いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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578:黒塗り

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一気にお金持ちになってしまった。
即金でお支払い。
メディングのお金があるからね。
ほんと良かった。メディング様様だ。

さっそく、うな重を入れる重箱を親方に発注。
お椀もだ。塗を説明したけど、いまいち理解してくれなかった。
それはまた考えよう。
50セット作ってもらう。
お盆、重箱、椀のセットで2リング。

「あんた、無理してないかい?」
おかみさんが心配してくれる。
「逆ですよ!こっちが聞きたい。無理してないですか?
もっと必要なら言ってくださいよ?」
「十分だよ?こっちに来てからの方が稼ぎがいいんだよ?」
「素晴らしい、さすが親方ですね。」

サウナも公衆浴場に設置した。
樹石があるので、お風呂を作る家庭も出て来たそうだ。
樹石箱もいいものができている。
ただ数が多いので、ボルタオネに発注をかけるようだ。
まずはトビヘビで依頼を。
親方が向こうに行くのは大丈夫だが、
向こうの人間がこっちに来るのはまずい。
イスナさん、フックさん、ペリフロのことはいずれ話そう。
だが、まだ早いだろう。



カンターウォーマーの材料を引き取りに廻るまで、
カメリの検証だ。
草原に少し入ったところで、囲いを作って実験したのだ。

まずは燃料として買ったものを燃やす。
煙すごい!
割れは?
煙がやばい!!
窯を作ろう。

皮と実を分ける。
これは割れの方が作業がしやすい。
皮は黄色で、
実は緑色だった。

皮だけを燃やす。
絞っても何も出なかったからだ。
煙が出るわ出るわ。

煤を集めるためにどんどん燃やす。
うまくいけば、塗りに使えるかなと。

婆様たちが熱い作業だったと言っていたのは蒸しているか、
煮ているかだ。
だから非加熱で作ってみようと思う。


実を洗って、乾燥。
乾燥はお願いだ。

これを砕いていく。栗のような実。
砂漠石で作ったミンサーだ。なかも緑だ。
それをごま油を絞る機械をザバスさんのところから買ってきて、
大型化したもので絞る。
緑色の油が取れた。
ものすごくいい香りがする。舐めてみれば、えぐみがひどかった。
これはお料理には使えない。
濾せば大丈夫かな?
樽に入れ、綿地で濾していく。
少しずつ。

「手間がかかるな。」
「この落ちてくるしずくを見守る仕事があったよ。」
「それは仕事なのか?」
「大事な仕事なんだよ?」

というわけで、2人で見守っている。
アーリアの赤粉入れを作りながら。


特大のアーリアもあったので、それはジェットエンジン用。
それがぴったりはめ込めるような船の設計図も書いていく。

熊の皮を利用した膜の中で作業をしているのだ快適だ。
皮を燃やした煙はスモークに利用。
これは大失敗だ。お肉の炭ができ、膜ができただけ。パリパリになった。

煤だけ回収して、塗料に。


水で解いて、
先に作ってもらったものにたっぷり塗り付ける。
お願いで乾燥させればパラパラになった。
蒸し上げる?漆みたいに?
じゃ、そのままスモークしようか。
これで正解。

風にさらして冷やした後、お約束のトカゲの皮の裏で磨けば、ピッカピカだ。
鏡にしてもいいぐらい。
でも、内側は赤がいいな。

「ブラスは?あれに焼ごてを充てれば真っ赤になっただろ?」
「それだ!」

内側はブラスを薄く裂いたものを、
樹石の焼きごてで赤くする。
それを組んで内箱。
外側は木で組み、カメリの煤で、漆黒に。
漆があればいいのかな?
でも、ここではこれで十分すぎるね。
お椀は全て黒でいい。
熱湯を入れても溶けだすことはなかった。

「黒塗りの食器ができたよ。」
「手が真っ黒だぞ?」
「ぎゃー!!」


落ちない。
仕方がないので、”きれい”にした。


「手袋しないといけないね。」
「そうだな。きれいにできるからそこらへんは油断してしまうな。」
 「反省だね。お肉ももったいないことをしてしまった。」
「少量で試してよかったな。
しかし、煙でいぶすのか?ほかの煙で試そうか?」
「リンゴの蔓で試そう!」


フルティーです。香りが。
プニカの皮も良し。
マンザスはちょっと怖いのでやめておく。
お茶もいいね。

一日が長くなったことをいいことに、
離れはじめと会わずの月の真ん中まで、作業しまくりだ。
途中親方のところに重箱の改良を依頼している。
試作品を見せて、ブラスの内箱がすとんとはまるように改良してもらった。
この黒はいいなと褒められた。
カメリの煤ですよと言えば、驚かれた。
定着方法と艶出しも。
蒸気風呂を改造すれば、小さな家具は入るだろうか?
そんな話もする。
どちらにしろそうなると煤は大量にいる。
これは窯を3つ作ってカメリの皮を焼きまくった。

肝心の油は、いい出来だと思う。
濾したものはえぐみもなく、とてもきれいな薄いグリーンになった。
髪油と全く違う。香りもやさしく、さらりとしている。

搾りかすは肥料にするか。
肥料は水に流さなければいいんだっけ?
おさかなによくないとか。
今度は蒸しあげて、絞ってしまうか?
いや、これだけ取れたんだ2番油はいいだろ。が、実験はしておこうかな?
燃やして煤を取ることもできる。
スクラブにしてもいいと言ってたな。

すべてを確かめることに。
サボテンの森で、ブラスとキトロスの根元に植えてもいいか聞いた。
結構ですという気配。お茶も同じ。逆さ木の実の樹も。
黒い実もだ。

なので、肥料は中止。

残りを1/3をそのまま乾燥。粉末に。
スクラブにする。これがなかなか良い。
緑になるが。
残り1/3を蒸しあげ、絞る。いま使っている髪油に近いものができた。
が、1番油を知ってしまったら、なんなかなーだ。
それでも、髪油よりもいいと思う。
あれは蒸してかなりの回数を絞っているのだろうか?
まさか、皮ごと蒸して絞っているとか?
ありえるな。

試せば、いま使っている髪油ができた。
同じと言っていいだろう。
割れはダメだ。匂いが違う。
1回で大量だ。が、2回と絞れはしない
皮に油が吸収されてしまうようだ。
そして搾りかすは、固まらない煤だ。
肥料も拒絶された。

残りの1/3は煤を。2番油を取ったものも。
煤はダメでした。固まらないから。
ダメもとで2番油の搾りかすの肥料はどうですかと聞けば、
良いねーとの雰囲気。
油分が多いのがダメだったってことか。

皮は煤に。
実は1番、2番と搾り、搾りかすは肥料に。
1番の搾りかすの一部はスクラブ。

カメリは年がら年中取れる実だそうだ。
次に行った時は割れの実だけを買おう。

そんなのを大量に買ったら変に思うかな?

「変におもってどうするんだ?何を作っているか聞くか?」
「聞かないだろうね。処分するのがなくなるから儲かったって思うかな?
聞いたら、煤を作ってるって言おう。
オイルはいずれね。教えたとしてもアガッターとの争いになるから。
わたし、よっぽどアガッターが嫌なんだね。」
「いいじゃないか。」
「好きの反対は無関心だよ。ほっとけばいいのにね。」
「商売の事もあるからだろう?」
「そうか、商売だ。だったら徹底的に潰すべし!」
「そういうことだ。」



次の日、また国境に近づくと人だかりができていた。

皆が国境を超えようと試している。


「なにをしている?その境界石からこっちは、コットワッツ領なんだが?」
「生きていたのか!」
「ああ、心配してくれたんだな。
ここの管理者だからな、けがもなく着地できたんだ。
お恥ずかしい姿を見せてしまったな。」
「いや、無事ならそれでいい。」

3人娘関係はいない。
露骨に、いや、ある意味正直に袖の下をもらった人だ。
あとは、ニバーセルの王族関係者だろうか?
ニバーセル王族従者が着るような服だ。
あら?わたしも服で判断しているな。いかんいかん。


「あの夜会にいた顔だな。」

マティスが覚えてくれているならそれでいい。
熊の着ぐるみを着たまま、デルサートルに入国。


「2人で60リングだな。入国証明書を。」

取りに行っている間に熊ぐるみを脱ぐ。

廻りの人間は何も言わないし。
何人かは走ってどこかに行って行ってしまったが。


「ど、どちらに?」
「2番街に。」
「お戻りは?」
「それは答えなくてはいけないのか?」
「隣国領地管理者に何かあればこちらが責められるからな。
行動は把握しておきたい。」
 「そうか。半分には戻ってくると思う。
戻らなければ、そのまま、当地を離れたと思っていただいて結構だが?」
「いえ。必ずお戻りを。」
「どうして?」
「マティス、相手はお仕事だよ。戻てくるからいいじゃん。
時間がもったいないよ。」
「それもそうか。では必ず戻ろう。では。」

もう、1日が30時間になっている。
半分といってもかなりゆっくりだ。


「戻れば、今度はニバーセルの自称嫁候補がわんさかといるかな。
楽しみだね。」
「楽しみなのか?」
「顔見たいでしょ?」
「?どうして?」
「あー、最近の流行のドレスみたいでしょ?」
「ああ!それは見たいな!セサミナの商売の参考にもなる。」
「そうそう。」


数人ついてくるが、何がしたいんだろうね。

1番街には用がないので、砂漠側から、2番街に向かった。

カメリの畑は、ミカン畑のようだった。
黄色い実がごろごろついている。

「せっかく、この地にあった植物があるのに、
それを加工して、ここで商売できないのはもったいないね。」
「同じことをするんだぞ?
ここで、カメりを仕入れて、コットワッツで売る。」
「んー、草原にカメリは育たないのかな?」
「試すか?」
「うん!」


畑で作業をしている人を見つけ、これがカメリ?
見学させてほしいというと、収穫を手伝ってくれるならいいよと、
畑に入れてくれた。

大きなミカンを収穫するように、くるりと捻って取っていく。
隣の畑は赤い花が咲いていた。
椿というよりハイビスカスだ。ハワイアン!

受粉はどうしているのかと聞くと、
首をかしげてしまった。
なるほど、ほったらかしなんだ。
マティスにも説明しないとわかってもらえなかったからね。
実を付けた花はそのまま枯れているが、
受粉しなかった花は、地面に落ちていた。

「これ、もらってもいいですか?」
「拾ってくれるのかい?働きもんだね。」


勘違いされたが、落ちている花をひろっっていく。
「どうするんだ?」 
「ん?きれいだから、ドライフラワーとか?いろいろ。」
「とりあえずだな?」
「うん、とりあえず。」

そんなことをしながらカメリの話を聞いていく。
寿命の長い植物で、逆に、発芽はめったにしない。
だけど、一度目が出れば勝手に育つとか。

じゃ、ダメもと種を植えてみますといってみた。


「そんなことしてどうするんだい?
カメリが育ったって、油は取れないよ?」
「そりゃそうですね!」


あはははは!


石の契約というのはすごいんだね。
ありがとうと言って、2番街へ。
リコーナ婆様の店に行く。

店が閉まっているようなので東側に行ってみる。
同じように大量のカメリが売っていた。

「すいませーん。」
「あ!あんたたち!どうしたんだ?」
「いえ、あの割れのカメリのほうを売ってもらおうと思って。」
「どうして?」
「大量にあったほうが、なんかいろいろできるような気がして。
でも、やっぱり燃料はお高いので、割れの方をお安く買えたらなと。」
「・・・一袋2リングだ。」
「いいですね!それあるだけ売ってください。
ご近所さんにも声かてくれればうれしんですが。」
「待ってろ!その背負子?荷車は?」
「あー、持ってないんで、売ってもらえますか?
2台。それに乗せれるだけ。」

荷車が10リング、それが2台。
1つの35袋は乗っている。
合計160リング。

一応商人なので値切り交渉もした。
「こんだけ大量なんで負かりませんか?150に。」
「隣近所に声掛けた手間賃、荷づくり代、それを値引いてるから160きっかりだ。」
「なるほど。」

いや、割れはもともとただなんでしょ?

160リングを払う。
今、ばーちゃんたちは東の畑に出ているそうだ。
それは、残念だ。
だが、戻ってくる前に退散しよう。マッサージは疲れるのだ。


「こんなに大量に。
なにか思いついたんだな?」
「うふふふふ。ええ。」
「カメリに関することはダカルナのアガッターが潰しに来るぞ?」
「え?それ先に言ってくださいよ!こんだけ買ったのに!!」
「こっちも商売だからな。だが、大量に買ってくれたんだから、
先に忠告したんだよ。」
「えー。」
「生きてれば、また買ってくれよ!」
「殺されるのかよ!!」
「あははは!殺されるところまで行けば本物だよ。
何十年とみな考えてるんだよ、カメリの利用方法を。
だが、ダメだ。燃料以外な。
それを、昨日今日で、うまくいくわけがないだろ?」
「失敗大前提?」
「そりゃそうだ。行商だろ?羽振りもよさそうだからな。
ばーちゃんたちが出した金を回収できてよかったよ。」
「あ、ご家族の方々から文句が出たとか?」
「は?そうじゃないよ。文句は出たよ。なんでそんなにきれいになってるんだって!
嫁や娘達がな。
失敗してもここで稼げるさ。な?親切だろ?」
「へーへー。ご親切に。」
「あははははは!!!」



ムカつくけど、お互い商売だ。
が、アガッターはやっぱりムカつくね!
系統の違うムカつきだ。


大量のカメリをのせた荷車を引いて、元来た道へ。
畑で作業しているおじさんに、
これだけあれば発芽するでしょうと笑いを取りに行ったのだが、

「いや、その10倍でもだめだぞ。」


と真顔で言われた。かなりショックだった。
いや、緑の石があるんだから!
気を取り直してゴロゴロ進んでいく。

見張りがいるので収納はできないが、
鍛練ということで、引いていく。コンダラより軽いけどね。


半分前には国境に。
なんだか、お祭り騒ぎになっている。
たくさんのテントが広がっていた。
サーカスが来ているようだ。



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