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波乱の夏休み
休日
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―次の日―朝
今日はと言うか今は夏休みになのに、俺は朝早くに伊織に叩き起こされて少し遠くの映画館に電車で来ていた。
「こっちこっち遅いよ湊!」
伊織が俺に大きく体を使って手招きをしている。
「朝早くに叩きき起こされた俺の身にになってくれよ」
俺はダルそうに伊織についてった。
――映画館
今上映している映画のポスターを見ながら俺は「なんの映画を見るんだ?」と聞いた。
すると伊織は「もう決まってるんだ」となぜか自慢げに言った。
どんな映画が気になった俺は伊織をせかした
「そうか、なら早く見よう」
「ちょちょっと待って」
そんな俺に伊織はストップをかけた。
「なんでだよ?」
伊織は上映時間が載っている所を指差して。
「まだ上映時間まで時間があるから近くで時間をつぶそうよ」
「でも俺ここら辺知らないぞ」
「大丈夫!私地図持ってるから!」
またまた伊織は自慢げに言った。
「地図って……スマホでいいじゃん……」
「あっ…そうだね……」
伊織は少し恥ずかしそうにうつむいた。
「俺腹へった」
俺は腹を擦りながら言った
「へ?」
「伊織に朝叩きき起こされてそのまま来たからなにも食ってないんだよ、どっか飯屋に案内してくれよ……伊織」
伊織が色々準備して俺と遊ぼうとしてるのがなんか俺は照れくさかった。
伊織は少し俺の顔を眺めて「……うん! わかった!」と満面の笑みを浮かべて言った。
「どんな感じがいい?」
「日本食で」
「じゃあここがオススメだよ!」
伊織は持ってきた地図を見せて指を指した。
「……」
その地図には一杯のチェックがつけてあった。
「じゃあここで」
そう言って俺は伊織の頭をクシャクシャと撫でた。
「なんだよ?」
伊織が上目遣いで見てきた。
「なんもねーよ!さあさっさと案内してくれ!」
そう言って俺は少し走った
「ちょっと待ってよ!そっちは反対だよ!」
「……そうか」
俺はピタッと止まって振り向いた。
「もう……こっちだよ……」そう言って伊織は少し笑った。
俺は引き返して伊織についていった。
――数分後
「………どこだよ! ここ!」
俺達は飯屋にもたどりつけず帰り道もわからずよくわからない道を歩いていた。
「ごめん……迷った」
伊織は地図を見ながら申し訳ない感じで言った
「しょうがねーな」
俺は頭を掻きながらスマホで現在地を調べた。
「どこら辺?」
伊織が俺のスマホを覗きこんできた。
「ちょっと地図貸して」
伊織は手に持っていた地図を俺に渡した。
「はい」
俺はスマホの地図と伊織の地図を見比べた。
「伊織……この地図くっそ古いぞ」
「え?そうなの」
「これじゃ迷うわ」
俺はスマホの地図と伊織の地図を伊織に見せた。
「……あっホントだ」
「ホントだ……じゃねえよ!」
コツンと俺は伊織の頭をこついた。
「イタッ!」
「行くぞ!……ここからは俺が案内する!」
俺はスマホを見ながら歩き始めた。
「……はーい」
少し伊織は不満げについてきた。
――飯屋
俺達は飯屋で注文を終えて料理が来るのを席に座って待っていた。
「で、なんの映画見に行くの?」
待ってる間暇だったから俺は伊織に聞いてみた。
すると伊織は「内緒」と教えてくれなかった。
そうこうしていると「お待たせいたしました、サバ定食と焼鮭定食です」と料理が運ばれてきた。
「おっ! うまそうだな」
俺はサバ定食を見て言った。
「そうだね!」
伊織は焼鮭定食を見て言った。
俺達はそれぞれ食べ始めた。
「て言うかなんで? 今日映画なんだ?」
そう言いながら俺はサバを一口食べた。
その瞬間
「……うまいぞ、このサバ…伊織も食べてみろよ」
俺はサバのった皿を伊織に差し出した。
「……うん」
伊織がサバを一口食った。
口を手で隠して目をパチクリさせながら、サバを呑み込んで。
「……うまいね、このサバ」
「だろ!そっちの焼鮭も一口くれよ」そう言って伊織の焼鮭を勝手に箸でつまんで口にいれた。
「……」
「どう?……」
伊織は俺が何て言うのか気になって俺の次の言葉を待っていた。
「これは……普通だな」
「そんなわけ……」
伊織も一口焼鮭を食った。
「普通だろ」
俺がそう言うと伊織が「普通……だね」と言った
「なんで?」と伊織が物欲しそうにサバを見てきた。
俺はサバの、のっている皿をを取られないように自分の近くに寄せた。
「サバ……頂戴」
伊織は上目遣いで可愛く言った。
だがサバという言葉が可愛くなかったせいか俺はあまり可愛く見えなかった。
「……嫌だ」
その時伊織が、無理矢理サバを取ろうとしてきた。
俺は素早く立ち上がってサバの皿を持ち上げた。
「あっ!」
上にあるサバをチラッと見て、恨めしそうに俺を睨んだ。
立ち上がった勢いでチラッと店の時計が目にはいった。
あまり映画の上映時間まで時間がなかった。
「……伊織」
「ちょっとでいいから」
「伊織!」
俺は少し強めに言った
「なに?」
「時間がないぞ」
「なんの?」
「上映時間まで時間がねえって言ってんだよ!」
「えっ!」
俺は伊織がビックリしてる間にサバ定食を一気に掻き込んだ。
伊織も時計を確認をして焦ったのか、焼鮭定食を急いで食べた。
「ごちそうさん! 俺先に金払って店の外出てるから伊織も早くしろよ」席を立った。
「わかった!」
――俺達は飯屋を出て走って映画館に戻っていた。
「ハァ…ハァ…なんで時間みてねーんだよ!」
「だって湊がサバくれないから……」
「それ関係ねえだろ」
「……て言うか湊、遅いよ!」
「うるせえ…俺はこれで………全力なんだよ!」
俺と伊織との間には、5メートルぐらいの距離が空いていた。
「相変わらずホント運動神経ないね」
伊織は呆れた感じで言って俺の所まで戻ってきて俺と同じペースで走ってくれた。
「すまん……伊織」
「いいよ、気にしなくて」そう言って俺達は映画館まで走った。
――映画館
映画館に着いた俺達だったけど上映時間には間に合わなかった。
「すまん俺が走るのが遅かったから……」
俺は伊織に頭を下げた。
「いいよ、私が最初に道に迷ったのも悪いんだし……」
「そうだけど、俺も悪いから……」
すると伊織が。
「司ちゃんにチケット貰ったから来ただけだし」
「そうなのか……いつ貰ったんだ?」
「水着を選んでる時、司ちゃんがまた一緒に行こうってくれたんだ」
「内田と行かなくてよかったのか?」
「いやいや司ちゃんとも行くけど……まずは湊と一緒に行きたくて……」
と言いながら俺に少し恥ずかしがりながら恋愛映画のチケットを見せてきた。
それを見た俺は「お、おう」恥ずかしがりながら言った。
「………ほんじゃあ帰るか、次の上映時間まで待つのダルいし」
「えー! 見て帰らないの?」
「……待ち時間が長いし、ここ人多いしなんか疲れた」
「いい加減、人混み慣れたら」
伊織が呆れた感じで言った。
「これでもだいぶ慣れた方だよ」
「そうかな?」
伊織が疑いの目を向けてくる。
「そうだよ!」
そんなこと言いながら俺達は帰るために駅に向かったのだった。
今日はと言うか今は夏休みになのに、俺は朝早くに伊織に叩き起こされて少し遠くの映画館に電車で来ていた。
「こっちこっち遅いよ湊!」
伊織が俺に大きく体を使って手招きをしている。
「朝早くに叩きき起こされた俺の身にになってくれよ」
俺はダルそうに伊織についてった。
――映画館
今上映している映画のポスターを見ながら俺は「なんの映画を見るんだ?」と聞いた。
すると伊織は「もう決まってるんだ」となぜか自慢げに言った。
どんな映画が気になった俺は伊織をせかした
「そうか、なら早く見よう」
「ちょちょっと待って」
そんな俺に伊織はストップをかけた。
「なんでだよ?」
伊織は上映時間が載っている所を指差して。
「まだ上映時間まで時間があるから近くで時間をつぶそうよ」
「でも俺ここら辺知らないぞ」
「大丈夫!私地図持ってるから!」
またまた伊織は自慢げに言った。
「地図って……スマホでいいじゃん……」
「あっ…そうだね……」
伊織は少し恥ずかしそうにうつむいた。
「俺腹へった」
俺は腹を擦りながら言った
「へ?」
「伊織に朝叩きき起こされてそのまま来たからなにも食ってないんだよ、どっか飯屋に案内してくれよ……伊織」
伊織が色々準備して俺と遊ぼうとしてるのがなんか俺は照れくさかった。
伊織は少し俺の顔を眺めて「……うん! わかった!」と満面の笑みを浮かべて言った。
「どんな感じがいい?」
「日本食で」
「じゃあここがオススメだよ!」
伊織は持ってきた地図を見せて指を指した。
「……」
その地図には一杯のチェックがつけてあった。
「じゃあここで」
そう言って俺は伊織の頭をクシャクシャと撫でた。
「なんだよ?」
伊織が上目遣いで見てきた。
「なんもねーよ!さあさっさと案内してくれ!」
そう言って俺は少し走った
「ちょっと待ってよ!そっちは反対だよ!」
「……そうか」
俺はピタッと止まって振り向いた。
「もう……こっちだよ……」そう言って伊織は少し笑った。
俺は引き返して伊織についていった。
――数分後
「………どこだよ! ここ!」
俺達は飯屋にもたどりつけず帰り道もわからずよくわからない道を歩いていた。
「ごめん……迷った」
伊織は地図を見ながら申し訳ない感じで言った
「しょうがねーな」
俺は頭を掻きながらスマホで現在地を調べた。
「どこら辺?」
伊織が俺のスマホを覗きこんできた。
「ちょっと地図貸して」
伊織は手に持っていた地図を俺に渡した。
「はい」
俺はスマホの地図と伊織の地図を見比べた。
「伊織……この地図くっそ古いぞ」
「え?そうなの」
「これじゃ迷うわ」
俺はスマホの地図と伊織の地図を伊織に見せた。
「……あっホントだ」
「ホントだ……じゃねえよ!」
コツンと俺は伊織の頭をこついた。
「イタッ!」
「行くぞ!……ここからは俺が案内する!」
俺はスマホを見ながら歩き始めた。
「……はーい」
少し伊織は不満げについてきた。
――飯屋
俺達は飯屋で注文を終えて料理が来るのを席に座って待っていた。
「で、なんの映画見に行くの?」
待ってる間暇だったから俺は伊織に聞いてみた。
すると伊織は「内緒」と教えてくれなかった。
そうこうしていると「お待たせいたしました、サバ定食と焼鮭定食です」と料理が運ばれてきた。
「おっ! うまそうだな」
俺はサバ定食を見て言った。
「そうだね!」
伊織は焼鮭定食を見て言った。
俺達はそれぞれ食べ始めた。
「て言うかなんで? 今日映画なんだ?」
そう言いながら俺はサバを一口食べた。
その瞬間
「……うまいぞ、このサバ…伊織も食べてみろよ」
俺はサバのった皿を伊織に差し出した。
「……うん」
伊織がサバを一口食った。
口を手で隠して目をパチクリさせながら、サバを呑み込んで。
「……うまいね、このサバ」
「だろ!そっちの焼鮭も一口くれよ」そう言って伊織の焼鮭を勝手に箸でつまんで口にいれた。
「……」
「どう?……」
伊織は俺が何て言うのか気になって俺の次の言葉を待っていた。
「これは……普通だな」
「そんなわけ……」
伊織も一口焼鮭を食った。
「普通だろ」
俺がそう言うと伊織が「普通……だね」と言った
「なんで?」と伊織が物欲しそうにサバを見てきた。
俺はサバの、のっている皿をを取られないように自分の近くに寄せた。
「サバ……頂戴」
伊織は上目遣いで可愛く言った。
だがサバという言葉が可愛くなかったせいか俺はあまり可愛く見えなかった。
「……嫌だ」
その時伊織が、無理矢理サバを取ろうとしてきた。
俺は素早く立ち上がってサバの皿を持ち上げた。
「あっ!」
上にあるサバをチラッと見て、恨めしそうに俺を睨んだ。
立ち上がった勢いでチラッと店の時計が目にはいった。
あまり映画の上映時間まで時間がなかった。
「……伊織」
「ちょっとでいいから」
「伊織!」
俺は少し強めに言った
「なに?」
「時間がないぞ」
「なんの?」
「上映時間まで時間がねえって言ってんだよ!」
「えっ!」
俺は伊織がビックリしてる間にサバ定食を一気に掻き込んだ。
伊織も時計を確認をして焦ったのか、焼鮭定食を急いで食べた。
「ごちそうさん! 俺先に金払って店の外出てるから伊織も早くしろよ」席を立った。
「わかった!」
――俺達は飯屋を出て走って映画館に戻っていた。
「ハァ…ハァ…なんで時間みてねーんだよ!」
「だって湊がサバくれないから……」
「それ関係ねえだろ」
「……て言うか湊、遅いよ!」
「うるせえ…俺はこれで………全力なんだよ!」
俺と伊織との間には、5メートルぐらいの距離が空いていた。
「相変わらずホント運動神経ないね」
伊織は呆れた感じで言って俺の所まで戻ってきて俺と同じペースで走ってくれた。
「すまん……伊織」
「いいよ、気にしなくて」そう言って俺達は映画館まで走った。
――映画館
映画館に着いた俺達だったけど上映時間には間に合わなかった。
「すまん俺が走るのが遅かったから……」
俺は伊織に頭を下げた。
「いいよ、私が最初に道に迷ったのも悪いんだし……」
「そうだけど、俺も悪いから……」
すると伊織が。
「司ちゃんにチケット貰ったから来ただけだし」
「そうなのか……いつ貰ったんだ?」
「水着を選んでる時、司ちゃんがまた一緒に行こうってくれたんだ」
「内田と行かなくてよかったのか?」
「いやいや司ちゃんとも行くけど……まずは湊と一緒に行きたくて……」
と言いながら俺に少し恥ずかしがりながら恋愛映画のチケットを見せてきた。
それを見た俺は「お、おう」恥ずかしがりながら言った。
「………ほんじゃあ帰るか、次の上映時間まで待つのダルいし」
「えー! 見て帰らないの?」
「……待ち時間が長いし、ここ人多いしなんか疲れた」
「いい加減、人混み慣れたら」
伊織が呆れた感じで言った。
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「そうかな?」
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