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第3話:廃墟の住人と、泥のクッキー
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「……お嬢様。ご報告申し上げます」
廃墟――もとい、我がアースガルド辺境伯邸の玄関ホールにて。
顔中を煤と埃で真っ黒にしたセバスチャンが、幽霊のような声で言った。
「屋根の穴は大小合わせて三十六箇所。窓ガラスの残存率は約二割。床板は踏めば抜け、壁には見たこともない大きさの蜘蛛が巣を張っております。ここは住居ではありません。巨大な虫籠です」
「あら、意外と残っているのね。もっと酷いかと思っていたわ」
私は満足げに頷いた。
荷解きもそこそこに、私は屋敷の探索を終えたところだった。
確かに風通しは良すぎるけれど、壁面の石材は堅牢だし、地下倉庫はひんやりとしていて保存庫として優秀だ。
「それで、住人は蜘蛛だけなの?」
「いえ……、奇跡的に、二名ほど生き残りがおりました」
セバスが疲れた手つきで奥を指し示すと、柱の陰から二人の老人がおずおずと姿を現した。
腰の曲がった小柄な男性と、エプロンをつけたふくよかな女性だ。
「お、お初にお目にかかりますぅ……。庭師兼管理人のハンスと、妻で料理番のマーサでございますぅ……」
二人は震えていた。
無理もない。
王都から罰として送られてきた公爵令嬢だ。
きっとヒステリックに喚き散らす我儘娘だと思われているに違いない。
「よくぞこの地を守っていてくれました。今日からここの領主となる、マリアンヌです」
私が努めて優雅に微笑むと、妻のマーサが涙ぐんだ。
「ああ、なんてお可哀想に……。こんな若いお嬢様が、こんな地獄へ……。食べるものも、じゃがいもと干し肉しかありませんのに……」
「まあ、じゃがいもがあるの? それは朗報だわ。後で植生を見せてちょうだい」
私が食い気味に返すと、二人はぽかんと口を開けた。
同情は不要だ。
私に必要なのは哀れみではなく、炭素だ。
「ハンス、マーサ。挨拶はこれくらいにして、仕事をお願いしたいの」
「は、はい。何なりと。しかし、お茶をお出ししようにも、茶葉もカップも……」
「お茶はいらないわ。欲しいのは木炭よ。それも大量にね」
私はドレスの袖をまくり上げ、外の沼を指差した。
「今から、釘を作るわ」
一時間後。
屋敷の裏庭には、シュールな光景が広がっていた。
公爵令嬢である私が、バケツ一杯の赤い泥を地面にぶちまけ、それを手でこねているのだ。
「お嬢様……、それは、その、泥遊びでしょうか? ストレスがおありなら、私がお話を聞きますが……」
セバスが痛ましいものを見る目で私を見下ろしている。
ハンスとマーサに至っては、「とうとう気が触れてしまわれた」と遠巻きにひそひそ話しているのが聞こえる。
「違うわよセバス。これは前処理よ。水分を含んだままだと炉の温度が上がらないから、こうして泥を円盤状にして、天日で乾かすの」
私は赤茶色の泥団子を平たく潰し、並べていく。
見た目は完全に、子供が作る泥のクッキーだ。
「この沼の底にある泥は、専門的には褐鉄鉱の一種。不純物は多いけれど、組織がスカスカだから、低温でも還元しやすいのが特徴なの。つまり、初心者向けの鉄鉱石ってことね」
「はぁ……。泥が鉄になる、という理屈がいまだに信じられませんが」
「論より証拠よ。ハンス、炭の準備はできた?」
「へ、へい。暖炉の残りですが、一袋分ほど」
ハンスが持ってきた木炭を受け取ると、私は庭の片隅にある古びた石組み――かつてパン焼き窯として使われていたものだろう――を指差した。
「ここに炭と、乾かした泥クッキーを交互に重ねて入れるの。そして下から風を送って燃やす。そうすれば、酸素が奪われて鉄だけが残るわ」
「はあ……、パンの代わりに泥と炭を焼くんですかい? 変わった料理だ」
ハンスは首を傾げながらも、手際よくふいごを準備してくれた。
さすがは辺境の住人、道具の扱いは慣れている。
点火。
ゴォォッ、と炎が上がり、炭が赤く輝き始める。
私は炎の色をじっと観察した。
「温度が足りないわ。セバス、貴方もふいごを手伝って! もっと酸素を送り込んで!」
「イエス・マイ・レディ。……まさか執事の仕事に火吹きが含まれるとは思いませんでしたが!」
セバスが上着を脱ぎ捨て、必死に風を送る。
熱気が頬を焦がす。
ドレスが煤で汚れるのも構わず、私は窯の中を凝視し続けた。
化学反応は、いつだって神聖な儀式だ。
酸化鉄から酸素が引き剥がされ、純粋な金属へと還っていく。
その変化を想像するだけで、どんな舞踏会のダンスよりも胸が高鳴る。
数時間後。
日が傾き、周囲が薄暗くなった頃。
「……そろそろね。火を止めて!」
私の合図で、セバスとハンスが崩れ落ちるように座り込んだ。
窯の熱が下がるのを待ち、私は火箸を突っ込んだ。
灰と燃えかすをかき分ける。
その底に、ゴロリとした黒い塊が転がっていた。
表面はデコボコで、あちこちに不純物がこびりついている。
見た目はただの焦げた石だ。
「失敗……、ですかな?」
セバスが荒い息で尋ねる。
私はその塊をトングで挟み出し、近くの平らな石の上に置いた。
そして、ハンマーを振り下ろす。
高く、澄んだ音が響いた。
石が砕ける鈍い音ではない。
金属特有の、硬質で美しい音色。
付着していた不純物が弾け飛び、その下から――銀灰色の輝きが顔を出した。
「おお……っ!?」
ハンスとマーサが息を呑んだ。
夕日を反射して鈍く光るそれは、紛れもなく鉄の塊だった。
「ほ、本当に……、泥が鉄になった……」
ハンスが震える手でその塊に触れようとする。
「まだ熱いわよ。……どう? セバス。これが私の錬金術よ」
私が煤だらけの顔でニカっと笑うと、セバスは信じられないという顔で、その鉄塊と私を交互に見つめた。
そして、深く、今までで一番深い一礼をした。
「……恐れ入りました。お嬢様の手にかかれば、泥団子すら宝物に変わるのですな」
「ええ。これさえあれば、釘も作れるし、蝶番も直せる。農具だって新品にできるわ」
私は立ち上がり、赤く染まった夕暮れの沼を見渡した。
「ハンス、マーサ。明日から忙しくなるわよ。この沼の泥を全部、私たちの財産に変えるんだから」
二人の老夫婦は顔を見合わせ、それから、しわくちゃの顔に希望のような笑みを浮かべた。
廃墟と泥沼しかない絶望の地。
けれど、そこには確かに未来の材料があった。
「さあ、今日はお祝いよ! マーサ、秘蔵のじゃがいもを焼いてちょうだい。この窯、余熱で最高に美味しく焼けるはずよ」
「は、はいっ! 喜んで!」
こうして、辺境での最初の一日は、鉄の匂いと、ホクホクのじゃがいもの香りと共に暮れていった。
私の計画は、まだ始まったばかりだ。
廃墟――もとい、我がアースガルド辺境伯邸の玄関ホールにて。
顔中を煤と埃で真っ黒にしたセバスチャンが、幽霊のような声で言った。
「屋根の穴は大小合わせて三十六箇所。窓ガラスの残存率は約二割。床板は踏めば抜け、壁には見たこともない大きさの蜘蛛が巣を張っております。ここは住居ではありません。巨大な虫籠です」
「あら、意外と残っているのね。もっと酷いかと思っていたわ」
私は満足げに頷いた。
荷解きもそこそこに、私は屋敷の探索を終えたところだった。
確かに風通しは良すぎるけれど、壁面の石材は堅牢だし、地下倉庫はひんやりとしていて保存庫として優秀だ。
「それで、住人は蜘蛛だけなの?」
「いえ……、奇跡的に、二名ほど生き残りがおりました」
セバスが疲れた手つきで奥を指し示すと、柱の陰から二人の老人がおずおずと姿を現した。
腰の曲がった小柄な男性と、エプロンをつけたふくよかな女性だ。
「お、お初にお目にかかりますぅ……。庭師兼管理人のハンスと、妻で料理番のマーサでございますぅ……」
二人は震えていた。
無理もない。
王都から罰として送られてきた公爵令嬢だ。
きっとヒステリックに喚き散らす我儘娘だと思われているに違いない。
「よくぞこの地を守っていてくれました。今日からここの領主となる、マリアンヌです」
私が努めて優雅に微笑むと、妻のマーサが涙ぐんだ。
「ああ、なんてお可哀想に……。こんな若いお嬢様が、こんな地獄へ……。食べるものも、じゃがいもと干し肉しかありませんのに……」
「まあ、じゃがいもがあるの? それは朗報だわ。後で植生を見せてちょうだい」
私が食い気味に返すと、二人はぽかんと口を開けた。
同情は不要だ。
私に必要なのは哀れみではなく、炭素だ。
「ハンス、マーサ。挨拶はこれくらいにして、仕事をお願いしたいの」
「は、はい。何なりと。しかし、お茶をお出ししようにも、茶葉もカップも……」
「お茶はいらないわ。欲しいのは木炭よ。それも大量にね」
私はドレスの袖をまくり上げ、外の沼を指差した。
「今から、釘を作るわ」
一時間後。
屋敷の裏庭には、シュールな光景が広がっていた。
公爵令嬢である私が、バケツ一杯の赤い泥を地面にぶちまけ、それを手でこねているのだ。
「お嬢様……、それは、その、泥遊びでしょうか? ストレスがおありなら、私がお話を聞きますが……」
セバスが痛ましいものを見る目で私を見下ろしている。
ハンスとマーサに至っては、「とうとう気が触れてしまわれた」と遠巻きにひそひそ話しているのが聞こえる。
「違うわよセバス。これは前処理よ。水分を含んだままだと炉の温度が上がらないから、こうして泥を円盤状にして、天日で乾かすの」
私は赤茶色の泥団子を平たく潰し、並べていく。
見た目は完全に、子供が作る泥のクッキーだ。
「この沼の底にある泥は、専門的には褐鉄鉱の一種。不純物は多いけれど、組織がスカスカだから、低温でも還元しやすいのが特徴なの。つまり、初心者向けの鉄鉱石ってことね」
「はぁ……。泥が鉄になる、という理屈がいまだに信じられませんが」
「論より証拠よ。ハンス、炭の準備はできた?」
「へ、へい。暖炉の残りですが、一袋分ほど」
ハンスが持ってきた木炭を受け取ると、私は庭の片隅にある古びた石組み――かつてパン焼き窯として使われていたものだろう――を指差した。
「ここに炭と、乾かした泥クッキーを交互に重ねて入れるの。そして下から風を送って燃やす。そうすれば、酸素が奪われて鉄だけが残るわ」
「はあ……、パンの代わりに泥と炭を焼くんですかい? 変わった料理だ」
ハンスは首を傾げながらも、手際よくふいごを準備してくれた。
さすがは辺境の住人、道具の扱いは慣れている。
点火。
ゴォォッ、と炎が上がり、炭が赤く輝き始める。
私は炎の色をじっと観察した。
「温度が足りないわ。セバス、貴方もふいごを手伝って! もっと酸素を送り込んで!」
「イエス・マイ・レディ。……まさか執事の仕事に火吹きが含まれるとは思いませんでしたが!」
セバスが上着を脱ぎ捨て、必死に風を送る。
熱気が頬を焦がす。
ドレスが煤で汚れるのも構わず、私は窯の中を凝視し続けた。
化学反応は、いつだって神聖な儀式だ。
酸化鉄から酸素が引き剥がされ、純粋な金属へと還っていく。
その変化を想像するだけで、どんな舞踏会のダンスよりも胸が高鳴る。
数時間後。
日が傾き、周囲が薄暗くなった頃。
「……そろそろね。火を止めて!」
私の合図で、セバスとハンスが崩れ落ちるように座り込んだ。
窯の熱が下がるのを待ち、私は火箸を突っ込んだ。
灰と燃えかすをかき分ける。
その底に、ゴロリとした黒い塊が転がっていた。
表面はデコボコで、あちこちに不純物がこびりついている。
見た目はただの焦げた石だ。
「失敗……、ですかな?」
セバスが荒い息で尋ねる。
私はその塊をトングで挟み出し、近くの平らな石の上に置いた。
そして、ハンマーを振り下ろす。
高く、澄んだ音が響いた。
石が砕ける鈍い音ではない。
金属特有の、硬質で美しい音色。
付着していた不純物が弾け飛び、その下から――銀灰色の輝きが顔を出した。
「おお……っ!?」
ハンスとマーサが息を呑んだ。
夕日を反射して鈍く光るそれは、紛れもなく鉄の塊だった。
「ほ、本当に……、泥が鉄になった……」
ハンスが震える手でその塊に触れようとする。
「まだ熱いわよ。……どう? セバス。これが私の錬金術よ」
私が煤だらけの顔でニカっと笑うと、セバスは信じられないという顔で、その鉄塊と私を交互に見つめた。
そして、深く、今までで一番深い一礼をした。
「……恐れ入りました。お嬢様の手にかかれば、泥団子すら宝物に変わるのですな」
「ええ。これさえあれば、釘も作れるし、蝶番も直せる。農具だって新品にできるわ」
私は立ち上がり、赤く染まった夕暮れの沼を見渡した。
「ハンス、マーサ。明日から忙しくなるわよ。この沼の泥を全部、私たちの財産に変えるんだから」
二人の老夫婦は顔を見合わせ、それから、しわくちゃの顔に希望のような笑みを浮かべた。
廃墟と泥沼しかない絶望の地。
けれど、そこには確かに未来の材料があった。
「さあ、今日はお祝いよ! マーサ、秘蔵のじゃがいもを焼いてちょうだい。この窯、余熱で最高に美味しく焼けるはずよ」
「は、はいっ! 喜んで!」
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