いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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561:本職

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「来たか!」
「お元気そうで!先日は生意気なことを言いました。申し訳ない。」
「いや、謝らないでくれ。あんたが言うこと正しかった。
ん?ナルーザの山を登って来たのか?」
「ええ。あの畑は?トウミギ?」
「そうだ。雨が降れば一気に芽吹く。」
「それはすごい!楽しみですね。」
「買取も楽しみしているぞ?で?今日は?
この前、山の幸が転がり込んでな。高値で売れた。
干し肉もうまく作れた。どうだ?買うだろ?」
「いや、今日は行商だ。いい品を仕入れてきた。
高値で売れたということは、懐は暖かいということだ。買ってくれ。」
「ははは!どれだけある?村の連中も呼ぼうか?」
「ああ、いいな。そうしてくれ。」
「それで稼いだ金は、村の商品を売ることで回収しよう。」


「ティス、気を付けようね。」
「ああ、気を付けよう。」



「ささ、こんな時間に申し訳ないが、やっと、到着したんだ、許しておくれ。
ニバーセルがコットワッツから、最新の商品を持ってきたよ。
冷蔵庫に、冷凍庫、タオルにゴム、
豆ソースに後はなんだ?ああ、飴に、ガムに、日用雑貨、
ブラス製品に、香り豊かな石鹸だ!
ここでの商売は始めてだ!現地価格にちょいと上乗せさせてもらうが、
ピクトの王都で買うよりよっぽど安い!
もちろん商品もいいよ!
甘味もあるよ。プリン!これは早めに食べとくれ!
1個3銅貨だ。
冷たいアイスもある!
これは1個5銅貨。溶けるからね。早めに!
販売が終われば、コットワッツの食の祭りで大人気!
ラーメンもあるよ!1杯1銀貨!これは特別価格だよ!」


「いや、違うよ。お姉さんは色白さんなんだ。
青なんてダメだよ!青が流行りってのは古いよ!
この赤系がいい!この黄色がかかった色がね!ほら!なんて健康的なんだ。
色白美人さんがいるよ!」

「上に目が行くようにね。こういう風に髪を飾るんだよ。
ああ、きれいな金色だ。このふわりがうらやましい。」
「・・・・ちりちりって。」
「ああ?そいつはうらやましいからだね。
ここにお座り。こうして束ねるだけで、なんて豪華なんだ。
これを付けるだけでさらに可愛らしいだろ?
三つ編みと編み込みを教えてあげようね。
ほら、あんたは?友達?こうやってね。
お互いでやりあいっこでね。
ああ、友達はまっすぐだね。これもきれいだ。
一本、端切れの細いのを編み込もう、ほら?どうだい?」


「姐さんのこの艶もち!やっぱり化粧水を?
髪の艶は?あの?やっぱりね。残念ながら、それは取り扱ってないんだ。
ま、いろいろとね。でも、それがあるならさらに効果を出せる方法があるんだよ?
蒸しタオル!これはいいよ!」


「太るたんびに紐を入れ替えてる?ばれないようにこっそり?
そんな時はこれ!ゴム紐だよ!
こうすれば、ある程度は伸び縮みする。
が、これは危険な紐だ!だって、結構伸びるから!際限なく食べちゃう!
そうなると太ってしまう!が!そんな時は運動だ!
こう、腰をきゅっと捻る。
掌をこう、合わせて押す。
足をあげる!
これで、ボっ!おっと、これは言ってはいけない!
でも、お嬢さん方は分かるよね?」
「きゃーーーー!!」


「修行者なんだよな?え?行商が本職?」
「そうだな。両方だ。ん?それは孫の手だ。こう、背中をかく。
そうだ。」
「お前は商売する気はあるのか?」
「もちろん。お前が邪魔しているんだ。見ろ、ご年配の方々に人気なんだ、私は。
ん?歯ブラシだな?歯を磨く。健康に保つぞ?ああ、緑茶もいいぞ。」


マティスの方も相変わらずご年配の方に囲まれているが、
うまくさばいているようだ。


「さて!冷蔵庫と冷凍庫はちょっとお高いですね。
これは村長さんのところに置いておきましょう。
お気に召しましたらご購入を!
では!ラーメンの販売を行いたいと思います。
準備が終わり次第金を鳴らしますので!
お楽しみに!!」


鉢は小さいものが30ほど用意している。
桶に水と、大鍋、5台。
2つでスープを温め、3つで湯がく。
チャーシューとコーンバターだ。


「村長さん、先にどうぞ?」
「これ、トウミギだな?ああ、うまい。本当にうまいな。」
「ね?実を削いだ芯も酢漬けにしてますよ。コリコリしておいしいですから。」
「あの早めに摘むトウミギも酢漬けに?」
「もったいない!若いトウミギは実も芯も柔らかいから炒めてもそのまま食べても
おいしいはず!ああ、楽しみ!!」
「そうだな!売れるな!」
「でしょ?で、余分なところに栄養がいかないから、残ったトウミギは
もっとおいしいはず!うん、これ、実際になって見ないとわからないんだ。
ごめんね。」
「いや、ダメでも仕方がない。試す価値はある。それにその分の金はもらっている。」
「あの?石狩りは?」
「ああ、子供は禁止にした。大人は仕方がないな。
子供たちと畑を作ってそれを見て、働く楽しさを思い出してくれればいいがな。
だから、あの熊と蛇は助かった。わかってる。
誰だかわからないが、近くに来たっていう土産なんだろ?
あれを狩って売る方がよっぽど収入になるからな。
1月10リングなんて生活しようと思うほうがおかしかったんだ。
こうやって、金が手元にあれば、好きなものもかえるからな。
ああ、いい時に来てくれたよ。」


ラーメンは大盛況だった。
作り方も教えたが、本格的なのはやはり、コットワッツのティータイだと。
領主館を訪ねれば、修業先をあっせんしてくれると伝えておく。

トウミギの食べ方も。
急遽、バター醤油のトウミギを販売した。




「さ、今日は泊まっていくんだろ?
行商だからな。売り上げの1割は税で置いていってくれ。
宿代、飯代は、ま、負けてやろう。」

1割!150リングほどの売り上げだった。で、15リング。
んー、わかっていても痛いな。

村長相手にもっと売りまくってやる!!



「さ、今度はこっちが売る番だよな?」
「いやいや、熊も、蛇も土蜜もある。薬草もある。
だが、買いたいものはあるのよ。」
「ん?なんだ?」
「ピクトの山のことを知りたい。」
「見りゃわかるだろうし、あんた達は往復してるんだ、ほかに何が知りたい?
それに金を払うのか?」
「そう。情報は大事だからね、行商には。」
「・・・そりゃそうだ。追われてるんだろ?ダカルナに。」
「それは行商の夫婦だ。追われてるわけでもないはず。
わたしたちは修行者の夫婦。」
「無理だろうな。今日のやり取りで、誰かが売るぞ?それを止めることもせんしな。
俺も売るから。」
「もう!かまわないけどね。ナルーザ側からきて行商していった。
品物はコットワッツの物ばかりってだけでしょ?」
「それに、鍛錬のワイプの弟子だって付け加える。」
「ああ、それはまずいな。ここではおんなだってばれたから変装しなかったけど、
行商の夫婦で面倒な時は修行者、鍛錬のワイプの弟子兄弟で通すつもりだったから。」
「だったら口止め料を払うか?」
 「払わない。だって、わたしたち2人に何かあれば、トウミギの買い取り先がなくなるよ?」
「ちっ!」
「うふふふ。行商の夫婦が来たことはかまわないから。
でね、買いたい情報っていうのは、このピクトの山、ナルーザの山、
これ、どこの領地?」
「そんなこと?国境の山だ、両方の山だよ。」
「え?境界石は見なかったよ?」
「山頂が境界だ。わざわざ石は生まれないさ。
日々変化するからな。崩れるたびに石が動くのも面倒な話だろ?
砂漠や海と一緒だよ。」
「なるほど!!ものすごく納得だね!ティス!」
「・・・これは、習うことか?」
「ああ、あんたは、そうだな、習うな。
地理、歴史、石の種類、習うんじゃないか?
俺も、何も隠さないが、ピクトの王族だからな。
習ったぞ?」
「おお!なんで、この村に?」
「次期争いに負けたってとこだな。もともと参加したつもりはないんだがな。
もらえるもんもらって、ここに、この村に来たんだよ。」
「なんだか、村長さんの話で小説が書けそうだね。
ウダーってのは村長の名前なの?」
「自分の村に自分の名前を付けるのって恥ずかしくないか?
元からある名前だ。ウダーは熊の威嚇の声からだ。
俺の名前は、シェジェ、シェジェフカルンバだ。」
「シェジェフカルンバさん!長い!ルンバさんって呼んでいいですか?」
「お好きに。」
「ルンバさん!」
「さんもいらんよ」
「いや、そこは、年長者を敬わないと。」
「ん?俺の方が年下だと思うぞ?」
「うそん!」
「俺は20だ。」
「うそ!!」
「嘘だよ、あははははは!!」
「ムカつく。あれと同じくらいムカつく。」
「愛しい人?甘いものを食べなさい。腹が減ってるんだ。」
「そう?そうかな?コーヒー入れよう。
ルンバもいる?」
「年上を敬うんじゃないのか?」
「いいや、ルンバで十分だ。」
「あははは!コーヒーな、もらおうか。」


マティスがプニカのタルトとコーヒーを出してくれた。
あー、プニカ万歳。


「うまいコーヒーだ。そうだな、予約しておこう。
これも売ってたな。腹下しだと思っていたよ。
皮がダメなんだな?」
「子供たちには念押ししてくださいね。」
「この辺にはないからな。ま、注意はしておこう。
それで?まだ聞きたいことがあるのか?」
「ええ。海側も?同じ?」
「海側は未開発の地だな。」
「なんで?」
「風がきつくて入れんからな。
なにも産みださない領土はいらんだろ?
両方が放棄したってことだ。」
「何も生み出さない?こっちのピクト側は、熊とか、蛇とかあるけど、
ナルーザ側は、すこしの植物と虫としかなかったよ?
だったら、いらないんじゃないの?」
「なにも山で取れるものが資源じゃない。
あの山から、水が流れている。ナルーザ側にな。
小さな川が何本もあるんだ。あの場所からだと、
見なかったか?もう少し西に行けば川があったはずだ。」
「納得だよ!ルンバ!博識だね!」
「習うからな。」
「・・・・。」
「ティス!今教えてもらったんだ。よかったよ!」
「そうだな。」
「わからないこと、知らないことは知っていそうな人に聞く!
今回はルンバで正解!」
「えらい言われようだけどな。で、いくらくれるんだ?」
「え?前払いしたでしょ?コーヒーとパイだよ?」
「なに!」
「あはははは!うそうそ!情報料で10リング。
さ、おやつの時間は終わりですよ。晩御飯ごちそうしてください!!」
「まだ食べるのかよ。」
「え?甘いものとご飯は別ですよ?」
「・・・なにがいい?熊も、蛇も干し肉であるぞ?」
「あ、じゃ、蛇鍋で。」
「なべ?ん?」
「ああ、材料をくれ。私が作ろう。」
「うまいのか?作り方おしえてくれよ。」
「かまわんよ。」
「わたしも手伝うよ?」
「大丈夫だよ。こたつでもつくって売りつければ?」
「そうだよ!そうしよう!」


さっきの10リングを取り戻そう!


─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘


「コットワッツ、剣のマティスなんだな?」
「ん?どうして?」
「鍛錬のワイプの弟子で、
大食いの女のことを愛しい人と呼ぶのは剣のマティスだという話だ。」
「その話を愛しい人の前でしないで正解だな。
愛しい人は大食い、金にがめつい、と言われると悲しむからな。
そうなるとこの村はなくなっている。
それと、鍛錬のワイプの弟子というのは便宜上だ。」
「・・・・否定はしないんだな?」
「事実だし、隠しようもないからな。なんで悲しむのかはわからないんだが。」
「お前、それは、おんな心だろうよ。俺だって女性の前で大食いなんぞ言わないぞ?」
「そうか。やはり私は勉強のさぼりすぎだな。」
「そうだな。そこら辺もならうからな。礼儀作法の一つとして。」
「礼儀作法は習得したぞ?」
「いや、その後だな。娼館に通い出す前だ。女の扱い方だ。」
「すでに軍に仮入隊をしていたな。」
「まわりは、教えないか。女はそれなりに?」
「どうだろうか?それがどうだと話したこともないからな。」
「もてただろうな。」
「あれがモテていたのかどうかわからんな。」
「あー、なるほど。」
「よければ、教えてくれるか?」
「いや、あんたはそのままでいい。第一、奥方がいるんだ、ほかの女の扱いより、
あの奥方の扱いを、いや言葉が悪いな。奥方の喜ぶことを極めたほうがいいだろ?」
「素晴らしい考え方だな!」
「そうだろ?」




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