7 / 29
07.失恋
しおりを挟む
せっかく昔の同級生たちに会ったのだから、思い出話にふけりたいところ。しかし十一時から講習会の予定だったので、生徒たちと講師(今回は竹川と大西)以外は、リビングから追い出されてしまった。級友とはいえお金が発生するから仕方ない。
「まさかこんな形で、昔のクラスメイトに会うとは」
竹川や大西も、あらかじめ教えてくれたっていいじゃないか。
「そういえば竹川が、行きのボートで何か言っていたっけ」
あいつらが生徒だってことを伝えようとしていたのか。そんな直前じゃなくて、決まったときに言えっての。
俺はブツブツ言いながら、ボートから姫島南側の砂浜近くの物置小屋まで、明日からの実技演習で使うメッシュバッグに入った器材や、スキューバタンク(呼吸や浮力調整のための圧縮空気が詰まっている)を運んでいた。
相変わらず砂浜には、空のペットボトル、お菓子の袋、煙草の吸殻、釣り糸、なんかが落ちている。誰も見ていないし、俺は派手に顔をしかめた。
潮の流れの関係で、島の周囲のゴミはすべてこの砂浜に流れ着くようになっている。これを掃除するのも俺たちダイビングのインストラクターの仕事だ。俺は個人的に姫島の管理をしているクリスがやるべきだと思っている。しかしたまに危険物が流れてくることもあるから、男性がやるべきだと言いくるめられて、渋々と従ってしまっていた。一度だけ使用済み注射器が流れてきたこともあるし、仕方ないか……。
とりあえずいつものことだが、タンクが重い。網島の設備で圧縮空気を入れたタンクを六人分(四人の生徒につき二人のインストラクターをつける予定)でダイビング四回分、計二十四本。さらに予備分六本で、合わせて三十本のタンクを網島から持ってきた。
タンク一本の重さは、容量や材質、製造元にもよるが、十リットルのもので十五キログラム弱。そしてボートから物置小屋にタンクを運ぶのは、講義担当でも女性でもない俺の仕事だ。もちろんメッシュバッグに入った器材を運ぶのも俺の仕事だ。網島港付近にあるクマノミダイビングクラブの店舗から、網島港までの器材運びに参加しなかったのは悪かった。しかしここまでの仕打ちは、ひどいじゃないか。
とりあえずタンクは運び終わった。まだ若いとはいえ、さすがにこの量と重さを一人で運び切るのはつらい。俺は小屋の側の砂浜に休憩という名目で、大の字に寝転がった。
「それにしても、仁美にまた会う日が来るとは」
俺は五年前の夏を思い出そうと、空をぼんやり眺めた。
あのとき俺は高校二年生だった。部活は陸上をやっていたが、強豪ではなくみんなでのんびり島をランニングするだけのゆるい活動だった。アルバイトはやっていたけれど、たまに三枝さんの漁を手伝うくらいだった。
クラスメイトに不幸があったことを除けば、良くも悪くも非凡なことなど何もない、平和な人生を送っていた。そして夏休みを目前にしていたある日、同級生の仁美から交際を申し込まれた。
仁美とは、学校では雑談したり、休みの日はグループで遊びに行ったり……女子の中では比較的、仲が良かった方だと思う。それでもまさか、異性として好かれているとは思わなかった。
『もしオッケーしてもらえるなら、一緒に網姫祭に行ってくれるかな?』
仁美は待ち合わせ場所だけ指定してきた。時間を指定してこなかったのは、祭りが終わるまでいつまでも待っている、ということを意味していたのかもしれない。
仁美に対して不満なんてない。もし付き合ったら、きっと毎日が楽しいだろうと思った。しかし俺の頭には、小さい頃から想いを寄せていたサクラのことがチラついて離れなかった。
サクラには何度か冗談っぽく「俺たち付き合わないか?」と提案したことがある。先月にも言った気がする。そしてそのたび「もう、何を言っているの!」という、完全に冗談だと思われている回答が来る。本気にしてもらえないのは、俺の伝え方が原因だろうが。
自分の恋心を伝えるのは、ギャンブルと一緒だ。晴れて恋人同士になれれば良し。それが叶わなくても、友人でいられればまあ良し。最悪なのは、友人ですらいられなくなる状況だ。告白できないのは、勇気がないからではない。最悪な状況になることを怖れるのは、まともな人間なら当たり前。なんて、告白できない男の言い訳に聞こえるだろうが。
仁美に告白されたとき、俺は悩んだ。このまま実らない想いを引きずるか。それとも自分を好いてくれる別の女の子と新しい関係を築くか。
俺は網姫祭当日まで誰にも相談せず、悩みに悩みぬいた。誰かに相談すれば良かったかもしれないが、断る可能性があるのに他の人にペラペラ話すなんて、仁美に対して失礼だと思った。
当日、俺は待ち合わせ場所に行かなかった。網姫祭にすら行かなかった。いつまでも来ない俺を待たせるより、待ち合わせ場所で断る方がいいかもしれないとも思った。しかし俺の姿を見せた瞬間だけでも期待させるというのも、残酷な気がしたんだ。
相手を傷付けない振り方なんて存在しない。しかしサクラ以外の女性と付き合うなんて、あのときの俺には考えられなかったんだ。
「カエデー! 明日の準備は終わった?」
その声に、俺は上半身だけを起こした。サクラが向こうから、俺を大声で呼んでいるのが見える。大声を出すだけで立ち止まっていることから、どうやら俺の近くまで寄ってくる気はないようだ。ちょっとだけ寂しい。
「あ、サボっているじゃん。あのね、クリスちゃんが、もう少しでお昼ご飯だから、カエデも呼んでこいだって!」
そういえば、もうそんな時間か。お昼ご飯と聞いて、途端に腹が……鳴らなかった。村松さんのとこで食べたカステラが意外と腹にたまったからなあ。昼飯前にちょっと腹を空かせておいた方が良さそうだ。
「もう少ししたら行くって、伝えておいてくれ!」
サクラは「分かった!」と言って、元来た道を戻っていった。俺がちょうど今あいつのことを考えていたなんて、きっと本人は夢にも思っていないんだろうな。
サクラが視界から消えたので、俺はひと泳ぎすることにした。これはサボりでなく、クリスが用意した食事を余すことなくいただくための腹ごなしという立派な作業だ。
俺はTシャツを脱ぎ捨てた。そして砂浜に置いておいたメッシュバッグから、ゴーグルとシュノーケルを取り出して装着し、海の中へと突入した。海水パンツ(黄)は最初から短パン代わりに履いている。
ちなみに俺が履いているこの海水パンツ(黄)は、透明度が低い海に下半身だけ浸かると、体と一体化して何も履いていないように見える仕様だ。そんな訳で周りからはとても不評だ。でも俺は気に入っている。履きやすいし、シルエットが俺好みだし、ポリエステル製だからすぐに乾くし。
ザブーン、と気味のいい音がした。仕事柄、人より海に入る回数は圧倒的に多いけど、やっぱり海はいい。海は世界中と繋がっている。地球の三分の二を覆っている。つまり海に入ることで、地球と一体になったような気がする。つまり俺自身がすごく大きな存在になった気がするのだ。
俺は最初こそ、クロールや平泳ぎなどで泳ぎを楽しんでいた。しかしやがて背中を水面につけるだけの形になって、空を見上げながら体中の力を抜いて海面をただよった。
太陽の光がサンサンと降り注いでいる。今日は日に焼けそうだ。そういえば日焼け止め塗り忘れたな。そろそろ上がって昼飯に合流するか。
そう思い、陸を目指して泳ごうと海面に足を入れたときだった。両脚のふくらはぎに何か柔らかいものが触れたと思った瞬間、ふくらはぎ全体に鋭い痛みが走った。驚きのあまりふくらはぎに両手をかけ、それと同時に俺の身体は海の中へと沈んだ。
何だ今のは? クラゲか? でもまだお盆じゃないし、この辺りは潮の関係でクラゲは滅多に出ない。そう三枝さんから聞いた。それよりも息継ぎをどうにかしないと。
俺はシュノーケルの先端を口にくわえたが、海面まで距離が足りない。それなら息が苦しくなる前に砂浜まで泳ぐしかない。両脚が使えないから両手だけで泳ぐしかない。
そう思ったとき、海の中で、人影のようなものが見えて、それに目が釘付けになった。初めはボンヤリとしか見えなかったが、徐々に浴衣を着た人間の女性のような形を作っていった。一瞬、サクラかと思ったが、その人影は長い髪を海藻のように海の流れにそって、ゆらゆらと揺らしてこちらを見ていた。
あれは網姫だ。直感的にそう思った。目が青いかどうかは判断できないが、あの髪は確かに村の人たちの言う通り、海藻を連想させる。
『網姫があなたを攫っていくわ』
マジかよ。こういうことかよ。俺をこのまま海に引きずり込む気か。
俺は陸に向かって泳ごうとしたが、網姫と目を逸らすことができなかった。そうこうしているうちに、俺の意識はここで途絶えた。
「まさかこんな形で、昔のクラスメイトに会うとは」
竹川や大西も、あらかじめ教えてくれたっていいじゃないか。
「そういえば竹川が、行きのボートで何か言っていたっけ」
あいつらが生徒だってことを伝えようとしていたのか。そんな直前じゃなくて、決まったときに言えっての。
俺はブツブツ言いながら、ボートから姫島南側の砂浜近くの物置小屋まで、明日からの実技演習で使うメッシュバッグに入った器材や、スキューバタンク(呼吸や浮力調整のための圧縮空気が詰まっている)を運んでいた。
相変わらず砂浜には、空のペットボトル、お菓子の袋、煙草の吸殻、釣り糸、なんかが落ちている。誰も見ていないし、俺は派手に顔をしかめた。
潮の流れの関係で、島の周囲のゴミはすべてこの砂浜に流れ着くようになっている。これを掃除するのも俺たちダイビングのインストラクターの仕事だ。俺は個人的に姫島の管理をしているクリスがやるべきだと思っている。しかしたまに危険物が流れてくることもあるから、男性がやるべきだと言いくるめられて、渋々と従ってしまっていた。一度だけ使用済み注射器が流れてきたこともあるし、仕方ないか……。
とりあえずいつものことだが、タンクが重い。網島の設備で圧縮空気を入れたタンクを六人分(四人の生徒につき二人のインストラクターをつける予定)でダイビング四回分、計二十四本。さらに予備分六本で、合わせて三十本のタンクを網島から持ってきた。
タンク一本の重さは、容量や材質、製造元にもよるが、十リットルのもので十五キログラム弱。そしてボートから物置小屋にタンクを運ぶのは、講義担当でも女性でもない俺の仕事だ。もちろんメッシュバッグに入った器材を運ぶのも俺の仕事だ。網島港付近にあるクマノミダイビングクラブの店舗から、網島港までの器材運びに参加しなかったのは悪かった。しかしここまでの仕打ちは、ひどいじゃないか。
とりあえずタンクは運び終わった。まだ若いとはいえ、さすがにこの量と重さを一人で運び切るのはつらい。俺は小屋の側の砂浜に休憩という名目で、大の字に寝転がった。
「それにしても、仁美にまた会う日が来るとは」
俺は五年前の夏を思い出そうと、空をぼんやり眺めた。
あのとき俺は高校二年生だった。部活は陸上をやっていたが、強豪ではなくみんなでのんびり島をランニングするだけのゆるい活動だった。アルバイトはやっていたけれど、たまに三枝さんの漁を手伝うくらいだった。
クラスメイトに不幸があったことを除けば、良くも悪くも非凡なことなど何もない、平和な人生を送っていた。そして夏休みを目前にしていたある日、同級生の仁美から交際を申し込まれた。
仁美とは、学校では雑談したり、休みの日はグループで遊びに行ったり……女子の中では比較的、仲が良かった方だと思う。それでもまさか、異性として好かれているとは思わなかった。
『もしオッケーしてもらえるなら、一緒に網姫祭に行ってくれるかな?』
仁美は待ち合わせ場所だけ指定してきた。時間を指定してこなかったのは、祭りが終わるまでいつまでも待っている、ということを意味していたのかもしれない。
仁美に対して不満なんてない。もし付き合ったら、きっと毎日が楽しいだろうと思った。しかし俺の頭には、小さい頃から想いを寄せていたサクラのことがチラついて離れなかった。
サクラには何度か冗談っぽく「俺たち付き合わないか?」と提案したことがある。先月にも言った気がする。そしてそのたび「もう、何を言っているの!」という、完全に冗談だと思われている回答が来る。本気にしてもらえないのは、俺の伝え方が原因だろうが。
自分の恋心を伝えるのは、ギャンブルと一緒だ。晴れて恋人同士になれれば良し。それが叶わなくても、友人でいられればまあ良し。最悪なのは、友人ですらいられなくなる状況だ。告白できないのは、勇気がないからではない。最悪な状況になることを怖れるのは、まともな人間なら当たり前。なんて、告白できない男の言い訳に聞こえるだろうが。
仁美に告白されたとき、俺は悩んだ。このまま実らない想いを引きずるか。それとも自分を好いてくれる別の女の子と新しい関係を築くか。
俺は網姫祭当日まで誰にも相談せず、悩みに悩みぬいた。誰かに相談すれば良かったかもしれないが、断る可能性があるのに他の人にペラペラ話すなんて、仁美に対して失礼だと思った。
当日、俺は待ち合わせ場所に行かなかった。網姫祭にすら行かなかった。いつまでも来ない俺を待たせるより、待ち合わせ場所で断る方がいいかもしれないとも思った。しかし俺の姿を見せた瞬間だけでも期待させるというのも、残酷な気がしたんだ。
相手を傷付けない振り方なんて存在しない。しかしサクラ以外の女性と付き合うなんて、あのときの俺には考えられなかったんだ。
「カエデー! 明日の準備は終わった?」
その声に、俺は上半身だけを起こした。サクラが向こうから、俺を大声で呼んでいるのが見える。大声を出すだけで立ち止まっていることから、どうやら俺の近くまで寄ってくる気はないようだ。ちょっとだけ寂しい。
「あ、サボっているじゃん。あのね、クリスちゃんが、もう少しでお昼ご飯だから、カエデも呼んでこいだって!」
そういえば、もうそんな時間か。お昼ご飯と聞いて、途端に腹が……鳴らなかった。村松さんのとこで食べたカステラが意外と腹にたまったからなあ。昼飯前にちょっと腹を空かせておいた方が良さそうだ。
「もう少ししたら行くって、伝えておいてくれ!」
サクラは「分かった!」と言って、元来た道を戻っていった。俺がちょうど今あいつのことを考えていたなんて、きっと本人は夢にも思っていないんだろうな。
サクラが視界から消えたので、俺はひと泳ぎすることにした。これはサボりでなく、クリスが用意した食事を余すことなくいただくための腹ごなしという立派な作業だ。
俺はTシャツを脱ぎ捨てた。そして砂浜に置いておいたメッシュバッグから、ゴーグルとシュノーケルを取り出して装着し、海の中へと突入した。海水パンツ(黄)は最初から短パン代わりに履いている。
ちなみに俺が履いているこの海水パンツ(黄)は、透明度が低い海に下半身だけ浸かると、体と一体化して何も履いていないように見える仕様だ。そんな訳で周りからはとても不評だ。でも俺は気に入っている。履きやすいし、シルエットが俺好みだし、ポリエステル製だからすぐに乾くし。
ザブーン、と気味のいい音がした。仕事柄、人より海に入る回数は圧倒的に多いけど、やっぱり海はいい。海は世界中と繋がっている。地球の三分の二を覆っている。つまり海に入ることで、地球と一体になったような気がする。つまり俺自身がすごく大きな存在になった気がするのだ。
俺は最初こそ、クロールや平泳ぎなどで泳ぎを楽しんでいた。しかしやがて背中を水面につけるだけの形になって、空を見上げながら体中の力を抜いて海面をただよった。
太陽の光がサンサンと降り注いでいる。今日は日に焼けそうだ。そういえば日焼け止め塗り忘れたな。そろそろ上がって昼飯に合流するか。
そう思い、陸を目指して泳ごうと海面に足を入れたときだった。両脚のふくらはぎに何か柔らかいものが触れたと思った瞬間、ふくらはぎ全体に鋭い痛みが走った。驚きのあまりふくらはぎに両手をかけ、それと同時に俺の身体は海の中へと沈んだ。
何だ今のは? クラゲか? でもまだお盆じゃないし、この辺りは潮の関係でクラゲは滅多に出ない。そう三枝さんから聞いた。それよりも息継ぎをどうにかしないと。
俺はシュノーケルの先端を口にくわえたが、海面まで距離が足りない。それなら息が苦しくなる前に砂浜まで泳ぐしかない。両脚が使えないから両手だけで泳ぐしかない。
そう思ったとき、海の中で、人影のようなものが見えて、それに目が釘付けになった。初めはボンヤリとしか見えなかったが、徐々に浴衣を着た人間の女性のような形を作っていった。一瞬、サクラかと思ったが、その人影は長い髪を海藻のように海の流れにそって、ゆらゆらと揺らしてこちらを見ていた。
あれは網姫だ。直感的にそう思った。目が青いかどうかは判断できないが、あの髪は確かに村の人たちの言う通り、海藻を連想させる。
『網姫があなたを攫っていくわ』
マジかよ。こういうことかよ。俺をこのまま海に引きずり込む気か。
俺は陸に向かって泳ごうとしたが、網姫と目を逸らすことができなかった。そうこうしているうちに、俺の意識はここで途絶えた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
地味男はイケメン元総長
緋村燐
青春
高校一年になったばかりの灯里は、メイクオタクである事を秘密にしながら地味子として過ごしていた。
GW前に、校外学習の班の親交を深めようという事で遊園地に行くことになった灯里達。
お化け屋敷に地味男の陸斗と入るとハプニングが!
「なぁ、オレの秘密知っちゃった?」
「誰にも言わないからっ! だから代わりに……」
ヒミツの関係はじめよう?
*野いちごに掲載しているものを改稿した作品です。
野いちご様
ベリーズカフェ様
エブリスタ様
カクヨム様
にも掲載しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる