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第24話:偽りのモーブ
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ファーストダンスを終えたアレックスとソフィアは、会場の注目の的だった。
特に、貴族たちの関心はソフィアが着ている青いドレスに集まっていた。
綿とは思えない光沢。
そして、夜会服としては斬新なデザイン。
多くの令嬢たちが遠巻きに、羨望の眼差しで見つめている。
その空気に耐えられなかったのが、マリアンヌだった。
「……悔しい。あんな平民じみたドレスが評価されるなんて!」
彼女は扇子をへし折れんばかりに握りしめると、控室へと駆け込んだ。
そして数十分後。
第二部の音楽が始まる頃、マリアンヌは再びホールに現れた。
今度は、先ほどのピンク色のドレスではない。
目が覚めるような、鮮烈な紫色(モーブ)のドレスに身を包んでいた。
「皆様、ご覧遊ばせ!」
マリアンヌはギルバート王子を従え、ホールの中心で高らかに声を上げた。
「ソフィアお姉様の新しい綿も素敵ですけれど……、やはり貴族たるもの、伝統と格式を忘れてはいけませんわ」
彼女は胸を反らし、纏っているドレスを誇示した。
「このドレスは、我がベルベット家に代々伝わる家宝。百年前、私の曾祖母様が王家から賜ったという、由緒正しきロイヤル・パープルのドレスですのよ!」
おお、と会場がどよめく。
紫色は高貴な色だ。
特に昔の染料は貴重で、身分の高い者しか身につけることが許されなかった。
それが百年前の王家伝来となれば、その価値は計り知れない。
「すごい……。百年前のものなのに、こんなに鮮やかだなんて」
「やはりベルベット家の歴史は格が違うな」
「ぽっと出の公爵家とは大違いだ」
称賛の声に、マリアンヌは勝ち誇った笑みをソフィアに向けた。
歴史の重みが違うのよ、と言いたげだ。
ソフィアは、その鮮やかな紫色を見つめ、小首をかしげた。
(……綺麗だけど、少し違和感があるわ。百年前の布にしては、保存状態が良すぎる。それに、あの色は……)
不安げに隣を見上げると、アレックスは口元に手を当て、肩を震わせていた。
怒っているのではない。
笑いを堪えているのだ。
「……くっ、くくっ。傑作だ。傑作すぎて腹筋が崩壊寸前だ」
「ア、アレックス様?」
「ソフィア、あれを見ろ。彼女は無知という衣装を纏って踊っている道化だ」
アレックスは笑いを収めると、優雅な足取りでマリアンヌの元へと歩み寄った。
「おや、クロード公爵。このドレスの価値にひれ伏しに来たのかしら?」
マリアンヌが扇子で口元を隠して笑う。
「ええ、ひれ伏したい気分ですよ。君のその大胆不敵な嘘にね」
「……はい?」
アレックスは、マリアンヌのドレスの紫色の生地を、モノクル越しに冷ややかに観察した。
「マリアンヌ嬢。君はこれを百年前のドレスだと言ったな?」
「ええ、そうですわ! この高貴な紫色は、古代より伝わる貝紫……、あるいは希少な植物から抽出された、天然のロイヤル・パープルです!」
「ほう、天然の紫か」
アレックスは鼻で笑った。
「百年前の紫染料といえば、君の言う通り貝紫か、植物の紫根あたりが主流だ。だが、貝紫は強烈な磯の臭いが残るし、紫根は百年も経てば酸化して茶褐色に退色する。……君のそのドレスのように、これほど均一で、毒々しいほど鮮やかな赤紫を保つことは化学的に不可能だ」
「な、何を……! これは保存状態が良かったのです!」
「保存の問題ではない。存在の問題だ」
アレックスは、ドレスの袖をつまみ上げようとして、汚いものでも見るかのように手を止めた。
「その色は、天然染料ではない。――アニリン染料だ」
会場が静まり返る。
誰も聞き馴染みのない言葉だ。
「アニリン染料……、別名モーブイン。コールタール(石炭)から化学合成によって作られる、世界初の合成染料だ。この色が発明されたのは、つい数年前のことだ」
アレックスは、断罪の刃を突き立てた。
「つまり、そのドレスは百年前の家宝などではない。最近になって工場で大量生産された、化学染料で染められた安物の新品だ。百年前という時点で、時系列に矛盾が生じているのだよ」
「なっ……! そ、そんなはずありませんわ! 私は古美術商から、大金を払って買い戻したのです! 鑑定書だって……!」
マリアンヌが顔を真っ赤にして叫ぶ。
アレックスは憐れむようにため息をついた。
「やれやれ。家宝だと言ったり、買い戻したと言ったり、設定がブレているぞ。……要するに、君は百年前の家宝という箔をつけるために、悪徳業者に騙されて贋作を掴まされたわけだ」
彼は周囲の貴族たちを見渡した。
「皆様、鼻を利かせれば分かるはずだ。そのドレスからは、古着特有の防虫香の匂いではなく、微かに薬品臭いコールタールの匂いがするでしょう?」
言われてみれば、と貴族たちがひそひそと話し始める。
「確かに、ちょっと鼻につく匂いが……」
「百年前には存在しない色? じゃあ、偽物ってこと?」
「家宝だなんて見栄を張るから……」
称賛の空気は、一瞬にして嘲笑へと変わった。
マリアンヌの顔色は、段々と蒼白になっていく。
「ち、違う……、私は……」
「嘘をつくなら、もう少し化学を勉強してからにするんだな」
アレックスはとどめを刺すように言い放った。
「その合成染料は、安価で鮮やかだが、日光堅牢度が低い。……ほら、窓際で強い光を浴びていた右肩の部分だけ、もう色が褪せ始めているぞ」
指摘された肩口を見ると、確かにそこだけ色が薄くなっていた。
それは、このドレスが百年の時を超えた名品などではなく、脆くて安い紛い物であることの動かぬ証拠だった。
「きゃあああああっ!」
マリアンヌは悲鳴を上げ、その場にしゃがみ込んだ。
恥辱に塗れた令嬢を、ギルバート王子がおろおろと支えるが、彼自身も恥ずかしさで顔を伏せている。
ソフィアは、小さく息を吐いた。
ざまあみろ、とは思わなかった。
ただ、哀れだった。
本当の価値を知らず、ブランドや歴史というレッテルだけで着飾ろうとした結果がこれだ。
「……行こう、ソフィア。合成着色料の匂いで頭が痛くなってきた」
「はい、アレックス様」
二人は騒然とするホールを後にした。
マリアンヌの偽りのモーブは、ソフィアの真のブルーの前に、色褪せて消え去ったのだった。
特に、貴族たちの関心はソフィアが着ている青いドレスに集まっていた。
綿とは思えない光沢。
そして、夜会服としては斬新なデザイン。
多くの令嬢たちが遠巻きに、羨望の眼差しで見つめている。
その空気に耐えられなかったのが、マリアンヌだった。
「……悔しい。あんな平民じみたドレスが評価されるなんて!」
彼女は扇子をへし折れんばかりに握りしめると、控室へと駆け込んだ。
そして数十分後。
第二部の音楽が始まる頃、マリアンヌは再びホールに現れた。
今度は、先ほどのピンク色のドレスではない。
目が覚めるような、鮮烈な紫色(モーブ)のドレスに身を包んでいた。
「皆様、ご覧遊ばせ!」
マリアンヌはギルバート王子を従え、ホールの中心で高らかに声を上げた。
「ソフィアお姉様の新しい綿も素敵ですけれど……、やはり貴族たるもの、伝統と格式を忘れてはいけませんわ」
彼女は胸を反らし、纏っているドレスを誇示した。
「このドレスは、我がベルベット家に代々伝わる家宝。百年前、私の曾祖母様が王家から賜ったという、由緒正しきロイヤル・パープルのドレスですのよ!」
おお、と会場がどよめく。
紫色は高貴な色だ。
特に昔の染料は貴重で、身分の高い者しか身につけることが許されなかった。
それが百年前の王家伝来となれば、その価値は計り知れない。
「すごい……。百年前のものなのに、こんなに鮮やかだなんて」
「やはりベルベット家の歴史は格が違うな」
「ぽっと出の公爵家とは大違いだ」
称賛の声に、マリアンヌは勝ち誇った笑みをソフィアに向けた。
歴史の重みが違うのよ、と言いたげだ。
ソフィアは、その鮮やかな紫色を見つめ、小首をかしげた。
(……綺麗だけど、少し違和感があるわ。百年前の布にしては、保存状態が良すぎる。それに、あの色は……)
不安げに隣を見上げると、アレックスは口元に手を当て、肩を震わせていた。
怒っているのではない。
笑いを堪えているのだ。
「……くっ、くくっ。傑作だ。傑作すぎて腹筋が崩壊寸前だ」
「ア、アレックス様?」
「ソフィア、あれを見ろ。彼女は無知という衣装を纏って踊っている道化だ」
アレックスは笑いを収めると、優雅な足取りでマリアンヌの元へと歩み寄った。
「おや、クロード公爵。このドレスの価値にひれ伏しに来たのかしら?」
マリアンヌが扇子で口元を隠して笑う。
「ええ、ひれ伏したい気分ですよ。君のその大胆不敵な嘘にね」
「……はい?」
アレックスは、マリアンヌのドレスの紫色の生地を、モノクル越しに冷ややかに観察した。
「マリアンヌ嬢。君はこれを百年前のドレスだと言ったな?」
「ええ、そうですわ! この高貴な紫色は、古代より伝わる貝紫……、あるいは希少な植物から抽出された、天然のロイヤル・パープルです!」
「ほう、天然の紫か」
アレックスは鼻で笑った。
「百年前の紫染料といえば、君の言う通り貝紫か、植物の紫根あたりが主流だ。だが、貝紫は強烈な磯の臭いが残るし、紫根は百年も経てば酸化して茶褐色に退色する。……君のそのドレスのように、これほど均一で、毒々しいほど鮮やかな赤紫を保つことは化学的に不可能だ」
「な、何を……! これは保存状態が良かったのです!」
「保存の問題ではない。存在の問題だ」
アレックスは、ドレスの袖をつまみ上げようとして、汚いものでも見るかのように手を止めた。
「その色は、天然染料ではない。――アニリン染料だ」
会場が静まり返る。
誰も聞き馴染みのない言葉だ。
「アニリン染料……、別名モーブイン。コールタール(石炭)から化学合成によって作られる、世界初の合成染料だ。この色が発明されたのは、つい数年前のことだ」
アレックスは、断罪の刃を突き立てた。
「つまり、そのドレスは百年前の家宝などではない。最近になって工場で大量生産された、化学染料で染められた安物の新品だ。百年前という時点で、時系列に矛盾が生じているのだよ」
「なっ……! そ、そんなはずありませんわ! 私は古美術商から、大金を払って買い戻したのです! 鑑定書だって……!」
マリアンヌが顔を真っ赤にして叫ぶ。
アレックスは憐れむようにため息をついた。
「やれやれ。家宝だと言ったり、買い戻したと言ったり、設定がブレているぞ。……要するに、君は百年前の家宝という箔をつけるために、悪徳業者に騙されて贋作を掴まされたわけだ」
彼は周囲の貴族たちを見渡した。
「皆様、鼻を利かせれば分かるはずだ。そのドレスからは、古着特有の防虫香の匂いではなく、微かに薬品臭いコールタールの匂いがするでしょう?」
言われてみれば、と貴族たちがひそひそと話し始める。
「確かに、ちょっと鼻につく匂いが……」
「百年前には存在しない色? じゃあ、偽物ってこと?」
「家宝だなんて見栄を張るから……」
称賛の空気は、一瞬にして嘲笑へと変わった。
マリアンヌの顔色は、段々と蒼白になっていく。
「ち、違う……、私は……」
「嘘をつくなら、もう少し化学を勉強してからにするんだな」
アレックスはとどめを刺すように言い放った。
「その合成染料は、安価で鮮やかだが、日光堅牢度が低い。……ほら、窓際で強い光を浴びていた右肩の部分だけ、もう色が褪せ始めているぞ」
指摘された肩口を見ると、確かにそこだけ色が薄くなっていた。
それは、このドレスが百年の時を超えた名品などではなく、脆くて安い紛い物であることの動かぬ証拠だった。
「きゃあああああっ!」
マリアンヌは悲鳴を上げ、その場にしゃがみ込んだ。
恥辱に塗れた令嬢を、ギルバート王子がおろおろと支えるが、彼自身も恥ずかしさで顔を伏せている。
ソフィアは、小さく息を吐いた。
ざまあみろ、とは思わなかった。
ただ、哀れだった。
本当の価値を知らず、ブランドや歴史というレッテルだけで着飾ろうとした結果がこれだ。
「……行こう、ソフィア。合成着色料の匂いで頭が痛くなってきた」
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