いわゆる異世界転移

4８：ちゃっちゃと

食べ過ぎてしまいました。
朝ごはん。おいしかったです。
樹脂蜜と呼ばれるものは、メープルシロップと同じようなもので。
香りがバニラのようで甘かった。
これはアイスクリームに掛ければ、バニラアイスになるのでは？と思ったが、
生クリームと卵黄、卵がいりますね。

チーズがあるのだから酪農はあるということだよね？
マティスがいうには草原の民が作っているという。
話を聞く限りでは牛のような羊のようなものみたいだ。
肉は食べない、と。あ、そ。

鶏は？卵は？と聞けば、これは普通にあるとのこと。
毎朝卵を産んでくれるわけではなく、気まぐれらしい。
なんともアバウト。それはきっと太陽が昇らないからだ。


昼はピザとやらにするか？と聞かれたが、
カロリーオーバーなので、また今度にしてもらう。

軽い感じで、普段マティスが食べている保存食をリクエストした。
干し肉とサボテンらしい。サボテンはおいしいね。
アロエのもっと繊維質な固い感じ。しゃくしゃくしておいしい。

さ、することしてしまおうと、
マティスは塩漬けのお肉を、収納庫に入れていても
いつでも新鮮だけど、塩漬けや干したもののほうが調理しやすいらしい。
生肉は生肉で少し置いといてもらう。
炒めるくらいならわたしでもできるから。

マティスの部屋にトレーニングルームもどき。
それが終わったら、植物は亜空間でそうなるか実験。
ちゃっちゃと済ましてしまおう。

時計ももう2つほど作る。普通の時計。
月がないのなら、24時間のサイクルで生活してみることになった。

あと、海峡石の分類。
これは夜にマティスとする。わからんからね。


ああ、たのしい。