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299:望んだこと
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軽いかどうかわからない朝食の後、まったりお茶をしている。
この後、資産院に行って、軽く鍛錬後、師匠と手合わせ。
師匠は本当に合わさりの月まで休みを取ったらしい。
「ガイライは?」
「ニックが戻ったこともあり、休みは無理でした。」
「だろうね。」
「砂漠にはいつ出るのですか?」
「ん?師匠どうしますか?」
「だいたいどうして、私たちが砂漠を南下しないといけないんだ?
それはワイプの仕事だろ?」
「もちろん、休暇となってますが、仕事ですね。
砂漠を縦断する手段が手に入ったということで、調べられることは調べようと。
オート院長はなかなかに人をうまく使うのでね。
結果が出れば良し、出なければ仕方がないと、
言ってくれています。良き人材でしたね。」
「だから、どうして私と愛しい人が同行しないといけないんだ?」
「あなたわたしの弟子でしょ?同行は当然です。」
「・・・月が昇ればどうするんだ?」
「こちらに戻りますよ?月が沈めば、またそこから出発です。
あなた方もそうしたのでは?」
「わたしたちは砂漠で寝泊まりしました。方向が夜しかわからなかったから。」
「あ!!しまった。そうか。マティス君が砂漠で方向が分かるのは
コットワッツの砂漠だったからか。これはわたしとしたことが。
だったら、ちょっと砂漠縦断は無理ですね。
あなた方はいいかもしれませんが、わたしもさすがに夜の砂漠にでることはできない。」
「いえ、方向は月が沈んでもわかります。最初は夜に移動しました。
方向が分かる手段を手に入れてから、月が沈んだら、砂漠を手合わせしながら北上して、
半分になったら、魚を干して、いろいろ収集して、
月が昇り始める前に蜘蛛たちが食事をするので、それを観察後に、
家に戻ってました。月が沈んで半分進み、それを6日。
月が沈んでいる間進むのであれば、大回りしてもそれ以上はかからないはずです。
あ、移動は走りながらの手合わせ、荷重2倍、空気半分です。」
「素晴らしいですね。方向はどうやって?」
「これです。ここではジセキ?磁力をもつ石ですね。鉄にくっつく。
これを糸を通してやると一定の方向を示します。その方向が月が沈む方向、北ですね。」
「慈石?これが?鉄につくというのならそうですが、この形は海峡石だ。」
「海峡石でいいとおもいますよ、分類は。八面体の石で、なにかしらの力がある。
それが海峡石。
この黒い海峡石は磁力を持っている。マトグラーサの砂漠で取れます。」
「・・・ガイライ殿、ニック殿。」
「ああ、わかってる。」
「モウ、我が弟子よ。手合わせはこの後しましょう。砂漠南下はちょっとまってください。」
「ワイプ?どうした?別にそこまで嫌がってるわけではないぞ?
荷物持ちをさそうなどと思ってるだけだ。」
「ええ、ええ、そうでしょうとも。」
ガイライとニックさんがものすごく驚いている。
「モウちゃん、方向が分かるってことはものすごいことなんだよ。」
「?いままでどうしてたんですか?距離はわかるとは聞いてますが?」
「石使いだよ。こぶし大の石を使って進む方向を確認する。
戦闘があったら、そのたびにだ。しかも大体の方向しかわからん。
石使いがいなければ、もっと大きな石がいる。」
「これも月が沈む方向が分かるだけですよ?鉄の近く、磁石同士が近いと、くるくる廻るし。
砂漠ではわたしの目線以上のたかさに持ち上げないと狂います。」
「ああ、そこまでも調べてくれているのですね。」
この海峡石はあなたが見つけた?ほかの人は見つけられる?」
砂玉のことがなければどう砂漠石を収穫していたかはわからないけど、
コットワッツの砂漠でとれる海峡石と同じだと思う。
そのことを答える。
「他の慈石でもできますか?」
「それはわからない。
この大陸というか、この陸、海、すべてひっくるめたものを、一つの塊と考えて、
そこに磁場が発生してると考えるんだったかな?
ただ、この世界は、海の果てというのが分からない。
この大地が丸いっていっても理解できないでしょ?
そもそも宇宙が違うし、太陽もない。別物だと考えないといけない。
・・・・。
わたしがこうだったかな?と思ったこと、望んだことが正解じゃなくて、
そうなっている。
磁石も、メイガの辛味も。」
不思議に思っていた。
だったらいいな、が確実に出てくる。
わたしはそこまで博識ではない。
「モウ?あなたは神?違うでしょ?
慈石も昔からあるし、メイガの目の粉も昔からあります。
ただ、その使い方をわたしたちが知らなかっただけだ。
うぬぼれては行けませんよ。」
「・・・はい、師匠。ありがとうございます。」
「愛しい人が望んだ世界なら、ワイプなんぞいないからな。
当然、私が望む世界もだ。」
「うふふ、マティスはすぐそんなことをいう。
マティスもわたしも望んだ世界なら、師匠は当然いるし、みんなもいてるよ。
うん、わたしは神様ではないしね。
マティスと楽しく、おいしいものを食べれたらいいよ。
そこにみんながいれば、なおいい。
けど、便利だよって出したものが戦いに使われるのは避けたい。
銃のように当事者にはなりたくない。」
「戦に使おうが使わまいが、方向が分かるというのは画期的ですよ。
それが、こんな簡単なことでわかるというのがね。
便利なものをどう使うかが問題なのであって、これがダメだということでもない。
アバクスと同じように便利なものは便利ですよ。」
「愛しい人、なにも気にすることはない。ワイプに言うように
使い様なんだ。」
「マティス、それじゃ、ルカリアの銃と一緒だ。
便利だから開発した、そのあとのことは考えない、考えられない。
知らない、思いつかなかった、ならまだ自分を守ることが出来る。
でも、わたしは知っている。
方向が分かり、弾道の着地点の計算が素早くできるのなら
やはり、戦争に使われる。
いつも話す計算する機械あるでしょ?あれだって最初は弾道距離を計算するために
開発されたんだ。」
「しかし、それを便利に使っているのだろう?」
「そうだけどね。」
「気にするな。
また、いろいろ考え過ぎたな、大丈夫。
この後、ワイプと10本中10本とればいい。」
「うん。」
この後、資産院に行って、軽く鍛錬後、師匠と手合わせ。
師匠は本当に合わさりの月まで休みを取ったらしい。
「ガイライは?」
「ニックが戻ったこともあり、休みは無理でした。」
「だろうね。」
「砂漠にはいつ出るのですか?」
「ん?師匠どうしますか?」
「だいたいどうして、私たちが砂漠を南下しないといけないんだ?
それはワイプの仕事だろ?」
「もちろん、休暇となってますが、仕事ですね。
砂漠を縦断する手段が手に入ったということで、調べられることは調べようと。
オート院長はなかなかに人をうまく使うのでね。
結果が出れば良し、出なければ仕方がないと、
言ってくれています。良き人材でしたね。」
「だから、どうして私と愛しい人が同行しないといけないんだ?」
「あなたわたしの弟子でしょ?同行は当然です。」
「・・・月が昇ればどうするんだ?」
「こちらに戻りますよ?月が沈めば、またそこから出発です。
あなた方もそうしたのでは?」
「わたしたちは砂漠で寝泊まりしました。方向が夜しかわからなかったから。」
「あ!!しまった。そうか。マティス君が砂漠で方向が分かるのは
コットワッツの砂漠だったからか。これはわたしとしたことが。
だったら、ちょっと砂漠縦断は無理ですね。
あなた方はいいかもしれませんが、わたしもさすがに夜の砂漠にでることはできない。」
「いえ、方向は月が沈んでもわかります。最初は夜に移動しました。
方向が分かる手段を手に入れてから、月が沈んだら、砂漠を手合わせしながら北上して、
半分になったら、魚を干して、いろいろ収集して、
月が昇り始める前に蜘蛛たちが食事をするので、それを観察後に、
家に戻ってました。月が沈んで半分進み、それを6日。
月が沈んでいる間進むのであれば、大回りしてもそれ以上はかからないはずです。
あ、移動は走りながらの手合わせ、荷重2倍、空気半分です。」
「素晴らしいですね。方向はどうやって?」
「これです。ここではジセキ?磁力をもつ石ですね。鉄にくっつく。
これを糸を通してやると一定の方向を示します。その方向が月が沈む方向、北ですね。」
「慈石?これが?鉄につくというのならそうですが、この形は海峡石だ。」
「海峡石でいいとおもいますよ、分類は。八面体の石で、なにかしらの力がある。
それが海峡石。
この黒い海峡石は磁力を持っている。マトグラーサの砂漠で取れます。」
「・・・ガイライ殿、ニック殿。」
「ああ、わかってる。」
「モウ、我が弟子よ。手合わせはこの後しましょう。砂漠南下はちょっとまってください。」
「ワイプ?どうした?別にそこまで嫌がってるわけではないぞ?
荷物持ちをさそうなどと思ってるだけだ。」
「ええ、ええ、そうでしょうとも。」
ガイライとニックさんがものすごく驚いている。
「モウちゃん、方向が分かるってことはものすごいことなんだよ。」
「?いままでどうしてたんですか?距離はわかるとは聞いてますが?」
「石使いだよ。こぶし大の石を使って進む方向を確認する。
戦闘があったら、そのたびにだ。しかも大体の方向しかわからん。
石使いがいなければ、もっと大きな石がいる。」
「これも月が沈む方向が分かるだけですよ?鉄の近く、磁石同士が近いと、くるくる廻るし。
砂漠ではわたしの目線以上のたかさに持ち上げないと狂います。」
「ああ、そこまでも調べてくれているのですね。」
この海峡石はあなたが見つけた?ほかの人は見つけられる?」
砂玉のことがなければどう砂漠石を収穫していたかはわからないけど、
コットワッツの砂漠でとれる海峡石と同じだと思う。
そのことを答える。
「他の慈石でもできますか?」
「それはわからない。
この大陸というか、この陸、海、すべてひっくるめたものを、一つの塊と考えて、
そこに磁場が発生してると考えるんだったかな?
ただ、この世界は、海の果てというのが分からない。
この大地が丸いっていっても理解できないでしょ?
そもそも宇宙が違うし、太陽もない。別物だと考えないといけない。
・・・・。
わたしがこうだったかな?と思ったこと、望んだことが正解じゃなくて、
そうなっている。
磁石も、メイガの辛味も。」
不思議に思っていた。
だったらいいな、が確実に出てくる。
わたしはそこまで博識ではない。
「モウ?あなたは神?違うでしょ?
慈石も昔からあるし、メイガの目の粉も昔からあります。
ただ、その使い方をわたしたちが知らなかっただけだ。
うぬぼれては行けませんよ。」
「・・・はい、師匠。ありがとうございます。」
「愛しい人が望んだ世界なら、ワイプなんぞいないからな。
当然、私が望む世界もだ。」
「うふふ、マティスはすぐそんなことをいう。
マティスもわたしも望んだ世界なら、師匠は当然いるし、みんなもいてるよ。
うん、わたしは神様ではないしね。
マティスと楽しく、おいしいものを食べれたらいいよ。
そこにみんながいれば、なおいい。
けど、便利だよって出したものが戦いに使われるのは避けたい。
銃のように当事者にはなりたくない。」
「戦に使おうが使わまいが、方向が分かるというのは画期的ですよ。
それが、こんな簡単なことでわかるというのがね。
便利なものをどう使うかが問題なのであって、これがダメだということでもない。
アバクスと同じように便利なものは便利ですよ。」
「愛しい人、なにも気にすることはない。ワイプに言うように
使い様なんだ。」
「マティス、それじゃ、ルカリアの銃と一緒だ。
便利だから開発した、そのあとのことは考えない、考えられない。
知らない、思いつかなかった、ならまだ自分を守ることが出来る。
でも、わたしは知っている。
方向が分かり、弾道の着地点の計算が素早くできるのなら
やはり、戦争に使われる。
いつも話す計算する機械あるでしょ?あれだって最初は弾道距離を計算するために
開発されたんだ。」
「しかし、それを便利に使っているのだろう?」
「そうだけどね。」
「気にするな。
また、いろいろ考え過ぎたな、大丈夫。
この後、ワイプと10本中10本とればいい。」
「うん。」
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