いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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576:団体

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やはり、18人連続マッサージは疲れたのか、
セサミンと話して笑って、マティスの悪人笑顔を満喫できたので、
カメリの実験は中止となった。
見張りはまだついている。

月が沈む前の種の収穫。戻って身支度。
便所はどうしてるんだと思われないように、囲いも作ってる徹底ぶり。
月が沈み切ったら1日の始まりだ。


協定は合わさりの日に取れる砂漠石に関してだけだ。
だから他の日は取り放題!!
でも、ここは人の目があるからね、取らないのだ。



「一個だけ燃やす?」
「そうだな。けむりがすごいというのはどんなものか確かめよう。」
「いや、ちょっと待って!煙がすごくてさ、
それがここでは法に触れることだったら、
まずいよね。」

野焼きは違法です。

「そんなことあの店主は言ってなかったぞ?」
「常識的にしないことをわざわざ言わないよ。
それに違法でなくても、いちゃもんつけられるかも。」
「ではできないな。次回まで保留だ。
それに、客が来る。」
「来るよね。どこの人だろう?」
ダカルナ一行はタトートに行ってるし、
ピクトかな?ここのおひざ元かな?」
「全部じゃないか?」

「・・・団体さんのお着きだぁ。」
「ん?」
「うん。気にいしないで。」


「ニバーセル国マティス殿ですね?
私はデルサートル国1番城副隊長カーブだ。」
「・・・・。」
「・・・・。」
「マティス殿。私はピクト国国軍副隊長ラーシャといいます。」
「・・・・。」
「・・・・。」
「マティス殿。私はダカルナ国二軍隊長セペナだ。
「・・・・。」
「・・・・。」


かなりの沈黙があるんだが。

向こうは3人。馬に乗っている。
こっちは、砂地に魚の皮を広げ座って、
カメリを吟味していたのだ。


「・・・・。」
「マティスさんや?なぜに黙っているの?」
「ん?名乗っただけだろ?続きの話を待っているんだ。」
「ああ!そうか。
ん?でも、向こうはマティスを呼び捨てにしたわけじゃないよ?
失礼じゃない?」
「呼び捨てにしたわけじゃないからだ。
対等なんだよ。なのに馬上での物言いは失礼だろ?
馬から降りないと、こちらもどうしようもない。」
「ああ!そうなるの?難しいな。
じゃ、今はここに座っててもいいのね?作業しててもいい?」
「いいぞ?」

ソフトボールぐらいのカメリを大きさ、傷の有無でより分けていく。


(え?ほんとにこのまま?)
(くくく。楽しいな。これは久しぶりだ)
(ああ、楽しいならいいよ)
(ただ動けないんだ)
(じゃ、ご飯はあーんだね)
(素晴らしい!)




そのまま半分が過ぎる。
朝はコーヒーだけだったので、がっつり食べたい。
「ご飯作るね。なにがいい?」
「ヤキメシ?」
「ん。」



馬も大変だね。

(大丈夫?)
(え?いつものやり取りなの?)
(ああ、無言問答みたいな?)
(聞いたら負け?)
(あ、ほんとだ。からだの向きは変えてないね)
(これも?決まり?それに付き合うの大変だね)
(水とかカンランとかどう?)
(あ、ダメなの?厳しいね。終わったらごちそうするよ。頑張って!)

思わず馬たちを応援してしまった。


お肉ゴロゴロの焼き飯をつくろう。
スープもトウミギで。
みんな食べるのかな?
見張りの人たちは?
ああ、向こうにもいるか。
10人前?

まずはお米を炊く。
その間にテーブルも。
大鍋に作っていく。
一緒に炒めるお肉と、後でのせるお肉は別だ。

まだやってるよ。

網で、お肉も焼く。
焼肉のたれで焼く。匂いがいい。


「できたー!!
マティス!できたよ!」
「ああ、いい匂いだ。」
「うん。サイのお肉全部使ったよ!」
「豪華だな。」
「端っこの方だけどね。どう?食べれそう?」
「わからんな。」
 「10人分作ったよ?わたしたち2人と、こちらの3人さん、
茂みにいる5人分。向こうが引いたら一緒に食べれるのにね。」
「あははははは!どうだろうな。あーん、してくれるんだろ?」
「うん、いいよー。」

「・・・・。」
「・・・・。」
「・・・・。」

次々に馬から降りてきた。


「マティス殿、少しお話したいことがあるのだが、
聞いてもらえるだろうか?」
「カーブ殿ですね。今から食事なのです。
よろしかったらご一緒にどうですか?
話はその後にでも。」

残り2人も同じよう話、マティスは同じように返事をした。
くだらねー。

「廻りの方も呼んでくだな。
馬にはお水とカンランを出しますから。
マティス!おしぼりもね。」
「わかった。」


「お疲れさま!!
こっちいっぱい出しとくから!
おしっことうんちは風下で!」



ゾロゾロと出てきた人たちも、おしぼりをわたして手を拭いてもらって、
やっと食事です。


「これがサイの肉ですか?」
「端の方だがな。セサミナ様が持たしてくれたんだ。
あまり日持ちもしないからな。みなで食べれてよかったよ。」
「これは?その、トウミギ?」
「ああ、馬の餌だがな。こうするとうまい。
抵抗があればの残してくれていいぞ?」
「いえ、その。」
「ああ、まだあると思うから。そっちで自分で入れてくれ。」
「え?まだありますか?」
「米のも?」
「サイの肉はないが、まだあるだろう。」
「頂いても?」
「もちろん。」



ただ話題は食事の内容のみ。
食後にほうじ茶を入れて一息ついた。



「さ、食事も済んだ。
話を聞いてほしいとそちらがいった。私は食事の後でといった。
聞きましょう。」

要はどちらのペースで話を進めるかを決める
勝負だったようだ。
時間の無駄だな。


「ああ、先に。食事を用意し、あなたたちの分、従者、
馬にまでも振る舞いをしたのは私の指示ではなく、彼女の考えだ。
彼女は私の唯一の伴侶、そう誓い合っている。
その彼女の対する非礼は、私に対するものと同じ。
そのことに関しての私の行動は我が主も支持することでしょう。
彼、セサミナ様は私の弟であるよりも、
彼女の弟であることを誉れと思っている。
さ、お話とはなんでしょうか?」



「・・・・。」
「・・・・。」
「・・・・。」



「豪風領域の土地をニバーセル国、コットワッツ領国が習得し、
その管理をマティス殿がなさる通知がありました。
その地にマティス殿がいらっしゃっている、
我が国に来ていると聞きましたので、
ご挨拶をと。」

これはデルサートル。


「管理地の様子を見にピクト側から入ったのですが、
こちらの守衛殿によくしていただいて。
が、いろいろ行き違いがあり、こちらに入国となりました。
折角なので、デルサートルの街並みを楽しませてもらいましたよ。
護衛もしておりますが、行商もしていますので。
少し、商売もさせてもらった。
また、訪れたいと思っていますよ。」

うへー、営業トーク!!

「こちらに出向くことがありまして。
山脈を挟んでいるとはいえ、近くになりますから、ご挨拶できればと。
山脈を超えてとは、さすがですね。」

これはピクト。

「山脈越えはいい鍛練になりますね。そのとき仕留めた熊の肉も
先程の米の方に入っていたはず。熊に、蛇、土蜜と素晴らしいものを
ピクトはお持ちだ。」

そういえば、入山料を払ってないな。



「なにやら、失礼があったと。
捕縛命令はこちらの手違い許されよ。
取り消し手配が済んだことの報告をと伺った。」

最後はダカルナ。

「それは済んだ話、捕縛手配の手違いの通知も各国に届いたと連絡は来ています。
が、その内容にわざわざ我らが行商もしていると報告はいらなかったとは思いますが?
ま、これもいいでしょう。
ダカルナ国、入国の際に改めてお話を聞きましょう。
が、問題は、ツイン殿と同行されていた商人がなにやら、
勘違いをしていたことだ。
それに、我が主を呼び捨てに。謝罪をすれば聞かななかったことにしたのですが、
中央にも出入りしているアガッターが謝るものかと。ははは。
ツイン殿にも言いましたが、ダカルナ国が
その商人を庇護している間は、お会いすることかないませんね。」

あの場で謝罪しても会いたくないけどね。



「では、そろそろ私たちは引き上げます。」
「これからどちらに?」
「領地に戻ります。」
「ニバーセル、コットワッツに?」
「いえ?我が領地です。草原ですよ。
では、話は終わりです。ああ、最後に。」
「「「?」」」
「あなたたちの立場は理解しています。」



(仕事だからね。でも、もっとなんかあると思ったよ)
(できないだろう。食事の匂いに負けて向こうが折れたんだ。
その食事を振舞ったのが愛しい人で、うまいと喜んでいたんだぞ?
私の結婚がどうのということは、唯一だと紹介したあなたに失礼だろ?
何も言えないさ)
(あー、なるほど。領地もらえてよかったよね。
でないと、こんな風に名乗れないもの。
いや、なければないで一緒か。唯一の伴侶ってことはいっしょだもんね)
(そういうことだ。逆に領地をもったら、すべてコットワッツ、ニバーセルに話が行く)
(その逆も有りだよ。ニバーセルを通してくれっていえるもの)
(無茶なことを通してくれば?)
(独立だね)
(かっこいいな!!)
(だろ?)



皆が見守る中、そそくさと片付けていき、
背負子に入れていく。


「守衛さんのところに挨拶だけ行こうか?」
「そうしよう。その後は?」
「お風呂に入って、マティスの晩御飯食べて、カメリの研究?
いや、その前に、香種のこと決めないと。
焼肉大会離れはじめにするって。」
「いくのか?」
「いや、出ちゃうと草原の話が、マティスの話になっちゃうから
遠慮しよう。終わったぐらいで顔は出すよ。
リカの兄貴とガイライ達も来るから。お土産渡さないとね。」
「では、ルグたちの鍛錬が始まるんだな?」
「うん。終わったころに、ウナギを振舞おう。
女子会もあるし。カンターウォーマーを売りまくらないと。
あ、エデトんとこにも行く約束だ。」


うしろにぞろぞろ付いてきているのは仕方がない。

新しくたった小屋の前に立つと、見ていたんだろうな、
人が出てきた。


「すいません、こちらに守衛のグリクさんかバイルさんいらっしゃいますか?
隣の領地の管理者モウと言います。」

後ろに1番城の副隊長がいるから、どぎまぎしているが、
すぐに呼んでくれたようだ。
言ってくれれば行くのに。

待っている間の気まずいこと。


「どうした、どうしましたか?」
バイルさんだ。グリクさんは夜勤とのこと。

「あははは!そんなかしこまらないで!
もう戻りますんで、挨拶だけしとこうかなと。
結果も少し気になったので。ああ、結果だけで。」
「け、結婚するんだ。来年。」
「あ、今年じゃないんですね。それは堅実な彼女さんだ。」
「俺は今年のつもりでだったけど。彼女が、1年きちんと付き合いたいって。」
「あー、乾季のときは会ってなかったから。いやー、頑張ってください。」
「え?」
「だって、今度は彼女が選ぶんだよ。選ばれるといいね。」
「そんな。」
「それだけのことをしていたってことでしょ?
しかも、結果は来年出るんだから。
3年後って言われなくてよかったね。」
「・・・・。もう一度謝ってくる。」
「そうだね。でも、そのことをずっと、ねちねち言うのも考え物だよ? 
「あ、そうだな。だけど、そんなことを言う子じゃないんだ。」
「そうみたいだね。グリクさんの方は?しってる?」
「雨待ち。」
「その日にならないとわからないってこと?」
「そうだ。それが普通なんだけどな。」
「感触は良かったのかな?」
「そうみたいだぞ?いろんなことを話せたと言ってた。
すまん、その時、あんたのはなしも出て、それで。」
「いやいや、ほんと気にしないで?
改めて、こちらはわたしの夫、マティス。
わたしは妻のモウです。
愛しい人というのはマティスだけが呼べる名前なの。
モウと呼んでくださいな。」
「剣の?」
「そうですね。」
「こんなに若いんだ。もっと、じーさんかと思っていた。」
「ぶははははは!!!剣のマティスじーさん説!!」
「愛しい人?」
「いや、噂なんてそんなもんなんだよ。
大陸中に名をはせたって言っても、大陸中の人が
見たわけじゃないからね。
いろんな話がないとおかしいのよ。東に行けばもっと面白いかも。
ま、マティスはわたしのマティスに違いないから。」
「それならいいな。」
「じゃ、笑かしてもらったところで、帰りますね。」
「え?後ろのは?」
「話は済んでますよ?ではまた。」

が、そうもいかないのが世の常だ。



「お待ちください!!」

待っている間、おしゃべりしている間、
一番街の宿から、着飾ったご令嬢が来る時間は十分だ。
わたしならダメだけどね。まずお風呂に入りたいから。
すぐに呼ばれて外に出れるというのは素晴らしいね。










勝手に思い込んでいたのだ。
マティスに結婚がどーのとかいう輩は、
既に複数の旦那がいるひとか、結婚をあせっている人か、
剣のマティスという名前だけが欲しい人だけだと。
可愛い娘、それも成人したての娘を、
こんなばからしい結婚ゲームには参加させないだろと。親が。


お待ちくださいと声をあげたのは3人。
そしてその後ろにい控える女官。

別の場面で見かければ、かわいい、かわいいと声を上げるだろ。
お揃いの髪型、お揃いのドレス。
瞳も同じ色。

3人とも緑の目だ。
結構いるのね。
マティス以外の緑の目をはじめて見た。
エデトの奥方はもう青に変わっていたしね。
ん?あれ?カラコン?
痛いのだろうか、パチパチしてる。


後ろの3人を見ると、首を小さく振っている。
どうしようもないと。
立場を理解しているといった時、
この3人は力を抜いたのだ。
どうしようもない、仕事なんだもの。



        
「初めまして、マティス様。
此度、あなた様のところに嫁いでまいりました、ダカルナ国、アートルでございます。」
「同じく、ピクト国 ベビエでございます。お目にかかれて光栄です。」
「同じく、デルサートル国 イントでございます、末永くよろしくお願いいたします。」


(既に結婚してるんだ。師匠の連絡くれたのはこれ?)
(そうだろ。緑の目だったとは)
(目に色ガラスいれてるよ。白目とその緑との境界、不自然でしょ?)
(ん?ああ、ほんとうだ)
(ここで感心すべきはガラスの技術の進歩がすごいということだね。
エデトの奥さんが入れてたのとおんなじかな?ぱっと見、違和感ないもの。
ちょっと怖いけど。
色はどうやって付けてんだろ?)
(いや、色を付けれるようになったのは愛しい人がもたらしてからだ)
(じゃ、緑石?エメラルドってこと?もろいでしょ?)
(緑の目の涙かもしれないな)
(あれ?指輪の?金にものを言わせて集めたの?3人分?)
(わからん)



─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘

気を付けてください。
その3人はアガッターの上客。
アガッター自身もかわいがっています。金をどんどんだしますので。
サロンはもちろん、中央にも出入りして、好き勝手、わがまま放題です。
あなたを知っているわけではない。
噂にあこがれる程度ですね。
誰に吹き込まれたかは知りませんが、3人で嫁ぐそうですよ。
家族?家族も手に余るほどですよ。
逆に相手があなたでほっとしているんじゃないですか?
他国の王族でも、貴族でも豪族でもない。
自分たちの方が地位は上だと。
あくまでも結婚は2人の同意が必要です。
要らぬことを言わずに、できれば無視してください。
モウにも伝えて。



─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘

師匠のアドバイスに従って、そのまま領地に入った。
するとどうなる?
タンス級の背負子。
熊の毛皮は来ていない。


「ぶひゃひゃひゃゃゃゃゃゃゃゃ・・・・・・・・・・


2人とも糸の切れた奴凧のように飛ばされました。
すぐに背負子は移動。
風に身を任せ、半分は飛びながら、草原の中央に降り立つ。
砂漠の民の服だから抵抗がすごい。
モモンガスーツを着れば飛べる。
忍法ムササビもできる。

結局この日はそれで遊んでしまった。


「楽しかったね!」
「思い通りに飛べないのがまた楽しかったな。」


食事も終わってお風呂でまったり。

いちゃつきながら、だべりながら草原の新しい家でくつろいでいる。
結局、境界から見えるギリギリのところまで移動した。
近くだったら、どうにかして入ってこようとするからだ。あの3人娘が。
向こうの家ですって言えるぐらいがいいだろう。

3人娘が来ていたと報告だけはしておいた。
対応はそれでいいだろうと。
緑の目もどきのことは知らなかったらしい。
次は写し絵をといわれた。


「愛しい人以外は嫌だな。」
「わたしもいやだよ、身内以外。」

別のカメラを作ることに。あと、師匠用。
一つの砂漠石キューブをはめれば、100枚は取れるだろ。
それを拡大してもらう。
最初に仕込んでおけばいい。
砂漠石は半透明な石だけど、
もっと白い色の入った石がいいようだ。
これも探さないと。


「アガッターはいなかったね。」
「中央と会う約束を先にしてしまったからな。変更は無理だろう。
あの娘たちも同行するはずだったのでは?
だが、先に私たちと出くわしたから、待っていたとか。」
「それはご苦労なことだよね。」


それから、離れはじめの月まで、
香種をどうするか考えたり、
入れ物を考えたり。
ミーキの下処理をしてしまったり。
モモンガで飛んだり、船で遊んだり。
充実した時間を過ごした。
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