いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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679:樽便

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部屋を出て隣の部屋に置いている背負子を
ガイライが背負ってくれる。
そのままクインタの案内で台所に。
ツイミさんが壁の装飾一つ一つを確認しながら見ているのがちょっと怖い。

(ガイライ?問題は?)
(今のところは。ムムロズ殿がそのままにしているのなら、
こちらからは何も)
「モウ殿?」
「ん?ちょっと聞きたいんだけど、いいかな?
あのザスの中毒性のこと調べたとおもうんだけど、どうやって?」
「最初のひと袋分の半分でしょうか、それをシシに食べさせました。」
「シシ?」
「モウ、毒の有無によく使います。どこにでもいるので。」
「シシっておいしくないんだよね?ツイミさん的には?」
「食べませんよ!」
「あ、よほどまずいんだね。」
「いえ。あれは、いい奴らですよ?
食べられる食材を教えてもらえますから。」
「うん、さすがだ。で、食べても元気いっぱいだったから?
そもそもザス中毒ってどんなの?」
「ザスをそのまま噛んでいたものは量が過ぎると、
眠ることもせずに、ずっと起きているんだとか。
これは聞いただけなんですが。
それで、食事もとらなくなり、死んでいきます。」

カフェイン中毒?

「そうなった状態でもザスを欲しがるの?」
「いえ。なにも受け付けません。水分も。」
「んー?治療法は?」
「ないです。」
「いや、無理矢理食事を取らすとかは?」
「食事を受け付ければいいんですが、結局またザスを噛みます。
2度3度繰り返すともう助かりません。」
「よくそんなの禁止にしなかったね?」
「本当に大量に摂取する場合のみなんですよ。
1日に20枚ぐらいだと問題ないとか。」
「ほどほどにということか。
それをシシで確かめたと?だけど、数日だよね?
そういうのは数年確かめないと安心だとは言えないと思うんだけどな。
うーん。この感覚も違うからなー。
逆に毒があるかどうかは、なんとなくわかるんだよね?」
「そうですね。ある程度は。砂漠石で確認することもできますから。」
「ああ、そうだろうね。」
「モウ殿はザスは好まないのですね?」
「ええ。聞いたんですか?」
「はい。」
自分が眠っている間の話だ。
「未熟だと言われましたよ。
しかし、命のやり取りだ、どんなひっかかりも持ちたくなかったんで。
行商は違いますよ?
バニラと、抹茶と、あとはスポンジにくるんで凍らせたものもあります。
油であげましょう。」
「おお!」


アイスクリームの天ぷらだ。


「そういえばここにもキトロスは入ってくるんですね。
ジェフェニさんがそれは陸鳥が好んで食べていたと。」
「ええ。南から大量に。3年ほど前からです。
いまはもう時期ではないですね。
それもアイスに出来ますか?」
「んー、どちらかというと、
絞り汁を使ってゼリーとか、シャーベットとか?
皮を刻んでもいかな。香りづけ。
それも少し今ありますよ?皆の分はないので、
ここで、こっそり食べましょうか?」
「わたし好きなんです!」


(ツイミさん?後で調べて、師匠に報告を)
(わかりました)

今3人、わたしとツイミさん、ガイライと繋げている。

(モウ?どういうことだ?)
(ナソニールではじめて食べたの。
買えるのかって聞いたら王都にも出回っていないって。
ナソニールにちょっかい掛けた筋か別口か。
陸鳥がキトロスを知ってるのが不思議だった
結構出回ってるんだよ、南からの手土産としてね。
なのに師匠は知らなかった。問題だよ?
食べ物と言えば、ドルナガで買ったお酒、持ち出し禁止のお酒は
酒の祭りで大量に買ったものだった。個人で楽しむ分の
小さな樽でしか買えなかったのに。食のつながりはあるんだよね。)
(それも調べましょう)

大きなテーブルに鍋を次々出していった。
もちろん、先に手を洗っている。きれいな水だというのは確認済み。

「これね、油で揚げるの。
廻りは熱々のサクサクなのに、中は冷たいアイスなんだよ?
で、これはゼリー。プルプルがいいでしょ?
で、これはシャーベット。」
「すごい!」
「冷蔵庫と冷凍庫が必須だよ?大型がいいかもね。
どうぞお買い上げを。」
「もちろん。」
「じゃ、先に食べちゃおうか?皆さんも一緒に。
これは、油で揚げるだけだから。すぐにできます。」

台所、厨房だな、その片隅に背負子を下して、
アイスを広げたのだ。
ここで、さっきまで料理を出してくれた人たちも遠巻きに見ている。

にこやかにマティスに説明していた人もいる。
マティスも感心していたからね、一緒に食べよう。
それで、油の用意もしてもらって、揚げてもらおう。
だって、赤石君じゃないからわたしがすると失敗する。
油はやはりキトロスのものがいい。
これから油が取れるとは、と感心された。
ここではキャムロンの油か、油実の油だ。
もちろん今回の料理にはキャムロンは一切使っていない、はず。
あの白いものは火に弱いはずだから、火にくべればいいとコクは話してたけど、
ここでの一般的な食べ方だと少し温度が足りないし、時間も短いようだ。
高温で長時間だと確実に焦げて燃える。
やはり火加減は難しいのだ。





「お待たせしました。料理人が驚いていましたよ!
わたしも驚きです!」
「うふふふ。まずは内緒ですよ。
さ、召し上がれ。」





─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘

クインタがみなに配ったものは、茶色い、丸いものが一つ。
温かいものだ。
それにはかかっていないのだが、皿に土蜜とテオブロマの蜜が、
模様として5筋ほどかかっていた。皿が食べれるのか?

彼女がこういう場に持ってきたものにしては地味だ。
アイスはどこなんだろ?


「ナイフで切って廻りにある蜜を絡めてください。」
クインタが言う。

アイス!なるほど!
みなが驚いている。周りは温かいのにアイスは当然冷たい。
丸めていたのはこれだったんだな。

彼女の横に陣取るクインタが嬉しそうに愛しい人を見る。
彼女もだ。
離れろ!
ん?ムムロズか?

「マティス!やめろ!!ムムロズもだ!」

ニックから注意が入る。やはりムムロズか。

「マティス?これきっと師匠が悔しがるよ?残念だね。くふふふふ。」
「そうだな!」

─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘

クインタにまで殺気を送ってどうするの?
すかさずムムロズさんの守りの気が飛んできたけど。

「もう資産院には差し入れできないから、また屋台方式で売ろうか?」
「いいな!」
「モウ様、その場合許可書がいります。
前回はあの時間のみだったのでいりませんでしたが。
申請しますか?」
「審査は?費用と即時発行できるの?売る相手は選べる?」
「審査は王族推薦人が2人以上、
費用は500リング、申請後3か月、売る相手は上位優先です。」
「上位優先ってところで却下だね。また、樽便で送るよ。」
「よろしくお願いいたします。効率、精度が各段に違うので。」
「じゃ、ツイミさん宛で送るね。」
「ワイプには売れよ?」
「当然でしょう?」
「さすがツイミだ!」

これでご満悦マティス。

「モウ殿?これは隠匿がかかってるんですか?」
「え?一緒に作たんだもの。
料理人も5人以上いたでしょ?掛けれないし、掛けないよ?」
「ここで!ここで売ってもいいですか?」
「いいよ?ゼリーもシャーベットもどうぞ?冷凍庫いるけどね。」
「もちろん!父上!冷凍庫の大型は?購入しますよね?」
「それは既に発注している。雨の日前には来る予定だ。」
「母上!これ!食べてみてください。甘いのにさっぱりしてるんですよ!」
「わたしだけ?」
「えっと、その、数がないのです。」

うーまいーってみんなで食べたからね。
クインタが一口食べて、母上が喜びそうだと残したのよね。


「おいしいわ。あなたは?いただけたの?」
「ええ。」
「クインタ?父にはないのか?」
「わたしにはあるだろ?」

ムムロズさんとカリクさんだ。
ないだろ。

「ありません。」

父と爺の優先順位は低い。

「「・・・・。」」
「しかし、作り方は聞いています。
来年キトロスが手に入れば、油と絞り汁、そしてゼリイができます。」
「そうか。」
「皮の砂糖漬けをパンに入れてもおいしいんよ?」
「ああ!そうですね!ジェフェニにぜひ作ってもらわなくては!」

しかしそれらだけでは10倍にはいかない。
ここから商売の話だ。

(マティス、稼ぐよ)
(イエス!マム!)
(ツイミさん、つなげておくから随時確認を)
(お任せを)
(ニックさん?商談中どうしておきますか?カリクさんと話を?)
(カリクとへたに話してまた手を出されては困る。ここで聞いてるよ)
(ガイライは?)
(わたしだけ離れることもできないでしょう。
廻りの音を拾っていきます)
(わかった。マティス!始めよう!)

お仕事の時間ですよ。







「カリク殿、食の席にご招待いただき、
誠にありがたく。
同じ豚料理でもジットカーフのデイのものとは違ったものを食せた。
その調理法も惜しげもなくご教授頂いた。その礼も。」

マティスと2人で頭を下げる。
今は皆、円座になって座っている。
少し硬めのクッションというか、お座布団だ。
妊婦さんにはつらかろうと、コットワッツの領主館で好評だった
クッションをテンレさんには使ってもらっている。
もたれても倒れることはない。
ここは胡坐でもいいようだ。
正座だったら辛いものね。

「いや、此度の様々なこと、こちらもまことにありがたく。
先日、ここの顔役を正式にこのムムロズに譲り渡した。
補佐はクインタが勤めましょう。」
「では、今後の取引があればムムロズ殿と?」

あれば、という。
これからするとは言ってはいけない。

「ええ。そうなります。」
「カリク殿は?」
「顔役は引退ですが、わたしも細工職人。
これぞというものを作っていこうと思っております。」
「そうですか。聞こえた話ですが、タトートのドロインと呼ばれる方が、
人生最後の最高傑作の刺繍布を仕上げているそうですよ。
その前に手掛けていたものは人生で3番目の物だとか。」
「ほう!それは見たいものですね!」
「両方とも雨の夜会で見ることができると聞いております。
ドロイン自身も出世されると。」
「そうですか。ムムロズ?聞いているか?」
「青のドレスで出世ということは。」
「あははははは!それはそれは。面白い!
街道の顔役には招待状は毎年来るんですよ。
ここ何年も出ていなかったが、お前に代わるんだ、今年は出なさい。」
「テンレが出産だ。何日もここを離れれられない。」
「今年はテルマも来るそうだ。」

これはニックさんが。
そうか、何十年もテルマおじい様は軍部隊長なんだ、
ムムロズさんも知っているのか。

「・・・現役?」
「そうだ。全く変わらない。カリク殿のように。」
「あははははは!そうでしょうね。ルポイド人は長寿だ。
元首一族はその上を行く。」
「あなた、どうぞ出席を。
留守はわたしにお任せください。クインタもおります。
問題はありませんよ。」
「・・・。わかった。
では、親父殿、強行になりますが、
一緒にルポイドにも寄りましょう。」
「そうか!なんと楽しきこと!
あ奴に見せる細工を作らねばな!」

カンターさんのことかな?

「では、そろそろ仕事の話をして行きたい。
マティス殿、モウ殿かまいませんか?」
「ええ、もちろん。」



「モウモウ商会の取扱商品を是非とも扱いたい。
が、それは根底にコットワッツ領がある。
それでは他と同じだ。
いま、コットワッツが次々に商品を開発売り出していくのは、
セサミナ殿の采配。が、その陰には兄君マティス殿とその伴侶、
モウ殿の助言があったと聞く。
その助言、ここタフト中門街だけに頂きたい。
まずは、ギーの卵のことを。」

・・・・。

そりゃそうだ。
別にモウモウ商会取り扱いの商品を仕入れたいわけではない。
そんなので10倍の売り上げは当然無理だ。
助言?アドバイザー?

(これに税とかは?)
(何も)
(成功報酬とかにも?そのお金に税は?)
(金の移動に税はかかりません)
(収入ではなくあくまでも物の売り買いの売り上げに対してってこと?
護衛報酬も納税対象だよね?)
(働きが見えます。が、話や言葉だけでは目に見えませんので)
(そりゃそうか。情報料というのは非課税だね。マティスが喜びそうだ)
(はは!あとでお話ししましょう)



「モウモウ商会の商品項目にはないですね。
新しく項目を上げるにもあまりにも漠然としている。
例えば、これをこうしてこうすれば売れるんじゃないかな?
ってはなしをしてそれを買うってことですか?」
「そうです。」
「それは余りにも博打的だ。
なるほど、数と武か。カリク殿?先は長いですね。」
「わかっております。モウ殿、どうぞ、末永いお付き合いを。」

カリク以外すべてクエッションマークだ。
勘違いをしている。
わたしの考えはそこまで万能ではないし、親切でもない。
当然、絶対儲かるということもない。
儲かるなら自分でしている。
計算が早くても応用問題、文章問題は苦手なんだろうな。
すべての優れた経済学者が優れた経営者になるわけでもない。
そんなことで商売がうまくいくはずがない。
経済学、心理学、発想力、行動力、そして運だ。
それらがそろっていてもタイミングが合わないといけない。
タイミングも運か?
いや違うな。それを待つ、読み取る力。
難しいね。

だから、カリク殿も顔役を譲れない。
といって自分ができること教えることも難しい。
自分ができるからだ。

マティス以下はそれを理由にわたしを拘束しようものなら
どうするかをわたし抜きで話している。
声は聞こえなくても気配は分かるよ。

しかし、わたしもここは押さえておきたい。
硝石だ。
陸鳥のうんちの山。
・・・・。
言葉を変えよう。
コンシーラーの元。
しかし、紫外線がないんだ、シミは少ない。
そばかすも見ないな。
ゼミナちゃんは生まれつきの赤痣だった。
パーニュの母上は年齢からくるしわ?クマ?
んー、おしろい、フェイスパウダーかな、やっぱり。



「まずはギーの卵のことは?どこまで?」
「ギーの卵は食べた。陸鳥の卵以上にうまいと。
だが、あの尋常ではない匂いの山の中にある。
あれは?調べようにもあの匂いと陸鳥の攻撃だ。
山を崩せばギーと陸鳥が出てきた。
ギーはどこにでもいる。卵も知っている。が、あのような味ではない。
産卵は雨の日前だ。今なんだ。
調べるのに時間は取れない。
それに時間がかかれば、来年になる。
陸鳥の卵が軌道に乗った今、
それに以上のものとしてすぐに手を打ちたい。」
「それはこちらが知っている情報を買い取るということ?
1日ほど陸鳥の行動を把握すればいい。
その時間を買うと?
たった一日だ。もったいないですよ?」
「・・・・。臨時会合にタフトの逗留館で夜会がある。
まずはタフト領国内の者が呼ばれている。
街道の顔役たちだ。そこで商品を見せ合うんだ。
外門街はザスを出してくるだろう。
中門としては陸鳥の卵以上のものを出したい。」
「なるほど。ツイミさん?
この話知ってる?ああ、資産院として話せないことはいいよ。」
「そうですね。タフトとしては収入が減っているのは確かです。
なのに、前回の増税、コットワッツの装飾関連の台頭、
タフトだけの商品がない。
そこにザスが入れば、領主は全面に出してくるでしょう。
中門は立場的に下になりますね。
今は甲乙つけがたく、どちらかというと中門が上でしたが。
これで外門の発言力が大きくなる。
タフトは売り上げが上がるほど領国に納まる税は少ないのですよ。
儲けるならとことん儲けないと損をする。」
「うわ、いやだー。」
「なので、ここでザスを扱わないとなると、何かが必要ですね。
タフト領主は気に入ったものを優遇するでしょうから。」
「あの人、お酒好き?」
「え?それは把握しておりません。」
「ん。ムムロズ殿?ご存じ?」
「わたしも知らない。」
「モウ殿。彼はそこまで酒好きではない。
好きなら荒野の酒も保護しているでしょう。」
「そうだよね。お酒はのむけど好みじゃないのかな?
飲むのは辛口か甘口かそれは知ってる?」
「荒野の酒は好まないとしか。」
「わかりました。ああ、話がそれましたね。
時間がないというのに。
ギーの卵のこと、これ知っているのはわたしたちモウモウ商会の2人と、
こちらにいるガイライ殿、ニック殿、そしてワイプ殿もご存じですよ?
ニック殿とは旧知の間柄、あとでお聞きになっては?」
「いえ。モウ殿、あなたの考えと一緒に買いたいのだ。
あなたが思っている、考えている疑問点も含めて。
キャムロン、スーリム、ワッツこのことの話はカリクから聞いております。
誰もそんなことは思わない。
その疑問等も含めてあなたから聞きたい。それを買いましょう。」
「その考え、わたしの考えを買うというのはかなり危険な発想だ。
ダカルナの王がわたしたち、行商夫婦と話がしたいというところから、
拘束騒ぎ、挙句、こちらの身分を大体的に世間に公表することになった。
剣のマティスと赤い塊モウに懸賞金が付いているという話が
世間に出回っているにもかかわらず。
まぁ、それはコットワッツ領の一部を拝領した今となっては
隠しようがないので逆に良かったかもしれないが、
ここで、わたしの考えを買う、買えるということが成立すれば、
うぬぼれだとは思いますが、
ひっきりなしにそのような話がやってくることになるでしょう。
わたしの話には何もかもにたぶんが付くにもかかわらず。
だから、わたしの話、考え方は売れない。」

「・・・・。」
「ただ、わたしもギーの卵は定期的に食べたいし、
あの山の土、あれが欲しい。
あれ、うんちの山なんですよ。」
「食べてはいけない!!!」
「わかってるよ!!!」
マティスが顔面蒼白で声を上げる。落ち着け!
「ということでお話ししましょう。
そしてそちらも知っていることをお話しください。
これはただのおしゃべりだ。
まず、陸鳥の生態から。」




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