご理解いただけたなら、きっとご協力をいただけるものと確信しておりますわ。ですから」
あたしは言葉を切った。
いや、演出じゃなくて。心臓が締めあげられるようだけど、言う。
「教会への寄進の内訳をぜひ公開していただきたいと」
「なんだと!」
怒声を発したのは聖女さまではなく、後ろのヒトだった。
「教会をなんと心得るか! 神聖不可侵の神の御使いである我々にひざを屈しろというのか!」
ああ、監督官さんね。
そりゃあなたには都合悪いでしょうね。帝国から資金が流入しているかはまだ分からないけど、懐を探られるのはプライドが許さないでしょうね。
「そんなことはありませんよ。他ならぬ福音教教会ですから、めったなことはないと存じますが、近頃よからぬ事を考える輩が多くて、困っておりますの」
「我らに後ろ暗いところがあると申すか! 聞き捨てならぬ!」
「およしなさい」
あらあら、聖女さまがたしなめるのも聞かず、監督官はひどくエキサイトしちゃってる。
そこまであからさまな反応だと、逆に疑っちゃうよ?
「神の御使いたる我らがひざを屈するのは主上たる神のみ! 我らに命ずることができるのは主上と帝国をおいて他にない! きさまらごとき魔族に命令されるいわれなど断じて……」
ばしっ!
「ひっ」
聖女さまの扇子が監督官の顔面にクリティカルヒット。
監督官はよろめき、あたしは小さく悲鳴をあげた。
「およしなさいと言っています」
聖女さまの声は氷より冷たい。
「女王陛下に対し奉り、なんという無礼な振る舞いか。我が国の王を侮辱することは許しません。控えなさい」
監督官は黙って引き下がり、あたしは震えあがった。なんという迫力。あたしじゃ到底かなわない。こえぇよー。
でも。
あたしをかばってくれたんだよね?
あたしのために怒ってくれたんだよね?
おっかないだけの人かと思っていたけど――今もおっかなくてびびってるけど――でもやっぱり、同じ魔族。あたしのことも少しは思ってくれていたんだ。
そう思ったら、あたしの心にほんの少し、じんわりとあったかいものが湧き上がった。
思わず口もとが緩むあたしに、なにか? と目を細める聖女さま。目は怖いけど、実は頼りになるおばさまだったのね。あ、あたし白川未悠も同年代だから、あたしがおばさまって言ったら失礼かしら。
なんとなく尻尾を振りそうなオーラのあたしの表情を受けて、
(つけあがるんじゃないわよ小娘が)
という鉄のオーラで扇子を口もとに当てながら、聖女さまが口を開く。
「失礼しました、陛下。ご協力は惜しみませんが、さりとて尊き寄進を日の下に晒せとはご無体なおおせ。そればかりはどうかご勘弁を」
聖女さまが頭を下げる。形の上では頭を下げているけれど、ここは絶対譲れないと態度が表明している。
「どうしてもだめですか?」
「外部に公開することはできかねますが、内容についてはわたくしどもの本部で精査し、不正のなきようはからいましょう。それでいかがですか?」
「わかりました。ご協力感謝します」
口調は抑えたけど、あたしは飛び上がって聖女さまに抱きつきたい心境だった。もう全面協力に等しい回答じゃない?
向こうでは監督官が怒りに燃えた目をしている。そうね、これで少なくともフリーハンドで教会を操る、というようなことはできなくなった。それは帝国も同様だ。
「さっそく全教会に触れを出しますわ。よもや不心得者がいるとは思いませんが……」
「ありがとうございます」
あたしは重ねて聖女さまに頭を下げた。これで万全、とはいかない。やろうと思えば抜け道はいくらでもある。でも少なくとも監視の目が光っているよ、という警告にはなるだろう。なんでも好き放題ってわけにはいかなくなる。それで充分だ。
あたしは改めて、聖女さまのはからいに感謝した。立場は違えどあたしと同じ組織のトップ。しかも敵対勢力の監視つき。思い通りにいかなくて腹の立つこともたくさんあっただろう。
それでも国のことを思ってしてくれたことに、不覚にもあたしは感動してしまった。
なんとなく親近感まで覚えた。肚を割って話したら、お友だちになれるかも知れない。
当の聖女さまはそんな慣れあったぬるい空気は欠片も感じさせなかったけど。
「有意義な時間でした、ベアトリスさま。ご協力に感謝いたします」
あたしは立ち上がってていねいに頭を下げた。
「とんでもございません。今後ともよしなに」
ちょっとあったかい気分のまま、あたしは教会から戻った。
聖女さまのお言葉も、今は明るい未来への協力の証と思える。多分、目指すところは同じはずだから、協力できないはずがない。
お互い気安くしゃべることすらままならないけど、でも国のため、民のため、頑張りましょう。帝国なんかに負けてなるものですか。
でもそんな幸せ気分は長くは続かなかった。
館に戻る道すがら、馬車に向けてもの凄い勢いで近づいて来る者がいた。
「陛下―っ! 女王陛下はおわしますかーっ!!」
「わたくしはここです。何ごとですか?」
馬に乗ってきたのは、若い近衛騎士さんだった。
「一大事にございます。帝国が我が国へ攻め入ってまいりました!」
あたしは絶句した。
一瞬言葉の意味がわからなかった。
「……どういうことですか?」
やっとそれだけ、言葉を絞り出した。血の気が引いていくのがわかる。心臓があり得ないほどどきどきしてる。どういうこと? 何が起こったの?
「レマン帝国軍が海を越えて、我が領内に侵攻してきたとのこと。すでに制圧された地域があるようです。急ぎお戻りください!」
もういろいろ、ばたばたであたしの本拠地はどこだ?って感じだけど。
首都イースキーに戻ったあたしは福音教教会の聖女さまに会いに行った。
あの方苦手だけど。超おっかないけど。
でも会わなくちゃいけない。
「でもこわいよ~クロエ~」
「はいはい、大丈夫ですよ」
クロエにつかの間、頭をなでなでしてもらってダメダメな時間を過ごす。ああ、可愛いなあこの娘。まるで麻薬のようだわ……。
そのクロエに泣く泣く別れを告げる。
「そんな、陛下。今生の別れではないのですから。お茶を用意してお待ちしておりますね」
クロエの癒しの笑顔に送り出されて、教会本部。
う~、こわいよお。
今もびびって足が震えている。
でもあたし、戦いに行くわけじゃないから。
クロエも言ってたよね。
「けんかをしに行くわけではないのでしょう? 聖女さまもお国の大事なお方、誼を深めてきて下さいまし」
だから、有意義な会見にしたいわよね。
教会のお茶はおいしいかしら。
◇
あいさつもそこそこに、あたしは用件を切り出した。
「寄付、ですか?」
「さようでございます、ベアトリスさま」
扇子で表情を隠す聖女さま。ちょっと困惑してるかな。
「教会は我が国の根幹です。国の柱は国民の喜捨によってこそ成り立つべきものと考えます。
そこで、教会が受け取る寄進はバンクロディ王国民のみに限ることとして、異種族の寄進はご辞退いただきたく」
南の村で見聞きした状況。教会に外部勢力が入り込んでいるという実態。
力のあるものに取り入ろうとするのは当然だ。それは当然あたしたちが警戒しなくちゃならないこと。でないと国を内側から食いつぶされてしまう。
だけどそれは、自助努力にまかせるには難しい。だから他者のチェック機能が必要になる。
極論すれば国が定めた法規で禁止しちゃう、ってのが一番手っ取り早い。
「我が教会の懐に、国が手を突っ込むと?」
うわあベアトリスさまの目、目が怖いよお……。
アタクシのナワバリに手を出そうなんて百万年はやいわよこの小娘が、という幻聴にあたしはおびえた。けど、ひくわけにはいかない。
「とんでもございません。趣旨をご理解いただけたなら、きっとご協力をいただけるものと確信しておりますわ。ですから」
あたしは言葉を切った。
いや、演出じゃなくて。心臓が締めあげられるようだけど、言う。
「教会への寄進の内訳をぜひ公開していただきたいと」
「なんだと!」
怒声を発したのは聖女さまではなく、後ろのヒトだった。
「教会をなんと心得るか! 神聖不可侵の神の御使いである我々にひざを屈しろというのか!」
ああ、監督官さんね。
そりゃあなたには都合悪いでしょうね。帝国から資金が流入しているかはまだ分からないけど、懐を探られるのはプライドが許さないでしょうね。
「そんなことはありませんよ。他ならぬ福音教教会ですから、めったなことはないと存じますが、近頃よからぬ事を考える輩が多くて、困っておりますの」
「我らに後ろ暗いところがあると申すか! 聞き捨てならぬ!」
「およしなさい」
あらあら、聖女さまがたしなめるのも聞かず、監督官はひどくエキサイトしちゃってる。
そこまであからさまな反応だと、逆に疑っちゃうよ?
「神の御使いたる我らがひざを屈するのは主上たる神のみ! 我らに命ずることができるのは主上と帝国をおいて他にない! きさまらごとき魔族に命令されるいわれなど断じて……」
ばしっ!
「ひっ」
聖女さまの扇子が監督官の顔面にクリティカルヒット。
監督官はよろめき、あたしは小さく悲鳴をあげた。
「およしなさいと言っています」
聖女さまの声は氷より冷たい。
「女王陛下に対し奉り、なんという無礼な振る舞いか。我が国の王を侮辱することは許しません。控えなさい」
監督官は黙って引き下がり、あたしは震えあがった。なんという迫力。あたしじゃ到底かなわない。こえぇよー。
でも。
あたしをかばってくれたんだよね?
あたしのために怒ってくれたんだよね?
おっかないだけの人かと思っていたけど――今もおっかなくてびびってるけど――でもやっぱり、同じ魔族。あたしのことも少しは思ってくれていたんだ。
そう思ったら、あたしの心にほんの少し、じんわりとあったかいものが湧き上がった。
思わず口もとが緩むあたしに、なにか? と目を細める聖女さま。目は怖いけど、実は頼りになるおばさまだったのね。あ、あたし白川未悠も同年代だから、あたしがおばさまって言ったら失礼かしら。
なんとなく尻尾を振りそうなオーラのあたしの表情を受けて、
(つけあがるんじゃないわよ小娘が)
という鉄のオーラで扇子を口もとに当てながら、聖女さまが口を開く。
「失礼しました、陛下。ご協力は惜しみませんが、さりとて尊き寄進を日の下に晒せとはご無体なおおせ。そればかりはどうかご勘弁を」
聖女さまが頭を下げる。形の上では頭を下げているけれど、ここは絶対譲れないと態度が表明している。
「どうしてもだめですか?」
「外部に公開することはできかねますが、内容についてはわたくしどもの本部で精査し、不正のなきようはからいましょう。それでいかがですか?」
「わかりました。ご協力感謝します」
口調は抑えたけど、あたしは飛び上がって聖女さまに抱きつきたい心境だった。もう全面協力に等しい回答じゃない?
向こうでは監督官が怒りに燃えた目をしている。そうね、これで少なくともフリーハンドで教会を操る、というようなことはできなくなった。それは帝国も同様だ。
「さっそく全教会に触れを出しますわ。よもや不心得者がいるとは思いませんが……」
「ありがとうございます」
あたしは重ねて聖女さまに頭を下げた。これで万全、とはいかない。やろうと思えば抜け道はいくらでもある。でも少なくとも監視の目が光っているよ、という警告にはなるだろう。なんでも好き放題ってわけにはいかなくなる。それで充分だ。
あたしは改めて、聖女さまのはからいに感謝した。立場は違えどあたしと同じ組織のトップ。しかも敵対勢力の監視つき。思い通りにいかなくて腹の立つこともたくさんあっただろう。
それでも国のことを思ってしてくれたことに、不覚にもあたしは感動してしまった。
なんとなく親近感まで覚えた。肚を割って話したら、お友だちになれるかも知れない。
当の聖女さまはそんな慣れあったぬるい空気は欠片も感じさせなかったけど。
「有意義な時間でした、ベアトリスさま。ご協力に感謝いたします」
あたしは立ち上がってていねいに頭を下げた。
「とんでもございません。今後ともよしなに」
ちょっとあったかい気分のまま、あたしは教会から戻った。
聖女さまのお言葉も、今は明るい未来への協力の証と思える。多分、目指すところは同じはずだから、協力できないはずがない。
お互い気安くしゃべることすらままならないけど、でも国のため、民のため、頑張りましょう。帝国なんかに負けてなるものですか。
でもそんな幸せ気分は長くは続かなかった。
館に戻る道すがら、馬車に向けてもの凄い勢いで近づいて来る者がいた。
「陛下―っ! 女王陛下はおわしますかーっ!!」
「わたくしはここです。何ごとですか?」
馬に乗ってきたのは、若い近衛騎士さんだった。
「一大事にございます。帝国が我が国へ攻め入ってまいりました!」
あたしは絶句した。
一瞬言葉の意味がわからなかった。
「……どういうことですか?」
やっとそれだけ、言葉を絞り出した。血の気が引いていくのがわかる。心臓があり得ないほどどきどきしてる。どういうこと? 何が起こったの?
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