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817:守りの言葉
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(・・・・モウ?)
インカムで話してきた。
(みんなには内緒なこと?今ここで言えないこと?)
(言えない、と思う)
(オーロラ?ワイプが邪魔でいえないんだろ?それともニックか?
ガイライか?)
こういう場合、マティスにも筒抜け。
が、マティスと他の誰かだと、
マティスが繋げないとわたしにはわからない。
誰かがマティスに話しかければわたしにも聞こえるのだろう。
が、それは個人的な話だ。
わたしが聞くことはない。なので、聞こえない。
だけど、マティスは常に私のことを守っているから聞こえる。
聞いてしまう。聞こえてしまう。
これは根底にプライバシーの概念が違うからだと思う。
(これがワイプ?鍛錬のワイプだよな?モウとマティスの師匠?)
(そうだよ?)
(便宜上だ!!)
(信用できんの?)
(できん!!)
「マティス君!ややこしくなる!
オーロラと言いましたね?わたしのことでなにか?」
「「え?」」
繋げてないよ?なんで?
「まだ、なれてないんでしょ?
喉が動いてる。目線はモウだ。なにを話しました?」
それか!
「そして、マティス君?
その顔はわたしの弟子だと言われたときの顔ですよ?」
「・・・・・。」
オーロラが警戒してしまった。
わたしが背に庇う前にマティスがオーロラの前に出る。
「お前のことだとしても、そうでなくてもお前に話す必要はない!!」
「オーロラ?
喉の動きね、ドーガーもそうなんだけど、
慣れないうちはそうなるから。練習というより慣れだね。」
「で?なんだ?」
ニックさんだ。
当然、ニックさんもガイライも喉の動きや目線がわかる。
「・・・・。」
まだ警戒してるね。
「それはあとで聞きます。今、話すべきではないというのが、
オーロラの判断です。
おそらくは暗部関連のことかと。
師匠?商売あがったりになりますよ?」
「それは問題ですね!」
「!モウ?これ、俺と同じようなことしてるってしってんの?」
「知ってるよ?内容までは知らんけど。
おそらくえげつない。
あー、別にわたしは正義の味方でも、清廉潔白でもないよ?
人は自分のために人の命を奪える動物だ。
それは理解できてるよ?
仕事としてもね。
趣味で人殺ししてるって言うのはご勘弁願いたいけどね。
ん?わたしがなんか驚くとか悲しむと思ったの?
いや、その前にだ!ほんとに暗部関連なんだ!
師匠!何へたを売ってるんですか!
超ガックシ!」
「え?売る?チョウガクシ?」
「失敗したってことだね。へたを売るってことで意味が通じてるんだから、
よくあることなんだね。ほんとは打つらしいよ?
でも、打つじゃわかんないでしょ?囲碁なんてないし。
で、超ガックシね。すごくがっかりしたってこと。」
「ああ!」
「要はなんか、師匠が失敗して
そのことをオーロラが知ってるってことでしょ?」
「モウ?失礼ですよ?わたしは失敗した記憶がないですが?」
「本人がそう思ってるだけかも?」
「あー、それはないとはいい切れない。」
「くふふふふふ。」
新年の言葉のことがあるからだ。
「オーロラ?その話私にだけ先に教えてくれ?」
「マティス君!どうしてそんな嬉しそうなんですか!!」
「いや、失敗したとかじゃないよ。
えっと、正式な依頼じゃないからいいかな?
天文院にそいつが、ああ、この人が来ていたことがあって、
あれは暗部だって。いずれ頼むことがあるって。」
「なにを?殺し?」
「いや、それは聞いてない。
ただ、暗部のあの男に気を付けろとだけ。
その日以外の仕事内容は聞かないことにしてるっていっても、
話してくるんだよ。で、長い。いつもな。
他の奴だったら聞かないよ?
だけど、話を聞くときいつも飯が出る。吐かない飯な。」
「どれくらいの頻度?毎日?」
「いや、5回に1回ぐらい?飯はそれですむから。
で、依頼内容を書いた紙をくれる。
貴族じゃないから読めないっていっても、持たすんだよ。毎回。
前の紙と交換するんだ。
あ!それ読めるよな!」
脇のポケットからその紙を出してきた。
折りたたんだその紙を開く前に、聞いてきた。
「読んでもいい?」
「ん?大丈夫だよ?
なんか特殊な文言かもって?暗示とか?
ないね!それはオーロラにとって言の葉の恩恵じゃないから。
オーロラの不利益になることはない。」
「・・・・モウたちには?」
心配してくれているのか?
「ははははは!」
『我らに呪いの言葉は効かない
なぜならその言葉以上に守りの言葉が強いからだ
それ以上に強い言葉もない
なぜなら言の葉にそのような力はないからだ
では守りの言葉も力がないとおもうか?
否!
守りの言葉は願いだ
それは何よりも強い
我が願っている、我が世界に、常に
ゆえに、呪いは効かない』
身内限定という奴だ。
全人類には無理だ。
できないと思っているから。
するべきことではないと知っているから。
「そうなんだ。」
素直に納得してくれた。
これ、気を付けないと。
わたしが言うからって思い込みがある。
セサミンたちと同じだ。
わたしに何かあったら、この法則が崩れる。
わたしに関係なくそうだと思ってほしい。
・・・・。
もっと、チャランポランさを出せばいいかな?
今以上に?
人としてそれはどうなんだ?
これはマティスに相談だ。
「・・・・仕事内容じゃない。」
「見ていい?」
「いいよ。デンチュウだぞ?」
デンチュウ?ああ!殿中ね。
意味が分からないということね。
みなでその紙きれを覗き込んだ。
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
わたしのシクロスト
これで何度目の手紙だろうか?
月の出と共に落胆の息を吐き、
あなたが月入り後にあらわれるたびに深いため息がでる
そしてわたしにのこころに深い悲しみが訪れる
だが、これが読めているということは
やっとその束縛から解放されたということ
祝福させてほしい
わたしのシクロスト
月が昇る前にいつもの場所に
これからのことを話そう
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
こいつは、オーロラのことを知っている。
知っていて、5日に一度のご飯しか食べさせていない。
育ち盛りの子供にだ。
命の石のことも契約書のことも知っている。
誰かがそれを解くことを待っていたんだ。
あの契約書の内容を教えても、オーロラ自身に何も起こらない。
もちろん読み上げるほうもだ。
ただ、オーロラの感情はどうなるかわからなかっただけ。
いきなり、あの契約書を読み上げたら、
オーロラだって怒りがこみ上げたかもしれない。
読み上げた相手をどうにかしたかもしれない。
それを避けたんだ。
落ち着けば、腹もすき、ご飯を食べに来るかもしれない。
手紙をもらっていたことを思い出し、誰かに読ませるかもしれない。
自分で読めるように努力したかもしれない。
音文字さえ覚えればいいのだから。
賢いオーロラならすぐだろう。すでに文字もかけるようだから。
オーロラを己のものにするキーワードが、
”わたしの○○”
リリクの名の守りだ。
それをうまく利用している。
オウィと呼ばれている間は、当然親の守りがある。
それから名前を付け、10年後に宣言する。
今日から自分は○○だと。
それが独立宣言だ。
自我が確立する。
どうして、オーロラが従順だったのか?
自我がないからだ。
言われるまま、命令されるままにすべてをこなす。
これはリリクの風習か?
親が伝統を守っている、ではないな。
いい様に説明されただけだ。
トックスさんに話した人も伝聞だろう。
親がそれなりの人格者で、豊かなら、
まさしく理想とする子育てができるだろう。
時代の多様化、これはいつの時代にもある。
この世界にもあるだろう。
昔はそれでよかったが、今は違うということだ。
だから滅びた風習だったんだ。
「マティス?コットワッツとリリクの関係は?」
「ない。同じ砂漠石を産業としているが、
父の前の代から交流はない。」
「ガイライ?リリクの歴史を。簡潔に。」
「独自の文化があります。
言語も大陸共通語とリリク語と。
東大砂漠を有し、砂漠石の大型のものが産出されています。
南へも独自で進軍を繰り返しています。」
「師匠?ニバーセルとの交易は?」
「大型の取引である程度は。
ネルウカートとエルトナガが中央に行くためのルートもあるので、
どの国とも一定の取引はあります。
先月の合わさりの月の産出石は
いつもと変われずと報告はあがっていますが、
その真偽は不明です。あとは麻ですね。」
「麻か、
そっちもあると考えるか?
ニックさん?あなたの認識は?」
「サナカルタ国、前イスナドラ国と交流があった。
イスナドラに派遣されたのはリリスの仲介だ。
代替わりが早い。長くて30年。5、6回は変わっている。
そのたびに国の方針、いや、運営指針が変わる。
わざとだ。
イスナドラを支援し、代替わりがあれば、
敵対していたサナカルタを支援した。
国として信用はできない。」
「ツイミさん?リリクとどんな取引をしたことがある?」
「砂漠石・麻のほかにオイルを精製しています。
国家間での取引はありませんが、
民衆間では大陸中に。かなり大量に取引していました。」
「オイル?カメリではなく?あっち方面の?」
「ええ。」
「後は?隠さなくていい!」
「興奮剤を。混ぜて使います。」
「それ、リリクで作ってる?リリク経由でエルトナガ?」
「リリク単独で。」
大麻系もあると。
タバコ、大麻、ヘロイン。
あって当たり前か。
ザスを押さえても一緒だな。
麻薬の話をしても出てこなかった。
認識が違いすぎる。
インカムで話してきた。
(みんなには内緒なこと?今ここで言えないこと?)
(言えない、と思う)
(オーロラ?ワイプが邪魔でいえないんだろ?それともニックか?
ガイライか?)
こういう場合、マティスにも筒抜け。
が、マティスと他の誰かだと、
マティスが繋げないとわたしにはわからない。
誰かがマティスに話しかければわたしにも聞こえるのだろう。
が、それは個人的な話だ。
わたしが聞くことはない。なので、聞こえない。
だけど、マティスは常に私のことを守っているから聞こえる。
聞いてしまう。聞こえてしまう。
これは根底にプライバシーの概念が違うからだと思う。
(これがワイプ?鍛錬のワイプだよな?モウとマティスの師匠?)
(そうだよ?)
(便宜上だ!!)
(信用できんの?)
(できん!!)
「マティス君!ややこしくなる!
オーロラと言いましたね?わたしのことでなにか?」
「「え?」」
繋げてないよ?なんで?
「まだ、なれてないんでしょ?
喉が動いてる。目線はモウだ。なにを話しました?」
それか!
「そして、マティス君?
その顔はわたしの弟子だと言われたときの顔ですよ?」
「・・・・・。」
オーロラが警戒してしまった。
わたしが背に庇う前にマティスがオーロラの前に出る。
「お前のことだとしても、そうでなくてもお前に話す必要はない!!」
「オーロラ?
喉の動きね、ドーガーもそうなんだけど、
慣れないうちはそうなるから。練習というより慣れだね。」
「で?なんだ?」
ニックさんだ。
当然、ニックさんもガイライも喉の動きや目線がわかる。
「・・・・。」
まだ警戒してるね。
「それはあとで聞きます。今、話すべきではないというのが、
オーロラの判断です。
おそらくは暗部関連のことかと。
師匠?商売あがったりになりますよ?」
「それは問題ですね!」
「!モウ?これ、俺と同じようなことしてるってしってんの?」
「知ってるよ?内容までは知らんけど。
おそらくえげつない。
あー、別にわたしは正義の味方でも、清廉潔白でもないよ?
人は自分のために人の命を奪える動物だ。
それは理解できてるよ?
仕事としてもね。
趣味で人殺ししてるって言うのはご勘弁願いたいけどね。
ん?わたしがなんか驚くとか悲しむと思ったの?
いや、その前にだ!ほんとに暗部関連なんだ!
師匠!何へたを売ってるんですか!
超ガックシ!」
「え?売る?チョウガクシ?」
「失敗したってことだね。へたを売るってことで意味が通じてるんだから、
よくあることなんだね。ほんとは打つらしいよ?
でも、打つじゃわかんないでしょ?囲碁なんてないし。
で、超ガックシね。すごくがっかりしたってこと。」
「ああ!」
「要はなんか、師匠が失敗して
そのことをオーロラが知ってるってことでしょ?」
「モウ?失礼ですよ?わたしは失敗した記憶がないですが?」
「本人がそう思ってるだけかも?」
「あー、それはないとはいい切れない。」
「くふふふふふ。」
新年の言葉のことがあるからだ。
「オーロラ?その話私にだけ先に教えてくれ?」
「マティス君!どうしてそんな嬉しそうなんですか!!」
「いや、失敗したとかじゃないよ。
えっと、正式な依頼じゃないからいいかな?
天文院にそいつが、ああ、この人が来ていたことがあって、
あれは暗部だって。いずれ頼むことがあるって。」
「なにを?殺し?」
「いや、それは聞いてない。
ただ、暗部のあの男に気を付けろとだけ。
その日以外の仕事内容は聞かないことにしてるっていっても、
話してくるんだよ。で、長い。いつもな。
他の奴だったら聞かないよ?
だけど、話を聞くときいつも飯が出る。吐かない飯な。」
「どれくらいの頻度?毎日?」
「いや、5回に1回ぐらい?飯はそれですむから。
で、依頼内容を書いた紙をくれる。
貴族じゃないから読めないっていっても、持たすんだよ。毎回。
前の紙と交換するんだ。
あ!それ読めるよな!」
脇のポケットからその紙を出してきた。
折りたたんだその紙を開く前に、聞いてきた。
「読んでもいい?」
「ん?大丈夫だよ?
なんか特殊な文言かもって?暗示とか?
ないね!それはオーロラにとって言の葉の恩恵じゃないから。
オーロラの不利益になることはない。」
「・・・・モウたちには?」
心配してくれているのか?
「ははははは!」
『我らに呪いの言葉は効かない
なぜならその言葉以上に守りの言葉が強いからだ
それ以上に強い言葉もない
なぜなら言の葉にそのような力はないからだ
では守りの言葉も力がないとおもうか?
否!
守りの言葉は願いだ
それは何よりも強い
我が願っている、我が世界に、常に
ゆえに、呪いは効かない』
身内限定という奴だ。
全人類には無理だ。
できないと思っているから。
するべきことではないと知っているから。
「そうなんだ。」
素直に納得してくれた。
これ、気を付けないと。
わたしが言うからって思い込みがある。
セサミンたちと同じだ。
わたしに何かあったら、この法則が崩れる。
わたしに関係なくそうだと思ってほしい。
・・・・。
もっと、チャランポランさを出せばいいかな?
今以上に?
人としてそれはどうなんだ?
これはマティスに相談だ。
「・・・・仕事内容じゃない。」
「見ていい?」
「いいよ。デンチュウだぞ?」
デンチュウ?ああ!殿中ね。
意味が分からないということね。
みなでその紙きれを覗き込んだ。
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
わたしのシクロスト
これで何度目の手紙だろうか?
月の出と共に落胆の息を吐き、
あなたが月入り後にあらわれるたびに深いため息がでる
そしてわたしにのこころに深い悲しみが訪れる
だが、これが読めているということは
やっとその束縛から解放されたということ
祝福させてほしい
わたしのシクロスト
月が昇る前にいつもの場所に
これからのことを話そう
─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
こいつは、オーロラのことを知っている。
知っていて、5日に一度のご飯しか食べさせていない。
育ち盛りの子供にだ。
命の石のことも契約書のことも知っている。
誰かがそれを解くことを待っていたんだ。
あの契約書の内容を教えても、オーロラ自身に何も起こらない。
もちろん読み上げるほうもだ。
ただ、オーロラの感情はどうなるかわからなかっただけ。
いきなり、あの契約書を読み上げたら、
オーロラだって怒りがこみ上げたかもしれない。
読み上げた相手をどうにかしたかもしれない。
それを避けたんだ。
落ち着けば、腹もすき、ご飯を食べに来るかもしれない。
手紙をもらっていたことを思い出し、誰かに読ませるかもしれない。
自分で読めるように努力したかもしれない。
音文字さえ覚えればいいのだから。
賢いオーロラならすぐだろう。すでに文字もかけるようだから。
オーロラを己のものにするキーワードが、
”わたしの○○”
リリクの名の守りだ。
それをうまく利用している。
オウィと呼ばれている間は、当然親の守りがある。
それから名前を付け、10年後に宣言する。
今日から自分は○○だと。
それが独立宣言だ。
自我が確立する。
どうして、オーロラが従順だったのか?
自我がないからだ。
言われるまま、命令されるままにすべてをこなす。
これはリリクの風習か?
親が伝統を守っている、ではないな。
いい様に説明されただけだ。
トックスさんに話した人も伝聞だろう。
親がそれなりの人格者で、豊かなら、
まさしく理想とする子育てができるだろう。
時代の多様化、これはいつの時代にもある。
この世界にもあるだろう。
昔はそれでよかったが、今は違うということだ。
だから滅びた風習だったんだ。
「マティス?コットワッツとリリクの関係は?」
「ない。同じ砂漠石を産業としているが、
父の前の代から交流はない。」
「ガイライ?リリクの歴史を。簡潔に。」
「独自の文化があります。
言語も大陸共通語とリリク語と。
東大砂漠を有し、砂漠石の大型のものが産出されています。
南へも独自で進軍を繰り返しています。」
「師匠?ニバーセルとの交易は?」
「大型の取引である程度は。
ネルウカートとエルトナガが中央に行くためのルートもあるので、
どの国とも一定の取引はあります。
先月の合わさりの月の産出石は
いつもと変われずと報告はあがっていますが、
その真偽は不明です。あとは麻ですね。」
「麻か、
そっちもあると考えるか?
ニックさん?あなたの認識は?」
「サナカルタ国、前イスナドラ国と交流があった。
イスナドラに派遣されたのはリリスの仲介だ。
代替わりが早い。長くて30年。5、6回は変わっている。
そのたびに国の方針、いや、運営指針が変わる。
わざとだ。
イスナドラを支援し、代替わりがあれば、
敵対していたサナカルタを支援した。
国として信用はできない。」
「ツイミさん?リリクとどんな取引をしたことがある?」
「砂漠石・麻のほかにオイルを精製しています。
国家間での取引はありませんが、
民衆間では大陸中に。かなり大量に取引していました。」
「オイル?カメリではなく?あっち方面の?」
「ええ。」
「後は?隠さなくていい!」
「興奮剤を。混ぜて使います。」
「それ、リリクで作ってる?リリク経由でエルトナガ?」
「リリク単独で。」
大麻系もあると。
タバコ、大麻、ヘロイン。
あって当たり前か。
ザスを押さえても一緒だな。
麻薬の話をしても出てこなかった。
認識が違いすぎる。
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本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
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だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
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