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「いいのか?ここまで話しても?」
「んー、大丈夫じゃないかな?ただ、ちょっと単純すぎるかな?」
「そうだな、なにもみなで風呂におちることもなかろうに。」
「ふふ、そうだね。さ、ぼちぼち月が沈むね。少し仮眠して出発するのかな?」
「いや、寝ることはないだろう。お前は?眠いか?」
「うん、すこし眠いかな?お風呂入りたい。」
「ああ、わかった。あとは任せておけ。
お前は、風呂に入ってこい。すぐに行くから。
砂漠石で膜を張れ。だれにも入られないように。
私も後からいく。」
「んー、あ、朝ごはんは食べる?フレンチトーストがいい。しょっぱいお肉付きで。」
「わかった。準備もしておこう。ほらあいつらが戻ってきた。
行っておいで。」
「はーい。」
彼女が移動で風呂に向かった。
入れ違いに4人、タオルにぼとぼとの水分を含ませて戻ってきた。
「いやー、参りました。
これ、鍛錬が必要ですね。」
「そうだな、正確に、どこに、どういう状態でと考えないといけないな。」
『ローブの余分な水分はなくなり、体の水分も適当に』
びしょ濡れの男4人はむさくるしいことこの上ない。
「なるほど、そのようにも使えるのですか?
あれ??モウ殿は?」
「風呂にいった。見るな、近づくな、気配を探るな。」
「まるで緑の目とその対象だ。」
「その通りだ。私は緑の目で、対象が彼女だ。」
「ああ、なるほど。しかし、目は青ですよね?」
「そう見せているだけだ。」
「いろいろあるんだと、思っておけばよろしいか?」
「ああ、そう思っておけばいい。月が沈めば出発するのだろう?
それまで仮眠するもいいし、そこにあるものを飲み食いするのもいい。
出発する前に、フレンチトーストというものを出してやろう。
それまでゆっくり過ごせ。
私も彼女と風呂に入ってくる。」
「姉さんは?大丈夫なのですか?」
「お前たちだからだろう。単純すぎると心配していたぞ。
すこし移動と呼び寄せの鍛錬はしておけ。」
「あ!王都に行かず、リングを呼び寄せるのは?」
ドーガーが閃いたとばかりにいう。
「ダメでしょう、まだ、メディングのものなので、犯罪です、窃盗ですね。
彼女の言葉でこの力は縛られている。そうですね?」
「ああ、そうだ。便利かも?止まりに考えるのが一番だ。
彼女が望まないもの、彼女が悲しむことはできないと思えばいい。」
フレンチトーストの準備だけして風呂に向かう。
これができる、あれができると話をしているが、
できることは限られている。言われて初めて気付くのだ。
私は受け入れられているのだろう、
膜を抜けるようにして風呂場に入った。
「しかし、これはものすごいことですね。セサミナ殿はご存じだったのですか?」
「ええ、あの2人がいう移動ができるということは。呼び寄せもそうだろうと、
思うことは多々ありました。それを説明してもらえるとは思いませんでしたが。
姉上の話を、姉上の言葉で聞けば、納得ができるのです。
このことを最初に兄上が説明しても、理解はできないし、習得もできない。
このことができるようになったわたしたちが他の者に説明しても理解はされない。」
「なるほど。モウ殿が、というところが需要なのですね。
それに、緑の目。本当ですか?」
「我々も不思議に思っていたんです。
マティス殿は最初は緑だったのに、今回は青なので、見間違いだったのかと。」
「もともと兄上は青みの目です。父上とよく似た。わたしは紫よりですね。
姉上を紹介されたときはすでに緑でした。姉上もそれを受け入れているので、
これに関しては問題ないです。」
「もちろん、それは問題ないですよ。問題はふれんちとーすとなるものが
どのようなものかですよ。あー、楽しみだ。」
「・・・そうですね。楽しみです。わたしは弟だから受け入れられているのでしょう、
この2人も、わたしにとって大事なものたちだから。
あなたは、ワイプ様はそいうところがいいのでしょうね。」
「?わたし?一度彼女に殺されかけましたよ?いや、違うな、死んだと思いました。
最後の食事がサイの焼肉だったので、仕方がないと受け入れましたよ。
いやー、あれは怖かった。」
「さすが!奥方様!我らが赤い塊殿です!!」
「ああ、彼女がそうなんですよね?手合わせしてくれるかな~。」
「出発前に頼んでみれば?兄上もそうですが、姉上も鍛錬好きですよ?」
「そうですか!頼んでみましょう。
そうと決まれば、もう少し、酒を楽しみましょう。」
「ええ、いいですね。」
彼女が縁に頭をのせプカリと浮いている。
「お疲れさまです。やっぱり露天風呂はいいね。気持ちがいい。」
「ああ、そうだな。草原もいいが、雪山もいいだろうな。」
「あー、雪見風呂。日本酒をぬる燗にして!いこういこう!」
「ああ、世界を廻ろう。さ、身体中を洗ってやろう。」
「いい?疲れてない?皆は?変におもってない?」
「むしろ、疲れが取れる。皆はまだ呑むようだ。変には思わない。
ドーガーはリングを呼び寄せればいいのではといっていたが、即ダメだしされていたな。
もう少し使い方を考えるんじゃないか?」
「そう、素直に受け入れるんだね。もともと石の力というのがあるから
受け入れられればそれでいいのか。」
「そうだな、しかし、セサミナに説明したことはダメだろうな。
ワイプは理解できても使えないだろうし、あの2人は理解はできないだろう。
セサミナだけだろうな。」
「そうだね、領主というのは大変だね。ちょっとでも楽ができればいいけどね。
後ででいいから移動と呼び寄せの使い方、もっと詳しく教えてあげて。
声を出すとか、声色を変えるとか、命令形とかね。もちろん、移動できるのもの、量は常識の範囲で。」
「ああ、わかった。?さ、こっちにおいで?
お前は何もしなくてもいい。ああ、違うな。感じてておくれ。」
「もう!でも、うん、お願いします。」
「んー、大丈夫じゃないかな?ただ、ちょっと単純すぎるかな?」
「そうだな、なにもみなで風呂におちることもなかろうに。」
「ふふ、そうだね。さ、ぼちぼち月が沈むね。少し仮眠して出発するのかな?」
「いや、寝ることはないだろう。お前は?眠いか?」
「うん、すこし眠いかな?お風呂入りたい。」
「ああ、わかった。あとは任せておけ。
お前は、風呂に入ってこい。すぐに行くから。
砂漠石で膜を張れ。だれにも入られないように。
私も後からいく。」
「んー、あ、朝ごはんは食べる?フレンチトーストがいい。しょっぱいお肉付きで。」
「わかった。準備もしておこう。ほらあいつらが戻ってきた。
行っておいで。」
「はーい。」
彼女が移動で風呂に向かった。
入れ違いに4人、タオルにぼとぼとの水分を含ませて戻ってきた。
「いやー、参りました。
これ、鍛錬が必要ですね。」
「そうだな、正確に、どこに、どういう状態でと考えないといけないな。」
『ローブの余分な水分はなくなり、体の水分も適当に』
びしょ濡れの男4人はむさくるしいことこの上ない。
「なるほど、そのようにも使えるのですか?
あれ??モウ殿は?」
「風呂にいった。見るな、近づくな、気配を探るな。」
「まるで緑の目とその対象だ。」
「その通りだ。私は緑の目で、対象が彼女だ。」
「ああ、なるほど。しかし、目は青ですよね?」
「そう見せているだけだ。」
「いろいろあるんだと、思っておけばよろしいか?」
「ああ、そう思っておけばいい。月が沈めば出発するのだろう?
それまで仮眠するもいいし、そこにあるものを飲み食いするのもいい。
出発する前に、フレンチトーストというものを出してやろう。
それまでゆっくり過ごせ。
私も彼女と風呂に入ってくる。」
「姉さんは?大丈夫なのですか?」
「お前たちだからだろう。単純すぎると心配していたぞ。
すこし移動と呼び寄せの鍛錬はしておけ。」
「あ!王都に行かず、リングを呼び寄せるのは?」
ドーガーが閃いたとばかりにいう。
「ダメでしょう、まだ、メディングのものなので、犯罪です、窃盗ですね。
彼女の言葉でこの力は縛られている。そうですね?」
「ああ、そうだ。便利かも?止まりに考えるのが一番だ。
彼女が望まないもの、彼女が悲しむことはできないと思えばいい。」
フレンチトーストの準備だけして風呂に向かう。
これができる、あれができると話をしているが、
できることは限られている。言われて初めて気付くのだ。
私は受け入れられているのだろう、
膜を抜けるようにして風呂場に入った。
「しかし、これはものすごいことですね。セサミナ殿はご存じだったのですか?」
「ええ、あの2人がいう移動ができるということは。呼び寄せもそうだろうと、
思うことは多々ありました。それを説明してもらえるとは思いませんでしたが。
姉上の話を、姉上の言葉で聞けば、納得ができるのです。
このことを最初に兄上が説明しても、理解はできないし、習得もできない。
このことができるようになったわたしたちが他の者に説明しても理解はされない。」
「なるほど。モウ殿が、というところが需要なのですね。
それに、緑の目。本当ですか?」
「我々も不思議に思っていたんです。
マティス殿は最初は緑だったのに、今回は青なので、見間違いだったのかと。」
「もともと兄上は青みの目です。父上とよく似た。わたしは紫よりですね。
姉上を紹介されたときはすでに緑でした。姉上もそれを受け入れているので、
これに関しては問題ないです。」
「もちろん、それは問題ないですよ。問題はふれんちとーすとなるものが
どのようなものかですよ。あー、楽しみだ。」
「・・・そうですね。楽しみです。わたしは弟だから受け入れられているのでしょう、
この2人も、わたしにとって大事なものたちだから。
あなたは、ワイプ様はそいうところがいいのでしょうね。」
「?わたし?一度彼女に殺されかけましたよ?いや、違うな、死んだと思いました。
最後の食事がサイの焼肉だったので、仕方がないと受け入れましたよ。
いやー、あれは怖かった。」
「さすが!奥方様!我らが赤い塊殿です!!」
「ああ、彼女がそうなんですよね?手合わせしてくれるかな~。」
「出発前に頼んでみれば?兄上もそうですが、姉上も鍛錬好きですよ?」
「そうですか!頼んでみましょう。
そうと決まれば、もう少し、酒を楽しみましょう。」
「ええ、いいですね。」
彼女が縁に頭をのせプカリと浮いている。
「お疲れさまです。やっぱり露天風呂はいいね。気持ちがいい。」
「ああ、そうだな。草原もいいが、雪山もいいだろうな。」
「あー、雪見風呂。日本酒をぬる燗にして!いこういこう!」
「ああ、世界を廻ろう。さ、身体中を洗ってやろう。」
「いい?疲れてない?皆は?変におもってない?」
「むしろ、疲れが取れる。皆はまだ呑むようだ。変には思わない。
ドーガーはリングを呼び寄せればいいのではといっていたが、即ダメだしされていたな。
もう少し使い方を考えるんじゃないか?」
「そう、素直に受け入れるんだね。もともと石の力というのがあるから
受け入れられればそれでいいのか。」
「そうだな、しかし、セサミナに説明したことはダメだろうな。
ワイプは理解できても使えないだろうし、あの2人は理解はできないだろう。
セサミナだけだろうな。」
「そうだね、領主というのは大変だね。ちょっとでも楽ができればいいけどね。
後ででいいから移動と呼び寄せの使い方、もっと詳しく教えてあげて。
声を出すとか、声色を変えるとか、命令形とかね。もちろん、移動できるのもの、量は常識の範囲で。」
「ああ、わかった。?さ、こっちにおいで?
お前は何もしなくてもいい。ああ、違うな。感じてておくれ。」
「もう!でも、うん、お願いします。」
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