《[元]引きこもりと不安定彼女》

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始まりの春

伊織 回想 [上]

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――三ヶ月前―伊織―家

私には孝という秀才のお兄ちゃんがいた。

家庭環境もそれなりによかった。

その日はお兄ちゃんの誕生日だった。

お兄ちゃんは突然「親父、俺アメリカに行ってみたい!」

「ウーン、アメリカか……」

お父さんは難しい顔をして悩んだ、するとお母さんが。

「いいじゃないですか、孝は今日誕生日なんですから」

「そうだよ親父、頼むよ」

「お父さんお願い」

私もお父さんにお願いした

「……わかった」

お父さんは了承した

「よっしゃ!」

「やった!」

私は喜んだ

「いや、伊織と母さんはお留守番だぞ」

「ええー」

私は一緒行けるもんだと思っていたから少し気持ちが落ちた。

「今日は孝の誕生日なんだから伊織は我慢しなさい」

「はーい」

「それじゃすぐ準備するぞ」

お父さんはいろいろと準備をしだした

「孝もはやく準備をしろよ」

「わかった」

――四十分後

「じゃあ行ってくるよ」

「お母さん家の事頼んだよ」

「わかりました」

「楽しんできてね!」

「伊織は賢く留守番しとけよ」

「行ってらっしゃい」

ガチャ

「行ってきます」

私はお母さんと玄関から見送った

ガチャン

――数時間後

家電が鳴った

「はいはーい」

その電話をお母さんがとった

会話はよく聞き取れなかったがお母さんの顔がすごく険しく悲しげな顔になっていった。

お母さんは電話を切ると私に近づいて。

「伊織……お父さん達が乗った飛行機が墜落した」

「………エッ」

私はお母さんの言った言葉の意味が全く理解出来なかった。

「向こうの人によると生きてる可能性はないだろうって」

そう言ってお母さんは泣き崩れていった

私はお母さんの姿を見てもまだ理解出来ていなかった

その日、の夜布団に入った私はようやく現実を理解し一晩中泣いた。

その日からお母さんは別人のように変わってしまった
家事は全くしなくなった。

お父さんの生命保険のおかげで当面は金の心配はしなくてもよかったがお母さんが家でずっと酒をのんでるせいで酒代で金がどんどん飛んでいった。

私が学校から帰ってくると玄関に飲み散らかしたあ後があった。

「駄目だよお母さんこんなに飲んじゃ」

私がお母さんを心配そうな顔でそう言うと

「伊織! 酒買ってきて!」

お母さんの気持ちが痛いほどわかってしまって断れなかった。

「……後一本だけだよ」

私は酒を買いに言った

――家は日に日に汚くなっていった。

私も少し片付けていったが学校から帰ってくる度にゴミが増えていった。

少しでもお母さんを喜ばそうと私は高校受験を頑張った。

そして試験に受かって急いで家に帰った

「お母さん聞いてよ私高校受かったよ!」

するとお母さんは「そう」と一言いい他には何も言わなかった。

「もっと喜んでくれてもいいじゃない!」

お母さんは生気のこもってない目で私を見た

「………ッ!」

お母さんの反応がショックで私は自分の部屋にこもった。

その日の深夜お母さんが私の部屋にやって来た。

コンコン

「伊織、起きてる……」

私は布団にくるまって無視した。

「お母さん死のうと思うんだけど伊織も一緒に死んでくれる?」

「ッ!」

「………」

お母さんは去っていった。

私は入学式まで部屋にこもった。

――入学式

本当は学校なんかに行く気分じゃなかったけど学校に行く準備をして家をでた。

外に出るとどしゃ降りの雨が降っていた。

私はちょうどいいと思った。

トイレには行ってたけどお母さんの顔を観たくなくて極力部屋にこもってて風呂にも入ってないかったから雨で色々な洗い流そうと思った。

そうして歩いていると突然雨が止まった、上を見ると傘がさしてあった。

横を見ると男が私にかさをさしていた、その行動の意味がわからず聞いてみた。

「なにするんですか?」

するとその男は私の言葉かよっぽど予想外だったのか少しどもりながら答えた。

「いや、あの……傘忘れたんですか?」

「いいえ……ただいらないかなと思って」

いらないと言ってるのにその男は私に傘をさしだしてきた。

「この雨だし傘はいると思います」

「……いりません」

そう言うと男は少し残念そうな顔をした。

「……そうですか」

私は変な人だなと思って顔を見た

――初登校日

私はいつものようにお母さんを無視して家をでた。

クラス表を見て教室に行くと好きな席に座った本当は後ろの端っこがよかったが先に座られていたのでその前に座った。

昼休みになった、私はすることもないからボーッと外を眺めていた。

すると先生が入ってきて受験を始めた。

私はなんの為に生きてるんだろ?ふとそんな事を思った。

ここ数日間の事を思い返した。

(私……生きてる意味ないわ)

そう思った私は席を立ち先生の制止も無視して屋上に向かった。

――屋上に着いた私は一直線に飛び降りようと柵をこえた、その時突然後ろから声をかけられた。

「ちょっと待って! 自殺なんて止めたほうがいいよ!」

振り返った

するとその男は訳のわからないことを言い出した

「君は……あの時の」

「………」

全く覚えがなくて私は首を傾げた

「覚えてない……そうだよね俺の事なんて覚えてないよね……」

私が覚えてないことがショックなのか突然落ち込みだした。

それが鬱陶しかった私はもう一度思い返してみた

「………」

そういえばこんな顔を最近みたような……私はハッとして。

「雨の時傘を勝手にさしてきたひと」

「そう!そうだよ!ありがとう思い出してくれて」

男はなぜかすごい喜んだ。

思い出したことで気持ちもスッキリしたし私は飛び降りようとした。

「ちょちょっと待ってよ!なんで自殺なんて」

「………」

そういえばなんでこの男は私の自殺をとめるんだろうそう思った時に、なぜかこの男前で死ぬのがどうしても嫌になった。

でもこの状況を説明するには

「違う」

嘘をつく事にした。

「え?」

「下を眺めてただけ」

私は下手な嘘をつき続けた。

「そうなんだ……ってなんで?」

嘘を考えるのがめんどさくなった私は逆に聞いてみた。

「なんで?なんでだろ?」

「なんでだろ? って自分の事だろ」

「なんでだと思う?」

「俺に聞く? ……」

うーん、と男は考え出した

「風に当たりたかったとか?」

「……つまんない」

批判すると

「わかってるよ!つまんない事ぐらい、俺はつまんない男なんだよ!」

「あっそれ面白いね」

突然自虐をするから不覚にも笑ってしまった

笑っているとふと今が授業中だということを思い出し当然の疑問を聞いた

「君授業はいいの?」

「授業?ああいいんだよ俺はいてもいなくてもかわりないから」

「それ自分で言ってて悲しくないの?」

「俺の事はいいんだほっといてくれ!お前はどうなんだよ?」

お前と言うこのおとこに私は苛ついた……そういえば自己紹介してないことに気づいた。

「伊織」と私は小さい声で言った

「ごめん今なんて?」

「伊織」今度は普通の声量で言った

「伊織?お前の名前?」

名前を名乗ったのに男はお前って言ってきた、私は凄く苛ついた。

「次お前って言ったら殺すぞ」

わたしは男を睨んだ。

「……はいっわかりました伊織さん」

すると男はなぜか敬語になった。

「伊織でいいよ」

「わかった」

男は頷いた

「君の名前は?」

私は男の名前をきいた

「俺の名前 柊 湊」

「湊……」

(あれなんか聞き覚えがある…………あっ隣の家の湊だ)

「うん覚えた」

湊が気づいてないから私は初対面を装うことにした。

「ごめん覚えてくれたのはいいんだけど、しゃべりずらいし何より危ないからこっちにきてくれるとありがたい」

私は自分のいる所見て怖くなった

「……わかった」

慌てて柵をこえてあっちに行った。

慌てて柵をこえたせいで勢いがついてしまって湊に凄く近づいてしまった。

「な、なんだよ」

湊は恥ずかしそうな顔で言った

私は赤くなりそうな自分の顔を見られたくなくて「湊またね」と言って走って屋上をて出ていった。

屋上を出てすぐ私は自分の顔を押さえて気持ちを静めてから教室に戻った。

授業中だったから先生に少し怒られたけど私の頭の中はさっきの事でいっぱいだった。

キーンコーンカーンコーン

そうこうしてると授業が終わった。

休み時間になってもさっきの事で頭がいっぱいだった。

(湊引きこもりってたから全然見てなかったけど案外格好よくなってた………)

また顔が赤くなってきた。

キーンコーンカーンコーン

授業が始まった

「………」

後ろから人の気配がするさっきはなかったのに……振り返ると湊が鞄を枕にして寝ていた。

寝てるのを起こすのは悪いから起こさなかった。だけど凄く寝顔が見たくてガン見をしていた。

すると湊は突然、顔を上げた。

「え?」

湊はビックリした顔をした

「あっ起きた!良く寝れた?」

「いや、これはただの寝た振りなんだ……って違うよ!なんで伊織がここにいるの?」

私はなんで湊がそんな事を言うのかわからなかった。

「なんで?ってここ私のクラス」

湊は大きな声を出してしまったせいでクラスの皆や先生に注目されていた。

「し、失礼しました」

顔を真っ赤にして謝った

その様子が可愛くて思わず笑ってしまった

「フフッホント湊は面白いね」

「うるさいこっちはくそ恥ずかしいんだからな!ひきこもりなめんなよ!」

なぜか湊は少し怒りながら言った

「ごめんごめんって私悪いことしてないし……」

少し口を尖らせた

「伊織、同じクラスならあの時そう言ってくれればいいのに」

「いや、わかってると思ったんだけど……席近くだし」

「……確かに普通は気づくけど俺ずっと鞄に顔を当ててたから」

ふと私は思った。

「そんな事はどうでもいんだけど連絡先交換しない?」

「俺に聞いてる?」

「当たり前じゃん! 何いってんの?」

湊は「喜んで!」と頭を縦に何度もふった

「じゃあスマホだして?」

「はい!」

湊はスマホを出してわたしと連絡先を交換した。

(やった! 湊の連絡先、貰っちゃった)

とか思ってると湊の顔がにやけていた

「なんで顔がにやけてるの?」

「に、にやけてないよ!」

「柊!うるさいぞ!」

湊が先生に注意されてしまった 

「なんで…俺だけ……」

キーンコーンカーンコーン

終鈴がなって授業が終わった。

「今日はここまで皆ちゃんと復習するように」

そう言って先生は教室を出ていった。

「ハァーやっと帰れる 」

湊は当然の様に帰ろとしだした。私は湊と遊びに行く気満々だったから。

「何いってんの?遊びに行くに決まってんじゃん」

「は?帰るよ」

「行こーよ!」

私は湊の体をつかんでグワングワン揺らした。

「帰るっていってんだろ!」

イラっとしたのか湊は少し強い口調で言ってきた。

そんなに拒否られるとは思ってなかった私は思わず泣き出してしまった。

「うわぁーん!湊が一緒に遊びにいってくれないよー!」

湊は困った顔をして

「ヴッ…ごめん伊織、遊びに行くから!頼むからなきなやんでくれ」

その言葉を聞いた瞬間嬉しくなった私は泣きやんで「ホント?」と聞いた。

「ホント!ホントだから早く行こう!な!」

「わかった!早く行こー!」

――放課後―帰り道

「でっどこ行こっか?湊どこか行きたいとこある?」

「ちょっと待ってよ!行き先決まってないの?」

湊は驚いていた

「そうだよ」

「ごめんやっぱ俺帰るわ」

(えっ)

「そっか…………あっ良いこと思いついた私も帰るよ!」

私は湊の家に久しぶり遊びに行こうと決めた

「じゃあ帰ろうか湊君」

「ん?……そうだな」

湊の家に向かった

――柊家―自宅付近

「………ってどこまでついてくるんだよ!」

湊は振り向いて後ろをついて行っていた私に言った

「だって私の家隣だもん」

私はさらっとわかりきってる事をつげた

ヒューーと俺と伊織の間に風が吹いてった

「………マジで?」

「マジマジ」

私は二回頷いた

そして私は一旦帰るふりをした

「それじゃあ、またね湊君!」

「おう!じゃあな伊織」

湊が家に帰ったのを確認して何年か前に叔母さんに貰った鍵で湊の家に入った

湊が振り向いた

「……な!なんでお前が俺んちのカギをもってんだよ!」

またお前って言った湊に苛ついた私は湊に飛び蹴りをかました

「お前って、いうな!」

「グファ!」

湊は意識失った

「あら!伊織ちゃんいらっしゃい!」

久しぶりなのに叔母さんは当然の様に私を迎えてくれた。

「お邪魔します叔母さん」

俺が意識を取り戻した

「母さん伊織の事しってんの?」

「知ってるも何もお隣さんだしあんたの小学生の時の同級生じゃない」

「は?こんなやついたか?」

湊はここまで言われても思い出さない、その事実にムカついた、私は臭い芝居してみた。

「……私って影薄いから」そう言っては目に涙を浮かべた。

「いや!絶対いなかった!」

絶対なんて言って否定する湊に私は凄くムカついたが固まった笑顔で。

「そんな事はどうでもいいじゃないですか」

「て言うか何しに来たんだよ」

「遊びに来たに決まってるじゃないですか」

伊織はオホホと口に手を当ててなんかお嬢様ぽい笑いかたをした。

「さあ行きますよ」そう言って私は湊の部屋に向かっていった。

「なんで俺の部屋の場所しってんだよ?」

――俺の部屋

「どうゆう状況だよ!これ!」

よく意味がわからない状況にツッコミをいれられた

「なにが?」

私は湊の部屋にあったゲームをしていた。

「……」

湊は私は睨んできた。

「て言うかこれ面白いね」

そのゲームは思いの外、面白かった

「そうだろ!友達に勧められて買ったんだけど思いのほか面白かったんだよ」

「どの子ルートにいったの?」

「この子」と私は画面を湊に見えるように傾けて見せてきた

「あぁ〇〇ルートは中盤の母親をフガッ!」

私は湊の口を手で塞いできた

「ネタバレしないで」

「ワッガッタ」

それから五時間ぐらい私はゲームをやりつづけた。

「もう遅いし早く帰れよ」

「あと一時間」

ふわぁ~と湊はあくびをして「俺寝るから帰るとき起こしてくれ」

「ん」と伊織は頷いた

静かに寝息をたてながら湊は寝てしまった

私は湊の寝顔をじっくりと堪能した

―― 三十分後

「今日このぐらいにして帰るよ」

私はゲームを置いて立ち上がった

「んッ……帰るのか」

湊が体を少し起こした

「近いけど送るよ」

「いいよほんとすぐ隣だし寝てていいよ」

ポンポンと俺の頭に手をおいて微笑んだ

「じゃあね、湊おやすみ」そう言って私は湊の部屋を出ていった。

「お邪魔しました」と帰ろうとしたら叔母さんが。

「アッ伊織ちゃんちょっと待って」

「なんですか?」

叔母さんが頭を掻きながら少し申し訳なさそうな顔で

「伊織ちゃん悪いんだけど明日から湊こと毎日起こしにきてくれない?」

「えっ?」

「私も朝が苦手で湊のこと起こせる自信がないから……お願い伊織ちゃん!」

叔母さんは私に手を合わせてお願いした

「わかりました!」

私は即答した。
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