いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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377:通行料

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彼女が起きたのは、半分は過ぎてからだ。
寝始めたのが月が沈んでからだったから。

「すでにぐうたら生活しているね!
でも、万全な準備をしないとね!ご飯を炊かねば!!」
「砥いで水につけている。
半分の飯の用意もしている。」
「え!起こしてくれたらよかったのに。」
「月が沈んですぐセサミナが呼んだんだ。
それで、目が覚めてな。」
「セサミン?なんかあったの?」



彼女が寝てから、からだをきれいにし、寝姿を堪能してから
私も少し寝ようと、彼女の匂いを胸いっぱい吸い込んでいると、
月無し石がひかり、仲間同士ぶつかり合って音を出した。
リンリンときれいな音を出す。

「なんだ?誰だ?セサミナか?」

リン

(セサミナ?どうした?)
(兄さん!よかった!今、呼ぼうとしてたんです!)
(いいから、どうした?)
(月が沈んで、祭りの片付けが始まったのですが、
便所の糞尿がなくなっているのです。
その、姉さんが片付けてくれたのでしょうか?)
(?いや、そんなことはしていない。馬の方は飛ばしていたが、
そもそも祭りの間広場には行っていない)
(そうですよね?清掃業者がどうなっているんだと。
彼らは運ぶことで賃金が発生します。縄張りもある。
他の者が運ぶことはないのですが)
(・・・。処理場は毎日誰かが見に行っているんだな?)
(ええ。)
(今日もか?)
(業者と一緒に行くつもりでした)
(・・・祭りに来ていた石使いが酔っぱらって飛ばしたようだと言え。
清掃業者には手間をかけたと、同じ賃金を払っておけ)
(それは、すでに。しかし、では誰が?)
(ワイプに連絡しろ。そこで、ナソニールの話を聞け。
ワイプが来る前に処理場の確認、領国の出入りしたものをまとめておけ)
(ナソニール?ですか?)
(そうだ。あとは、行方知れずになってる、人、馬だ)
(わかりました。
これは姉さんには知らさないほうがいいことなのですね?)
(いや、彼女は知っている。しかし、彼女がいまできることはない。
そうだろ?)
(ええ、そうです。確認だけしたかったのです。ありがとうございます。
それで、姉さんは?)
(寝ている。ついさっき寝たんだ)
(!すいません)
(かまわんさ。彼女がしたと思い込むより確認を取ることのほうが大事だ)
(はい。でも、なぜ、わたしが連絡を取りたいとわかったんですか?)
(急ぎならわかるといっただろ?寝入っていなければこちらから連絡する)
(はい。では、あとはこちらで)
(ワイプには結果だけ報告しろと言ってくれ)
(ワイプ殿は連絡できるんですか?)
(ワイプのトリヘビだ)
(トリヘビ!ワイプ殿の?)
(雇ったんだ。昨日見ていないか?ホーの鬣の中にいただろう?)
(気付きませんでした)
(気付かれては仕事にならないからな、
トリヘビも。この件、必ず執務室でしろ。
聞かれてはまずい内容だ。いや、うまく情報を流せ)
(ええ、それはもちろん。兄さん、ありがとうございます)
(ではな)


セサミナとのやり取りを簡単に説明する。
それから、起きれば食べるであろう食料を作っていたのだ。
眠くはない。

「んー、どうなんだろう?
うん、今できることはないね。
その、ナソニールと同じことをどこかでしようとしてる?
それにはその、糞尿がいるの?マトグラーサだよね?糸つくってるの?
自分とこで賄いなよって話?いや、違うな。うーん。」
「愛しい人?ここで悩んでいてなにもならない。
それはワイプの仕事だ。資産院はあらゆる金の流れを把握する。
生産院よりするべきことが多いんだ。任せておけばいい。」
「うん、そうだね。じゃ、あとで差し入れ持っていこう。」
「それはいらない。」
「うふふふ。また、そんなこという。
どっちにしろ、今日はゴロゴロして、なにつくるか考えるんだから。
その考えを始める前になんか食べよう。
いいにおいするもの。おなかが鳴りそう。」
「甘いパンだ。リンゴジャムを入れている。あと、キトロスの皮の甘煮も。」
「お!!それはおいしいに決まっている!」
「あとは、デイのハムだな。
馬を預けている間に村長たちが売ってくれたものだ。
もらてくれと言われたがな、きちんと払ったぞ?」
「さすがだ!うん、商売商売!ご飯は?」
「今から炊こう。食べている間に炊きあがるだろう?
おにぎりは先に作ろうな。それを食べつつ、なにを作るかを考えるのだろう?」
「いいね!鍛錬は?」
「合間に、少しずつだ。」
「はーい。」



─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘


「セサミナ様?モウ様ですか?マティス様ですか?」
「兄上だ。よかった。連絡してくれて。
ワイプ殿に手紙を、これを飛ばしてくれ。今なら自宅だろう。」
「わかりました。」
「あとは、処理場の確認、領国の出入り、
行方不明者、馬の盗難か?それをまとめてくれ。
領国の出入りは祭り後の確認ということに。
行方不明者、盗難も祭り関係でいいだろう。
ルグ、ドーガー、手分けしてあたってくれ。カルジュも使え。さぼらすな。」
「「はっ。」」



─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘


キトロスの樹の下にクッションを置く。
膜を張るほどには寒くはないのでそのまま、
そこで、ゴロゴロしようと彼女が言う。

「キトロス君も元気になったね。よかったよ。
あとの木々も元気だしね。
今は乾季だから、水は要らないのかな?
植物園にも砂漠石を埋めたから、いいのかな?
ほしくなったら
知らせてもらえるかな?」

彼女が一方的に話しかけている。
うん、うん、と頷いているから会話は成立しているのだろう。


紙と鉛筆で、作るものを書き上げる。

パン(甘いパンは好評だった)
ぴざ
パイ
はんばあぐ
ろーるきゃべつ
おにぎり
らーめん
干し肉
煮込み肉
焼き鳥

カニ
昆布
海苔
果実を干したもの
野菜類

あとは食材の確認。


「豚、サイはある。鳥肉がないな。ボットもない。野菜もないな。
魚、カニ、海鮮類はまだあるが、あの人数に出すとなると
あっという間になくなる。
豆類はある。米は大丈夫だが、おにぎりにしたから心もとない。
パイ生地、麺類、小麦がない
卵、乳酪、乳、この辺はいつもぎりぎりだ。
果実はいいな。この時期、どちらにしろ出回っていない。
作るというより、食材集めだ。」
「肉類はさくっと買いに行こう。
王都と、ラルトルガ、フレシアには回れるからね。
ルポイドにコーヒー豆も仕入れよう。
きっと、まだ、その辺を廻っていたんだと思われるだけだ。」
「そうだな、まさか、コットワッツでほとんど食べたとは思わないだろう。」
「思われたらいやだよ。広範囲に大食い認定になる。
お酒はあるしね。うん。
あー、チョコレートボンボンは作ろう。お菓子系も作らないとね。
あとはね、端切れもらったから小袋とかね。
んー、真綿がもっと欲しい。
まだ、ビヤンさんとエスワさん、戻ってないよね?あした、
先にフレシアに行こうか?
守衛さんも布屋さんも近隣にまわっただけって思うよ。
鳥肉市場もね。
で、ルポイドにいこう。
チョコの原料、テオブロマもそこで買い付けようか?
稼いだお金で材料を買いまくろう!!」
「いいな。そうしようか。
では、運ぶためのあの折りたたみ式の背負子は改造しないと。
買った先から収納はできない。」
「そうだね。竹は砂浜で乾燥させているから取りに行こう。
そこで、また、モモも取れるかもしれないしね。
渓谷のカエルの様子も見ようか?
青くなってるかな?あ、なまこは大丈夫だよね?」
「それは大丈夫だ。砂浜、渓谷、フレシア、ルポイドだな。」
「うん。それで行こう。それで、問題なく補充出来たら、
もう一度、イリアスに戻って、ダルカナ、間の砂漠、ピクト?
で、ニバーセルのタフトに行ってないよね?そこに寄っていこうか。」
「タフト、タフトな。あの領国は派手だ。
王都よりもな。」
「おお!王都よりも?」
「そうだ。これといった産業はない。
中央に行く街道が通っているんだ。そこで王族は金を落とす。
商人もそこを通る。その通行料で国が成り立っている。
もちろん、商売はしているぞ?が、高い。
フレシアのように蚕様のどうのというのはない。高い。」
「やっぱ、軍見習い時代に通った?」
「そうだ。泊りはしないが、通った。途中、水袋が破れてな、
買ったんだ。王都で買う3倍だ。
おかしいと言ったが、廻りも、ここではそうなのだと。」
「おお!気を付けようね。何も買わず、見るだけにしよう。
しかし、3倍か。別の道で中央に行ったら?」
「ないんだ。その街道しか。
ナルーザもその街道しか中央にいけないようにしている。」
「フレシアとナルーザは行き来してるよね?」
「もちろん。が、中央に行くにはタフト側からだ。
ナルーザからその街道に入るにも金が要る。
ピクトも側から入る街道もだ。
ニバーセルから入るには必ずタクトの街道を通る。
その街道を避けて中央には行けないようにしている。」
「だれも文句言わないの?」
「言わないな。安全だからだ。街道をそれれば、大型の獣がいる。
盗賊もな。そうなれば、街道を行き来するほうがいい。
通行料はその安全を買うようなものだ。」
「ちなみにいかほどで?」
「一人、20リング、馬5リング、荷車も3リングだ。」
「ん?そんなに高くない?」
「検問が20カ所ある。その都度だ。ナルーザに入るときにもいる。
ナルーザから中央まではなにもない。」
「検問が?」
「いや、なにもないんだ。店も、住人も、水も。
その街道で分断しているので、行き来する道はある。
が、街道沿いの南側は桑畑だが、ピクト側は何もない。
ほんとに何もないんだ。
大型の獣意外な。」
「森?林?荒野?」
「山脈だ。」
「おお!じゃ、探検だね。ピクトにいって、その山を登ろう。」
「何もないぞ?山脈と砂漠の間も何もない。そこは荒野だ。」
「その大型の獣がおいしいかもしれないし、
おいしい木の実がなってるかもしれない。
土の中においしいものがあるかもしれない。ね?」
「あははは。そうだな。そうしよう。そこを南下すると、砂漠がある。
そこは行ったことはないんだ。」
「あの大きな、砂漠が2つくっついてるところだよね?海にも続いてる?」
「いや砂漠と海の間に未開の森かある。
呪いの森のようなものだ。どこの領地でもない。」
「なんで?」
「呪いの森と一緒だ。組み込まれる分だけ税が上がる。
ナソニールも山脈と砂漠の間の土地を手放したいが、
買い手がいない限りダメだろうな。しかし、税は低いはずだぞ?
コットワッツが草原を有しているようなものだ。
その領国もそのような土地を抱えている。」
「へー。でも、その未開の土地、海が近くて砂漠があるっていうのは
いいね。そこも見に行こう。家を建てるのにいいかもしれない。」
「そうだな!大きめの家も何軒か買っておくか?」
「素敵!王都で師匠の家を探した時、何軒かあったんだ。
でも、部屋数が少なかったの。それ、買っちゃおうか?
たしか、1000リング前後だったとおもう。
ガイライにもらった大金があるからね。」
「そうだな。そうしようか。」
「うん。素敵なところなら、雨の日の家を立ててもいいしね。
そうじゃなくても拠点を置くのはいいよね。」
「ああ、楽しいな。」
「うん。さ、これで、予定は立てた。
あとは本格的にゴロゴロしよう。
マティス、こっちに来て?んで、いっしょにゴロゴロしよう。」
「いっしょに?どうするんだ?」
「ん?こうやって、だらだらごろごろするだけ。
うふふふふ。マティスの匂いだ。安心の匂い。」


彼女が私の胸元に縋りつき、匂いを嗅いでいる。
同じように私も彼女の匂いを嗅ぐ。獣のようだ。
安心を求めているのだな。

それから彼女は食べては呑み、少し寝て、話をして、
笑い、少しの鍛錬をした。

心のどこかで、ワイプのことを考えていたのがよくわかる。
合間合間に。ビャクが来ないかと上を見上げる。
私も同じだ。


しかし、今日はゴロゴロすると決めているから、その話は出ない。
もう少ししたら、パイを先に作ろうと言おうか。
王都に行き、家を買うついでにワイプを訪ねればいい。
なんだったら、その手筈もワイプにしてもらおう。

彼女にそういうと、うれしそうに笑った。

月が昇り始める前に、
サボテンの家に戻り、あるだけの材料で先に作っていく。

あらかた作り終えると、ビャクがやって来た。

手紙には各地で同じようなことが起こっているとある。
コットワッツの処理場と出入りに問題は無し。
行方不明者等も騒ぎにはなっていない。
ただ、騒ぎになっていない者までは把握できず。


「糞尿をさ、盗んで何に使ってるかだよね?
畑の肥料とか?だったら、ただ単に窃盗だ。しかも盗む必要はない。
コットワッツは利用してないんだもの、譲ってもらえばいい。
やっぱり糸絡みかな?
行方不明者はそこかしこにいる。それはどこでもだ。
全員を把握することはできないからね。
2回目の強制労働者で満期に以外の人なんかも一種の不明者になる。
これ、どうしようもないね。
そもそも操りの糸が売り出されてるんだもの。
でもなー、なんかなー。」
「身内に使われないように気を付けるということぐらいだろう。」
「そうなるね。蜘蛛の糸。もっと欲しいな。
砂漠に帰ってもらった蜘蛛さんたちに糸出してもらおうか?」
「そうだな。クーあたりに話をつけてもらうか?
メイガ狩りのついででもいい。」
「そうだね。そうしよう。ビャク、お疲れ様。
師匠は今は家?資産院?
そうか、じゃ、もうすぐしたら家にお邪魔しますって、伝えてくれる?
あ、そうか、手紙か。マティス書いて?
ビャク?お駄賃はなにがいい?ん?冷たいの?
寒がりじゃないの?ああ、炬燵の中で冷たいものね。いいね!
じゃ、それは持っていくよ。いまは食べれないし、
おこた出していてないからね。
じゃ、ビャクお願いね。」

アイスとシャーベットも追加で作る。
乳と卵を買うように手紙に書き足した。




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