異界の錬金術士

ヘロー天気

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帰還編

プロローグ

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 ある夜、ジュースを買いに近所の自販機まで出かけたら、突然異世界の山中に放り出されてしまった女子大生、南田みなみだ希美香きみか

 気の良い渡りの行商人ラグマンに拾われ、近くの街まで案内された希美香は、その街の領主に『彷徨い人』として紹介された。
 この地方には昔から時折、別の世界から迷い込んで来る人間が居たのだとか。

 希美香はこの街の領主が所属している国、トレクルカーム王国で古くから定められている法令に従い、『彷徨い人』として保護される事となった。

 そうして、希美香のこちらの世界での生活が始まった。

 これといって特技もなく、この世界で活かせそうな現代知識に通じている訳でもない希美香は、当初は異世界からの遭難者彷徨い人として、ただ日々をノンビリ過ごすだけだった。

 そんな彼女に転機が訪れたのは、世界を渡る際にその身に宿ったと思われる不思議能力が覚醒した結果、この国の常識を覆す『成果』を上げた事による。

 実はこのトレクルカーム王国は、その全土が古の時代に掛けられた呪いと祝福によって、作物が育たないという不毛の地であった。

 希美香の不思議能力――当初、イメージした鉱石類を引き寄せると思われた能力は、不毛の地から呪いの一部を鉱石化して抽出する事で除去し、家庭菜園規模ながら作物の収穫に成功した。

 この事を切っ掛けに王都へと召喚された希美香は、そこで様々な出会いを重ねながら元の世界に帰る為の情報収集に奔走するうち、この国に課された呪いの秘密に触れる機会を得た。

 トレクルカーム王国内で唯一作物が採れる、『実りの大地』と呼ばれる王都の最重要区画。
 通常の何倍もの速度で収穫が可能な『実りの大地』は、王都が食糧と魔導技術を援助し、それに依存する支分国が付き従うという体制を何百年と支えて来た。

 古の彷徨い人である錬金術士、『富国の彷徨い人・ラコエル』が、己の命を触媒に創り出したという祝福された大地は、その恩恵を維持する代償として、十三年毎に生け贄が求められる。

 今回の生け贄に選ばれたのは、希美香とも親しくなった第三王女サリィス。

 希美香はサリィス姫を生け贄の運命から救うべく奮起。正面からこの問題に挑み、鋭い洞察力を発揮して、ラコエルの呪いと祝福がまだ発動途中にある事を突き止めた。

 トレクルカーム王国の隅々まで浸透した呪いが大地を覆い、そこから吸い上げた作物の生命力収穫力を、祝福された大地へと集約させる。
 木々や草花は普通に育つのに、収穫物の作物だけが育たない理由がそれであった。

 王国の全土に拡がり浸透した呪いの魔力を、希美香は己が身に宿る能力ちからで全て引き寄せて呼び戻し、三百年以上続いた呪いと祝福を終わらせた。


 ラコエルの呪いと祝福から解放されたトレクルカーム国の王都ハルージケープには、王国全土から集められたラコエルの魔力が具現化した、巨大な宝石の塔が聳え立つ事となった。

 宝石の塔には、かつて生け贄を奉げる舞台となっていた太古の離宮神殿が丸々収まっていて、現在はこの神殿を『ラコエル宮殿』と改称。
 そして宝石塔は『ラコエル慰霊塔』と定められ、王室の管理下に置かれている。

 呪いが解かれた際、これまでに生け贄に捧げられてきた歴代の『贄の王女』達が、どういう仕組みなのか皆生還していた。

 三七七年前に最初の贄となった当時の末の王女から、前回の贄の王女まで、全員が十三歳の姿のまま、離宮神殿のホールに現れたのだ。

 彼女達は半数以上が血筋も途絶えており、今の時代に身寄りが無い。一応王族籍ではある為、王室が責任を持って身柄を保護し、生活の面倒を見ている。
 現在は、王族が暮らせるよう各種施設が増設されたラコエル宮殿を住居にしていた。


 そんな特別な場所となっているラコエル宮殿に、いつもの客人が顔を出す。

「こんにちは~」

 肩まで伸ばした黒髪に宝石付きのカチューシャ。同じく大きめの宝石が映える腕輪にネックレス。いずれも護身用の魔法効果を持つ魔導具である――そんな装いの若い女性。
 ドレスではないが、上質な装飾と刺繍の入った上着、ショートパンツにレギンス。それにブーツを履いた姿は、男装しているようにも見える。

 それぞれ派閥の違う三人の護衛と少年の従者を連れた彷徨い人、希美香であった。

 この宝石塔の創造主。三百年以上続いた呪いと祝福を破り、トレクルカーム国の在り方を大きく変えた張本人である。
 国内の民達からは『異界の錬金術士・彷徨い人キミカ』と呼ばれていた。

「ああ、キミカ殿」
「お疲れ様です」

 宮殿の入り口を護る騎士は、声を掛けて来た希美香に気安い雰囲気で挨拶を返す。ほぼ毎日のように訪れているので、希美香と宮殿の騎士達は皆顔見知りであった。

「今日も御一人で研究ですか?」
「うん。そろそろコツも掴めてきたと思うのよね」

 ラコエル宮殿が収まる宝石塔には宮廷魔術研究所も併設されており、希美香はそこで『転移門』の研究を進めている。

 以前までは王都の『魔導具総合本店』でオーナーをやっている魔導士のサータス女史と一緒に訪れていたのだが、今は国勢の問題でサータスの本業が忙しくなってしまった。
 その為、希美香は護衛と従者を連れて一人で研究所に足を運んでいた。

 サータスの協力の下、召喚や転移系の魔術に関する資料を調べた事がある。
 その結果は芳しくなかったものの、古代の魔導文明に『転移装置』なる機械が存在していた事が分かっており、希美香の不思議能力を駆使すればそれらを再現できるかもしれないと示唆された。

 希美香に宿る不思議能力とは、『創造クリエーティブ精製能力プリフィケーション』。
 自然界には存在しえない、イメージした特殊効果を伴う鉱物を創り出す力で、引き寄せ能力は本来の力が発揮された際に付随するオマケ効果のようなものだった。

 創り出した鉱物が宝石として現れるのは、希美香に『特別な力が宿った石は大抵宝石である』というイメージがあるからだ。
 意識して『普通の石ころ』の見た目に特殊効果が付いた鉱石を精製する実験にも成功している。

 この能力を使って『空間を繋ぐ効果を持つ宝石』のようなモノを創り出せれば、この国に居る多くの魔術士達に研究してもらう事で、安定した転移の方法が確立できるかもしれない。

 空間転移の研究が進めば、異次元に干渉する方法にも手が届くのではないか、というサータスの考察を信じて、日々能力を使いこなす鍛錬に勤しんでいる。
 希美香の『転移門創り』は、元の世界に帰る為の、『次元を越える道』を開く下地作りでもあった。


 宮廷魔術研究所は、その大層な名前ほど格調高い畏まった施設ではなく、魔術士向けの小さな工房といった感じで、倉庫のようなこじんまりした平屋建てである。

 施設の規模ではなく、建っている場所が宝石塔の中という特殊過ぎる環境にあるので、立地的に宮廷・・魔術研究所なのだ。

 魔力の塊でもある宝石塔の近くでは、魔術を行使する際とても安定する。通常の環境と比べて、かなり長く魔術を使い続ける事ができるので、研究も捗るというわけだ。

 もっとも、希美香は自身に宿る特殊能力をどれだけ使っても疲労を感じる事は無いので、この場所を使う事で得られる恩恵といえば、政治的な横槍や邪魔が入り難いという事くらいである。

「さて、今日も私達の貸し切りだわ。皆は適当に休んでてね?」

 希美香が護衛の三人と従者の少年にそう言うと、彼等はいつものようにそれぞれの役割を果たすべく動き出す。

「ボクはお茶の用意をしてますね」

 従者の少年ユニは、希美香が最初の街カンバスタの領主に保護されていた時から、身の回りの世話やこちらの世界での生活全般を補佐する為に付けられ、以後ずっと一緒にいる。
 少し気弱なところはあるが責任感が強く、希美香の突拍子もない行動によく振り回されている。

「んじゃ、俺はあっちで鍛錬でもしてるぜ」

 そう言って部屋の隅に歩いて行くのは、希美香の専属護衛の一人、ルイン・コンステード。灰色の銀髪に灰色の瞳。何となく狼をイメージさせる風貌の若者だ。
 中立派コンステード家の三男で、普段から粗暴な言動が目立つが、実態は庶民的で人情味が深い。魔導士サータスとは家族ぐるみの付き合いがあって旧知の仲である。
 希美香とは本音で言い合える、気安い男友達みたいな関係を築けていた。

「それでは、僕はキミカ様のサポートを」

 三人の護衛の中で、希美香の研究を手伝えるだけの知識を持ち、魔力の扱いにも熟知しているアクサス・ディースプリネは、慣れた仕草でマントを脱いで研究室用のローブを纏う。
 最大派閥カムレイゼ派の中でも由緒あるディースプリネ家の次男で、蜂蜜色の金髪に碧眼。
 見た目も雰囲気も穏やかで、常に柔らかい対応を心掛ける優しき青年に見えるが、実は結構な腹黒である事を希美香(とユニ)は知っている。

 護衛に抜擢された当初は、派閥内での地位向上を目論む実家から希美香の婚約者候補として親密になるよう求められていたが故の、気に入られる為のアプローチが多かった。
 が、ある事を切っ掛けに希美香の活動や考え方に感じ入り、高く評価するようになった。今では本気で希美香と親睦を深めたいと願っている。

「私は表の見張りに就きますので、何かあればいつでも声を掛けて下さい」

 ブラムエル・ユースアリは、同じカムレイゼ派でも穏健派に属するユースアリ家の嫡男。騎士としての訓練も受けていた為、剣の腕は三人の中で最も優れる。
 濃い茶色髪に翠眼。精悍な顔立ちと大柄な体躯。見た目通りの厳しさもあるが、普通の貴族達より融通が利く。
 ある意味、希美香を取り巻くこの派閥代表的なメンバーの中では一番真っ当な護衛で、常識人枠の人だったりする。


「さて、今日はストローをイメージの核にしてみようかな」

 希美香は、当面の目標である『空間を繋ぐ』という効果を具体的なイメージに落とし込むべく、色々と喩えになるものを試していた。

 地球世界の現代文明からなる漫画や映画、小説などの知識がある分、空間を繋ぐというイメージ自体は難しくなかった。
 しかしながら、具体的にどう繋がるのかという感覚はなかなか形容し難く、上手く効果が得られないでいる。

 希美香が『転移門創り』の過程でこれまでに精製した特殊効果を持つ『創作鉱石』は、双方で同じ性質を保つ『共鳴石』や、別人同士が持っていると何となく感覚を共有できる『共感覚石』など。
 いずれも離れた場所に居る相手と交信が可能になる超便利な効果ではあったが、肝心の物質を瞬間移動させる特殊効果は未だ出せていない。

「出入り口AとBを繋ぐ通路が別の次元にあるから、私達がいる次元側には双方の出入り口しかない感じで――」

 イメージを補強するべく言葉に出しながら、理論は能力に丸投げで理屈のみ詰めて、具体的な効果を求めつつ引き寄せる。
 そうして希美香の手の平に現れたのは、二つの細長い棒状の宝石だった。

「……なんかお箸みたいなのが出たわ」
「オハシ?」

 ストローをイメージしたので棒状になったのは何となく分かった。

「私の国で使われてる食卓用の器具よ」

 希美香は自分の呟きに小首を傾げているアクサスにさらっと説明すると、二本の宝石棒を持って使い方を考える。

 どちらも片側にストローっぽい穴が空いているので、片方の宝石棒を作業台上にある適当な素材の鉱石に向けてみた。が、特に何も起きない。

「くっつけるのかな?」

 こつんと、宝石棒の穴の開いている方を素材鉱石に充ててみる。すると、鉱石が吸い込まれるように消えた。

「おおっ」
「消えたっ?」

 そのまま宝石棒を軽く振ってみると、吸い込まれた鉱石がコロンと転がり出た。

「ふむ?」

 希美香はもう一度、右手の宝石棒を充てて鉱石を吸い込む。そして期待を込めつつ、左手に持つもう片方の宝石棒を振ってみた。すると、先程吸い込んだ鉱石が現れた。

「これは……」
「……できたっぽい? もうちょっと色々試してみないとわかんないけど」

 吸い込んだ鉱石と出て来た鉱石は同じ物か。何か変化は起きていないか。鉱石以外のモノではどうか等々、まずは分かり易いところから検証していかなければならない。

 などと思いながら、ふと予感を覚えた希美香は、何気なく宝石棒を作業台に充てた。すると――

「!?」
「な……っ!」

 作業台の天板が、直径六十センチほどの円形に穿たれた。作業台の内側まで丸く刳り貫かれたように消失している。絶句する希美香と、思わず驚愕の声を零すアクサス。
 その声と硬直した気配に、異常事態を察知したルインとブラムエルが駆け付ける。

「おいっ、どうした!」
「何事ですか、キミカ殿!」

「これ……」

 希美香は穴の空いた作業台を指して二人を困惑させると、えいと宝石棒を振る。すると、球状の木の塊がゴトリと現れた。そしてバラバラに崩れた。

「こっわ! いやこっわ! なにこれ、こっわ! こんなの暗器じゃん!」

 危険過ぎるわと、希美香はバラバラになった作業台の一部をパズルのように組み合わせながら、今し方宝石棒を使って起きた現象について、ルインとブラムエルに説明した。

「お前……何ヤバいもん作ってんだ」
「わざとじゃないのよ……」

「いや、これは使えますよキミカ様」
「まずは安全確認だ。キミカ殿、詳しい仕様の説明を」

 ルインは、やたらと殺傷力の高そうな魔導具を作って見せた希美香に、呆れた視線を向ける。が、アクサスとブラムエルは危険性を上回る利便性を見出したようだ。

 指定した物体の一定範囲を別空間に収納し、取り出せる特殊効果を持つ棒状の宝石。

 検証の結果、生物には反応しなかったので危険性は下がった。一度に収納できる量は作業台を刳り貫いた球状の範囲程度。
 収納している物がある状態で別の物を収納すると、先に入っていた物が収納した宝石棒と対になる宝石棒から零れ落ちる仕様だった。

 そして宝石棒同士の距離については、まだ研究所の中でしか測れていないが、今のところどれだけ離れていても片方から片方への物体の移動が可能である。

「うーむ、これはなかなか」
「様々な場面で使えそうですね」
「……危なくねーなら、無茶苦茶便利なんじゃね?」

「求めてた転移門とは大分違うけどねー」

 割と似た働きをする効果を得られたようだと、希美香は『転移門創り』に手応えを感じていた。
 ひとまず、この双方向に物体を転移移動させられる一時収納機能も付いた宝石棒を基本として、段階的に付与する効果の条件を追加し、規模も大きくしていこうという方針を定める。

「キミカ様、凄いですね。皆さんもどうぞ」

 ユニが用意したお茶で一息吐く。一通りの検証と議論を交え、今後の研究開発に対する方向性も纏まった。

「ふう、結構いい感じに進んでるわね。ユニも何か気になるところがあったら言ってね?」

 希美香が癒し枠のユニと和んでいる傍らでは、ルインにアクサス、ブラムエル達が、転移収納宝石棒の使いどころについてあれやこれやと議論している。

「前線の部隊に安全確実な補給を――」
「戦場に持ち出すのは危険でしょう。それより採掘場で使えば効率よく――」
「街ん中の何処にでも綺麗な水を流せるな。郵便物とかも速攻で――」

 三者三様の使い方アイデアには、それぞれの立場的な特色が出ていて面白い。などと感想を抱きつつ、希美香はノンビリ休憩を続ける。

(一生モノの研究になるかもって覚悟してたけど、案外早く還る道筋が見つけられるかも?)

 研究所の窓に目を向ければ、建物の周囲を覆う半透明でオレンジ色をした宝石の壁。
 宝石塔を内側から眺める希美香は、例え帰還の目途が付いたとしても、この国の在り方を大きく変える切っ掛けを作った事へのケジメだけは付けて還ろうと、静かに決意を固めるのだった。



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