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268:大道芸人
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5日目。
スムーズに外に出ることが出来た。
なんのことはない、扉君を囲むドームを大きめにしたのだ。マティスが。
それで、扉は開く。
砂がかぶればその分上に行くようにお願いしたらしい。
なるほど。
だから、外にでれば、かなり小高い砂丘の上だった。
もしこれがドームのまま、砂に埋もれていれば、
海中水族園のように中から蜘蛛の様子が見えたのかもしれない。
マティスに言えば、蜘蛛はもっと奥に潜っているから無理だろうと。
風で運ばれる砂だけ見えるだろう、と。
そうか、よかった。
半分になるまで、ひたすら走る。
サハラマラソンのようだ。
その合間に鍛錬が入る。
今日は拳術。ガイライの手甲を分解し、
カエルの青い皮を組み込む。
虫よけ、カエルよけ、それで丈夫。
これだけ鮮やか青も珍しい。
トックスさんに見せれば喜ぶだろう。
これも狩らねばなるまい。
マティスの拳が重い。
ガイライと同じだ。これで実戦向きではないの?
これではマティスを守れない。
「せぃ!!!」
わたしは女性としては大きいほうだ。
マティスはもちろん大きい。
なので、できるだけ懐に入る、下から。
飛ばれる前に打つ。
離れればその先を予測して移動。
「参った!」
何とか1本。
「すごいな、愛しい人は。私に流されないばかりか、
確実に決めて来るな。このままではお前に合わせての演武になる。
それでもいいが、私は踊りたい。」
「いや、重いよ?拳が。ガイライと同じなんじゃない?
はー。でもさ、わたしも頑張ってるよね?前みたいに息は上がらない。」
鍛練中は体重は3倍、低酸素状態だ。
「そうだな。この砂漠北上はいい鍛錬だ。」
「師匠に教えたら喜びそうだね。」
「そうだろうな。」
「知ってる?師匠とドーガー、二刀流を極めるらしいよ?」
「ドーガーは物にしそうだな。」
「そうだね、何気に器用だ。さ、休憩しよう。
金と銀を集めてお昼ご飯だ。ツナマヨにぎりを作ろう。
それから、ここで高台を組もう。植物園も広げないとね。」
マティスが金と銀を集めている間に昼ご飯を作る。
ツナマヨを作り、そこにお醤油を落とす。
それをおにぎりの具にする。
カチカチになったお魚を削ってみたが、道具が悪いのか、薄くはならない。
これをおかかとはいわないが、味はいい。これを削る道具を作らねば。
砂漠にでると、マティスはかなりの量の金銀を集めている。
「おお!大量だね。」
「ここで、会わずの月の日を迎えれば、翌日には砂漠を抜けるからな。
渓谷を超えればイリアスだ。
それがあるから、イリアスから砂漠に入ることが出来ない。
国境沿いには衛兵がいるだろうしな。」
「そうか。勝手に入られたら困るからか。せこいね。
じゃ、わたしたちは?砂漠を超えましたっていう?」
「いや、渓谷を超えて西に。ジットカーフに入ろう。
そこから街道をいき、イリアスに入る。
ワイプの弟子がラルトルガで別れてジットカーフに入ったとすればいい。」
「おお!じゃ、また兄弟で行く?」
「御前試合の話が伝わってるだろうから、夫婦でいいだろう。」
「そういう話が伝わるのは早いよね。伝令?早馬?」
「鳥を飛ばすことが多いな。」
「鳥ね。なんて鳥?いや!まって!言わなくていい。
現物を見たときに教えて。じゃないと混乱するから。」
「そうか?」
「・・・・」
「どうしたの?」
「私はお前が言うようにワイプのことが好きなのだろうか?」
「え?なに?その衝撃告白!ここでその路線なの?
え?師匠に負けるの?ならば、滅してもらうまで!!
ちょっと待てって!極悪人ワイプは死すべし!!」
「いや、それは止めない。できればそうしてもらいたい。」
「え?どっちなの?」
「・・・お前、笑ってるではないか。」
「そりゃそうでしょ!うふふふふふ。
あれでしょ?ツナマヨのおにぎり食べて、
師匠に食べさせたら喜ぶだろうなって思ったんでしょ?」
「喜ぶというか、驚くだろうなと。
うまいものを食べて、それを誰かに食べさせてやりたいと思うのは
好きだからだろう?」
「嫌いじゃないと思うよ?
おいしく食べる人に食べて欲しいなって思うのはあるよ?
好きっていうのはいろいろあるからね。わかるのは嫌いじゃないってことで。
そもそも好き嫌いがあるってことは感情があるからで、
どうでもいい人には無関心になるもんだよ?
好きの反対は嫌いじゃなくて無関心だ。」
「そうか、嫌いではないな。うん。
あいつが、これを食べてひれ伏すところが見たいだけだ。」
「あははは!想像できるね。もうちょっとしたら差し入れを持っていってあげよう。
今の時期は、みんないちゃいちゃしてる時期なんでしょ?
商品の開発と家のことで忙しいだろうからね。
持って行って邪魔しちゃ悪いしね。」
「そうだな。私たちもこれから忙しくなるかなら。」
「ふふふふ。まずは高台を作らないと。
鶏館の屋上より豪華にするよ!!」
「イエス!マム!」
「この場合は親方だ!」
「はい!親方!!」
砂漠石の支柱の上で骨組みを作り、倒木を製材して取り付けていく。
3つの植物園、ジャグジー、台所、トイレ。
大きなテーブル。
「ここまで大きなものがいるか?」
「いや、これはこのままいろんなところで使うつもり。
そしたらみんなを呼んだ時は大きいほうがいいでしょ?」
「そうだが。皆が来れば、卵と米のなくなりが速い。
仕入れないといけない。」
「はははは、大家族って大変だね。ほんと稼がないと。
何しようかな?考えてる?」
「あのアヒルの歌な、あれをイリアスでやれば、おひねりがもらえるぞ?」
「大道芸人か!いいね!二人で!歌いながら踊ろう!」
「しかし、お前をひとに見せるのは嫌だな。みながお前に惚れてしまう。」
「そう思ってるのはマティスだけだよ。マティスだって女の人にキャーって言われるよ?
大会の時の声援がすごかったもの。」
面布を付けるか、アヒルのお面をつけるか。
マティス画伯に書いてもらったニワトリは大きさは同じだったが、
羽根がやはり長く、トサカはないが角がある。
そして飛ぶらしい。
アヒルは大きい。そして、歌にあるようにそれでも小さくなったと言われているようだ。
そして耳がある。羽毛布団が1匹でできそうだ。
完成後はマティスは料理作り、わたしは植物園の手入れ。
月が昇る時間に今日は昇らない。
この日は蜘蛛も出てこなかった。
星が瞬き始める。
スムーズに外に出ることが出来た。
なんのことはない、扉君を囲むドームを大きめにしたのだ。マティスが。
それで、扉は開く。
砂がかぶればその分上に行くようにお願いしたらしい。
なるほど。
だから、外にでれば、かなり小高い砂丘の上だった。
もしこれがドームのまま、砂に埋もれていれば、
海中水族園のように中から蜘蛛の様子が見えたのかもしれない。
マティスに言えば、蜘蛛はもっと奥に潜っているから無理だろうと。
風で運ばれる砂だけ見えるだろう、と。
そうか、よかった。
半分になるまで、ひたすら走る。
サハラマラソンのようだ。
その合間に鍛錬が入る。
今日は拳術。ガイライの手甲を分解し、
カエルの青い皮を組み込む。
虫よけ、カエルよけ、それで丈夫。
これだけ鮮やか青も珍しい。
トックスさんに見せれば喜ぶだろう。
これも狩らねばなるまい。
マティスの拳が重い。
ガイライと同じだ。これで実戦向きではないの?
これではマティスを守れない。
「せぃ!!!」
わたしは女性としては大きいほうだ。
マティスはもちろん大きい。
なので、できるだけ懐に入る、下から。
飛ばれる前に打つ。
離れればその先を予測して移動。
「参った!」
何とか1本。
「すごいな、愛しい人は。私に流されないばかりか、
確実に決めて来るな。このままではお前に合わせての演武になる。
それでもいいが、私は踊りたい。」
「いや、重いよ?拳が。ガイライと同じなんじゃない?
はー。でもさ、わたしも頑張ってるよね?前みたいに息は上がらない。」
鍛練中は体重は3倍、低酸素状態だ。
「そうだな。この砂漠北上はいい鍛錬だ。」
「師匠に教えたら喜びそうだね。」
「そうだろうな。」
「知ってる?師匠とドーガー、二刀流を極めるらしいよ?」
「ドーガーは物にしそうだな。」
「そうだね、何気に器用だ。さ、休憩しよう。
金と銀を集めてお昼ご飯だ。ツナマヨにぎりを作ろう。
それから、ここで高台を組もう。植物園も広げないとね。」
マティスが金と銀を集めている間に昼ご飯を作る。
ツナマヨを作り、そこにお醤油を落とす。
それをおにぎりの具にする。
カチカチになったお魚を削ってみたが、道具が悪いのか、薄くはならない。
これをおかかとはいわないが、味はいい。これを削る道具を作らねば。
砂漠にでると、マティスはかなりの量の金銀を集めている。
「おお!大量だね。」
「ここで、会わずの月の日を迎えれば、翌日には砂漠を抜けるからな。
渓谷を超えればイリアスだ。
それがあるから、イリアスから砂漠に入ることが出来ない。
国境沿いには衛兵がいるだろうしな。」
「そうか。勝手に入られたら困るからか。せこいね。
じゃ、わたしたちは?砂漠を超えましたっていう?」
「いや、渓谷を超えて西に。ジットカーフに入ろう。
そこから街道をいき、イリアスに入る。
ワイプの弟子がラルトルガで別れてジットカーフに入ったとすればいい。」
「おお!じゃ、また兄弟で行く?」
「御前試合の話が伝わってるだろうから、夫婦でいいだろう。」
「そういう話が伝わるのは早いよね。伝令?早馬?」
「鳥を飛ばすことが多いな。」
「鳥ね。なんて鳥?いや!まって!言わなくていい。
現物を見たときに教えて。じゃないと混乱するから。」
「そうか?」
「・・・・」
「どうしたの?」
「私はお前が言うようにワイプのことが好きなのだろうか?」
「え?なに?その衝撃告白!ここでその路線なの?
え?師匠に負けるの?ならば、滅してもらうまで!!
ちょっと待てって!極悪人ワイプは死すべし!!」
「いや、それは止めない。できればそうしてもらいたい。」
「え?どっちなの?」
「・・・お前、笑ってるではないか。」
「そりゃそうでしょ!うふふふふふ。
あれでしょ?ツナマヨのおにぎり食べて、
師匠に食べさせたら喜ぶだろうなって思ったんでしょ?」
「喜ぶというか、驚くだろうなと。
うまいものを食べて、それを誰かに食べさせてやりたいと思うのは
好きだからだろう?」
「嫌いじゃないと思うよ?
おいしく食べる人に食べて欲しいなって思うのはあるよ?
好きっていうのはいろいろあるからね。わかるのは嫌いじゃないってことで。
そもそも好き嫌いがあるってことは感情があるからで、
どうでもいい人には無関心になるもんだよ?
好きの反対は嫌いじゃなくて無関心だ。」
「そうか、嫌いではないな。うん。
あいつが、これを食べてひれ伏すところが見たいだけだ。」
「あははは!想像できるね。もうちょっとしたら差し入れを持っていってあげよう。
今の時期は、みんないちゃいちゃしてる時期なんでしょ?
商品の開発と家のことで忙しいだろうからね。
持って行って邪魔しちゃ悪いしね。」
「そうだな。私たちもこれから忙しくなるかなら。」
「ふふふふ。まずは高台を作らないと。
鶏館の屋上より豪華にするよ!!」
「イエス!マム!」
「この場合は親方だ!」
「はい!親方!!」
砂漠石の支柱の上で骨組みを作り、倒木を製材して取り付けていく。
3つの植物園、ジャグジー、台所、トイレ。
大きなテーブル。
「ここまで大きなものがいるか?」
「いや、これはこのままいろんなところで使うつもり。
そしたらみんなを呼んだ時は大きいほうがいいでしょ?」
「そうだが。皆が来れば、卵と米のなくなりが速い。
仕入れないといけない。」
「はははは、大家族って大変だね。ほんと稼がないと。
何しようかな?考えてる?」
「あのアヒルの歌な、あれをイリアスでやれば、おひねりがもらえるぞ?」
「大道芸人か!いいね!二人で!歌いながら踊ろう!」
「しかし、お前をひとに見せるのは嫌だな。みながお前に惚れてしまう。」
「そう思ってるのはマティスだけだよ。マティスだって女の人にキャーって言われるよ?
大会の時の声援がすごかったもの。」
面布を付けるか、アヒルのお面をつけるか。
マティス画伯に書いてもらったニワトリは大きさは同じだったが、
羽根がやはり長く、トサカはないが角がある。
そして飛ぶらしい。
アヒルは大きい。そして、歌にあるようにそれでも小さくなったと言われているようだ。
そして耳がある。羽毛布団が1匹でできそうだ。
完成後はマティスは料理作り、わたしは植物園の手入れ。
月が昇る時間に今日は昇らない。
この日は蜘蛛も出てこなかった。
星が瞬き始める。
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タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
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ご購入はこちらから:
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