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230:モモ
しおりを挟む3試合目はフレシア領国・ロカプ対天文院クッション泥棒マランド。
奥のカウチに座っているマティスの横にいく。
「あのいい方はまずかったかな?」
「いや、向こうをけなしているわけではないからな。かまわないだろう。」
「で?マティスはなんで迎えに来てくれないの?」
「あのやり取りで、お前に注目が言った。
主のセサミナがいくことはできないし、師匠の立場のワイプもダメだ。
夫の私では、予選の女剣士どものようにいらぬことを言われる。
立場上、ガイライが最適だっただけだ。」
「そうなの?なんと言われてもいいのに。」
「これが終わったとの懇親会はではずっと私だ。だから譲った。
お前はガイライも気に入っているだろう?」
「ははは、そうだね。母を求められたらね、女の人は弱いな。
マティスが許すのはだからでしょ?」
「そうだ。」
「ふふふふ。マティスはわたしに母様を求めないね。」
「お前は母ではない。」
「うん。マティスもわたしのお父さんじゃないよ?そういうことだね。
さ、もう試合は終わるよ。ドーガーのは見ておかないとね。
それからちょっと間が空くから、なにかおいしいもの食べよう。ね?」
セサミンの横に戻るとまだ続いていた。
石の防御が効いて決定打に欠けるそうだ。
「モウ殿。」
「ガイライ殿、なんでしょうか?」
「ああ、護衛についているんだ、敬称はいりません。」
「ふふふ。そうもいきません。ルカリ殿と呼んでしまった手前、ここにる間は、これで。
敬う必要がないだけであって、敬ってはいけにということではでしょ?それで?」
「ああ、そうですね。昨日の菓子の礼にモモを持ってきました。
早馬で届いたのです。お好きですか?」
「おお!桃!初めてです。トックスさーん!桃だって!」
「なに!モモ!!」
「ああ、トックス殿はジットカーフ出身ですね。
ええ、昨日の月が沈むと同時に打ちあがったそうです。」
桃。これが打ち上げられる。
確かに桃色。この世界の翻訳は味優先だ。
味はまちがいなく桃だろう。では、これは植物?動物?
形も大きさも桃には間違いない。
「あの、これはちなみになんでしょうか?その種類的に。
魚?海藻?」
「貝ですね。装飾に使う種類とは別ですが、こう、ここから2つに割るのです。
装飾貝の光る部分が柔らくておいしいのですよ。」
「もらってもいいかい?」
「ええ、もちろん。」
「奥さん、こうやって食べるんだよ。こうね、バリっとわって、ベロっとな。
あー、うまいね。でも、ちょっと甘みは足らねえかな?
で、この大きなのは貝殻だ。こいつは中に持ってるんだ。
これは食べられないからな?」
「なるほど。」
クルミのような種をコロンと吐き出す。
へー。面白いね。
「ガイライ殿、珍しいものをありがとうございます。
でも、あの菓子にこれでは逆に恐縮してしまいます。」
「いえ、そんなことはない。耳かきもいただいたんだ。どうぞ、遠慮なさらずに。」
「ありがとうございます。セサミナ様、良き物をいただきました。」
「ガイライ殿、ありがとうございます。よろしければ、ここで、ごゆるりしていってください。」
「それはありがたい。では、遠慮なく。」
「愛しい人、これを」
マティスがちゃんと切ってきてくれた。
「マティスありがとう。セサミナ様もいただきましょう。
ルグ、ドーガーも。」
「はい!モモなんて話に聞くだけなんですよ?ものすごく珍しいんです。」
「あ、ほんと、桃だ。へー、これが貝なんだ。いや、その貝って分類もちょっとあれだよね。」
「奥さん、もっと甘いのもあるんだよ、ガイライさんよ、これはちょっと外れだぜ?」
「そうだな。確かめてから持ってくればよかった。モウ殿、申し訳ない。」
「いえいえ、このドレスが桃色だっていうから、桃ってどんなのか知りたかたんですよ。
良い時に持ってきてくださいました。十分甘いですよ。
ああ、コンポートにしましょうか。」
「しゃぁーーー!!」
ドーガーの甘いものセンサーに引っかかったようだ。
いきなり気合を入れている。
ちょうど試合も終わり天文院クッション泥棒マランドが勝ったようだ。
いまだ返しに来ないので、ルグにお仕置きしてもらおう。
桃はかなりの量がある。
生ものなのではやく食べないといけない。やはりコンポートがいいだろう。
みながドーガーの試合を見ながら、桃を割っていく。
半分に割り、皮にあたる薄い膜をめくって種、貝殻と言われる部分を避けていく。
「あ、それ、こっちに置いといてください。使いますから。」
「なにに?」
「煮込むときに一緒にいれたら色がつく、だったかな?
でも、これの中は貝の内臓になるの?うーんとりあえず、こっちによけといてください。」
ムキムキしながら観戦。
対戦相手はわたしの施主殺しMAXで立っていた人だ。
運がいいか、打たれ強いか、ほんとに強いか。
コットワッツの横の領国ナソニール出身。この領国では砂漠石はとらない。
取れないといったほうが正確で、砂漠の恩恵は皆無、砂嵐に合うことが多いので、
砂漠は憎悪の対象。その恩恵を受けていたコットワッツも同対象。
鉱物の産出が主な産業。
コットワッツに鉱物の産出が少ないのは
ナソニール側に鉱脈があるから。
「石ですかね?」
「でしょうね。あなたのいうところの言葉がうまいといったところでしょうか?
攻撃が当たらない、攻撃は必ず当たる。といったところですかね。」
「ドーガーはわかってるかな?」
「もちろん。しかし、どうすることもできない。」
「ガイライさん?この大会って助言はしていいんですよね?」
「もちろん。しかし、助言をするということは相手にはわかりますよ。」
「うん、わかればね。」
べとべとの手を拭き、技場の端に降りる。
『ドーガー、跳弾!!』
「!はい!」
「愛しい人?なんだ?また、ドーガーとよからぬことをしたな?」
「え?あれ?そうなるの?」
「奥方様?素直に謝りましょう。」
「え?ルグまで?いや、ちょっとクッキーでお行儀の悪いことをちょっと2人でね。」
「また、食べ物で遊んだな?」
「遊んでない。ちゃんと食べました。」
「モウ殿?なにをしたんですか?」
技場では、ドーガーが相手を端に追い込んでいく。
見当違いのところに槍を撃ち込んだと思たのだろう、にやりと笑っている。
が、ドーガーも笑う。
後ろから槍が頭にあたって、失神。
槍先は試合用に丸めているが、当たれば痛い。
「あんな感じで、壁にクッキーを当てて、反射して落ちてくるのを口で受けて食べていました。」
ちょうどクッキーの味見をしているときにドーガーに見つかったのだ。
上にあげてパクっと。
声をあげるから、手元がくるって、壁に当たる。それをすかさずお口でキャッチ。
ドーガーが面白がって一緒にやった。跳弾っていうんだよーって、
そういうシーンが出てくる話もした。
「勝者、ドーガー!」
石壁に当たって反射した槍はドーガーの攻撃ではないと石は判断したのだろう。
あくまでも対戦者の攻撃を防ぐ、ある程度。
「奥方様!やりました!!タオルも渡せましたよ?え?」
正座をして怒られています。
食べ物で遊ばない。ドーガーも一緒に反省です。
48なのに。
妖精のお酒のときはみんなでしたのに!理不尽!!
次からの5試合目から8試合目まで出番はない。
みんなまったりしている。
トックスさんとガイライさんは世代が同じなのか、昔懐かし話で盛り上がっている。
コットワッツ組は営業方針のおさらい。
わたしとマティスはキッチンで料理を作っている。
「白ワインとレモンと砂糖で煮るの。日持ちもする。
それをアイスクリームに添えてもいいし、タルトにしてもいい。
種は、うん、今回はいいか。でもなんかに使えそうだから、
中身出して洗っておこう。もしかしたら、つくだ煮にしたらおいしいかも?」
お醤油最強。
なにかで読んだが、1リットル入りのお醤油を
部屋で延々煮るそうだ。そうすると、どんな部屋でもその部屋の匂いは
お醤油の匂いに負けて気にならなくなるらしい。
どんな匂いでも、というところに怖さを感じた。
なので、甘い桃の匂いに横でお醤油でつくだ煮を作る訳にもいかず、
とりあえず、クルミの形をした貝を洗ってきれいにする。
マティスはコンポートづくり。わたしは味見係。
ミニドレスで作業をするわけにはいかないので、
ジャージに着替えている。
着替えは一瞬で移動を掛けるから大丈夫だ。
30個近い貝殻をガラガラ洗っていく。
残っている実、これを実とは言わないが、きれいにしていく。
洗えば、つるんとしたきれいな宝珠のようだ。
貝合わせとか、なにかに使えそう。
平たいナイフを入れてひねれば簡単に開いた。
身を取り出す。磯の匂いはするが、臭くはない。よかった。
日本酒に漬けておこう。
外も内もブラシでごしごし洗っていく。
ああ、きれいだ。半透明になる。
貝合わせのように、2つを合わせるとピッタリくっつく。
別の貝ではダメ。なにに使えるだろう。
ここの世界の貝はきれいだ。そして味も期待できる。
素晴らしい。
「愛しい人は、いつもなにかに使えそうというな。」
「ぶほっ!そう?そうかな?これは我が家の家系ですね。
とりあえず、何かに使えそうと。で、いろいろ取っておくのよ。
実際に使うことなんてないのに。リボンの端とか、きれいな箱とか。
あとで、これ何に使うんだっけ?ってなってさ、
じゃ、捨てようってなると、わたしか、母か、どっちかが、また何かに使えるかもってなるの。
家が全然片付かなかったよ。」
「母君も?」
「そう、わたしが捨てるよーっていうと、何かに使えるっていうし、母が捨てなさいっていうと
わたしはこれはまたとで使うかもしれないからって。
計算する機械の話したでしょ?あれさ、パーツ、道具ねそれを、
ある程度は自分で交換するんだけど、
その時壊れたから交換するんじゃなくて、新しいのが出たら買って交換するの。
そしたら古いのをさ、捨てればいいのに、また何かに使えるかもって、置いとくから
そんなのが山とあるよ。」
「ああ、あの冷蔵庫の話はそいうことか。」
「そう、欲しい時が買い替え時っていう言葉があるからね。
結構そういうのにお金を使ってたよ。
よかったよ、使えるときに使っておいて。
貯金を残したままなら、きっとそうだな、2回はのたうち回ってそう。」
「・・・帰りたいか?」
「ん?まさか。でもさ、本物の温泉はいいよ?あ、イリアスって寒い?毛皮着る?
温泉もあるかな?雪って降るの?」
「ああ、雨の日にな。」
「さむそー。あたたかい格好でいこうね。」
「甘さはこれぐらいか?」
「あーん。ん、おいしい。大人の味だね。」
「あー。」
「あー。」
後ろを見ると師匠とドーガーがひなのように口を開けていた。
「間抜けめ。」
と言いつつ、マティスは小さく切ったものを口の中に移動してやる。
母鳥だ。
「これは、うまいですね。
酒が進みそうな甘味です。」
「はーうまい。これも戦闘中の補充になりそうです。」
「これはダメだよ?お酒が入ってるからね。これはデザート。
タルトにも合いそうでしょ?」
「おお!ほんとうだ。そちらですね。」
「ね?」
さらにセサミンもルグも並んでいた。トックスさんとガイライさんも。
誰も試合を見ていない。
客席から見ればコットワッツだけ誰もいないのだ。
後で聞いた話だが、この時一般客席からは、
次に行われる試合のために鍛錬をしていると言われていたそうだ。
ルグ、ドーガーとある意味ショー的な試合を見せたからだろう。
他の領国からは1番副隊長を巻き込んでの作戦会議、
砂漠石の力をつぎ込んでいるんだと。
実際にはみな口を開けてモモを味わっていただけだ。
「旦那、これはうまいな。贅沢なモモだ。
いままで食べたもモモのなかで一番だ。
はー、肉もうまい、甘みもうまい。海鮮もこっちで食べたもののほうがうまい。
ジットカーフに戻るのが嫌になる。」
「トックスさん、向こうで少しお話しましょう。」
セサミンの目がキランと光ったから、
移住を勧める気だ。さすがだな。
「ガイライさん、良いものをいただきました。」
「このようにして食べるのは初めてです。」
「そうですか?砂糖は貴重品だからかな?
塩漬けすることで食べ物は長持ちするでしょ?
それも砂糖版ですね。」
「モウ殿は料理人でもあるのですか?」
「あははは!まさか!マティスですよ?
わたしはこんな感じっていうだけです。」
「愛しい人は、味見専門だ。」
「そうです。うふふふ。」
「たのしそうだ。本当に。」
「はい。」
「あなたは不思議だ、母のようなのに、子供のようでもある。」
「あー、よく言われますね。ルグなんて5歳のお子さんと一緒だ、とまで言われました。」
「ち、違います!息子と一緒にいるような感覚になるとだけ!」
「あははは!わかったから。さ、せめて次の試合は見とこう。
何しに来たんだっておもわれるから。」
服を着替えて、第8試合を見物だ。
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