いわゆる異世界転移

夏炉冬扇

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707:ないがしろ

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(ニック?)
(どうした?今面談だろ?)
(もう終わりだ。ここを出るときに妖精の酒を、
のぞき壁から見ている奴らの
髪に着くようにする。壁は妖精がふれれば崩れる。
その後どうなるか見ておいてほしい)

妖精の酒の話はニックにも話はしている。

(なんて楽しいことを考えるんだ?モウちゃん?)
(当たり前だ。それに妖精の言葉も皆が分かるようにする)
(!できるのか?いや、できるのだろうな。
しかし、どうして?モウちゃんは自分に関係ないことに
極力言霊は使わないだろ?)
(そうなんだが、ここで、王に王のために精進すると2人で誓った。
それはいい、領地管理者で、護衛、行商人として生活するのだから。
だから、王に対する廻りの態度が気に入らないようだ)
(あー、それはそうだろうな。
しかし、王に対する態度はみなそんなもんだろ?)
(ダクツは違うだろ?)
(あれは、王に腕を捧げている。衛生部はみなそうだ)
(そうか。だが、他の者は王をないがしろにしている)
(ああ。そういうのね)
(愛しい人が今の王の代替わりのことを聞きたいと言っていたぞ?)
(え?俺に?)
(私も詳しくは知らないし、ワイプも、ガイライも直接は知らないだろ?)
(そうだけど。ん?んー?俺も詳しくないぞ?)
(知っている範囲でいい。聞かれたら答えてくれ。
では、こっちに来れるか?わかるか?ガイライはどうしてる?)
(ガイライはタンダードと話してる。
ナソニール絡みだ。動けないだろうな。
面談の館か?わかった。行ける)
(何かあれば呼んでくれ。近くにはいる。
ああ、茶葉を懐に入れておけ。コットワッツの滞在館の庭に生えてる)
(わかった)


愛しい人にとっては、王というよりも、
名前を付けた息子になるんだ。
ないがしろにされていれば怒りもするだろう。
名のことは言わないほうがいいからな。
近くで軽く食べていこうか。
腹がすいていてもいけないからな。


一緒に外に出てきたリーズナと軽く?軽いんだろか?
お茶をする。
話がうまいのか?愛しい人が興味あることなのか?
治水、浄化の話をしていく。
必要なものなのに、誰がどうやって行なっているかということに、
私は知りもしなかった。
リーズナのようにな人が、人知れず管理しているということか。
そうだな、感謝せねば。
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘

マティスに呼ばれ、茶葉を数本頂いてから、
中央院面談の館内に移動。
すでに、妖精が暴れまくっている。

これか?
同じことを何度も繰り返すというのは?






酒!酒!酒!酒!酒!
もっとだ!もっとだ!もっとだ!もっとだ!もっとだ!
どこに隠していたんだ!
出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!









陸鳥と同じだな。
それよりも下品だな。

頭を舐めているのか??
ああ、髪に妖精の酒か?
おそろしいことを考えるな、さすがモウちゃんだ。
奴らは上位王族だな。
今まで王以上に崇拝していた妖精に悪態つかれ、
茫然としている。
いや?喜んでいるのか?舐められて?
うわー。

固まっている女2人は?
はは!歳を取ったもんだな!

妖精を引き離したいが、そうすると髪も抜ける。
中に入ってきた護衛も、手を出していいのかもわからない。
なんせ、妖精様だもんな。

あー、齧り出したな。

ここでやっと、引きはがせと命令が出た。
はがされた妖精たちは怒りまくっているのか?
言葉が分かっても、その言葉が言葉になってない。

今度は女2人の元に群がる。
こいつらが持っていたのか?酒を?
王が持っているんじゃないのか?
奪われた?
そんなことをダクツが許すか?
わざとか?


ん?
ヤッチか?
リーズナはいないよな?

酒は?あれで全部?
懐に入れていたのはまずかったな。
一番安全だとでも思ったんだろうか?

上位王族が責め立てる。
酒を使って妖精を襲わせたと。
これは面白い。




(マティス!)
(ん?終わったのか?なんだ?ご機嫌だな?)
(アヒルの次に笑ったよ!)
(詳しくは後で聞こう。いま、リーズナとやらとお茶をしている)
(リーズナ!!!ぶはははははははは!!!)
(知っているのか?)
(もちろんだ!俺も行く!まっとけ!!)
(ん?わかった)
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